自衛隊での性暴力被害を告発した五ノ井里奈さんが話題になっています。
この記事では五ノ井里奈さんの自衛隊での性暴力被害の内容、柔道に打ち込んだ生い立ちと経歴、実家の家族や結婚、出身高校や大学、かわいいというネットの声、現在などについてまとめました。
この記事の目次
- 五ノ井里奈さんは自衛隊性暴力事件の被害者
- 五ノ井里奈さんの生い立ちと経歴① 小学生の時に東日本大震災で被災
- 五ノ井里奈さんの生い立ちと経歴② 中学・高校時代は柔道部で活躍
- 五ノ井里奈さんの生い立ちと経歴③ 大学で柔道を続けるも中退し自衛隊へ
- 五ノ井里奈さんの実家と家族
- 五ノ井里奈さんは結婚はしておらず独身
- 五ノ井里奈さんの出身高校と在籍していた大学
- 五ノ井里奈さんに対するかわいいというネット上の声
- 五ノ井里奈さんの告発に対して「意外とかわいい」などの誹謗中傷も
- 五ノ井里奈さんの現在①性暴力加害者の自衛隊員5名が懲戒免職処分に
- 五ノ井里奈さんの現在②性暴力加害者と国を相手に訴訟を起こす
- 五ノ井里奈さんの現在③侮辱容疑で男が書類送検される
- まとめ
五ノ井里奈さんは自衛隊性暴力事件の被害者
五ノ井里奈さんは、2022年6月にYouTubeでの告発により発覚した、陸上自衛隊での女性隊員に対する性暴力事件の被害者です。
五ノ井里奈さんはYouTubeチャンネル「街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜」で2022年6月29日に配信された動画に出演し、自身が隊員として所属していた自衛隊で受けた性暴力被害を告発しこれが大きな反響を呼びました。
2020年4月に自衛隊に入隊後配属された中隊で日常的にセクハラ被害を受ける
五ノ井里奈さんは、2020年4月に陸上自衛隊に入隊し、半年の教育期間を経て東北方面に駐屯する師団に所属するある中隊に配属されました。
この中隊への配属が決まった時に、五ノ井里奈さんは先輩の女性隊員から「セクハラやパワハラの多い中隊なので気をつけろ」と忠告を受けますが、実際に入隊後すぐに日常的にセクハラ被害を受けるようになったという事です。
五ノ井里奈さんは、廊下で会った男性隊員に突然抱きつかれる、柔道の技をかけられてバックの体勢にさせられて後ろから腰を振るようにされるなどのセクハラ被害を日常的に受けています。
2021年6月の山岳訓練でセクハラ被害
2021年6月、部隊単位で山の麓にキャンプを張り何日にもわたって山岳訓練を行った時にも酷い性暴力被害を受けています。
五ノ井里奈さんの所属していた自衛隊の中隊は山岳訓練を終えて麓のキャンプに降りて来ると、毎回天幕（テント）の中で酒盛りを行なっていたそうなのですが、五ノ井里奈さんは、任務でその天幕で食事を作った際、酒に酔った男性隊員複数名から胸を触られる、頬にキスをさせる、抱きつかれる、男性隊員の陰部を下着越しに触らされるなどのセクハラ被害を受けました。
五ノ井里奈さんは別の天幕にいた先輩の女性隊員に、LINEで「はやく来てください」と助けを求めたそうなのですが、この女性隊員も助けに行けば自分も性暴力被害に遭う恐れがあるため、助けに来てくれませんでした。
五ノ井里奈さんはこの時のLINEのやりとりを証拠として公開しています。
この先輩の女性隊員も日常的に抱きしめられるなどのセクハラ被害を受けており、この事件のすぐ後に自衛隊を退職したそうです。
この日のセクハラ事件を見ていた隊員の中の誰かが、後日上官に報告したため問題になりましたが、「中隊長に告げ口をしたのは誰だ」と加害者らが犯人探しをし始め、五ノ井里奈さんも告げ口したのだろうと加害者らに圧力をかけられます。
