電通の元顧問の高橋治之さんは東京五輪組織委員会理事の時に受託収賄をしていたという容疑で逮捕されました。
高橋治之さんの逮捕や経歴、家族(父・弟)と結婚した嫁や子供(息子・娘)、密会女優、豪邸の自宅とマイバッハ、ステーキ店閉店と現在をまとめました。
この記事の目次
高橋治之は電通&元五輪組織委理事
出典:mainichi.jp
高橋治之
生年月日:1944年4月6日
出身:東京都
活動:実業家
高橋治之さんは、東京都出身の実業家です。元電通顧問・専務であり、株式会社コモンズ代表取締役会長を務めていました。
電通で働いていた時から、スポーツ業界に国際的な人脈を作り上げ、「スポーツビジネスのフィクサー」と呼ばれていました。その人脈・経歴もあり、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の理事に就任し、東京オリンピック・パラリンピックの準備・運営に尽力しました。
しかし、2022年8月17日に高橋治之さんは東京オリンピック・パラリンピックのスポンサーのAOKIホールディングス会長だった青木擴憲氏から数千万円を受領したという受託収賄の容疑で逮捕されています。
高橋治之は受託収賄で逮捕
高橋治之氏は、2022年8月17日に受託収賄の容疑で逮捕されました。なぜ高橋治之氏が逮捕されることになったのかを見ていきましょう。
東京オリンピック組織委員会理事でみなし公務員に
高橋治之氏は、2014年に東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の理事に就任しました。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は公益財団法人であり、理事の職務は公益性・公共性を有していますので、東京オリパラ組織委員会理事の職に就いている間は、「みなし公務員」となります。
みなし公務員になると、公正妥当な執行を担保しなければいけませんので、贈収賄罪が適用となります。
コンサル料として賄賂を受け取った
大会のスポンサー契約をめぐって紳士服大手の「AOKIホールディングス」の前会長らから総額5100万円の賄賂を受け取っていたとして、東京地検特捜部は、高橋元理事を受託収賄の疑いで、AOKI創業者の青木拡憲前会長ら3人を贈賄の疑いで逮捕しました。
高橋治之氏は、東京オリパラ組織委員会の理事で、スポーツビジネス界において多大なる影響力を持っていました。そして、高橋氏はAOKIホールディングスは東京大会のスポンサー契約を結ぶように提案していました。
そして、AOKIホールディングスはスポンサー契約や公式ライセンス商品に関して、「有利な取り計らいを受けたい」という依頼を高橋氏にしています。
高橋氏はコンサルタント料として、自分が経営する会社の口座にAOKIホールディングスから総額5100万円を振り込ませました。高橋氏はAOKIホールディングスを大会スポンサー候補として組織委員会の幹部に紹介していたほか、AOKIホールディングスはライセンス商品に関する審査を早めるように促す文書を高橋氏に提出していました。
このコンサルタント料が賄賂としてみなされ、高橋治之氏は東京地検特捜部に逮捕されています。
コンサルタント業がある以上、「コンサルタント料」を支払うのは特に問題視されていません。しかし、高橋氏の身分は「東京オリパラ組織委員会理事」、つまりみなし公務員です。みなし公務員は公益性を求められるため、特定の企業を優遇するようなことをしてはいけないのです。
この件では高橋治之氏はAOKIホールディングスを優遇するためにコンサルティング料を受け取った。一般企業であれば、「コンサルティング料」で済んだかもしれないお金が、みなし公務員だったために「受託収賄」となってしまったようです。
森元首相にも捜査の手が伸びる?
