神奈川県・座間市のアパートで9人の遺体が発見された殺人事件の犯人・白石隆浩が話題です。
白石隆浩とはどのような人物なのか、実家や家族構成、生い立ちから学生時代~事件発生までの様子、そして死刑判決が下され刑が執行された現在までをまとめたのでご紹介します。
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白石隆浩の生い立ち① 実家・家族情報
白石隆浩の実家について
白石隆浩は1990年に神奈川県で誕生しました。
白石隆浩が事件を起こしたアパートは神奈川県座間市ですが、白石隆浩の実家も神奈川県座間市にあるようです。白石隆浩の実家と事件現場となったアパートの距離は2.5kmだといいます。
約2カ月の間に9人を殺害したと認めた白石隆浩容疑者(27)は、現場となった神奈川県座間市のアパート近くで生まれ育った。
現在の自宅アパートから車で約15分のところに、白石容疑者が幼少期から社会人になるまで暮らした実家がある。25坪ほどの土地に建つ2階建ての一戸建てだ。
白石隆浩の部屋は実家の2階にあったようですが、真夏でも窓を閉め切っていて、不気味だったとの声もあります。
「2階に息子さんの部屋があるそうなんですが、窓をすべて光を遮るビニールのようなもので目張りしていたんです。真夏でも窓を閉め切っていて、中が見えないようになっていて、不気味でした。よほど見られたくないものがあったのか、外ににおいを出したくなかったのか…」(近隣住民)
白石隆浩の家族構成(父親、母親、妹)
白石隆浩の家族構成は「父、母、白石隆浩、妹」の4人家族です。
お父さんとお母さん、妹さんの4人家族で暮らしていました。
白石隆浩の父親は「大手自動車メーカーの下請け」の仕事をしていた普通の男性であるそうです。
「お父さんは大手自動車メーカーの下請けで部品を製造したり、設計したりする仕事をしていたようで、この辺りではごく普通の家族という印象でした。」(近隣住民)
別の近隣住民は「お父さんは、すれ違えば車の窓まであけて丁寧にあいさつしてくださる気の良い方。その息子さんが、こんな事件を起こすとは考えられない」と話した。
白石隆浩の母親と妹は一般女性。妹が有名私立大に進学してから、母親と妹は、白石隆浩と父親との別居を始めたといいます。
「お父さんは息子さんのことをよく話していましたよ。“気の優しい子だ”とか、“今夜は息子が帰ってくるから一緒に飲みに行くんだ”などと、嬉しそうに話していましたね。娘さんが有名私立大に進学してから、奥さんが娘さんと暮らすと言って家を出られたんです。別居ですよね。それで、お父さんは優しい長男をかわいがっていたんだと思います」(前出・近隣住民)
情報が錯綜しており、妹が高校に入るころ、母と妹が2人で転居したとも報道されています。どちらにしろ、母と妹が実家から出て行ったことは確かなようです。
白石容疑者を知る近隣住民によると、白石容疑者は実家に住む父と、八王子市の別の家に住む母、妹の4人家族。約10年前、妹が高校に入るころ、母と妹が2人で転居。同じころ、白石容疑者も実家を出て、父が1人で暮らしていた。ただ「息子だけは、ちょくちょく帰ってきていた」(近隣住民)
白石隆浩の母親と妹が実家から離れた理由については報道されていませんが、白石隆浩の両親はその後離婚していたことが明らかになっています。
両親と妹の4人暮らしだったが、母親と妹は家を出ていき、その後、両親は離婚した。
白石隆浩の生い立ち② 学生時代(小学校・中学・高校)
白石隆浩について、小さい頃は目立つタイプではなかったと報道されています。
近くに住む人らによると、白石容疑者は幼少時代、目立つタイプではなかった。
白石隆浩は地元の公立小学校を卒業し、2006年に地元中学校を卒業、そしてその後は県内の高校に進学しており、2009年に高校を卒業しました。
白石隆浩が通っていた小学校は座間市立旭小学校、中学校は座間市立東中学校、高校は神奈川県商工高校と言われています。
出身幼稚園:小松原幼稚園
出身小学校:座間市立旭小学校
出身中学校:座間市立東中学校
出身高校:神奈川県商工高校
出身大学:大学には進学せずアルバイト
学生時代を共にした人達からの意見を見てみると、白石隆浩は学生時代は真面目で目立つタイプではなかったようですね。
