東京五輪の開閉会式の演出統括だった佐々木宏さんは、2021年に渡辺直美さん侮蔑する発言がLINEで流出しました。
佐々木宏さんのプロフィールや学歴・経歴、国籍が韓国の噂、結婚や家族の情報、渡辺直美への侮蔑発言LINEの流出、謝罪文、MIKIKO氏排除問題などをまとめました。
この記事の目次
佐々木宏のプロフィール
出典:sanspo.com
佐々木宏
生年月日:1954年10月18日
出身:熊本県八代市
職業:クリエイティブディレクター
佐々木宏さんは電通出身のクリエイティブディレクターです。電通に入社後、様々なCM・広告を手掛け、ヒットを飛ばしてきました。
そして、2016年のリオデジャネイロオリンピックの閉会式での東京オリンピックでの引継ぎ式では、「安倍マリオ」が話題になりましたが、この演出を手掛けたのは佐々木宏さんです。
それまでの経験・実績を買われ、東京オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式の演出を統括することになりましたが、タレントの渡辺直美さんへの容姿侮蔑発言のLINEが流出したことによって、辞任に追い込まれることになりました。
佐々木宏の学歴(出身高校・大学)
佐々木宏さんの学歴を確認しておきましょう。
佐々木宏さんは熊本県八代市出身ですが、子供の頃はお父さんの仕事の都合で引っ越しを重ねていました。しかし、中学2年生の時に北海道から東京に引っ越してきたタイミングで、お父さんが亡くなりました。それからは、東京で生活しています。
そのため、高校・大学は東京の学校に進学しています。
・大学:慶應義塾大学法学部政治学科卒業
高校・大学共に、「The エリート」という学歴ですね。
佐々木宏の経歴~慶應大学卒業後に電通に入社
出典:nippon.com
クリエイティブディレクターの佐々木宏さんは、慶應義塾大学を卒業後は1977年に大手広告代理店の電通に入社します。
最初は新聞雑誌局に所属していましたが、入社6年でクリエイティブ局に転局します。そして、次のような広告を手掛けていきます。
・ANAの旅割、エコ割、「SMAPシリーズ」など
・富士フィルム「フジカラー」、「樹木希林シリーズ」、「お正月を写そう」
・ソフトバンクモバイルの「白戸家シリーズ」
・サントリーのBOSSやモルツ
・グリコの「25年後の磯野家(OTONA GLICO)
日本を代表するような広告・CMばかりですよね。特に、「白戸家」シリーズやBOSSの「宇宙人ジョーンズ」シリーズは、佐々木宏さんの代表作と言ってよいでしょう。
2003年には電通から独立し、電通の100%子会社である「クリエイティブブティック シンガタ」を率いて活動します。
そして、先ほども触れたように、2016年のリオオリンピックの閉会式での東京オリンピックでの引継ぎ式では、世界的にも好評だった安倍首相がスーパーマリオブラザーズのマリオに扮する「安倍マリオ」の演出も手掛けました。
さらに、2019年からは個人事務所である「連」を立ち上げて活動しています。
佐々木宏の国籍は韓国?
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佐々木宏さんは熊本県八代市で生まれていますが、国籍は実は韓国なのでは?つまり、在日韓国人ではないか?という噂が出ています。
なぜなら、在日韓国人だった孫正義(現在は帰化済み)の企業であるソフトバンクと深いつながりを持ち、長年ソフトバンクのCMを手掛けているからです。
佐々木宏さんが手がけたソフトバンクのCM「白戸家」シリーズは、お父さんが「犬」であることが最大の特徴です。お父さん犬の名前は「白戸次郎」です。これは、吉田次郎の側近で、日本の独立・復興に尽力した白洲次郎氏を揶揄しているのではと言われているんです。
そもそも、父親を犬に例えること自体が日本人をバカにしていると言えます。このようなことから、佐々木宏さんは日本人のことが嫌いな在日韓国人で、国籍は日本ではなく韓国なのでは?と噂されているんですね。
在日韓国人だったかどうかは不明ですが、現在の国籍はほぼ間違いなく、韓国ではなく日本でしょう。
さすがに、いくら才能がある人でも、自国開催のオリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式の演出統括を韓国人には任せないはずです。だから、現在の佐々木宏さんの国籍は日本でほぼ間違いないと思います。
佐々木宏の結婚や家族(嫁・子供)
佐々木宏さんは中学2年生の時に父親を亡くして苦労した過去を持っています。
また、結婚や嫁・子供にも注目が集まっていますが、2010年時点で結婚はしていないことがわかっています。
佐々木宏さんがすごいのは、「24時間365日考え続けている」こと。正月くらい休みたいとか、嫁さんもらわないと、とか、そういう甘えが一切ない。だから、とんでもなく成長がはやい。(by 佐々木さんの元上司)
— 広告 (@copytaro) September 28, 2010
このツイートから10年経っていますが、2010年時点で佐々木宏さんは56歳。年齢を考えると現在も結婚していない可能性が高そうです。
また、佐々木宏さんは一般人なので、これまでに熱愛スクープなどもなく、女性関係は不明となっています。
佐々木宏はLINEで渡辺直美への侮蔑発言で話題に
そもそも、東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式の演出統括は狂言師の野村萬斎氏でした。
しかし、新型コロナウイルスの流行で、東京オリンピック・パラリンピックが延期になり、2020年12月23日に野村萬斎氏が統括するチームは解散し、佐々木宏さんが新たな統括になり権限を一本化することが発表されました。
開閉会式の演出統括に就任した佐々木宏さんでしたが、演出案を話し合う中で、タレントの渡辺直美さんの容姿を揶揄した演出を提案し、侮蔑と取れるような発言をしていたことが週刊文春のスクープによって明らかになりました。
渡辺直美を豚に例える演出をLINEで提案
出典:daily.co.jp
佐々木宏さんはオリンピックの開会式の演出を話し合うLINEグループの中で、渡辺直美さんを豚に例える演出を提案しました。
出典:bunshun.jp
「豚=渡辺直美」という時点で、ヤバいですよね。週刊文春によると、このLINEの文面に続けて、佐々木宏さんからは次のような提案があったとのことです。
ブヒー ブヒー/(宇宙人家族がふりかえると、宇宙人家族が飼っている、ブタ=オリンピッグが、オリの中で興奮している。)
空から降り立つ、オリンピッグ=渡辺直美さん
これは…。女性を豚に例えるのは、完全にNGです。女性というよりも、1人の人間を豚に例えて面白がるのはNGですよね。
そして、何よりもやばいのが、この演出が壊滅的に面白くないし、魅力的ではないことです。まったくワクワクしないし、陳腐だし、オリンピックの演出としてはふさわしくありません。それは素人でもわかることです。
MIKIKO氏らによって一刀両断!