高橋治之氏の逮捕は、東京オリンピック・パラリンピックは利権・カネまみれだった可能性が示されました。また、スポーツビジネス界の大物が逮捕されたことで、世間に大きな衝撃を与えました。
しかし、この高橋氏の逮捕は、高橋氏だけにとどまらず、捜査の手は大物政治家にも伸びる可能性が出てきました。
高橋氏とAOKIホールディングス会長の青木拡憲氏との会合には、森元首相が参加していたようなんです。この三者の会合は高橋治之氏が経営している六本木の「ステーキ そらしお」で会合を持ちました。
《会食の終わり際、青木前会長は「末永くお願いします」と述べた。高橋元理事は「長い付き合いになると思います」と応じ、森氏は「ラグビーW杯が終わる(19年)秋ごろまでには決まっていると思う」などと言ったという》
AOKI側からすると、「これで決まった」と確信した瞬間だった。
これが本当であり、森元首相もコンサルタント料や何らかの見返りをもらっていたとなれば、受託収賄で逮捕される可能性はあります。もちろん、お金を受け取っていなかったら、逮捕はされないと思いますが、今後の捜査の展開に注目していきたいですね。
高橋治之の経歴:慶應・電通・オリンピック組織委員会理事
出典:sankei.com
高橋治之氏の経歴を見ていきましょう。高橋治之氏は華麗な経歴を持っていて、典型的な「上級国民」であることがわかります。
慶應でお坊ちゃん育ち
高橋治之氏は1944年に東京都で生まれました。父親は全国朝日放送取締役、イ・アイ・イグループ代表取締役会長などを務める実業家だったため、子供のころから超セレブな生活を送っていて、小学校から慶應義塾に入り、大学までエスカレーター式で上がっています。
・慶應義塾幼稚舎
・慶應義塾普通部
・慶應義塾高校
・慶應義塾大学法学部政治学科
東京都世田谷区に豪邸を持っていたことからも、かなり裕福な実家であり、セレブな子供時代を過ごしたことは間違いないでしょう。自宅には運転手やお手伝いさんが常駐していたとのことです。
電通で力をつけていく
慶應義塾大学法学部政治学科を卒業した1967年に、高橋治之氏は電通に入社します。
電通入社後は主にスポーツ事業局で働き、様々な国際的なスポーツイベントを日本に招致して、成功をおさめました。高橋治之氏は慶應義塾大学時代は元皇族の竹田恒治と同級生で仲が良かったようですので、弟のJOC(日本オリンピック委員会)会長である竹田恆和とも交流があり、そのことでもスポーツ事業をマネジメントする上で役に立ったのかもしれません。
スポーツビジネスで頭角を現した高橋氏は、電通でとんとん拍子で出世していきます。
・1997年1月:総本社プロジェクト21室長
・2000年7月:国際本部海外プロジェクト・メディア局長
・2001年6月:常務執行役員
・2003年6月:上席常務執行役員
・2004年6月:常務取締役
・2007年6月:専務取締役
・2009年6月:電通顧問就任
2011年に電通顧問を退任した後は、コンサルタント業の会社であるコモンズ代表取締役会長に就任し、2014年には東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事になりました。
そのほかにも、日本ゴルフ協会アドバイザリーボード、日本馬術連盟東京五輪選手強化対策プロジェクト委員、eSports事業の企業顧問などの役職も兼任しています。
スポーツビジネスのフィクサー
高橋治之氏は、スポーツビジネスのフィクサーと呼ばれていました。また、電通では数々のスポーツイベントを成功させていたため、「神様」のように崇められていたようです。
世界のスポーツビジネスで、電通の高橋といえば誰もが知っている。高橋さんのもとで仕事をしたというだけで『おお、すごいじゃいないか』となるくらいです。電通の社内では“神様”のような存在。彼との仕事では、私たちから相談などはできず、ただ指示を仰いで言われた通りにやるだけ。自分では何も判断しない、というやり方でした。
引用:五輪組織委・高橋元理事は「電通の社内で“神様”」 逮捕直前の取材に容疑否定、徹底抗戦か(1/3)〈dot.〉 | AERA dot. (アエラドット)
高橋氏がかかわった大きなスポーツイベントの一例を挙げます。
・ワールドユース
・ユニセフオールスター
・トヨタカップ
・2002年日韓Wカップ
・マイクタイソンのタイトルマッチ
・世界陸上
サッカー界の王様であるペレをプライベートジェットで連れてきて、当時の総理大臣である中曾根康弘氏とペレをテニスさせたというエピソードは有名です。
「プライベートジェットでペレを日本に連れてきたと話題になったのは、ちょうど中曽根(康弘)政権のときでした。そのあと軽井沢の中曽根さんの別荘にペレを連れて行って中曽根さんとテニスをさせたりね。私も一緒でしたから、よく覚えていますよ」
引用:ペレもタイソンも 五輪汚職の元電通・高橋容疑者が手掛けた「金満スポーツビジネス」|NEWSポストセブン – Part 2
高橋治之さんが、スポーツビジネスの枠を超えて、大きな影響力を持っていたことがよくわかるエピソードだと思います。
高橋治之が電通で特別な存在になれた理由
高橋治之さんはスポーツビジネス界のフィクサーであり、電通内では神様とあがめられる存在でした。でも、冷静に考えてみると、高橋治之氏はただの電通の一社員です。ペレの「ペレさよならゲーム・イン・ジャパン」は、1977年のこと。高橋氏は入社してまだ10年ですので、重役だったわけではありません。
それなのに、どうやって高橋治之さんはスポーツビジネス界で大成功を収めることができたのでしょうか。
交渉力がすごい!