小中学校が同じだったという男性(27)は「特定の誰かと仲良くなるのではなく、広く浅く仲良くするタイプだった」と話す。
中学校では野球部に入ったが、すぐにやめて陸上部に入り直したという。ただ「高校になってから連絡をとっていない。成人式くらいでしか見たことない」と語った。
小学生時代の同級生の保護者のなかには「子どもに聞いても、どんな人だったか、誰と仲がよかったのかも覚えていない」と話す人もいた。
「真面目な子だったのでびっくりしている。なぜそんなことを。(報道を)知らされたくなかった。中学では委員会をやっていて、洋服とか姿勢もきちんとしていた」(容疑者の中学時代の同級生)
しかし、一部の同級生は、白石隆浩が小学校時代に「失神ゲーム」で失神させられていたことを証言しています。
実家近くの女性は幼少期の容疑者を「かわいいし、飛び抜けて頭がいい」と明かし、小学校時代の同級生は「家族関係も良好だった」などと証言していた。ただ、小学校時代に同容疑者が「首締めあって失神ゲームみたいなのをやって、失神したことがある」と振り返っていた。
白石隆浩の生い立ち③ 高校卒業後は実家を離れて普通に働く…職は転々としていた
2009年に高校を卒業した後、白石隆浩は実家を離れ、スーパーで普通に働いていたようです。実家を離れたものの、実家に住む父親に会いに帰ってくることもあったそうですね。
白石容疑者は、2006年に地元の中学校を卒業後、県内の高校へ進学。高校在学中からスーパーでアルバイトをしていて、2009年に高校を卒業したあとも正社員としてスーパーで働いていた。
「テキパキ仕事するし、後輩にも優しく教えていた。さわやかというか普通に好青年。どちらかというと礼儀正しい人」(容疑者と同じ職場に勤めていた女性)
ある時には、電子機器販売会社やパチンコ店に勤務していたこともあったようです。
かつて電子機器販売会社に勤務していたという。同僚の女性は仕事ぶりを「普通にやっていた」と証言した。
この会社は半年ほどで辞め、その後、職を転々とし24歳ごろからパチンコ店で勤務していたという。
その後は、歌舞伎町の職業紹介会社に勤務していたと報道されています。
職を転々としていたものの、「素直」「真面目」「普通」など猟奇的な犯行からはかけ離れた印象の声が上がっていました。
白石隆浩が歌舞伎町スカウトに…逮捕歴と前科の詳細
白石隆浩は2016年頃から歌舞伎町の職業紹介会社に勤務しており、2017年の初めまで池袋に住んでいたといいます。
白石容疑者は今年年初まで東京・池袋に住んでいたようだ。
白石隆浩の当時の仕事は歌舞伎町での「スカウト」であったといいます。
仕事は、ネオン街・新宿歌舞伎町での「スカウト」だった。スカウトとは、街行く若い女性たちに声をかけて、“仕事”を斡旋する男たちのことだ。スカウト業経験者が語る。
「キャバクラやスナック、クラブなどの飲食店でホステスとして働かないかと、街を歩く女性たちに手当たり次第に声をかけて、スカウトするんです。もし女性が働いてくれることになれば、女性の売り上げの何割かが毎月、その担当スカウトにお店から支払われるか、紹介料を一時金で受け取るシステムです。」
白石隆浩の逮捕歴・前科
しかし、2017年2月、スカウトの仕事をしていた白石隆浩が「職業安定法違反容疑」で逮捕されます。そして、2017年5月には「懲役1年2か月、執行猶予3年の判決」が確定しています。
白石容疑者は2017年2月、茨城県内のフウゾク店に女性を紹介したなどとして、職業安定法違反容疑などで茨城県警に逮捕されていた。すでに懲役1年2か月、執行猶予3年の判決が確定している。
白石隆浩が過去に逮捕された時のニュースは以下の通りです。
白石隆浩のスカウトは評判が悪かった
白石隆浩のスカウトの評判は良くなかったようで、「女性を金としか見ていないような雰囲気を感じました」との証言も出ていました。
■「裏切りまくりの危険スカウト」との投稿
ツイッター上には、白石容疑者の実名・顔写真を公開しながら、彼のスカウト行為が「悪徳」だったと糾弾するアカウントが存在している。このアカウントでは、「裏切りまくりの危険スカウト」「色々な人を裏切ってます」などと白石容疑者への批判を連投。
歌舞伎町で働いていた頃の白石隆浩を見てみると、学生時代とは大きく変わり、極悪人になってしまったという印象ですね。裏の社会に触れるにつれて、おかしくなっていったのでしょうか。