そして、五ノ井里奈さんは自衛隊で柔道を続けてオリンピックに出るという夢を持っていたため、自衛隊にいづらくなるのを避けるために、上官の事情聴取に「何もありません。大丈夫です」と報告するしかなく、問題が表面化する事はありませんでした。
その後も日常的なセクハラ被害が続きますが、五ノ井里奈さんは夢のためにもひたすら耐えていたそうです。
2021年8月の地方での駐留訓練で性暴力被害に遭う
2021年8月3日、五ノ井里奈さんの所属していた部隊は、とある地方に1ヶ月駐留しての訓練を実施しました。この時にも五ノ井里奈さんはあまりにも酷い性暴力被害を受けます。
訓練場所に到着後、五ノ井里奈さんが部屋で部隊の食事の準備をしていたところ、男性隊員から「料理はもういいから接待をしろ」と呼ばれました。
五ノ井里奈さんは宴会をする男性隊員数十人の中に1人座らされます。一曹Eと二曹Yの男性隊員2人が「首をキメて倒す」といった対人格闘の話をし始め、そこに入ってきた男性隊員S三曹に対して、「五ノ井に首をキメて倒すのをやってみろ」と命じました。
Sは五ノ井里奈さんをベットに押し倒すようにして技をかけてきました。さらにSは五ノ井里奈さんの股を無理にこじ開けるようにして、腰を振りながら陰部を押し当ててきたそうです。そして、Sは1人で「あんあん」などと喘ぎ声のような声を出し始めたそうです。
周囲の男性隊員らはそれを見て大笑いをしたという事です。
男性隊員らの性暴力はこれに留まらず、別の男性隊員Kも、Sと同じように五ノ井里奈さんを押し倒して技をかけて腰を振るような動きをしました。さらには、Rという男性隊員も同様に五ノ井里奈さんを押し倒し、五ノ井さんの両手を抑えるようにして覆い被さり何度も腰を振る仕草をしてきたそうです。
この後、一旦はその話題は収まりますが、あろう事かそこで再びその場で最も階級の高いE一曹が、格闘の話を蒸し返し「あれ、首をキメて倒すのどうやるんだっけ？」と笑いなが言い始めたそうです。
すると、再びSが同じように五ノ井里奈さんを押し倒して腰を振る動作を始めました。
我慢の限界を迎えた五ノ井里奈さんは、先輩の女性隊員に訴えて中隊長Mにも相談し「訓練からすぐに帰りたい」と願い出ました。
当初、先輩の女性隊員は五ノ井里奈さんの味方をしてくれていたそうなのですが、中隊長が「訓練は訓練だ」と言うと、手のひらを返して「そうだよ、訓練は訓練だから」などと態度を変えたそうです。
五ノ井里奈さんはこれ以上は耐えられない、このままここに居れば死ぬかも知れないとまで感じ、涙を見せて必死に訴えました。
ここでようやく、帰る事が認められますが、セクハラを受けた事を理由に帰ったことが加害者らに伝われば、再び攻撃を受けると恐れた五ノ井里奈さんは「実家の母親が倒れた」という事にして実家に帰るという形にしています。
セクハラ被害を報告するも進展はなくやむをえず警務隊に被害届を提出も不起訴
この事件後、五ノ井里奈さんは病院で適応障害の診断を受けて、自衛隊を休職する事になります。
五ノ井里奈さんはこの被害を自衛隊の総務や人事を担当する「一課」に報告しますが、証言を得られなかったと回答されてなんの進展もありませんでした。
五ノ井里奈さんはやむをえず、自衛隊内の犯罪捜査を担当する警務隊に強制わいせつを受けたとして被害届を提出しました。
この案件は検察庁にまで上りますが、十分な証言と証拠を得られなかった事を理由に2022年5月31日に不起訴処分の決定が下されます。
YouTubeやメディアでの告発によって問題が大きくなりようやく防衛省が謝罪
五ノ井里奈さんはこれに対して不服申し立てを行いますが、組織内でいくら訴えても隠蔽されて拉致が開かないため、五ノ井さんは外部への告発を決意し、支援団体やYouTubeチャンネル、各種メディアなどを通じてこのセクハラ被害を訴えました。
