大学入学共通テストが行われていた東大前で発生した「東京大学前刺傷事件」が注目を集めています。
この記事では、東京大学前刺傷事件の概要や場所、被害者3名、偏差値73を誇る東海高校2年生の犯人の少年や父親などのその家族、顔写真や名前、犯行動機などについてまとめました。
この記事の目次
東京大学前刺傷事件の概要
出典:https://static.tokyo-np.co.jp/
「東京大学前刺傷事件」は、大学入学共通テストの初日だった2022年1月15日、その試験会場であった東京大学本郷キャンパス(東京都文京区弥生)の農学部正門前で、愛知県名古屋市の17歳の高校2年生の少年が、受験生の高校3年生2名(男子生徒と女子生徒1人ずつ)と、通行人の72歳の男性を包丁で刺し怪我を負わせた事件です。
東京大学前刺傷事件の経緯① 犯人は東海高校を無断欠席し高速バスで東京へ
犯人の当時17歳の高校2年生の少年は、事件前日の1月14日に、高校(愛知県トップの進学校である東海高校)へ登校すると言って高校の制服を着て愛知県名古屋市の自宅をいつも通り出ています。
しかし、犯人の少年は東海高校へは登校せず、その日の15時頃に学校から自宅へと欠席の連絡がされています。この連絡を受けた犯人の家族は「学校に行っているはずなんですが」と答えたという事です。犯人少年はそのまま行方不明となり、その日の夜に犯人の父親は愛知県警に行方不明者届を提出しています。
同日23時頃、犯人は名古屋から高速バスに乗って東京駅へと向かっていました。自宅を出てから高速バスに乗るまでの足取りは現在のところ不明ですが、この間のいずれかのタイミングで制服から私服に着替えており、かなり計画的な行動であったようです。
なお、目撃者の証言によると、犯行時の犯人の少年の服装は、上下黒い服で、眼鏡をかけていて体型は痩せ型だったという事です。
東京大学前刺傷事件の経緯② 東京メトロで複数回放火を試みるも失敗
犯人の少年は、翌1月15日の午前6時頃に東京駅に到着し、徒歩で東京メトロ大手町駅まで移動、そこから丸の内線に乗り、後楽園駅で南北線に乗り換えています。
犯人の少年は1度東大駅前で降車し、犯行に及んだ場所付近を下見していたようです。
詳細な経緯は現在のところ不明ですが、犯人の少年は、午前8時20分頃に、再び南北線の東京メトロ車両内に戻り、事前に用意していたおよそ3リットル可燃性の液体の一部を車内で撒き、着火剤を用いて持っていたリュックサックごと火をつけようとしますが失敗しています。
犯人はリュックを車両内に放置したままその場から移動し、東大前駅で下車しています。犯人は東大前駅の階段に放火しようと、何度か着火剤に火をつけて投げていますが、燃え広がらずに失敗しています。(駅構内の合計8カ所で着火剤のようなものが燃えるぼや騒ぎが起こっている)
この時、たまたまそこに居合わせた男子学生が、犯人の少年が物を落としたのを見つけてそれを指摘すると、犯人少年はそれに突然怒り出し、何事か叫びながらこの男子生徒に火をつけたマッチ棒を投げつけますが、当然そんな方法で火がつくはずもなく失敗。
何度放火を試みてもうまくいかない事に腹を立てたのか、犯人の少年は激昂しながら「俺は偏差値73の東海高校だぞ!」と叫んでいたようです。(現場に居合わせた人の証言より)
東京大学前刺傷事件の経緯③ 東大前駅で降車後相次いで3人を刺す
東大前駅構内で叫び声を上げて間もなくの午前8時半頃、犯人の少年は胸ポケットに隠し持っていた刃渡り約12cmの包丁を取り出すと、東京メトロ東大駅前駅の出口を出てすぐの路上でたまたまそこを通りかかった当時72歳の豊島区の男性の右背中を刺しました。この最初の被害者の男性は肺に血がたまる重傷を負っています。
さらにその後、犯人は走りながら東大農学部正門前の方向へと向かい、大学入学共通テストを受験に訪れていた、千葉県市川市の女子高校生(当時17歳)の左背中と千葉県浦安市の男子高校生(当時18歳)の右背中を相次いで刺しました。この高校生2人については不幸中の幸いというべきか軽傷で済んだという事です。
また、3人の被害者はいずれも命に別条はないという事です。
東京大学前刺傷事件の経緯④ 駆けつけた警察官には抵抗せず逮捕される
その後、犯人の少年は「俺は来年東大を受験するんです!」などと叫びながら、持っていた包丁を自分のお腹に突きつけるようにしたという事です。
駆けつけた警備員がその様子を見て「落ち着いて」と声をかけたところ、犯人は包丁を投げ捨て、その場にうずくまって動かなくなりました。この時に警備員に対して「死のうと思った。親に迷惑をかけた」とも話したという事です。
