現在ではコメンテーターとしてお馴染みな女優の高木美保さんですが、長い芸能人生では色々なことがあったようです。
この記事では、高木美保さんの若い頃や旦那や子供など家族情報の他、女優業の一線から退いた理由など現在までについてまとめてみました。
この記事の目次
高木美保のプロフィール
名前:高木美保(たかぎ みほ)
生年月日:1962年7月29日
出身地:東京都葛飾区(千葉県松戸市育ち)
最終学歴:和洋女子大学中退
高木美保、昼ドラ『華の嵐』でブレイクし一躍有名に
近年は朝の情報番組「モーニングショー」のコメンテーターとしてお馴染みな高木美保さんですが、元々はテレビドラマを中心に活躍をしていた女優でした。
1984年頃に芸能デビューを果たした高木さんは、女優開始早々から映画「Wの悲劇」や大河ドラマ「いのち」といった話題作に出演していました。
一方で、デビュー当時で既に20代前半であったうえ、大人びた容姿でもあった高木さんは、若者向けドラマに出演する機会は少なかったため、女優としてのブレイクまでには時間がかかりました。
高木さんが女優として初の代表作に巡り合えたのは1988年となっており、主演した昼ドラ「華の嵐」が平均視聴率16%以上を記録するなど、主婦層を中心に一大ブームとなりました。
録画してた「華の嵐」を見てる。ドラマの内容はどうでもいい。朝倉柳子様こと高木美保様の身目麗しさを見てるのです。知性と気品を備えた美しさ。ため息が出ます。あら、こんな時間…。もうお休みさせていただきますわ。皆様、ごきげんよう。
— タナカサオリ (@s_dec24) 2011年10月25日
「華の嵐」は1989年に続編に当たる「夏の嵐」も放映されており、こちらの作品の主演も高木さんが務めています。
以降は、「学校へ行こう!」や「あなだけ見えない」といった若者向け人気ドラマに出演する機会も増えた高木さんは、幅広い層に対して知名度の高い女優へと成長しております。
高木美保の若い頃~女優仕事のストレスからパニック障害になっていた
高木美保、駆け出し女優時代は貧乏で内職経験も
高木美保さんの実家に関しては託児所を営んでいたそうで、本人は「お金持ちじゃなかった」と謙遜していますが、中学受験をして(お嬢様校として知られていた)和洋国府台女子中学校に通うような、当時としてはかなり裕福な家庭でした。
そんな高木さんも駆け出し女優の頃は貧乏暮らしは避けられなかったらしく、ドラマ出演の合間をぬって内職に励んでいた時期もあったそうですね。
高木さんの駆け出し時代については、仕事がまったくないような時期は存在せずに、昼ドラや2時間ドラマを中心に女優仕事が定期的に入っていました。
一見するとお金に困るような仕事量には見えない高木さんの駆け出し時代ですが、デビューからしばらくの間は、ドラマの主演やCM出演といった派手な仕事がなかったため、給料が上がるまでに時間がかかったのかもしれませんね。
高木美保、20代後半でパニック障害を患う
高木美保さんは、女優仕事の過労やストレスが原因となり、20代後半の頃にパニック障害(過呼吸症候群や自律神経失調症)を発症しています。
基本的にはバイプレイヤータイプの女優だったことが災いしてか、「華の嵐」でブレイクしてからの数年間の高木さんの仕事量はかなり多く、1993年には3本のドラマ収録を掛け持ちしていたほどでした。
元々、こだわりの強い性格の持ち主であった高木さんは、より良い作品を作りたいという想いから撮影現場で監督と喧嘩するタイプの役者であったため、多すぎた仕事量が余計に心身の負担になっていたのでしょうね。
高木美保、うつ病まで併発したため女優を休業していた
パニック障害発症後の高木美保さんに関しては、1990年代前半の日本ではメンタル関連の病気への理解が低かったことも手伝い、自分がパニック障害だと気が付かないまま、無理を押して女優業を続けています。
そのため、いつしかうつ病までも併発してしまい、病状がさらに悪化してしまうこととなった高木さんですが、事情を知らない事務所側は女優仕事をどんどんと取って来るという悪循環が続きました。
当時の高木さんは、心身ともに疲れ果てた結果、現実の自分とドラマで演じる役柄のギャップにまで悩むようになってしまい、鳥かごに押し込められたような閉塞感を感じていたようです。
かなり危険な状況に追い込まれていた高木さんでしたが、最終的には「逃げる勇気」に気が付き、1990年代中盤を境に女優を休業することを決意しました。
高木美保、1998年より栃木県に移住して農業を始める
女優休業後の高木美保さんについては、バラエティタレントに転身することとなり、「メレンゲの気持ち」や「嗚呼!バラ色の珍生!!」とった人気番組で活躍していました。
とはいえ、うつ病やパニック障害は女優業から解放されただけで寛解するような生易しい病気ではなかったこともあり、高木さんは療養のために、1998年11月より栃木県那須塩原市に移住しております。
那須塩原市移住後の高木さんは自宅近くに農地を借りており、一緒に移住した両親たちと共にお米や野菜などを作るスローライフな生活が続いているようですね。
野生のリスを餌付け出来るような大自然も残っている那須塩原市での暮らしは、高木さんの精神療養には持って来いな環境だったようで、高木さんを長年苦しめたうつ病やパニック障害なども寛解することが出来ました。
高木美保の旦那や子供について~47歳で中国人IT社長と結婚していた
高木美保、2009年に中国人のIT企業経営者と結婚
高木美保さんは、元々は異性関係に積極的な女性であり、二股をかけた経験もかけられた経験もあるといったリア充な女性だったようですね。
21歳の時には結婚を意識した彼氏がいたという高木さんですが、女優デビューをしたせいですれ違いの末破局してしまったという過去まであります。