佐々木宏さんがこの提案をした時は、LINEグループのメンバーだった振付師のMIKIKO氏などに一刀両断されています。
・「面白くない」
・「女性を豚に例えるなんてありえない」
・「一時的なアイデアだとしても、言うべきじゃない」
・「容姿のことをその様に例えるのが気分よくないです」
・「女性目線かもしれませんが、理解できません」
・「眩暈がするほどヤバい」
これだけ反対意見が出たことで、佐々木宏さんはこの渡辺直美さんを豚に例える演出案を撤回せざるを得ませんでした。
この流れを見ると、東京オリンピック・パラリンピックの演出チームの人たちはごく普通の感覚を持っていて、佐々木宏さんだけがやばい感覚を持っていたことが分かりますね。
そのLINEが1年後に流出
渡辺直美さんを豚に例えた演出を佐々木宏さんに提案したのは2020年3月のことです。
そして、そのLINEが2021年3月17日に週刊文春によってスクープされ、佐々木宏さんが渡辺直美さんの容姿侮蔑発言をしていたことが明らかになり、大炎上することになったのです。
どう考えても、東京オリンピックの開閉会式の演出統括をする人が、「容姿を揶揄することが面白い」という感覚を持っているなんて、世界に恥をさらすようなものですから、炎上するのは当然のことです。
佐々木宏は謝罪文を発表し総合統括を辞任
出典:sankei.com
渡辺直美さんを豚に例える発言をしたLINEが流出してしまった佐々木宏さんは、大炎上したことを受けて、謝罪文を発表し、東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式の演出統括を辞任することを発表しました。
ただ、この謝罪文もあまり良いものではないんですよね…。謝罪文から一部を抜粋します。
・ざっくばらんにやりとりした中で、私が調子に乗って出したアイデアです。
・LINEが好きで、内輪でのやり取りのつもりでしたが、
揚げ足取りになるかもしれませんが、このような言葉の行間から、「謝ったし、礼も言ったんだから、もういいじゃん」ということや、「内輪での話だからいいじゃん」と気持ちが見え隠れしているんですよね。
また、LINEが流出しなければ、それほど大きな問題だと感じていなかったとも取れます。しかも、この佐々木宏さんの謝罪文は本文よりも追記が長いという意味の分からない構成になっています。そんな点も言い訳がましい印象を受けてしまいます。
佐々木宏はMIKIKO氏を排除していた?
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開閉会式の演出統括を辞任した佐々木宏さんですが、ここに来てMIKIKO氏をわざと排除していたという疑惑も出てきています。しかも、MIKIKO氏の企画案まで借用していたというのです。
MIKIKO氏は2019年6月に東京オリンピックの演出を指揮する「執行責任者」に就任しています。そして、演出プランは完成形に近いところまで出来上がっていたとのことです。
しかし、東京オリンピックの延期が決まり、佐々木宏さんに権限を集中させるために、2020年5月にMIKIKO氏は解任されてしまい、電通からの連絡が途絶えたとのことです。しかも、佐々木宏氏はMIKIKO氏の演出案をパクろうとしたという報道もあります。
しかも、それまでも「天皇」のように振る舞ってきたという佐々木氏は、自身の企画案がIOCからダメ出しされると、なんとMIKIKO氏の企画案を借用し、さらには電通や組織委を丸め込んでMIKIKO氏を「排除」していったというのだ。
もし、これが本当だったら、佐々木宏さんはかなりヤバいですよね…。渡辺直美さんを豚に例える自分の案をMIKIKO氏に一刀両断されたことに恨みを持っていたのかもしれません。
MIKIKO氏の演出プランが素晴らしくて、それを自分の実績として欲しくなったのかもしれません。実際に、MIKIKO氏の演出プランは素晴らしいものでした。
出典:twitter.com
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この演出が完成形に近かったのに、それをボツにするってどういうことでしょうか?なんか、東京オリンピック・パラリンピックを取り巻く闇のようなものが見え隠れしていますね。MIKIKO氏の才能への嫉妬・手柄の横取りと思われても仕方がないと思います。
佐々木宏のまとめ
佐々木宏さんのプロフィールや学歴・経歴、国籍が韓国の噂、渡辺直美さんへの容姿侮蔑発言のLINE流出や謝罪文、MIKIKO氏排除問題などをまとめました。
東京オリンピック・パラリンピックはいったいどうなるのか?開会まであと数ヶ月しかないのに…。MIKIKO氏の案で行くわけにはいかないんでしょうか?と思ってしまいますね。