高橋治之さんは交渉力がとびぬけていたと言われています。交渉をする前に、相手の妻の誕生日など相手のことを徹底的に調べてから交渉に臨みます。そして、相手の心をつかむのです。
電通関係者は「交渉ではこびることが一切なく、相手の心をつかむのが天下一品。ギリギリを攻める仕事が得意」と話す。
この交渉力で、FIFA会長ゼップ・ブラッター会長らと親密な関係となり、国際スポーツ界で太く強固なパイプを作っていったのです。
家族・実家の影響?
ただ、高橋治之氏がいくら高い交渉力を持っていても、それを発揮する場所がなくてはいけません。入社10年目の電通社員が、高い交渉力を持っていたからといって、ペレの訪日を実現できたとは思えません。
高橋治之氏が電通の中でも特別な存在でいることができたのは、家族・実家の力があったからでしょう。高橋氏の実家は総資産1兆円以上と言われた不動産会社「イ・アイ・イグループ」です。
この「イ・アイ・イグループ」は弟が継いでいるのですが、ペレ来日の際には弟のプライベートジェットを使っています。
その高橋がスポーツビジネス界に君臨できたのは、実弟の治則に負うところが大きい、と親しい関係者は口をそろえる。イ・アイ・イグループを率い、バブル期に1兆円の財産を築いた治則は、国会議員や財務省のキャリア官僚をプライベートジェットに乗せ、自ら経営する香港や豪州のリゾートホテルに案内してきた。それだけでなく、実兄の治之も弟のプライベートジェットを自由に使った。ペレを日本に連れてきたのもその一つだが、治之は芸能人も頻繁に誘い、接待役にしたという。
引用:ペレもタイソンも 五輪汚職の元電通・高橋容疑者が手掛けた「金満スポーツビジネス」|NEWSポストセブン – Part 2
マイクタイソンの試合では、スポンサー探しに苦労したため、弟が5億円を肩代わりしたこともあったそうです。
高橋治之氏がスポーツビジネスのフィクサーになることができたのは、自身の能力に加えて、実家・家族の財力があったからなんですね。
高橋治之の家族がすごい
出典:president.jp
高橋治之氏は家族に有名人が多いです。
・父親:高橋義治(全国朝日放送取締役、イ・アイ・イグループ代表取締役会長)
・母親:高橋朝子
・弟:高橋治則(イ・アイ・イ インターナショナル社長)
・叔父:高橋康夫(TBS元総務局次長、シーコム常勤監査役)
・従弟:名前は不明(電通勤務)
このほか、親戚には次のような人物がいます。
・岩澤靖(弟治則の義父、実業家、元北海道テレビ放送社長)
・北田正典(母方の伯父、実業家)
・北田正元(母方の大叔父、代言人北田正董子、外交官)
・大橋武夫(母の従兄、政治家、元労働大臣、運輸大臣)
・濱口雄幸(北田正元と大橋武夫の義父、政治家、元総理大臣)
・濱口雄彦(北田正元と大橋武夫の義兄、銀行家)
・浜口巌根(同上、銀行家)
親戚筋に元総理大臣がいるというのは、やはりセレブ一家であることは間違いないでしょう。
父親は高橋義治
高橋治之さんの父親は高橋義治氏です。
法政大学卒業後に東満州産業などを経て、1946年に東洋物産常務になります。その後、SKB鉄砲販売常務、19057年に日本教育テレビ創立事務所に入社します。
日本教育テレビ取締役、全国朝日放送取締役、高級リゾート「ベルハンドクラブ」社長を務め、1977年からはイ・アイ・イグループの社長・会長となりました。
弟は高橋治則
弟の高橋治則さんは、慶應義塾大学卒業後には日本航空に入社します。1976年に株式会社イ・アイ・イに入社して経営を立て直し、1983年には社長に就任し、国内外のリゾート開発・不動産事業を展開していきます。
バブルに乗って総資産1兆円以上になりますが、バブル崩壊とともに負債を抱え、イ・アイ・イインターナショナルは2000年に破産を申し立てています。
高橋治則さんは1995年にメインバンクの日本長期信用銀行を経営難に追い込み、東京協和信用組合が破綻に関する背任容疑で東京地検特捜部に逮捕されました。その後、裁判で争いましたが、第一審では懲役4年6ヶ月、第2審では懲役3年6ヶ月、最高裁までもつれ込みましたが、判決が出る前にくも膜下出血で亡くなりました。
高橋治之の結婚した嫁や子供(息子・娘)