それから数分後、通報を受けた警察官数名が駆けつけ、守衛室の前あたりでうずくまったまま放心したようになっていた犯人の少年を取り囲むようにして何度かの問いかけを行いましたが、犯人はそれにはなんの反応しなかったようです。
目撃者によれば、警察官の1人が「どこから来たんだ!」と大きな声を発した後、犯人の両脇を抱えて引きずるようにして付近の弥生町交番に連れて行かれたという事です。
その後、犯人の少年は警視庁によって殺人未遂の容疑で現行犯で逮捕されています。
東京大学前刺傷事件の経緯⑤ 取り調べでかなり計画的な犯行だった事が判明
逮捕後、犯人の少年は警察の取り調べを受けていますが、それによって犯人がかなり計画的に今回の犯行に及んだ事が判明しています。
取り調べに対し、犯人の少年は「かなり以前から(犯行を)供述していた」と話しています。
また、警察に調べにより、犯人の少年は犯行に実際に使用した刃渡り12cmの包丁の他にも、おびただしい数の凶器を事前に用意していた事がわかっています。
犯行当時、犯人の少年は、包丁の他に同サイズのツールナイフ、20cmほどの折りたたみ式ノコギリを所持していました。また、犯人は犯行前に東大前駅構内などで何度も放火を企てていますが、それに使用されたのは、栄養ドリンクの瓶に可燃性の液体を詰めて、着火剤を差し込むようにした火炎瓶のようなものだったようです。
犯行当時Aが持っていたのは、数多くの凶器です。被害者3人を切りつけた刃渡り12cmの包丁や小型のツールナイフ、20cmほどの折り畳み式ノコギリ。バッグの中には、可燃性の液体をつめたペットボトルや瓶11本が入っていました。事件現場から見つかったのは、可燃性の液体が入れられ着火剤を差し込んだ栄養ドリンクの筒。つまり火炎瓶です。
この事からも、犯人がかなり入念な準備をしてから犯行に及んだ事がうかがえます。
東京大学前刺傷事件の場所
東京大学前刺傷事件が発生した場所は、上でも触れているように、東京大学本郷キャンパスの農学部正門前です。
事件後には警察による規制線が張られ、テレビでも繰り返し事件があった場所が放送されていたので、間違い無いと思われます。
報道の内容などから犯人はおそらく、東京メトロ東大前駅の1番出口から出て左に曲がり、走りながら犯行場所まで向かったと思われます。
東京大学前刺傷事件の被害者は高校生男女と70代男性の3人
東京大学前刺傷事件の被害者は、豊島区の72歳の男性と、千葉県浦安市の18歳の男子高校生、千葉県市川市の17歳の女子高校生の3人です。いずれも背中を刺されています。
刺された2人は、千葉県・浦安市の男子高校生(18)と千葉県・市川市の女子高生(17)。
この被害者3人のうち、最初に犯人に刺されたのは72歳の男性で、この男性は刺された後に、その場所から約70メートル離れた交番に助けを求めて駆け込んでいます。この被害者男性は肺に血がたまる重傷という事でしたが、命に別条はないという事です。また、他2人の被害者も軽傷と報じられています。
被害者のうち2人の高校生は、その日受ける予定であった大学入学共通テストを受験できませんでしたが、1月29日と30日に予定されている追試験を受験する事が可能だという事です。
また、その追試験までに被害者の容態が回復しなかった場合は、特例措置の適用が検討されているという事です。
東京大学前刺傷事件の犯人の17歳高校生の生い立ちと学生時代
東京大学刺傷事件の犯人は愛知県名古屋市の17歳の男子高校生でしたが、一部の週刊誌はこの犯人の少年の生い立ちなどについての記事も掲載しています。それらの内容をまとめていきます。
4人きょうだいの長男として名古屋市名東区で誕生
週刊文春など、一部の週刊誌の報道によると、犯人の少年は2004年6月に名古屋市名東区で長男として生まれています。
両親は特に犯人の少年に勉強を強制するようなタイプではなかったようですが、小学4年から5年生の頃に自主的に本格的に勉強を始めたようです。当時の勉強時間は1日3時間程度で、成績は平均より少し上という程度だったとの事。
中学時代には思い込みの激しい一面も
中学に進学後は、吹奏楽部に所属してクラリネットを担当し、熱心に取り組んで大会にも出場しています。部活の仲間全員に感謝の手紙を送るなど、優しい一面が見られたそうです。
ただ、中学3年生の時には、片想いしていた女子生徒に年賀状を送るためにしつこく住所を聞くなどして、引かれた事もあったようで、当時から思い込みの激しい性格は垣間見られたようです。
さらに、中学3年生の秋頃に、国語の授業で古文の暗唱を発表した際に、うまく行かず、それにショックを受けたのかその場で突然カッターナイフを取り出して手首を切り始めるという事件も起こしているようです。
東海高校に進学後に東大の理科三類を目指す
