2013年頃から日本でもTwitterが普及し始め、誰でも自身の発言が世界的に注目される可能性があることからバイトテロが急増しました。
この記事では、馬鹿+ツイッターの造語であるバカッターをその後・末路が悲惨な順にランキングにしてご紹介します。
この記事の目次
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング15位 スシロー醤油直飲み事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング14位 鼻にソース容器突っ込み事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング13位 ニトリ不法侵入事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング12位 線路不法侵入事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング11位 すき家淫猥バイトテロ事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング10位 すき家“股間におたま”バイトテロ事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング 9位 青学生スーパーで乱痴気騒ぎ事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング 8位 高校生未成年飲酒事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング 7位 マックスバリュ・アイスケース寝そべり事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング 6位 ローソン店舗オーナー息子アイスケース寝そべり事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング 5位 前橋市スーパー・アイスケース寝そべり事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング4位 ブロンコビリーバイトテロ事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング 3位 くら寿司バイトテロ事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング2位 蕎麦屋バイトテロ事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング1位 ピザーラバイトテロ事件
- バカッターのその後と末路 悲惨度ランキングについてまとめると…
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング15位 スシロー醤油直飲み事件
バカッター元年2013年に起こったスシロー事件
回転寿司チェーンの最大手である「スシロー」で、とある男性が醤油差しに口をつけて直接飲む様子をツイッターで公開し炎上させました。
通報を受けた「スシロー」は写真からどの県なのかを特定し、同県にある36店舗すべての醤油を新しいものへ取り替え、醤油差しも洗浄しました。
なお、この男性の氏名と通っている学校も判明しており、その後の経緯は明かされていませんが、退学になった可能性もあります。
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング14位 鼻にソース容器突っ込み事件
突っ込み系バカッター
千葉県にあるお好み焼き屋「道とん堀市川鬼高店」にて鼻にソースとマヨネーズを突っ込んでツイッターにその様子を投稿するというバカッターが現れました。
この店舗はバカッターの事実が発覚してから営業を即座に停止しており、使用していたソースやマヨネーズなどの容器をすべて新しいものへ取り替える措置を取り、それが終えるまで再開はしませんでした。
その他にも、某回転寿司店を訪れていた女子中学生らが、醤油をコップに入れて飲んだり、その他食事のマナーに違反した暴挙を繰り返して店内を汚し、その様子をツイッターで投稿する事件も起こっています。
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング13位 ニトリ不法侵入事件
ニトリの屋上に登ったバカッター中学生
2015年に大阪にある中学校の1年生女子生徒が、友人らと家具店「ニトリ」の屋上に上り、その様子をツイッターに投稿する炎上騒ぎがありました。