こうした行動により、ようやく事件が表沙汰になり、2022年9月にようやく防衛省が五ノ井里奈さんに対して謝罪を行いました。
五ノ井里奈さんの生い立ちと経歴① 小学生の時に東日本大震災で被災
五ノ井里奈さんの生い立ちと経歴についても紹介していきます。
五ノ井里奈さんは、宮城県東松島市の生まれで、小学4年生の時に東日本大震災に遭遇します。家族は無事だったものの飼っていた愛犬2匹を亡くしています。
また、震災時に五ノ井里奈さんは小学校におり、家族と再会できずに1週間学校で教師や同級生らと生活したそうです。家族と再会した後も避難所での生活が長く続き随分と大変な思いをされたようです。
五ノ井里奈さんは幼い頃から柔道をやっていて、オリンピック選手を目指しており、被災によって柔道の練習が出来なくなった事も辛かったとも話されていました。
五ノ井里奈さんの生い立ちと経歴② 中学・高校時代は柔道部で活躍
五ノ井里奈さんは、小学校6年生の時に両親が離婚し、その後は母親と兄2人とアパートで暮らしています。中学に進んでからは家計を支えるために新聞配達のアルバイトもされていたそうです。
五ノ井里奈さんは中学時代は柔道部に所属し、県大会優勝、東北大会2位、全国大会ベスト16などの実績を残されています。
高校はスカウトを受けて私立校に入って柔道を続け1年生の選手権予選で優勝して全国大会に出場しています。しかしその後、人間関係のトラブルから2年の時に最初の高校は中退しています。
五ノ井里奈さんは高校中退後、半年ほど家に閉じこもった後、兵庫県の高校へと入り直し再び柔道部に所属しています。この高校では県の新人戦2位、全国大会ベスト16の実績を残されています。
五ノ井里奈さんの生い立ちと経歴③ 大学で柔道を続けるも中退し自衛隊へ
五ノ井里奈さんは高校を卒業後は、柔道で山口県の大学へと進学されています。
この大学では県大会で優勝、中四国の大会でも3位の成績を残されています。
ただその後、この大学に自分を誘ってくれた柔道部の監督が辞めてしまい、その後は柔道部がサークル化してしまったため大学を中退して自衛隊に入隊して柔道を続ける事に決められています。
自衛隊入隊後については冒頭で触れたようにセクハラや性暴力被害を受け、それに耐えかねて退職しています。
五ノ井里奈さんの実家と家族
五ノ井里奈さんの実家の家族については兄が2人いる事と、母親は石巻市のイオンモール勤務されていた事、父親はゴミ処理場で勤務されていた事などが明かされています。
実家については、東日本大震災前までは宮城県東松島市に、両親の離婚後は宮城県石巻市にある事などを明かされています。
また、母親は五ノ井里奈さんが小学生の時にがんを患いましたが、手術が成功して現在も元気にされているという事でした。
五ノ井里奈さんは結婚はしておらず独身
五ノ井里奈さんは結婚はされておらず独身です。
あまりにも酷い性暴力被害を受けたという経験もあり、すぐに恋愛をして結婚をするという気持ちになる事は難しいのではないかとも想像されます。
五ノ井里奈さんの出身高校と在籍していた大学
五ノ井里奈さんの出身高校は、YouTube動画などの発言内容から兵庫県の「飾磨工業高校」だと思われます。
高校卒業後に進学した大学については、山口県下関市の「東亜大学」のようです。
五ノ井里奈さんに対するかわいいというネット上の声
五ノ井里奈さんがかわいいという声もネット上に多いようです。
五ノ井里奈さんがかわいいから性被害受けたんだろうね。きっとやす子なんかは受けてないだろうなー。
— SOLEIL (@BxMm82G2BGHukjI) October 17, 2022