そして、犯人の少年は2020年4月に偏差値73を誇る全国屈指の進学校「東海高校」へと進学しています。ただ、東海高校は本人の第一志望校ではなかったようで、入学直後には「開成高、西大和学園高、ラ・サール高を受験したけど全て落ちて東海高校しか受からなかった」と周囲に話していたそうです。
東海高校入学後、犯人の少年は「すべては理科三類のため連盟よ、去らば」というメッセージを残して、中学の友人とのLINEグループを突然退会し、中学時代の友人とは音信不通となっています。
犯人の少年は東大の理科三類を明確に目指すようになり、その推薦をもらうために、誰もやりたがらない掃除係を進んで務めたり、熱心に勉強に取り組み、高校1年時の実力考査で学年54位、2度目の考査で学年15位という好成績を収めます。
東海高校2年進学時には成績上位者の「A群理系」のクラスに入るのに成功しています。
B群の生徒を見下すような発言
「A群理系」のクラスに入った犯人の少年はスポーツ大会に卓球で出場 B群の生徒に負けると「あっ! 俺、理Aだったわ」見下すように煽っていたという証言もあります。
東海高校2年生時には生徒会長に立候補
また、高校2年生の時には、生徒会長に立候補し、「学校の風紀を立て直す」、「スマホ禁止」などの公約を掲げています。これは生徒らの反発を招き落選していますが、この生徒会立候補によって真面目な模範生というイメージが定着したようです。
また、演説の時に『大日本帝国は……』といった三島由紀夫さんとか山本五十六さんみたいな戦前の過激な思想を連想させる発言があったそうです。
中学時代に自分に片想いしていた女子に突然求婚し振られる
犯人の少年は、同じ塾に通っていたある女子に中学時代に想いを寄せられていたそうです。しかし、犯人は東海高校に入学した後は、この女子生徒には見向きもせずに勉強に打ち込んでいたそうです。
ところが、2021年6月に、犯人の少年は突然この片想いの相手に電話をかけ、「結婚を前提にお付き合いしてください」、「僕の賢い遺伝子と、あなたの美貌の遺伝子が合わさった子を作りたいです」などと求婚したそうです。
この突然の求婚に、この女子生徒はドン引きし「正直気持ち悪い」と思ったとの事でした。
東京大学前刺傷事件の犯人の17歳高校生の通っていた東海高校の偏差値は73
既に触れていますが、犯人の少年の通う東海高校は、全国でも屈指の進学校で最新の偏差値は「73」を誇ります。
東海中学校・高等学校は、愛知県名古屋市東区筒井一丁目に所在し、中高一貫教育を提供する私立男子中学校・高等学校。
高等学校では、中学校から内部進学した生徒と外部から入学した生徒を高等学校第2学年から混合してクラスを編成する、併設混合型中高一貫校(詳細はその他を参照)。浄土宗教校の一つである。
引用:東海中学校・高等学校
この東海大学は、犯人が目指していた東大の他、京大などのトップクラスの大学への合格者を毎年多く出しており、犯人の少年は自身がこの高偏差値の東海高校に通っている事がアイデンティティのようになっていたようで、犯行時にも「偏差値73の高校から来た。実力はある」などと騒いでいたとの証言も出ています。
少年は犯行時、「僕は来年東大を受けるんです」と叫んでいたが、新たに「偏差値73の高校から来た。実力はある」と騒いでいたことがわかった。
東京大学前刺傷事件の犯人の17歳高校生の家族① 父親は私立大学職員
週刊文春などの週刊誌が、犯人の少年の家族についても書いています。
それによれば、犯人の少年の父親は岐阜県の山奥の村の出身で、名古屋市内の私立大学に入学し、卒業後はその大学の職員として就職したそうです。
父親は、子供たちをよく見ている人物だったようで、ある冊子に子供らの事を詳細に綴っていたようです。
その中で父親は、長男(犯人の少年)が東海高校に入学したが、コロナ禍による自学期間中に、中学から内部進学した同学年の猛者たちに学力で追いつく、好機となったと書いていたそうです。
長男のAについては、「私立の中高一貫校へ高校から入学したばかりだったため、この(コロナ禍による)自学期間が中学校上がりの同学年の猛者たちに追いつく好機」となったと語っている。
また、自宅近くの住民の証言によると、犯人の少年の父親と母親は温厚で、仲の良い家庭に見えたという事です。
自宅近くの住民によると「両親は温厚で仲の良い家庭」という。
東京大学前刺傷事件の犯人の17歳高校生の家族② 4人きょうだいの長男
東京大学刺傷事件の犯人の東海高校生は、4人きょうだいの長男です。きょうだいの構成は、2歳下の次男と、年齢は不明ながら下の長女と次女です。
周囲からはとても仲の良いきょうだいに見えたそうで、犯人の少年は3人の兄妹の面倒をよく見る優しい少年という印象を持たれていたようです。
上でも触れた父親がある冊子に寄せた子供らについての文章には、子供たちの1人が不登校になっている事も綴られていたようです。