持前の美貌から路上ナンパをされる機会が多かった高木さんは、32歳の時には、夜道で高校生にナンパされたという珍しい体験までしていますが、前述のパニック障害などの影響で長らく結婚には縁遠い状況が続いておりました。
このまま充実したシングル人生を歩んで行くかと思われていた高木さんでしたが、2009年夏に、1歳年上のIT企業経営者の中国人男性と結婚しています。
高木美保、旦那との馴れ初めはエステのダブルブッキングだった
高木美保さんと夫との馴れ初めに関しては、エステでのダブルブッキング騒動がきっかけだったようですね。
出会いは通っていたエステだったそうで、高木が施術を受けようと店を訪れたところ、同じ時間にダブルブッキングされていたのが夫だった。
「忙しく、時間もなかったもんで『あなたの時間を私に売ってください』と将来夫となるべき人に無礼な一言を言ってしまった」と高木。その後、お礼の食事会を開催。「なんて厚かましい女なんでしょうか…」と当時を振り返った。
ひょんなことから交流が始まった2人ですが、意外なほどウマがあう間柄だったようで、わずか3回のデートで同棲にまで発展した挙句、高木さん側から夫にプロポーズをすることになりました。
ちなみに、結婚オタクな一方で大の辛い物好きであり、キムチ鍋には七味唐辛子を大量にかけるというお茶目な一面もある夫は、高木さんよりビリーさんと呼ばれています。
高木美保、旦那とは結婚以来別居婚だった
高木美保さん・ビリーさん夫妻については、結婚時に既に40代後半の大人同士だったこともあり、お互いのライフスタイル尊重した夫婦生活を選択し、別居婚が続いています。
そのため、普段は那須塩原市に住んでいる高木さんが、東京でビリーさんと一緒に暮らす期間は、農作業の閑散期となる冬場くらいだとか。
ちなみに、時たま那須塩原に顔を出すこともあるビリーさんですが、高木さんの畑で農作業を手伝うことはなく、友達と一緒にゴルフなどに遊びに出かけてしまうそうですね。
高木美保と旦那の間に子供は?
高木美保さん・ビリーさん夫妻に関しては、結婚時点で高木さんが40代後半の年齢だったこともあり、現在までに子供などは生まれていません。
とはいえ、お互いのライフスタイル優先の大人の関係である2人なため、仮に妊娠可能な年齢で結婚していても、子供は作らなかった可能性が高そうです。
高木美保の現在~池袋暴走事故に涙も超高齢実父の免許返納問題で炎上
高木美保、85歳の実父に免許返納させてない発言で炎上
高木美保さんは、2019年4月になると、コメンテーターとして出演している情報番組「モーニングショー」にて、「池袋暴走事故」の話題を扱った際に炎上騒動に巻き込まれてしまいました。
とはいえ、この時の炎上騒動は高木さんに失言があったというわけではなく、番組中の「池袋暴走事故」の犠牲者遺族の記者会見に対して、高木さんは涙ながらに同情の言葉を述べていました。
そんな会見のVTRを見てスタジオで涙を流し、時に鼻をすすりながらコメントしていたのが高木美保だった。「私、ちょっと悲しすぎて言葉にならないんですけども、この夫でありお父さんである方が、奥さんと娘さんを大切に守ってこられたんだということが伝わってきました」などと語った。
しかしながら、同時に自身の85歳になる父親については、「母親を病院に送迎しているから、免許を自主返納させられないでいる」と正直に語ってしまった高木さんは、ネットの一部から「無責任!」との批判を浴びてしまうことになりました。
「高木にも現在、85歳になる父親がいるそうですが、免許は返納できていないと語りました。その父親は夜、対向車のライトで幻惑されてしまい、『夜が怖い』と言い出した後は、夜の運転は禁止しているそうです。ただ一方、父には『母の病院の送り迎え』があるというのです。そのために高木も、自主返納について強く言えていないのだとか」
池袋事故、遺族の方の会見を聞いて泣きながらコメントしてて、自分の親が85歳で視力がどうとか言ってんのに免許返納はさせてないってなんだそれゃ。#モーニングショー #高木美保
— CHO (@coh_luna) 2019年4月25日
高木美保、高樹沙耶が原因で逮捕の噂も流れていた
高木美保さんは、元女優の高樹沙耶さんのせいで逮捕の噂が流れたこともあります。
2012年10月に芸能界を引退し、沖縄県・石垣島で宿泊施設を経営しながらスローライフ生活を送っていた高樹沙耶さんでしたが、2016年10月になると、大麻取締法違反(所持)で逮捕されてしまい、有罪判決も受けました。
共演歴もほぼなく、友人同士ですらない高木さんと高樹沙耶さんでしたが、世代が近く名字が同じな元女優という共通点から、高木さんが逮捕されてしまったと勘違いしているネットユーザーたちがかなりいるようです。
乗客から集団で罵声を浴びせられて駅のホームから飛び降りた近鉄の車掌についてテレビで「我慢しなきゃダメ」とコメントしていた高木美保、今度は麻薬で捕まっちゃったね……と言っているそこのあなた。今回逮捕されたのは高樹沙耶です。私も一瞬混同しました。
— 俊平 宇津井💜💎個人 (@utsu_shun) 2016年10月27日
高木美保についてまとめると…
・高木美保は2009年に1歳年上のIT企業経営者の中国人男性と結婚、2人の間に子供はいない
・高木美保は現在、85歳の実父に免許返納をさせていない発言で批判を浴びている
炎上騒動については、やや気の毒な感じもする高木美保さんですが、ネット社会となった現在では、コメンテーター業も楽ではないということなのでしょうね。
高木さんが今後も末永く芸能界で活躍することを祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。