#newsevery
五ノ井里奈ってひとかわいいな 18だけど付き合ってくれないかな
— 環境汚染マン (@PUKURIN_40) July 16, 2022
ただ、例えかわいいなどの褒め言葉であってもこのケースでは容姿に対するコメントは避けた方が良いかも知れませんね。
五ノ井里奈さんの告発に対して「意外とかわいい」などの誹謗中傷も
五ノ井里奈さんがYouTubeで自衛隊での性暴力被害を告発した直後から、五ノ井さんに対する誹謗中傷のコメントが届くようになったそうです。
その中には、その行動に対する批判的な意見だけに留まらず、「ブス」、「男みたいな女」、「意外とかわいい」などといった容姿に対する誹謗中傷も含まれていたそうです。
退職直後の五ノ井さんがユーチューブで被害を告発した瞬間から、動画のコメント欄やツイッターのダイレクトメッセージには激しい誹謗中傷が相次いだ。「ブス」「男みたいな女のくせに」「意外とかわいい」など容姿に対する書き込みもあった。
五ノ井里奈さんの現在①性暴力加害者の自衛隊員5名が懲戒免職処分に
出典：https://newsdig.tbs.co.jp/
五ノ井里奈さんが性暴力被害に遭った事件に関しては、2022年10月17日に加害者の自衛隊員4名が五ノ井里奈さんに直接会って謝罪したとの報道が出ています。
陸上自衛隊郡山駐屯地（福島県）に所属していた元1等陸士、五ノ井里奈さん（23）が複数の男性隊員から性暴力を受けていた問題で、関与した男性隊員のうち4人が17日、五ノ井さんに会って直接謝罪した。五ノ井さんは面会後に東京都内で記者会見を開き、「やっとこの日が来た。長い時間がかかったが、区切りとする」と心境を語った。
さらに、防衛省が調査を進めた結果、当時の上司にあたる20代から40代の陸曹5人について五ノ井里奈さんに性暴力を行ったことが確認できたとして、2022年12月15日付けで懲戒免職処分となったことが発表されました。
また、必要な調査を行わないなど職務怠慢があったとして、当時の中隊長が停職6か月の懲戒処分となっています。
このうち4人は去年6月と8月、訓練後の飲食の場で胸を触ったり、押し倒して体を触ったりしたほか、別の1人がこうした行為の一部を指示して行わせていたということです。一部の陸曹は、五ノ井さんに口外しないよう口止めしたほか、自衛隊内の調査に対して、事実を否定したり虚偽の説明を行ったりしたということです。また、五ノ井さんから被害の訴えを受けたのに事実関係を調査しないなど、職務怠慢があったとして、中隊長だった1等陸尉を停職6か月の懲戒処分にしました。
五ノ井里奈さんの現在②性暴力加害者と国を相手に訴訟を起こす
出典：https://www.nikkansports.com/
2023年1月、五ノ井里奈さんは国と加害者を相手取り、損害賠償請求訴訟を横浜地裁に起こしました。
提訴をしたのは性被害の再発防止が目的であるとしており、加害者である5人には精神的苦痛を引き起こしたとして計550万円、国には虐待を防がなかったとして200万円の賠償を求めています。
「自衛隊員は素晴らしい職業。女性が安心して勤務できる環境をつくってほしい」。五ノ井さんは日本記者クラブで開いた記者会見で、性被害の再発防止が提訴の目的だと説明した。昨年10月に加害者側から謝罪を受けた。「できることなら裁判はしたくなかった」と言うが、その後の示談交渉では12月以降、加害者側からの回答がなくなった。「本当には反省していないのでは。このままではハラスメントを根絶できない」と感じて提訴を決めたという。
2023年6月に裁判が始まると、元隊員のうち1人は性暴力について認めましたが、他の4人は「性暴力にあたる行為はなかった」などとして争う姿勢を示しました。