高橋治之さんは結婚していて、子供が2人います。奥様は一般人で、高橋安子さんという女性という情報があります。慶應義塾大学卒業とのことですので、学生時代に高橋さんと奥様は出会われたのかもしれません。
高橋治之さんは子供が2人います。
・長女:利恵(1972年生まれ)
長男の高橋義明さんは1969年生まれで、TBSに入社したことがわかっています。長女の利恵さんは1972年生まれであることはわかっていますが、それ以外の詳しい情報はわかっていません。
高橋治之が密会した女優
高橋治之さんは受託収賄で逮捕された時の報道で、若い頃に女優と密会したという情報がありました。
誰もが知る大物女優と、都内のホテルで密会しているのを目撃されたこともあります」(同前)
高橋治之さんと密会していた女優というのはいったい誰なのでしょうか?高橋治之さんは、決してイケメンではありません。それでも、大物女優と密会なんて、やっぱりセレブ&できる男は違うんですね。
候補①:吉永小百合さん
高橋治之さんがホテルで密会していた女優候補の1人目は、吉永小百合さんです。吉永小百合さんは1945年生まれの女優で、1957年にデビューしています。1960年に中学を卒業して高校に進学すると同時に日活撮影所に入社しています。その後、アイドルのような可憐なルックスで人気となり、日活の清純派女優として日本トップの女優となりました。
現在でも日本の中高年の男性の中には「サユリスト」はたくさんいます。
高橋治之さんと吉永小百合さんが密会していたという具体的な目撃情報があるわけではありませんし、明らかな接点などもありません。ただ、高橋治之さんと同年代の大物女優というだけで、密会していた女優候補に名前が当たったものと思われます。
候補②:鳳蘭さん
高橋治之さんと密会していた女優候補の2人目は、鳳蘭さんです。ネット上では「女優O」として名前が挙がっていました。
高橋治之さんと同年代で大物女優、さらにイニシャルが「O」となると、鳳蘭さんしかいません。
ただ、高橋治之さんと鳳蘭さんが密会していたという具体的な情報はありませんので、こちらもあくまで噂であり、真偽のほどは不明です。
高橋治之の自宅は超豪邸!マイバッハで派手な生活
高橋治之氏の自宅は、東京都世田谷区用賀にあります。この高橋治之の自宅は超豪邸なんです。父親の代から住んでいた敷地のようです。
この画像は、高橋治之氏の逮捕と家宅捜索の時のものです。
出典:mainichi.jp
ゲートから玄関までがめちゃくちゃ遠い・・・。敷地は約230坪とのこと!これ、地方の豪邸ではありません。東京の一等地である世田谷区用賀にある豪邸です。
高橋治之氏の自宅がヤバいレベルで広いことは間違いありません。こんな広い自宅を持つなんて、上級国民のセレブであると言えるでしょう。
高橋治之氏の愛車はマイバッハと言われています。マイバッハとはメルセデスの最高級ブランドです。簡単に言うと、メルセデスベンツの上位互換的なものですね。
高橋治之氏はこのマイバッハ(2200万円)を愛車としていて、さらに自宅ガレージには600~700万円のベンツが3台あります。
自宅は東京・世田谷の閑静な住宅街にある約230坪もの大豪邸で、普段から外出時に使う車は、販売価格が約2200万円ともされるメルセデスの最高級ブランド「マイバッハ」。しかも運転手付きだ。一見するとセレブ感満載だが、実は、この高級車、高橋容疑者の所有物ではなく、代表を務めるコンサルタント会社「コモンズ」がリース契約したもので、節税策の一環だったようだ。
引用:五輪汚職「高橋治之」元理事の「マイバッハ」はリース契約 過去に国税局が“利権”の調査も(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース
マイバッハは節税対策の一環だったようですが、それでも「節税でマイバッハ」って、一般庶民には全く分からない世界のことですよね。
サラリーマンでは考えられない派手な生活
何度も繰り返しますが、高橋治之氏は電通の社員でした。つまり、サラリーマンです。でも、実家がとんでもなくセレブだったために、サラリーマンでは考えられないような派手でセレブな生活を送っていました。
