湯川専務（湯川英一）はセガ・ドリームキャストのCMで話題になった人物

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湯川専務のプロフィール

 

本名　　：湯川英一

生年月日：1943年5月16日

没年月日：2021年6月20日（享年78歳）

出身地　：大阪府

 

「湯川専務」こと、湯川英一（ゆかわ・ひでかず）さんは、1998年から放送されたセガ・エンタープライゼスの家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」のテレビCMに本人役で出演し社会現象となるほどの人気となった人物で、当時は「日本で一番有名な専務」とも呼ばれました。

往年のゲームファンの間では伝説的な人物である湯川専務ですが、2021年に死去していた事が報じられて注目を集めています。

ここでは、この湯川専務について改めて紹介していきます。

湯川専務のセガなどでの経歴

湯川専務こと湯川英一さんは、桃山学院大学経済学部在学中のアルバイト先で、後にセガの親会社となるCSK（創業時の社名はコンピューター・サービス）を立ち上げる実業家の大川功さんと知り合い、1968年のコンピューター・サービス設立と同時に入社しています。

1984年にCSKがセガを買収すると、湯川専務はセガに出向し、1998年にセガ・エンタープライゼスの専務取締役・コンシューマ事業統括本部副統括本部長に就任しました。

この年から、湯川専務の出演するセガの「ドリームキャスト」のテレビCMが放送され、哀愁漂う湯川専務というキャラクターは社会現象を起こすほどの人気を呼びました。湯川専務は秋元康さんプロデュースの『「Dreamcast」c/w「噂のドリームキャスト」』という楽曲でCDデビューも果たし、ドリームキャストのCMはその年のACC全日本CMフェスティバル最優秀テレビCM賞にも輝いています。

CMの人気に伴ってドリームキャストも一時は大きく売り上げを伸ばしましたが、製造トラブルによって出荷台数が予定数を大幅に下回るなどして結局スタートダッシュに失敗。湯川専務はその責任を取って（という名目で）専務から常務に降格となりますが、その降格すらCMのネタとして放送され、その体を張った自虐キャラで更なる人気を呼びました。

湯川専務はその後もセガの人気役員として活躍し、1999年には「湯川元専務のお宝さがし」というゲームソフトも発売されています。

湯川専務はその後、セガへの出向からCSKへと戻って取締役を務め、さらにその後は、CSKのグループ会社の「日本カードセンター（現在の株式会社クオカード）」や、「ビジネスエクステンション（現在のSCSKサービスウェア）」などの社長職を歴任されています。

2009年11月には、「株式会社ニュウジア」のPR大使に就任して活躍されていましたが、2010年11月の契約終了後は、表舞台からは引退され、長らく表に出ない状態が続いていました。

湯川専務（湯川英一）の年齢

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湯川専務こと湯川英一さんは、1943年5月16日生まれなので、セガ・ドリームキャストのテレビCMに出演されていた頃の年齢は「55歳」でした。

また、既に触れているように、湯川専務は2021年6月に亡くなられています。死去時の年齢（享年）は「78歳」でした。

湯川専務（湯川英一）の家族や結婚

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湯川専務の家族の情報は公開されていません。

ただ、結婚はされていて、湯川専務が死去された事については夫人がメディアの取材に応じられています。

ちなみに、湯川専務はセガ・ドリームキャストのテレビCMに出演していたときには既に結婚されていましたが、放送翌年の1999年に、PRイベントで知り合ったというコンパニオンガールとの不倫密会デートが週刊誌などで報じられた事もありました。ただ、その後は夫人とは仲直りをして、晩年は幸せな結婚生活を送られていたようです。

また、湯川専務の家族情報としては、2008年頃のネットメディアのニュース記事で娘さんが2人いる事も報じられています。（この記事は現在は閲覧不可でアーカイブも残されていないが5ちゃんねるなどにログが残されている）

ちなみに、湯川専務が出演したセガ・ドリームキャストのテレビCMの1話と3話と7話には湯川専務の夫人が登場しますが、これは本当の夫人ではなく、女優の大川栄子さんが演じられています。