バカッター認定されて叩かれていた女子生徒はまったく懲りる様子もなく、さらに「2chまとめサイト」に投稿してさらに炎上騒ぎを拡大させていました。
「遊び心で登った」としてようやく謝罪を投稿した女子中学生ですが、ネット上での名前や身元バレはしなかったものの停学処分くらいは受けた可能性があるでしょう。
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング12位 線路不法侵入事件
線路不法侵入
不法侵入系バカッターとして、工業高校に通う高校生が線路内に侵入して「人身事故なう」と悪ふざけをするツイートを投稿して炎上しています。
この生徒の父親が司法書士だったことから息子が法律で裁かれないためにももみ消そうとしましたが、それが仇となって大炎上する結果となりました。
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング11位 すき家淫猥バイトテロ事件
下着を脱いで淫猥行為を始めた女子高生
関東圏の「すき家」にて、アルバイトの女子高生が勤務中に服を脱いで下着姿を撮影したり、下着もすべて脱いで淫猥行為をするなど、その様子をツイッターに投稿していました。
新手のバイトテロとも言うべき行為ですが、これはバカッター行為を超えていてわいせつ物頒布罪で立件されていてもおかしくないですが、女子高生はその後逮捕されて罪に問われるということは無かったようですが、すき家は解雇されているようです。
【制服の上半身をはだけさせたり、下半身の露出も】 「すき家」女子高生バイト、店内でわいせつ画像 ツイッターで“バイトテロ”(SankeiBiz編集部)http://t.co/jZnoTxTlx5 #news #すき家 #女子高生 pic.twitter.com/h8Bg6iUQ9m
— SankeiBiz (@SankeiBiz_jp) May 7, 2015
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング10位 すき家“股間におたま”バイトテロ事件
「すき家」でのバカッターによるバイトテロは他にもあり、アルバイトの高校生らが店内で氷を滑らせたり、お玉を股間に当てて喜んでいる動画をツイッターに投稿していました。
その後、炎上騒動からこの高校生らの身元バレがしてしまい、名前はもちろん親の職場までネットで晒されるという事態になりました。
「くびかくご」と動画にコメントしていたように本当に「すき家」をクビになり、高校生らが退学処分になったかは不明ですが、1人が現在も引きこもりになっているという情報があります。
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング 9位 青学生スーパーで乱痴気騒ぎ事件
青学生の乱痴気騒ぎ
青山学院大学の飲み会サークルメンバーが、スーパー「西友」の店内で「サンバゲーム」というゲームをし、乱痴気騒ぎをする様子をツイッターに投稿していました。
バカッターとして大炎上したことで、一部のメンバーは名前が特定されてしまい、サークルメンバー全員が青山学院大学から停学および謹慎処分を受けました。
類似の学生による事件として、神田外語大学の飲み会サークルのメンバーが乱痴気騒ぎをする様子をツイッターに投稿し、女性が卑猥な単語を連発するなどして炎上。
この卑猥なコールをしていた女子学生は名前まで特定されてしまい、内定していた企業から内定とし消しをされています。
青山学院のサンバゲーム
— ぶらっく (@f2_u) June 18, 2016
なぜにあんな事したんだろね
いやしかしなぜに、いやしかしなぜに#青山学院大学 #サンバゲーム #ダンス2000 pic.twitter.com/V0H1gVcgRA
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング 8位 高校生未成年飲酒事件
未成年飲酒系バカッター
高校生は建前上では飲酒は未成年飲酒禁止法に触れる違法となりますが、飲み会で普通に飲んでいるという学生も少なくないでしょう。
この男性は酔っ払って気持ちよくなったことからツイッターに飲み会の様子を投稿してしまいましたが、夜中マナーモードにした携帯のバイブが鳴り続けているため見てみると、ツイッターの通知で不特定多数から「通報しておいた」「退学おめでとう」などというコメントが大量に届いており、DM(ダイレクトメッセージ)でも炎上のコメントが多数届いていました。
その後身元まで特定された男性は、ゆく先々で「炎上した奴」と馬鹿にされるようになり、一時は日本を捨てて海外に移住しようとまで考えたようです。
