ブレイク中の「錦鯉」の長谷川雅紀さんは、ギャンブル狂で借金癖があるなどかなり破天荒な人物としても知られています。
今回は長谷川雅紀さんの身長、若い頃の経歴と高校など学歴、実家の家族(父親・母親)、歯がなかった理由、彼女との結婚についてを紹介します。
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長谷川雅紀は「錦鯉」のボケ担当 【身長などプロフィールを紹介】
長谷川雅紀(はせがわ まさのり)
生年月日:1971年7月30日
出身地:北海道札幌市白石区
身長:171.8cm
事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ
長谷川雅紀さんは、お笑いコンビ「錦鯉」のボケを担当している芸人です。
「錦鯉」は「M-1グランプリ2020」での決勝進出をきっかけに注目を集め、結成10年目のため最後のチャンスだった「M-1グランプリ2021」では見事優勝に輝きました。
2021年の「タレント番組出演本数ランキング」の「ブレイクタレントランキング」では6位に入っており、さらにM-1優勝後の2022年には2位にランクインし、一躍人気芸人の仲間入りを果たしています。
長谷川雅紀さんの身長は「M-1グランプリ2021」前は173cmと表記されていましたが、今は171.8cmと紹介されていることが増えています。
長谷川雅紀(錦鯉)の若い頃の経歴や学歴① 小学校~中学生時代
幼少期は裕福な家庭に育つも、父親の事業失敗で没落

出典:https://1yomeblo.com/
長谷川雅紀さんの実家は、札幌市中央区にある二条市場で鮮魚類の珍味店を営んでいました。
幼少期は裕福だったらしく、2つ年上の姉が日本舞踊や茶道などを習っていたほどでした。
しかし、長谷川さんが8歳の時に父親が新規事業で失敗。借金のかたに珍味店を差し押さえられてしまい、札幌市白石区にある風呂なし共同便所のアパートへ引っ越しています。
実家の突然の没落は子供たちにとっても辛い出来事であり、アパートのぼっとん便所に行くのが怖かった姉は、お漏らしをしてしまったことまであったそうです。
斉藤由貴のファンだった
父親のせいで、小学2年生の時にとんでもない転落人生を味わった長谷川雅紀さんですが、貧乏暮らし自体には順応できたそうです。

出典:https://ouchi-media.com/
中学時代の長谷川さんは、周囲の同級生たち同様にアイドル好きだったらしく、特に斉藤由貴さんのファンでした。
斉藤由貴さんの親衛隊に入り、大通公園でコール練習に明け暮れていたといいます。
そんな長谷川さんの熱い想いは、当時の人気音楽番組「ザ・ベストテン」のテレビ中継で、斉藤由貴さんが札幌までやって来たことで報われます。
長谷川さんたち親衛隊は、中庭で声援を送りながら斉藤さんの生ライブを拝むことができたそうです。
長谷川雅紀(錦鯉)の若い頃の経歴や学歴② 高校時代~専門学校時代
高校時代に両親が離婚
高校卒業後、長谷川雅紀さんは北海道北広島市にある道立北広島高校へ進学しています。
この頃、父親が再起して、札幌市豊平区にある庭付き一戸建てに引っ越したようですが、両親が離婚することになり、再び白石区に戻ったそうです。
ちなみに、長谷川さんは姉と共に母親に引き取られ、2歳年下の弟は父親に引き取られました。
そんな家庭の不幸にもめげなかった長谷川さんは、バドミントン部に在籍しながら、焼き鳥屋などでアルバイトに励んでいました。
高校を卒業後は専門学校に進学
高校を卒業後の長谷川雅紀さんは、札幌市中央区にある北海道造形デザイン専門学校に進学しています。
長谷川さんが北海道造形デザイン専門学校に進学した理由については、勉強が得意ではなく大学進学は無理だった一方で、就職はしたくなかったからだそうです。
また、漫画を描くことが趣味で、友達の進学先でもあったため、北海道造形デザイン専門学校を選んだのだとか。
とはいえ、特に夢もなく進学したことが影響したのか、半年ほどで中退しています。
長谷川雅紀(錦鯉)の若い頃の経歴や学歴③ 売れないホストから芸人へ
専門学校中退後の長谷川雅紀さんですが、若い頃はイケメンだったため、ホストをしていた時期もあったそう。
長谷川さんがホストになったのは、「女の子と話せてお金が稼げるなんて最高じゃないか」といった軽い気持ちからでした。
しかし、若き日の長谷川さんは特にモテ男だったわけではなく、女性経験も少なかったため、上客を掴むほどまでには至らなかったそう。
そのため、ホスト業も長続きせず、その後も職を転々としたようです。
そんな長谷川さんの転機となったのが、カプセルホテルでアルバイトをしていた頃でした。
劇団員だという同僚に誘われて演劇を始めた長谷川さんは、そこで観客を笑わせることに快感を覚え、お笑いの世界を意識し始めたのです。
また、同じ時期に「海砂利水魚(現くりぃむしちゅー)」のコントを見て衝撃を受けたことも、芸人を目指した一因でした。
23歳で札幌吉本に所属していた