さらに、元交際相手が以下の証言をしています。異常に優しかったようで、お金持ちとの嘘も付いていたようですね。人を騙すために平気で嘘を付いていたようなので、サイコパスの気質があったものと思われます。
白石容疑者と住んでいた女性「お金持ちだよ、金は困ってない、みたいなことを言ってました」「学校の教員になりたいって言って、教師の資格をとったとか、勉強しているみたいな」「優しすぎて怖かった」「普通の人より異常に優しかった。優しすぎて怖かった」
白石隆浩の逮捕後…地元に帰り事件現場となったアパートに入居
白石隆浩は2017年2月に「職業安定法違反容疑」で逮捕されましたが、3月~5月は配送会社で働いていたといいます。
今年の3月~5月に勤めた配送会社で働く直前、白石容疑者が行っていたのはスカウトの仕事。
その後、仕事を辞めて、2017年の夏頃に池袋のアパートを引き払って、地元・座間に帰ってきたようですね。
事件を起こしたからなのか、今年夏頃に白石容疑者はそれまで住んでいた池袋のアパートを引き払い、地元・座間に帰ってきた。
その後、2017年8月18日に「部屋を内覧したい」と不動産会社を訪れ、8月22日に事件現場となったアパートに入居しています。
関係者によると、部屋を契約する時には契約した月の家賃が無料になるというサービスで、翌月からの入居を勧められたが、「すぐに入居したい」と言ってその日のうちに入居したという。何らかの理由で入居を急いでいた可能性もある。
この「何らかの理由」についてですが、後になり、事件を起こすためにアパートを借りたことが判明しています(後述)。
白石隆浩が住んでいたアパートの住人の意見を見てみると「真面目な好青年」「不気味な雰囲気」など両極端な意見が聞かれました。もともとは真面目な性格であったため好青年を演じるのが上手かったようですが、異様な雰囲気を感じた人もいたようですね。
近所の男性は「見掛けるのは夜ばかり。深夜0時ごろから2時間ほど黒ずくめの服装で玄関前に座って携帯をいじっていてえたいの知れない怖さを感じた」、別の男性は「いつも暗い顔で、あいさつすることもなかった」という。
白石隆浩が入居したアパートは事故物件だった
出典:http://livedoor.4.blogimg.jp/
白石隆浩が入居したアパートは神奈川県座間市緑ケ丘6丁目にある「シーバスハイム」。家賃は1万9000円と格安ですが、もともと事故物件のため格安だったようですね。
2014年6月に悪臭が原因で「心理的瑕疵」と大島てるに登録されていたようです。
アパートの家主はプロボクサー井上尚弥の父だった
座間事件現場のアパートのオーナーは井上尚弥の父
なんと驚くことに、白石隆浩が入居したアパートのオーナーはプロボクサー・井上尚弥さんの父真吾さんと判明しています。
世間は狭いといいますが、こんなこともあるんですね。
アパートのオーナーは、プロボクサーでWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥の父真吾さんと判明。真吾さんは取材に「困惑している」と苦しい胸の内を明かした。
少し前に座間の連続殺人が起きたアパートのオーナーについてこんなツイートをしたんだけど、まさかボクシングの井上尚弥選手のお父さんだったとは。 pic.twitter.com/ZWeKTVHdMt
— まことぴ (@makotopic) 2017年11月10日
白石隆浩の起こした事件「座間市のアパートに9遺体」が発覚
白石隆浩が起こした座間アパート遺体事件…被害者は9人
2017年10月30日、座間市のアパートに9遺体が発見され、その犯人である白石隆浩が逮捕されました。被害者9人は女8人男1人で、その中にはカップルが含まれていたと報道されていました。
しばらく、被害者の身元が分からない状態が続いていましたが、事件の11日後に、警視庁が被害者の身元を発表しています。
被害者9人の身元特定!名前と顔写真が公開される…ネットでは批判の声も
出典:https://i.imgur.com/YTPBXJm.jpg
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/