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング 7位 マックスバリュ・アイスケース寝そべり事件
アイスケースに入って書類送検
大分県にあるマックスバリュ大在店にて、当時無職の19歳男性がアイスケースの中に入ってその様子をツイッターに投稿していました。
炎上騒動からマックスバリュ側も事態を把握し、男性がダイブしたアイスクリームすべてを処分し、該当のアイスケースでの販売を停止しました。
その後、マックスバリュ側は警察に被害届けを出し、男性は大分東署に器物損壊容疑で身柄を確保され書類送検されました。
類似の事件としては京都府向日市にあるコンビニエンスストア「ミニストップ向日寺戸町店」にて、若い男性客3人がアイスクリームの陳列ケース内に入り、その様子をツイッターに投稿するバカッター事件がありました。
その後、このバカッター3人は同府内にある高校の2年生であることが発覚し、同校が主犯格の1人に聞き取り調査をして犯行を認めたため、「厳正に処分する」という発表をしていました。
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング 6位 ローソン店舗オーナー息子アイスケース寝そべり事件
ローソンの店舗オーナーの息子のバカッター騒動
「ローソン」高知鴨部店の店舗オーナーをしていた男性の息子が、アイスケースに入っている様子をツイッターで投稿して炎上騒動を起こしていました。
この行為にネット上では「今後ローソンは利用するのやめよう」「不衛生ってレベルじゃない」などの声が相次ぎ、事態に気づいた「ローソン」本社は当該店舗のアイスケースの商品やアイスクリームケースを撤去したことを発表しました。
なお、このバカッター騒動を受けて「ローソン」高知鴨部店は契約を解除されており、バカッターのその後は不明ながら、家族から勘当レベルの説教を受けたことは想像に難くないでしょう。
ここって確かバカッターがアイスケースに入ったローソンだよねw pic.twitter.com/A9wClk5z53
— しょさん(ダムマイスター) (@_Shosan_) June 19, 2014
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング 5位 前橋市スーパー・アイスケース寝そべり事件
退学で道が絶たれ損害賠償
これも前述のアイスクリームケースに入ったバカッター騒動ですが、悲惨度で言えばわかっている中では一番絶望的かもしれません。
前橋市のスーパー「フードスクエアガーデン前橋店」において、調理師専門学校の学生がアイスクリームケースの中に入り、その様子をツイッターに投稿していました。
ネットでのバカッター炎上騒動により同店舗を経営する「カスミ」は事態を把握し、該当の男性を特定していること、被害額を計算した後に警察に被害届けを提出する旨を公式サイトで発表しました。
同店舗ではすぐに営業停止し、アイスクリームケースの洗浄とその中のアイスの廃棄、そして事態を知ってアイス等の返金を求めてきた客に対応するための人権費など、諸々の被害額を計算して学生に請求するということでした。
そして、この学生は通っていた調理師専門学校を退学処分になっており、将来の道が絶たれた上に、数百万円単位の損害賠償が請求されるという絶望を味わっているようです。
アイスケースに入るバカッター事件はその後も発生しています。
「アイスケース」バカッターに「まだやってんの?」 バッシングなしは「馬鹿すぎて相手にされない」(J-CASTニュース) https://t.co/Ph5anLOfXz
— 🍣手巻ッキー寿司🍣 (@magic_mackee) August 5, 2017
沖縄って書いてあるの見て、あまり驚かなかった。
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング4位 ブロンコビリーバイトテロ事件
損害賠償は2千万円を超えた可能性も
東京都内にある「ブロンコビリー」足立梅島店において、当時18歳のアルバイト従業員がキッチンにある業務用大型冷蔵庫の中に入っている様子をツイッターで投稿し炎上騒動となりました。
このバカッターの騒動を知った「ブロンコビリー」は、同店舗を翌日には休業にし、その後12日には閉店することを発表しました。
「ブロンコビリー」は該当の従業員に対して損害賠償を請求する準備を進めていることを発表し、騒動以降自宅に引きこもっていた元従業員は週刊誌「女性セブン」の取材に対して「怖くて外に出られない」と答えているようです。
損害賠償請求額は2,000万円に上ると言われていましたが、実際に支払う額は500万円程度に落ち着くとみられていました。
