動画の視聴者数を集めることがファン獲得や広告収入につながることから、多くのYouTuberはときには危険な行為をしてでも注目を集め不幸にも死亡してしまうことがあります。
この記事では、事故・事件・自殺などで死亡したYouTuberを衝撃度順ランキングTOP10にまとめましたのでご紹介します。
この記事の目次
- 死亡したYouTuber衝撃度ランキング11位 スペイン人YouTuber
- 死亡したYouTuber衝撃度ランキング10位 ナラヤナ・レディ
- 死亡したYouTuber衝撃度ランキング9位 アントニオ・パーキンス
- 死亡したYouTuber衝撃度ランキング8位 Etika(ガイルくん)
- 死亡したYouTuber衝撃度ランキング7位 サン
- 死亡したYouTuber衝撃度ランキング6位 ヴォン・イオンニン
- 死亡したYouTuber衝撃度ランキング5位 高校2年生の女子生徒
- 死亡したYouTuber衝撃度ランキング4位 TEDZU(塩原徹)
- 死亡したYouTuber衝撃度ランキング3位 空ハート(谷田部空)
- 死亡したYouTuber衝撃度ランキング2位 うごくちゃん
- 死亡したYouTuber衝撃度ランキング1位 アバンティーズ・エイジ
- 死亡したYouTuber衝撃度ランキングをまとめると…
死亡したYouTuber衝撃度ランキング11位 スペイン人YouTuber
パラシュートが開かず落下死
2019年8月の未明に、スペイン人YouTuberの男性が、セメント工場にあった煙突からパラシュートをつけて飛び降り、パラシュートが開かず地面に激突して死亡しました。
このスペイン人YouTuberは、危険なスタントシーンを撮影してYouTubeに動画をアップし、大量の動画再生数を獲得して広告収入を稼ごうとした狙いがあったとみられています。
普段からパラシュートの使い方に慣れていたのかは不明ですが、煙突から飛び降りた直後にパラシュートが開かずじめに激しく叩きつけられたため、友人が急いで駆けつけましたがすでに心配停止の状態で即死していました。
死亡したYouTuber衝撃度ランキング10位 ナラヤナ・レディ
孤児を助けた慈善事業家YouTuberが死去
インド人のナラヤナ・レディさんは、登録者数600万人以上を誇る「グランパ・キッチン」を運営するYouTuberでしたが、2019年10月27日に73歳で死去しました。
ナラヤナ・レディさんは生前グランパの愛称で親しまれていましたが、巨大な料理を作っては地域の孤児たちに提供すると言う支援をしていた慈善事業家で、さらにYouTubeで得た広告収入をすべて慈善団体に寄付をすると言う、自らの利益ばかりを追求して反社会的な配信をして迷惑をかけている一部のYouTuberたちに見習って欲しいような立派な人でした。
たった2年で600万人以上のフォロワーを持ち、孤児のためにおいしい食事を作っていたおじいちゃんYoutuber”ナラヤナ・レディ”氏が亡くなりました。
— いっちー@バーチャル精神科医 (@ichiipsy) November 1, 2019
とても悲しいニュースですが、彼が行った善行は多くの人の心を動かしているようです、https://t.co/Mz5luwET5h pic.twitter.com/0bIaMHcpSA
死亡したYouTuber衝撃度ランキング9位 アントニオ・パーキンス
動画配信中に殺害された
2016年6月15日に、アメリカのシカゴにおいてFacebookのライブ動画機能を使って実況中継をしていたアントニオ・パーキンスさん(当時28歳)が、配信中に何者かによって銃撃され死亡する事件が起きました。
アントニオ・パーキンスさんは、数日前にフランスのパリでイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に触発された男性が警察官の男女を殺害する事件が発生した際に、この事件の様子を生中継して注目を集めていました。
この事件と関係があるかは不明のようですが、アントニオ・パーキンスさんが殺害された当時、セルフィースタイルで自身を撮影していた際に突然銃声が鳴り響き、スマホが地面に落ちた直後に「オーマイゴッド!」と女性が叫ぶ声が聞こえました。
そして「警察を呼んで!早く!」と叫ぶ男性の声や「トニー、大丈夫よ、トニー」と倒れているアントニオ・パーキンスさんに声をかけ続ける女性の声などが収録されていました。
死亡したYouTuber衝撃度ランキング8位 Etika(ガイルくん)
日本でも「ガイル君」と呼ばれて親しまれたアメリカ人YouTuberが自殺
2019年6月26日(現地時間)に、ニューヨーク市警がYouTuberとして活動していたEtikaさんが死亡したことを伝えました。
Etikaさんは新商品やサービスなどの紹介動画を主に投稿していたYouTuberで、髪型が格闘ゲームの「ストリートファイター」に登場するガイルと言うキャラクターに似ていたため、日本でも「ガイル君」と言う愛称で親しまれていました。
またオーバーリアクションが売りであり、ゲームの実況配信をしていたことから任天堂関連のタイトルで特に人気を博し、「大乱闘スマッシュブラザーズ」が発売された際のリアクションが話題となっていました。
そのEtikaさんが死亡した原因は自殺だとみられており、失踪する直前の19日にYouTube上で「ごめんなさい」と言うタイトルの動画を投稿しており、精神的にとても追い詰められていた様子がわかっていたようです。
躁鬱病で自殺に追い込まれたって死因が本当なら闇の深さが計り知れない
— 堀之内 (@Jun2490_oath) June 26, 2019
表面上はあんなハイテンションにしているのにガイルくんは相当なものを抱え込んでたの…?