2017年11月10日、警視庁は被害者9人全員の身元を発表しました。
神奈川県座間市で9人の遺体が見つかった事件で10日未明、警視庁は被害者9人全員の身元を発表しました。
白石隆浩容疑者(27)が「死にたい」という名でツイッターに現れた8月、三浦瑞季さん(21)、石原紅葉さん(15)、西中匠吾さん(20)の行方が分からなくなりました。
さらに、「首吊り士」の名で現れた9月、更科日菜子さん(19)、藤間仁美さん(26)、須田あかりさん(17)が行方不明になりました。
そして、先月に久保夏海さん(17)、横浜市の丸山一美さん(25)、田村愛子さん(23)の行方が分からなくなっていました。
しかし、ネット上では被害者9人の名前と顔写真を公開したことに批判の声も上がっていました。
座間の事件、もう被害者の周辺の色々を報道で見せられるの嫌なんだけど、被害者女性のお父さんが、インターネットで誰かと交流していた事とか、アルバイトをしたお金で東京へ行くようになった事とか、そういうのを原因の一つであるように言って悔やんでるの、本当にやりきれない。娘さん全然悪くない。
— hyonggi (@hyonggi) 2017年11月9日
被害者と確認された群馬県邑楽町の高校1年、石原紅葉さんの自宅には、「報道関係者の皆様へ」と書かれた張り紙があったそうです。
張り紙には、遺族、親族が深い悲しみに包まれていることや、気持ちの整理がつくまでは一切の取材を受け付けない旨などが示されていたといいます。
白石隆浩が被害者と知り合ったきっかけはTwitter
白石隆浩はTwitter(現X)で女性と知り合い、自宅に呼び寄せたと言われています。
神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が「1週間に1度くらいのペースで殺した」などと説明していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
捜査1課によると、白石容疑者は、現場アパートに引っ越してきた8月22日から事件が発覚した10月30日までの約2カ月の間に、9人全員を殺害したことを認めている。9人とは主にツイッターを通じて知り合ったと話している。
白石隆浩が使用していたアカウントは複数あるようですが、「首吊り士」というアカウントでTwitterで被害者とやり取りをしていたことが判明しています。
捜査関係者への取材で、白石容疑者が使っていたツイッターアカウントの1つが、「首吊り士」というものだったことが新たにわかった。
開設されたのは9月で、「首吊りは苦しくない」「本当に困っている方は、ご相談してください」「練炭自殺はハッキリ言って苦しい」などと、首吊り自殺を勧める投稿が繰り返されている。
先月21日には、「学校でも職場でもいじめは絶えない」「自殺未遂をしてしまって苦しい思いをしてる人がたくさんいると思います」「そんな人の力になりたいです」とつぶやいていた。
引用:【座間9人遺体】Twitterアカウント「首吊り士」通じ誘ったか 八王子市の23歳女性もやりとりしていた可能性高まる
事件が発覚したきっかけは、八王子の行方不明女性の兄の協力
事件が発覚したきっかけは、八王子の女性行方不明との関連です。
事件の前の2017年10月24日、八王子で23歳の女性(※田村愛子さん)が行方不明になりました。不審に思った女性の兄が、ツイッターで情報提供を呼び掛びかけ、警察に捜査の届け出を出しました。
すると、「相手の男に心当たりがある」と情報を提供してくれた女性が現れ、女性の協力で白石隆浩をおびき寄せ、事件現場となったアパートへ行きました。尾行していた捜査員がアパートの部屋に踏み込み事件が明るみに出たのです。
10月24日、「東京・八王子市に住む23歳の女性が行方不明になっている」と女性の兄から届け出があり、警視庁が行方を捜していたところ、白石容疑者の関与が浮上しました。
女性の住む東京・八王子市の駅と神奈川県座間市の白石容疑者のアパートの最寄り駅の両方で、2人の姿が防犯カメラに捉えられていました。こうした情報などを元に、10月30日夕方、警視庁の捜査員が白石容疑者の部屋を訪問。室内を調べたところ、あわせて9人の切断された遺体が見つかったということです。
白石隆浩の犯行動機とは?