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング 3位 くら寿司バイトテロ事件
これはマスコミでも大々的に報道したため有名ですが、くら寿司守口店においてアルバイト勤務していた高校生が、ハマチの切り身をゴミ箱に捨ててそれをまな板の上に戻して調理をするという行為を現場にいた友人がツイッターで投稿していました。
下手をすると食中毒事件に発展しかねないこのバカッターの暴挙にネットは大炎上し、事件が発覚したことで当然高校生はくら寿司を解雇、被害届を出されたことから偽計業務妨害で書類送検されました。
その後の高校生の末路は不明ですが、大学進学の内申点が最悪だったことは言うまでもないでしょう。
くら寿司のバイトテロで少年3人が家庭裁判所送りに https://t.co/96Eip7Odpx #くら寿司 #バイトテロ #不適切動画 #家裁送り
— tr3 (☆) (@tr318) August 16, 2019
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング2位 蕎麦屋バイトテロ事件
元祖バイトテロ事件
ツイッターがブームになり始めた2013年頃、蕎麦屋でアルバイトをしていた当時多摩大学の学生が食洗器の中に入ったり、胸に茶碗を当てて遊んでいる様子をツイッターに投稿して炎上騒動を起こし、元祖・バカッターと呼ばれています。
当時、ツイッターが普及し始めた頃で、バカッターという新たな格好の餌食を見つけた2chなどのネット民はこぞって学生を叩き、大炎上をしていました。
蕎麦屋は著しく客の信用を落としてしまったことから閉店に追い込まれ、その後学生に対して賠償請求訴訟を起こしました。
結局、学生は200万円の損害賠償を支払いましたが、SNS時代の社会問題としてマスコミにも取り上げられた学生は、その後の就職活動にも難儀したことでしょう。
バイトテロのその後 蕎麦屋は破産で3300万円の負債も、学生から謝罪なし #ldnews https://t.co/0p8M0k5PGk
— 町田メガネ@C97月南ハ32a詐欺本 (@machidamegane) October 15, 2019
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキング1位 ピザーラバイトテロ事件
「ピザーラ」従業員のキッチンで乱痴気騒ぎ
宅配ピザチェーンの「ピザーラ」東大和店にて、従業員らがキッチンのシンクや冷蔵庫に入ったり、生地を顔にパックのように伸ばすなど、乱痴気騒ぎをする様子をツイッターに投稿していました。
さらに、近所のスーパー「西友」河辺店にも乗り込み、冷蔵庫や商品棚、買い物かごなどに入って遊ぶ様子も投稿していました。
ネット上でバカッターとして大炎上したことで事件が発覚し、「ピザーラ」は東大和店の営業を停止した上で、従業員らが遊びに使ったであろう食材の廃棄や店内清掃に追われました。
その後、「ピザーラ」は従業員らを解雇したことと、損害賠償請求を検討中だと発表しました。
さらに、「西友」もその直後に公式サイトにて「心ない若者が(中略)不適切行為を行い」とコメントを発表し、バカッターらが遊んだであろう棚や買い物かごの洗浄作業に追われたことを伝えました。
なお、こちらも被害届を検討中としていたため、2店舗の損害合わせてバカッターらは数百万円単位の損害賠償を支払うことになると見られていました。
しかし、2015年に店舗を運営していたフランチャイジー会社が信頼回復が難しいとして事業停止を発表し、東京地裁に破産開始の手続きを開始しました。
負債総額は約2億4000万円と言われており、バカッター従業員らがどれだけ責任追及をされたかは明らかにされていませんが、数千万円の損害賠償請求をされてもおかしくないでしょう。
バイトテロのピザーラ店員が西友にも臨時休業させる迷惑をかける http://t.co/rcoLoo06m7http://t.co/T4x0UdovcA pic.twitter.com/nCRpqUbpYQ
— 幸村 秀の「ウザいオッサンの戯言」 (@uzai_ossan) August 27, 2013
バカッターのその後と末路 悲惨度ランキングについてまとめると…
・バカッターで名前、顔割れしてしまった人はその後の人生が苦労する可能性が高い
世間を悪い意味でにぎわせてきたバカッターのその後が悲惨な順にランキングをご紹介してきました。
バカッターは基本的に10代の学生が多いですが、社会経験が乏しい上に承認欲求が強いためそれらが悪い形で出ているのだと思います。
とはいえ、ターゲットになったお店の損害は大きいため、バカッターに課せられるであろう数百万円単位の損害賠償は真っ当な社会性を身につけるための授業料になるでしょう。