死亡したYouTuber衝撃度ランキング7位 サン
毒ムカデやヤモリを食べて中毒死
2019年7月23日に、海外のニュース配信サイト「LAD BIBLE」に置いて、中国安徽省合肥市に住むサン(当時35歳)が毒ムカデや生きたヤモリを食べて中毒症状起こし死亡したことを伝えました。
サンさんは中国の大手動画配信サイト「DouYu」において、1万5000人のフォロワーを持つ人気配信者で、体を張った無謀な企画の動画で知られていました。
この死亡事故での企画内容は、丸いルーレットに毒ムカデ、生きたヤモリ、ミミズ、酢、香辛料、ビール、アルコール度数90%以上のスピリッツを配置し、ルーレット回して止まったところにあるものを食べると言うものでした。
死亡事故後は該当の動画は削除されています。
死亡したYouTuber衝撃度ランキング6位 ヴォン・イオンニン
中国ナンバーワンのルーファーが転落死
屋根やビルの屋上、鉄塔など高いところに登ったり、そうした場所でぶら下がりや懸垂など危険な行為を楽しんで度胸だめしをする人たちをルーファーと呼びますが、中国ナンバー1ルーファーと呼ばれたヴォン・イオンニンさんが2017年に62階建ての高層ビルの屋上から転落死しました。
ヴォン・イオンニンさんは屋上で自撮りをしながら歩いていたところ足を滑らせて落下したとみられており、交際していた彼女が中国版TwitterであるWeiboで報告。
ただのエクストリーム愛好者かと思いきや、難病の母親の入院費を稼ぐために配信をしていたことも判明しています。
死亡したYouTuber衝撃度ランキング5位 高校2年生の女子生徒
自殺の瞬間を生配信した女子高生
2020年2月18日の朝に、横浜市瀬谷区にある相鉄線瀬谷駅において、神奈川県大和市に住む高校2年生の女子高生がホームから線路に飛び込み自殺する瞬間を生配信して視聴者に衝撃を与えました。
生前亡くなった女子高生は自身の容姿について深い悩みを抱えていたようで、Twitterには整形をするためにアルバイトをしたいと言う旨の内容が投稿されていました。
また、その他にも投稿されている内容は非常に衝撃的なものが多く、中には父親から性的虐待を受けた可能性を示すものもあったとみられています。
この女子高生はTwitter上で「死にたいくらいにしんどい」と投稿しており、精神科にかかった際に統合失調症と言う診断を受けたことも明かしていたようです。
人身事故配信して自殺した本人のTwitter見たけど、学校ではいじめられ、親との関係も良くなかったみたいで心が痛む。父親から性的被害まで受けてて限界だった女子高生に対してどうしてみんな心無い言葉をかけられるんだろう。怒る資格があるのは事故によって被害を受けた人だけじゃない? pic.twitter.com/0JBJoNaz56
— き裏 (@WX4UuX5YnxVz96O) February 18, 2020
死亡したYouTuber衝撃度ランキング4位 TEDZU(塩原徹)
冬の富士山を登り滑落したニコ生配信者
2019年10月28日に、「ニコニコ動画」にてTEDZUと言うハンドルネームで動画配信をしていた東京都新宿区西早稲田在住の無職男性・塩原徹(当時47歳)さんが、冬の富士山登頂目指して生配信をしていた最中に足を滑らせて滑落死しました。
生配信を視聴していた視聴者が110番通報して事故が発覚し、29日朝から山岳救助隊がTEDZUさんの捜索に向かいました。
そして同月30日に富士山7号目付近の標高約3000メートルの地点にTEDZUさんの遺体が発見されました。
およそ1500メートルほど滑落したものとみられ、TEDZUさんの遺体は性別の区別がつかないほどひどい状態だったと言われています。
TEDZUさんはアパートで一人暮らしをしていた司法浪人生で、動画視聴者だった元引きこもりの男性は「彼の動画を見て自分と同じ孤独を抱えていると感じた」と証言しており、ネット上ではTEDZUさんが冬の富士山に登るような装備はなかったことから自殺目的で行ったと推察していました。
死亡したYouTuber衝撃度ランキング3位 空ハート(谷田部空)
生配信中に赤飯を喉に詰まらせて死亡
2019年4月8日に、YouTubeチャンネル「sola Channel」の女性YouTuberである空ハートこと谷田部空さんが、生配信中に赤飯を喉に詰まらせて窒息してしまい視聴者による通報で救急搬送されましたが搬送先の病院で死亡しました。