「高橋容疑者の生活は派手でしたよ。『電通』にいた頃から運転手つきのジャガーで出社し、ニューヨークの高級ホテルにはプライベートルームを持っていた。誰もが知る大物女優と、都内のホテルで密会しているのを目撃されたこともあります」(同前)
ニューヨークの高級ホテルにプライベートルーム???運転手付きのジャガーで出社???なんかもうよくわからない世界です。
ただ、お金持ちあるあるなのか、実はケチという噂があります。
電通の部下をご飯に誘ったら、高橋さんが連れて行ったのは「魚民」。その後の〆は「富士そば」。
10年ほど前、高橋さんと汐留の電通本社でばったり会い、『よし飯を食いに行こう!』と誘われて事業の責任者と当時30代ぐらいの中堅社員5人でついて行ったことがあります。汐留には電通の元社員が経営する店や、社員行きつけの高級店もたくさんあるのに、連れていかれた先はまさかの魚民。その後〆で連れていかれたのも富士そばでした。
引用:(3ページ目)菅前首相など大物には高級ステーキ、電通の部下は魚民 高橋治之・元五輪組織委理事の“意外”な金銭感覚「電通の部下はもともと言いなりですから…」 | 文春オンライン
魚民と富士そばは良いお店です。
でも、スーパーセレブで「電通の神」である高橋治之氏にご飯に誘われたら、どんな高級店に連れて行ってもらえるんだろう?と期待してしまいますよね。
でも、まさかの魚民&富士そば。こんな風にケチじゃないと、お金は溜まらないのかもしれません。
高橋治之の現在…ステーキ店は閉店
現在も特捜部が捜査中
高橋治之氏は2022年8月17日に逮捕されましたが、9月1日時点でもまだ捜査は続いていて、起訴されたという情報はありません。まずは容疑を固めてから起訴になると思いますが、大物&大きな事件のために、東京地検特捜部は慎重に動いているのかもしれません。
ただ、この事件の捜査は2022年3月ごろから始まっています。東京オリパラ組織委員会があるうちに逮捕してしまうと、IOCなどへの影響が懸念されたので、組織委員会が6月に解散して、それからの逮捕となっています。
逮捕まで時間をかけた分、特捜部は固い証拠を持っていると言われていますので、起訴に持ち込まれて、裁判が始まる可能性は高いです。
ステーキ店は閉店
高橋治之氏は六本木に「ステーキそらしお」という高級ステーキ店を経営していました。このステーキ店でAOKIホールディングスの会長と森元首相と会合をしていますし、菅前総理大臣もそこで食事をしたことがあったようです。
六本木のアークヒルズで、最高級和牛を看板にした2万円のディナーコースがある高級ステーキ店を経営しており、菅前首相などの政界の大物や旧知の記者などを招き、よく会食をしていました
引用:(3ページ目)菅前首相など大物には高級ステーキ、電通の部下は魚民 高橋治之・元五輪組織委理事の“意外”な金銭感覚「電通の部下はもともと言いなりですから…」 | 文春オンライン
しかし、このステーキ店は8月31日に閉店しています。
高級ステーキ店「ステーキ そらしお」(東京都港区)がきょう8月31日で閉店する。同店がこのほど発表した。同店は元電通専務で、東京五輪・パラリンピック組織委員会(組織委)元理事の高橋治之氏が経営するコンサルティング会社「コモンズ」が経営していた。
引用:「ステーキ そらしお」、きょう閉店 AOKI収賄“疑惑”で逮捕の高橋治之氏がオーナー – ITmedia ビジネスオンライン
取材に対し、レストラン側は「閉店理由は答えられない」としていますが、逮捕から約10日後に閉店というのは、この閉店は逮捕と関係していると思わずにはいられません。
高橋治之のまとめ
高橋治之さんの逮捕や経歴・家族(父親・弟)と結婚した嫁や子供、密会の噂があった女優、超豪華な自宅と愛車のマイバッハ、ステーキ店の閉店や現在をまとめました。
これだけセレブなら、財産や現金のやり取りは専門家に任せていたと思うのですが、なぜ受託収賄にあたるような金銭の授受を行ってしまったのか。高橋治之さんにとって5100万円なんて、逮捕されるリスクを考えると、そこまで大きなお金ではないように思いますが、どうなのでしょうか?