白石隆浩は犯行動機について「金銭目的」や「暴行」といった供述をしていましたが、犯罪心理学に詳しい専門家は真の動機を隠していると指摘していました。
動機については、「金銭目的」や「暴行」といった供述をしているが、にわかに信じがたい。被害者から奪った金額としては、「多い時で50万円とった」、また、「暴行を加えて殺した」という趣旨の話もしているという。
しかし、犯罪心理学に詳しい筑波大学の原田教授は、「言っていることとやったことの乖離(かいり)が大きすぎる」「核心に触れずに真の動機は隠しているのではないか」と指摘している。
しかし、後の供述によると、白石隆浩はかなりお金に困っている様子であったようです。
さらには殺害目的でアパートに入居したとも供述しており、事件の準備を入念に進めていたといいます。また、アパートの入居前の2017年8月13日には最初の被害者となった三浦瑞季さんと出会い、女性から51万円を受け取ったようです。
白石隆浩容疑者(27)が「8月末に部屋を借りたのは、事件を起こすためだった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。白石容疑者は8月中旬から、のこぎりを購入したり、ネットで遺体の解体方法を調べたりするなど事件の準備とも取れる行動を始めていた。
白石容疑者は8月13日、ツイッターで知り合った三浦瑞季さんと初めて会った。
(略)
白石容疑者と三浦さんはその後、何らかの相談をしたとみられる。同18日には白石容疑者が不動産会社を訪れ、現場アパートを内覧。同19日には三浦さんと2人で不動産会社を訪問し、契約手続きを進めていた。白石容疑者は「部屋を借りるための費用として、女性から51万円を受け取った。事件を起こすために部屋を借りた」と供述しているという。
白石隆浩は「働かずに楽して暮らしたい」と考えていたようで、裁判では、言いなりになりそうな自殺願望のある女性からお金を奪い、お金を得られなければわいせつ行為に及んで性欲を満たしてから殺害に及んだと語りました。
まさに「金銭」や「暴行」を目的とした短絡的な犯行だったようです。
白石死刑囚は裁判で動機について「悩みを抱えた女性は口説きやすいと思い、ツイッターで『疲れた』『死にたい』などとつぶやく女性を狙った。お金にならなそうであれば性的暴行をして、通報されるのを防ぐため殺害した」と話しました。
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250627/k10014845831000.html
白石隆浩は「臓器売買・人身売買」グループの一員だった?
座間市で起きた事件では、事件発生当初からネット上では「臓器売買や人身売買」が目的ではないかと指摘する声がありました。
4部アニメ化決定しましたがお財布が心配な4部クラスタさんへこちらが臓器売買の値段になります。 pic.twitter.com/ueyBJUGF0t
— のらいぬ@パラ銀O3738アイオロス (@kameya59) 2015年10月24日
白石隆浩は歌舞伎町のスカウト時代、良からぬグループとつるんでいたとの噂が出ています。
当時の白石容疑者の周辺には他に物騒なうわさがついて回ったという。「白石のいたグループは投資詐欺や振り込め詐欺、死体処理、強制労働、台湾や中国への人身売買までやってるとメンバー自身が言って回っていた」。
白石隆浩が単独犯というのに違和感を感じる声も多く、闇組織の末端ではないかと指摘する声もありました。
136 :名無しさん@涙目です。:2017/11/11(土) 13:27:39.31 ID:wK4TnZs3O.net
正直、単独犯にしては闇が深すぎる。
パシりの白石は誘いだしと遺体保管係で
バラした内臓とか闇組織が売買していそう。
一方、臓器売買には高度な医療設備が必要なので、激安アパートで処理を行った白石隆浩の目的は臓器売買と指摘する声もありました。
49 :名無しさん@涙目です。:2017/11/11(土) 12:09:54.54 ID:CBr8V0gJ0.net
まぁ無いわな
臓器売買にしても高度な医療設備が必要なのに
こんな杜撰な犯行でやるわけがない
137 :名無しさん@涙目です。:2017/11/11(土) 13:28:00.84 ID:JYUq8/sQ0.net
臓器売買は、施設での解体と手術がセットだからな。あんなところでは無理。というか日本社会で行う理由がない。
中国に行けばシステム化されてる。
臓器は政治犯から取る。
手術するなかには日本人の利用者もいる。ヤクザの死体処理はありえるが、この9人は犯人の趣味性癖で殺されていて、死体処理のノウハウは過去にどこかで学んでる可能性が高い。
確かに白石隆浩の杜撰な犯行をみると、臓器売買が目的ではないように感じますね。あくまでこの件はネットの噂レベルの話でしょう。
白石隆浩の家族の現在が悲惨なことになっている?