23歳の頃、札幌吉本に入社して芸人となった長谷川雅紀さん。同僚には「タカアンドトシ」の2人もいました。
そして、高校時代からの友人である久保田昌樹さんと「まさまさきのり」を結成します。
当時の北海道は、ローカル芸人もほとんどいない状況だったため、「まさまさきのり」にはテレビの仕事もそれなりに入って来ていたそう。
ただブレイクとまでは行かず、くすぶっている時期が続き、とうとう2000年頃に解散。
解散後はピン芸人として、情報番組に出演したり、食レポをしたり、温泉巡り企画に挑戦したりと芸能活動を続行します。
ところが2002年、久保田さんからのコンビ再結成のオファーがあります。
そして、東京で勝負したいという久保田さんの決意に従い、コンビ名を「マッサジル」に改名し、再結成と同時に上京。
この時、あまりに心機一転にこだわり過ぎた結果、吉本興業まで退社してしまったため、しばらく仕事がまったくない状況が続いたそうです。
2人とも既に30歳を過ぎていた。当初は事務所と相談して東京吉本に移籍するか、もしくは別の事務所を紹介してくれるという話だったが、久保田が「全部自分で決めたい」という意志が固く、長谷川が北海道でレギュラー番組を持っていたにもかかわらず強引に上京した。
引用:マッサジル
上京後は貧乏生活が続いた
東京時代の「マッサジル」は、2年間のフリー期間を経て、SMA NEET Projectに所属。
とはいえ、芸能事務所に所属して以降も仕事がない日々は相変わらずだったため、長谷川雅紀さんは、牛丼屋で週5日間アルバイトをして生計を立てていました。
ライブも閑古鳥が鳴くような惨状だったことも。「(観客が)身内5人とかもありました。バイトの知り合い2人と、当時付き合ってた彼女と彼女のお母さん。1人だけ全然つながってない人がいました」と振り返った。
この時期の長谷川さんは特に貧しい状態だったらしく、東京都立川市にある家賃3万円の風呂なしエアコンなしのオンボロアパートで暮らしていたそう。
また、家賃や公共料金を滞納してしまうことも多く、電気が止められると、夜にアルバイトで出かける時には、部屋の窓近くの信号機の灯を頼りに髭を剃っていたといいます。
いくら芸人仕事がほとんどなかったとはいえ、アルバイトをきっちりこなしていた長谷川さんがここまで貧しかった理由は、ギャンブル狂だったことも大きいようです。
長谷川雅紀(錦鯉)の若い頃の経歴や学歴④ 錦鯉の結成後もしばらく借金生活
相方の病気が原因で「マッサジル」を解散後、錦鯉結成
東京上京後も「マッサジル」として10年粘った長谷川雅紀さんですが、相方の久保田昌樹さんが体を壊して帰郷したため、2011年に解散の憂き目となりました。
「マッサジル」解散後の長谷川さんは、再びピン芸人として活動していたたものの、仕事が上向く見込みもなく、引退を考えていた時期もあったそうです。
そんな時、SMA NEET Projectの同僚だった渡辺隆さんに誘われて結成したのが、「錦鯉」でした。
渡辺 同じ事務所で昔から知り合いでしたが、お互い別のコンビを組んでました。僕は前のコンビを解散してピン芸人をしていたのですが、鳴かず飛ばず。そんなときに雅紀さんのコンビも解散したと聞いて「一緒にやりませんか?」と僕から誘ったのがはじまりですね。
ちなみに、「錦鯉」結成後も仕事がない日々は続き、長谷川さんのギャンブル狂は相変わらずでした。
そのせいで、交通費を捻出出来ずに、貧乏芸人を決める番組のオーディションに参加できないという本末転倒な事態にまで陥ったようです。
この頃になると、長谷川さんの貧乏ぶりは限界を超え、旧知の仲だった「タカアンドトシ」からは、総額が言えないくらい借金をしていたといいます。
また、相方の渡辺さんからも総額25万円(後に10万円返済)借りていたそう。
あまりにあちこちで借金をし過ぎて収拾がつかなくなった長谷川さんは、弁護士に相談して、自己破産したことまであったとか。
後輩たちにも借金をしていたという長谷川さんですが、無事にブレイクを果たし2022年10月には月収1200万円であることを明かしていたため、知人から借りたお金は返済できているのではないでしょうか。
長谷川雅紀(錦鯉)の家族(父親・母親)
父親は2020年に他界
長谷川雅紀さんの両親は長谷川さんが高校生の頃に離婚しており、長谷川さんはその後父親とは音信不通になっていたといいます。
2017年頃に連絡を取るようになったものの、父親は長谷川さんのブレイク直前の2020年に病気で亡くなってしまったようです。
長谷川さんは、入院していた父親のお見舞いに行った時に、父親もお金がないのにお小遣いをくれたというエピソードをテレビ番組で明かしていました。
母親は地元で居酒屋を経営していた
長谷川雅紀さんの母・幸子さんは離婚後、札幌市白石区で「蓑屋」という居酒屋を経営しているようです。
#錦鯉#蓑屋
— レイ (@uBHDt5hxO8eIMMT) December 24, 2021
M-1優勝おめでとう。
昔から息子は頑張ってると言っていたおばさま…
やっと幸せになれるね!