湯川専務（湯川英一）の自宅

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湯川専務の自宅については、2008年4月に専務時代に住んでいた東京都内の自宅から、都内の別の場所に夫婦で引っ越した事が当時のネットニュースで報じられていました。

その当時のニュース報道では、湯川専務は娘2人が独立したため、老後を夫婦で過ごすために一戸建てを新築して静かな場所へ引っ越した事が明らかにされていました。また、湯川専務がそれまでに住んでいた自宅の売却価格は1億2000万円という事も明かされていて、当時の自宅もかなりの豪邸だったようです。

さらに、湯川専務が夫人と2人で仲良く自宅の花壇の手入れをしているという近隣住民の証言なども紹介されていました。

湯川専務の老後の自宅については、2022年6月6日に配信された「週刊女性PRIME」の記事の中で触れられています。

それによると、湯川専務の自宅は東京都内とはいえ、鳥のさえずりが聞こえてくるような豊かな自然がある場所に立てられているようです。

また、近隣住人にの方が「屋敷」とも表現されているため、かなりの豪邸であるようです。

湯川氏の豪邸は、豊かな自然に囲まれた場所にあり、鳥のさえずりが聞こえてくる。

「14年ほど前、近くから引っ越してきて、このお屋敷を建てたんです。湯川さんはCMどおりの感じがいい人で、たまに立ち話もしました。“ウチで食事でも一緒にいかがですか？”と声をかけていただいたこともあったんですが、恐れ多くて。よく散歩をしていましたが、そういえば3年ぐらい前から見なくなりましたね」（近所の住人）

 

引用：滝沢秀明も共演したセガ『ドリームキャスト』CMの“湯川専務”が亡くなっていた！

この湯川専務の自宅の場所については明かされていないのですが、ネット上では「田園調布」や「成城」、「青葉台」、「松濤」などが候補としてあげられているようです。

湯川専務（湯川英一）がセガ役員として出演したドリームキャストCM動画

湯川専務が現役のセガ役員として出演し、社会現象を巻き起こすほどの人気とったなドリームキャストのテレビCMシリーズをまとめた動画を紹介します。

ストーリー仕立てになっており、湯川専務の哀愁が漂うキャラクターもコミカルで魅力があり、当時人気が爆発した理由がよくわかります。また、冒頭に登場する小学生2人の「セガなんてだっせーよな」、「プレステの方が面白いよな」という衝撃的なセリフのやりとりはインパクト抜群で、現在でもネット上で、わかる人にはわかるパワーワードとして時折目にする事がありました。

ちなみに、あまり知られていませんが、湯川専務は実は、このドリームキャストのCM以前の1980年代に放送されていた、セガの「ロボピッチャ」や「テレビおえかき」という玩具商品のテレビCMにも出演されていました。

湯川専務（湯川英一）の現在…週刊誌などで死去が報じられネットで話題に

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湯川専務の死去についても改めてまとめていきます。

湯川専務の死去を最初に報じたのは、週刊誌「週刊女性」のウェブメディアの「週刊女性PRIME」でした。

記事によれば、湯川専務は2021年に亡くなっており、既に遺産の相続も終わっているという事でした。家族の意向もあって周囲には知られていなかったようで、ゲーム業界関係者の間でも、湯川専務の訃報をこの週刊女性PRIMEの記事で初めて知ったという方がほとんどだったようです。そのため、湯川専務の死去はゲーム業界にも大きな衝撃を与えている様子です。

「実は、湯川さんは去年亡くなりました。遺産の相続も終わっています」（別の住人）

 

引用：滝沢秀明も共演したセガ『ドリームキャスト』CMの“湯川専務”が亡くなっていた！

その後、スポーツ紙「スポニチ」のウェブ版サイトも、湯川専務の死去を報じました。スポニチの記事では、湯川専務が亡くなった日にちは2021年6月20日だった事も明かされていました。