犯人のきょうだいのうち誰が不登校になっていたのかまでは明かされておらず不明です。
Aの父がある冊子に家族について触れた文章では、4人の子供たちについて語っている。子供のなかには不登校児がいることなども赤裸々に語り『なかなか濃い家族構成となっている』と自嘲気味に表現するものの、それぞれの子供の微細な変化を把握している様子が見て取れる。
東京大学前刺傷事件の犯人の17歳高校生の家族③ 祖父は元農協勤務の地元の名士
犯人の少年の祖父は岐阜県の山奥に住んでおり、元農協で勤務していた方で、地元の名士だという事です。
この祖父は週刊誌の取材に応じており、かわいい孫の犯行を知りショックを隠せない様子だったようです。
「息子から『Aがやらかしてしまった』と連絡がありまして……。孫なんて目の中に入れても痛くない存在ですよ。Aは素直でいい子ですよ。あんなことをするなんてまったく結びつかない……」祖父はこの1年くらい、新型コロナの影響もあってAとは会っていなかったという。「そりゃあ東大へ行ってくれれば有難いですけど、オジイの口から『あそこへ行ってほしい』なんて言ったことはありませんよ。いまは被害者のかたのご回復をお祈り申し上げるだけです」(Aの祖父)
東京大学前刺傷事件の犯人の17歳高校生の顔写真や名前
犯人の少年の顔写真はモザイク付きのものであれば週刊文春と週刊新潮が報道しており、他にもネット上に犯人の少年の写真が流出しています。現在、モザイク付きの顔写真は流出していないようです。
週刊文春《東大前刺傷》火炎瓶、ノコギリ、包丁…加害男子生徒“凶行のワケ”「高校入学組の『外来』だったけど生徒会長に立候補」
https://bunshun.jp/articles/photo/51475?pn=4
週刊新潮 東大前刺傷事件 同級生が見た高2容疑者 異様な生徒会長選の演説とひげヅラ動画
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/01251710/?all=1
少年法もあるので、犯人の少年の名前は今のところ報道されていません。週刊新潮は少年犯罪の時にも犯人の実名を公開していることがありますが、今回は犯人の実名を報道していないようです。
東京大学前刺傷事件の犯人の17歳高校生の犯行動機
東海高校に通う学力優秀な優等生であった犯人の少年がなぜこのような犯行に走ったのかの動機にも注目が集まっています。
犯人の少年は警察の取り調べに、「医者を目指していて東大の理科三類に入りたかったが成績が低下して悩んでいた。」、「医者になれないなら人を殺し、罪悪感を背負って切腹しようと思った」などと、動機について話しているようです。
警察の調べに対し、「目指している医者になるため東大に入りたかったが、成績が1年前から落ちてきて悩んでおり、自信をなくした」「医者になれないのなら人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと考えた」などと語っているという
どうやら、犯人の少年は、最難関である東大の理科三類に合格して医者になれなければ意味がないというくらいまで思い詰めていたようです。
2021年9月、犯人の少年は東海高校の三者面談で教師から「(現在の成績では)東大の理科三類は無理」と宣告されています。事実、この時期、犯人の少年は東海高校の同学年中130位ほどまで成績が下降していたようです。
この三者面談での宣告が、直接的な犯行動機につながった可能性も指摘されています。
まとめ
今回は、2022年1月15日に東京大学の農学部正門前で発生した「東京大学前刺傷事件」についてまとめてみました。
東京大学刺傷事件は、大学入学共通テストが行われていた東京大学前で、受験生の高校3年生2名と、通行人の72歳男性が、愛知県に住む高校2年生の当時17歳の男子生徒に突然包丁で刺されて怪我を負った事件です。
犯人の少年は、犯行場所ですぐに逮捕されていますが、その後の取り調べで、医者になるために東大の理科三類を目指していたが、成績が下降してそれが難しくなったために希望を失い、医者になれないくらいならば、人を殺害して切腹しようと思ったなどと、その犯行動機を供述しているという事です。
犯人の少年は、全国屈指の進学校で偏差値「73」を誇る東海高校の生徒である事も判明しています。
また、犯人の少年の家族も一部の週刊誌が報じており、父親は名古屋市内の私立大学の職員、きょうだいは弟が1人と妹が2人、祖父は岐阜県の山奥に住む地元の名士だという事です。
犯人の少年の今後については、未成年という事と、被害者がいずれも命に別条はないという事から、裁判にはならず保護観察処分になるのではと見られています。