私が出来る事はチョッとだけのお手伝い…
美味しい食事もあたりラッキーday pic.twitter.com/4XLCN8yiOc
長谷川さんのダメ男ぶりは母親に対しても発揮されていたらしく、実家に帰郷することも滅多にないのに、たまに電話がくるとお金の無心だったというトホホぶりでした。
そのため、幸子さんは、東京で事件のニュースがあると「息子のことではないか?」と心配する日々が続いていたとか。

出典:https://news-kousatu.com/
また、長谷川さんの母・幸子さんが営む「蓑屋」は2022年9月に火事になるという憂き目にあっています。
出火原因は漏電とのことで、幸いにも看板などが燃えただけでお店の内部に被害はなくケガ人なども出ていないとのことです。
長谷川雅紀(錦鯉)の歯がボロボロだった理由とは?
長谷川雅紀さんは、上下の奥歯8本がないことで知られていました。
奥歯がなくなった理由は、虫歯で歯医者に行ったところ、奥歯を5本抜いた後に部分入れ歯にするしかないと言われて、面倒臭くなって治療を途中で中断してしまったからでした。
またその後、漫才中に大声をあげて歌った際に奥歯が抜けるなどのアクシデントもあり、このような状態にになってしまったそうです。
ちなみに、奥歯がないため、唐揚げや焼き肉を食べる時はほぼ丸のみだったのだとか。
そんな長谷川さんは、『ロンドンハーツ』の「錦鯉・長谷川に17年ぶりに新しい奥歯を…プロジェクト」と題した企画で2021年5月から歯の治療を行っていました。

出典:https://x.com/ZooTurkey/
インプラント手術などを経て約2年半の治療が2023年10月に終了しましたが、治療費の総額が約510万という事で、番組持ちだと思っていた長谷川さんは自己負担だと判明するやいなや「(歯を)入れなきゃよかった」と嘆いていました。
長谷川雅紀(錦鯉)が遠距離恋愛していた彼女と結婚
長谷川雅紀さんは、大阪に住む医療関係者と交際していることを公表していました。
知人の紹介で2016年に出会い2018年に交際を開始しましたが、2019年に京都でデートをしてから2022年夏まで3年2カ月会わなかった期間もあったといいます。
芸人仲間からも本当に付き合っているのか心配される状況となっていましたが、長谷川さん的には至って真剣な交際で、芸人として大金を稼げるようになったら結婚したいと考えていたようです。
しかしその一方で、付き合った時から将来を約束していたそうで、その時期は「僕がちゃんと経済的にできるようになった時」なのだそうで、長谷川さんは「今度結婚しようね!」と公開プロポーズをしています。
宣言通り、十分な収入を稼げるようになった長谷川さんは、2024年8月に結婚していたことを、2025年1月1日に放送された『新春!爆笑ヒットパレード』で生サプライズ報告しました。
8年もの遠距離恋愛を実らせてゴールインとなりましたが、驚くことに交際中に会った回数は15回ぐらいとのこと。
結婚相手は40代で、長谷川さんに似て目がぱっちりしていて、長谷川さんに髪が生えた感じでかわいい方なのだとか。
正式なプロポーズはしていなかったようですが、番組で共演者に促され、改めて結婚相手に向けて「一生幸せにするからね」とメッセージを送っていました。
「顔は僕に似てるんです」と語り、プロポーズは「言ってない」と説明。あらためて、スタジオから「一生幸せにするからね。僕の頭のように明るい家庭を築いていこうね。ありがとう」、最後に「…さようなら」とボケを加え、笑顔があふれた。
引用:https://www.oricon.co.jp/news/2353074/full/
長谷川雅紀(錦鯉)のまとめ
長谷川雅紀さんは、長い下積み生活と借金癖が特徴の芸人ですが、2020年と2021年のM-1グランプリをきっかけに人気芸人の仲間入りを果たしました。
長谷川さんの今後より一層の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。