「sola Channel」の谷田部空さんは登録者数約5000人ほどの一部の人に人気のあるYouTuberでした。
事故当時、谷田部空さんは赤飯のおにぎりを早食いするチャレンジ企画を行っており、おにぎりを口に入れて飲み込もうとしたものの飲み込めず、1分ほど硬直したまま苦しそうにしていましたがやがて倒れてしまい、それから数分後には泡を吹きはじめたため視聴者が救急車を呼びました。
谷田部空さんが死亡したことについては同居していた息子がチャンネルの公式Twitterで報告しており、「心配して下さった方々ありがとうございます。母ちゃんも幸せだと思います」とコメントしています。
空ハートのおにぎり早食い動画【閲覧注意!】
息子です
— 空ハート (@highcrimehigh11) April 11, 2019
平成31年4月10日午後6時20分に病院で息を引き取りました。
心配してくださった方々ありがとうございます母ちゃんも幸せだと思います。
お葬式の件ですが叔母といろいろ相談した結果身内だけでやることにしました。
死亡したYouTuber衝撃度ランキング2位 うごくちゃん
自殺で死亡
うごくちゃんは2016年6月からゲーム実況者として活動していたYouTuberです。死亡前でもYouTubeチャンネルの登録者は50万人を超えており、人気がありました。
https://www.youtube.com/channel/UCBjqPJosbgC1CNAVLoLHTRg
2021年1月8日、うごくちゃんが昨年12月31日に亡くなっていたことを所属事務所が公表しました。
弊社Studio Coup所属クリエイターうごくちゃんにつきまして、2020年12月31日に逝去いたしましたことをご報告させていただきます。
これまでお世話になりました関係者の皆様、ファンの皆様には生前のご厚意に心より感謝申し上げます。
葬儀につきましては、ご親族のご意向のもと密葬というかたちで執り行わせていただきましたので、恐縮ではございますが献花等はご遠慮いただけますよう、お願いいたします。
親交の深かった弊社所属クリエイター、また私たち自身も言葉に言い表せないほどの悲しみの中におりますが、本人とご親族のため僅かながらでも出来ることを模索して向き合っていく所存です。
各SNSアカウントの今後の取り扱い等につきましては、ご親族と相談の上追ってご報告の場を選びご案内とさせていただきますこと、何卒ご理解いただけますようお願いいたします。
2021年1月8日
THECOO株式会社
うごくちゃんの死因は公表されていませんが、2020年には精神病院に入院しており、メンタルを病んでいたことから自殺とみられています。うごくちゃんは年齢は20代前半であり、20代前半という若さで命を絶ったことに衝撃が走りました。
死亡したYouTuber衝撃度ランキング1位 アバンティーズ・エイジ
サイパンで高波にさらわれて死亡
2019年1月4日にYouTuberをマネジメントする事務所・UUUMは、所属していた男性4人組YouTuberグループ「アバンティーズ」のエイジさん(当時22歳)が死亡したことを伝えました。
エイジさんは休暇を利用して同月1日にサイパンに旅行に行っており、海で遊んでいた際に高波にさらわれて溺死したものとみられています。
「アバンティーズ」は登録者数120万人以上の人気チャンネルだったことから、多くのファンが衝撃を受けました。
そのため、多くのファンがTwitterでエイジさんの追悼コメントを投稿しているほか、交際していた彼女でYouTuberの「あやののの」さんも自身の公式アカウントに追悼のコメントを発表しました。
楽しい、面白い、悔しい、悲しい、、色々な動画があるけど、1000本の動画をありがとう。いつも笑顔をありがとう☺︎#アバンティーズ#エイジ#そらちぃ#ツリメ#リクヲ pic.twitter.com/iRaR3UYpAm
— ふみ (@tttekotodene) June 16, 2019
死亡したYouTuber衝撃度ランキングをまとめると…
・皮肉なことに死亡したニュースによって、名前が知れ渡ったYouTuberもいる
YouTuberはほとんどが広告収入目的とは言え、人を楽しませるエンターテイナーでもあるため無謀なことをして事故を起こしてしまいますが、YouTube側も年々規制を強化しているようです。
その規制強化によって廃業してしまうYouTuberもいますが、悲しい死亡事故を起こさないためにも必要な措置でしょう。