裁判の後に会見を開いた五ノ井里奈さんは、「性暴力にあたる行為はなかった」との主張に「悲しい気持ち、悔しい気持ち」になったと語られています。
この中で、4人の元隊員が書面を通じ、性暴力にあたる行為はなかったなどと争う姿勢を示していることについて「書面を読んだ時は言葉に言い表すことができない悲しい気持ち、悔しい気持ちになりました。自分の妻や子どもにも同じような書面を送るのかと思いました。元隊員から謝罪を受けましたが、その謝罪は形だけだったのかと思います」と話しました。その上で「争う姿勢を示した4人については罪を認めて反省してほしいです。今も現役の自衛官でハラスメントなどで苦しんでいる人もいるので、組織内でハラスメントのない環境にしてほしい」と述べました。
また、五ノ井里奈さんへの強制わいせつ容疑で3人が書類送検されたものの2022年5月に不起訴処分となった件について、その後、五ノ井さんが検審に審査を申し立て、検審は同年9月に「捜査が十分に尽くされたとは言い難い点もあると言える」として不起訴不当と議決しています。
再捜査の結果、2023年3月に元隊員の3人が強制わいせつの罪で在宅起訴されました。
この元隊員の3人については実名も公表されています。
2021年8月、北海道にある陸上自衛隊の演習場で、隊員だった五ノ井里奈さん（23）を押し倒し、服の上から体を触ったなどとしていずれも元上司で、陸上自衛隊郡山駐屯地の部隊に所属していた元3等陸曹、渋谷修太郎被告（30）と関根亮斗被告（29）、それに木目沢佑輔被告（29）の3人が強制わいせつの罪に問われています。
元隊員3人が強制わいせつの罪に問われている裁判では、被害者参加制度を利用して参加していた五ノ井里奈さんが過呼吸のような状態になり救急搬送され、裁判が一時中断される場面もありました。
公判中、被害者参加制度を利用して参加していた五ノ井里奈さんが突然倒れ、救急搬送された。開廷から約１時間後、証人尋問中に椅子から崩れ落ちるように転倒。呼吸が荒く過呼吸のような状態で、車椅子で法廷の外に運ばれ担架で救急車に乗せられた。一時休廷となったが、約１時間後に再開された。五ノ井さんの代理人弁護士によると、体調は回復したという。
五ノ井里奈さんの現在③侮辱容疑で男が書類送検される
五ノ井里奈さんは2022年12月に、ネットで誹謗中傷があり、この件について被害届を提出したことを明らかにしました。
その後、五ノ井里奈さんを中傷する書き込みをネット上にしたとして、2023年7月に40代の男が侮辱容疑で横浜地検に書類送検されました。
五ノ井さんは同日、朝日新聞の取材に「その一言で命が奪われることもある。言葉は凶器。許さない姿勢でのぞみます」と話した。
まとめ
今回は、2022年6月にYouTubeで自衛隊在籍時に男性隊員からのセクハラや性暴力被害を告発した五ノ井里奈さんについてまとめてみました。
五ノ井里奈さんは宮城県で生まれ育ち、小学4年生の時に東日本大震災に遭遇した生い立ちを持ちます。実家は宮城県石巻市で、家族は兄が2人と両親がいます。結婚はされておらず独身です。
経歴については、小学生の頃から柔道に打ち込み、中学、高校、大学を通じて県大会優勝、全国大会ベスト16などの実績を残されています。自衛隊に入隊したのも柔道を続ける目的のためでしたが、性暴力被害によってその夢を断たれました。
現在については、性暴力の加害者5人が懲戒免職処分となりましたが、五ノ井里奈さんは加害者と国を相手取り訴訟を起こしています。ネット上で誹謗中傷されるなど二次被害にも遭っているという五ノ井里奈さんが、今後心穏やかな日々を送れるようになることを願わずにはいられません。