白石隆浩の家族については、この記事の前半部分でご紹介しましたが、事件後は悲惨なことになっていたようです。
白石隆浩の父親、また別居していた母親と妹も、事件後はそれぞれの家を離れたようです。
アパートから徒歩15分のところにある白石容疑者の実家には父親が住んでいたが、事件後はその姿が見えなくなったという。 また、実家から離れて暮していた母と妹もまた、事件発覚数日後以内に、家から姿を消した。
重大事件の場合、親はほぼ100%転居を余儀なくされ、仕事も辞めていくようです。
過去に重大事件を起こした犯罪者の家族も悲惨なことになっていますので、白石隆浩の家族も厳しい生活を強いられることになったようです。
白石隆浩の現在~裁判で死刑判決が出て刑が執行される
白石隆浩の死刑判決が確定する
白石隆浩の逮捕後は以下となります。
その後、東京地検立川支部は9月3日まで5カ月間にわたって白石隆浩を鑑定留置した上で、専門家が精神鑑定を行った。2018年9月3日に鑑定留置が終了し、白石隆浩の身柄は警視庁本部から再び高尾署に移送された。
精神鑑定の結果、東京地検立川支部は「白石隆浩には刑事責任能力が認められる」と判断したため、勾留期限となった2018年9月10日付で、被疑者の男を被害者9人全員に対する強制性交等殺人・強盗殺人などの罪状で東京地裁立川支部に起訴した。
2020年9月30日に東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)で、裁判員裁判初公判が開かれ、白石隆浩は起訴事実を認めた一方、弁護人は「被害者は死を望む気持ちがあり、被告人Sとの間で同意・承諾があった」として承諾殺人罪の成立を主張した。
2020年12月15日に判決公判が開かれ、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)は「被害者は殺害を承諾していなかった。また犯行時、白石隆浩容疑者は完全な刑事責任能力を有していた」と認定し、求刑通り白石隆浩に死刑判決を言い渡した。
白石隆浩には最終的に死刑判決が下されました。
死刑が宣告されたときも、『どうせ死刑でしょ』といった感じで、判決を淡々と受け入れているように見えました。被害者遺族に対しても謝罪の言葉はなく、裁判官に『本心からではなくとも謝罪する気はないのか』と聞かれ、『どうせ死刑なんだから、演技をする甲斐がない』と述べていました
引用:https://friday.kodansha.co.jp/article/153385
弁護人は判決を不服として東京高裁に控訴しましたが、その後、白石隆浩本人が控訴を取り下げ死刑判決が確定しました。
白石隆浩の死刑が執行される
2025年6月27日、白石隆浩の死刑が執行されました。
「本件は裁判で十分な審理を経た上で死刑判決が確定した。以上の事実を踏まえ、慎重の上にも慎重な検討を加えた上で執行を命令した。死刑は人の生命をたつ極めて重大な刑罰であり、当然、慎重な態度で臨んでいかなくてはならない。一方で、法治国家として、裁判で確定した刑の執行は厳正に行われなくてはならない」と述べました。
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250627/k10014845831000.html
白石隆浩が最後まで反省の色を見せなかったこともあり、白石隆浩にはもっと自分自身や罪と向き合ってほしかったと考える被害者の遺族や関係者の方も多いようです。
猪俣さんは裁判を傍聴していたということで「裁判のときは反省の色が見えず、不誠実に見えました。死刑が執行されて安心した気持ちがある一方、きちんと罪に向き合ってほしかったです」と話していました。
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250627/k10014845831000.html
白石隆浩についてまとめ
・白石隆浩の実家は事件現場である神奈川県座間市の近くにある。
・白石隆浩の家族には父親、母親、妹がいる。
・白石隆浩は学生時代は真面目で目立たない普通の学生だった。一方、不気味な雰囲気があったとの証言もあり、性格に二面性があった模様。
・白石隆浩は高校卒業後、歌舞伎町スカウトの仕事に携わり、2017年2月に「職業安定法違反容疑」で逮捕されていた。
・2017年10月30日に白石隆浩が起こした事件が発覚。被害者は9人おり、全員の身元が特定された。
・2020年12月に白石隆浩に死刑判決が下され、2025年6月に刑が執行された。
白石隆浩が起こした座間市9遺体事件。白石隆浩には2020年12月に死刑判決が下されました。
裁判で「犯罪史上まれにみる悪質な犯行」と言われるほどの残忍な事件を起こした白石隆浩の死刑判決は妥当と言えるでしょう。すでに白石隆浩の死刑は執行されていますが、被害者の遺族や関係者の方々が、今後、少しでも平穏な日々を過ごせることを願わずにはいられません。