人気俳優の三上博史さんですが、役者として大成功を収めた裏には、若くして亡くなった母親の遺言も関係して来ていたようですね。
この記事では、三上博史さんの若い頃や身長サバ読み疑惑の他、結婚・彼女情報、そして消えた理由や現在の活動などについてまとめてみました。
この記事の目次
三上博史のプロフィールと生い立ち
三上博史(みかみ ひろし)
生年月日:1962年7月23日
出身地:東京(神奈川県横浜市育ち)
所属事務所:有限会社三上事務所
三上博史、自営業の父親と元女優の母の間に誕生
三上博史さんといえば、1980年代後半から1990年代初頭にかけて起こったトレンディ・ドラマブームの中心人物の1人として一世を風靡した俳優となります。
三上博史さんは、自営業を営む父親と「第2期新東宝ニューフェース」だった元女優の母親の元に生まれております。
父親から「自分で使うお金は自分で稼げ」とのスパルタ教育を受けたため、中学時代より新聞配達のアルバイトを開始していた三上さんですが、少年時代の将来の夢は「お金をがっつり稼ぐエリートサラリーマン」だったそうですね。
そのため、少年時代よりとにかく勉強だけは頑張ったという三上さんでしたが、中学への登校中に周囲と同じことをするのが馬鹿らしくなり、能登半島へ旅立ったことがあるなど、当時からアースティックな感性は健在でした。
その後も鬱憤が溜まると1人で旅に出かけることを繰り返していたという三上さんは、夜行列車で知り合った女子大生と仲良くなり、一緒に温泉宿に泊まったこともあったとか。
三上博史、名門進学校に進学するも演劇に目覚める
中学卒業後の三上博史さんは、東大卒アーティストとしてお馴染みな小沢健二さんの母校でもある神奈川県立多摩高校へ進学しています。
神奈川県下でも有数の進学校へと進学した三上さんでしたが、高校1年時に友人に勧められて受けた映画「草迷宮」のオーディションが人生を変えるきっかけとなりました。
オーディションに見事合格し主役をゲットすることとなった三上さんですが、演劇未経験者ということもあり、撮影前に監督の寺山修司さんの主催する劇団「天井桟敷」でのワークショップが待っていました。
アングラ劇団だった「天井桟敷」でのワークショップの内容は、全裸になって正座をさせられたり劇団員と殴り合いをさせられたりと、かなりエキセントリックなものだったそうですね。
この時のワークショップの内容に関してはいまだに疑問に思っているという三上さんでしたが、「草迷宮」で体験した映画製作の世界にはすっかり魅せられてしまったとか。
当時のローバジェット(低予算)映画だったので、知恵や工夫でどれだけ観客の想像力をカバーできるか、どれだけ作品の力になるかということを、15(歳)で体験したんです」
その後、日常に戻りガリ勉生活を再開した三上さんですが、そんな毎日を寒々しく思っている自分に気が付き、演劇の世界へ足を踏み入れることになりました。
三上博史、母親の遺言によりトレンディドラマに出演
寺山修司さんが主宰する劇団「天井桟敷」に入り浸るようになった三上博史さんは、それまでの優等生ぶりが嘘のように勉強がボロボロになってしまい、大学受験にも2度失敗する羽目になり、結局大学には進学せずじまいでした。
この頃になると、アート系映画にも出演するようになり、俳優への道を進み始めていた三上さんですが、20歳の時に病死した母親の「性格俳優にだけはなっちゃダメよ」との遺言が、芸能人生に大きな影響を与えることになったそうですね。
母親も以前、売れなかったですが、女優をしていたので、僕のことを見ていて心配したんでしょうね。最初は遺言の意味が分からなかったんですが、母親がきっと伝えたかったのは『アートもいいけれど、多くの人に名前と顔を知ってもらいなさいよ』ということだと解釈して、人生を変えました
三上博史の若い頃…トレンディ俳優として大活躍していた
三上博史、トレンディ俳優として若い女性から絶大な人気
トレンディ俳優時代の三上さんは、「君が嘘をついた」や「世界で一番君が好き」といったドラマに主演し、若い女性を中心に絶大な人気を誇ることになりました。
その後の三上さんは、1992年に主演したドラマ「あなただけ見えない」にて、多重人格者役を怪演したこときっかけにアイドル俳優からの転身へ成功し、息の長い俳優活動を続けています。
・「君が嘘をついた」(1988年)平均視聴率17.3%
・「世界で一番君が好き!」(1990年)平均視聴率22.0%
・「あなただけ見えない」(1992年)平均視聴率16.3%
・「この世の果て」(1994年)平均視聴率22.9%
・「リップスティック」(1999年)平均視聴率16.3%
三上博史、黒柳徹子の母の家に居候していた時期も
トレンディ俳優としてブレイクして以降の三上博史さんに関しては、あまりの多忙ぶりに疲れ果ててしまい、生活拠点を海外に置いていた時期もありました。
三上さんの海外生活は、アメリカ西海岸で7年、フランス・パリで7年という長期間に及ぶことになりましたが、現在は帰国して日本で暮らしているそうですね。
そんな三上さんは、1989年頃に、アメリカ・カリフォルニアにある黒柳徹子さんの母・黒柳朝さんの家に居候していた時期もありました。
黒柳の母である黒柳朝さんは、当時、国際電話で徹子に「うちに、テレビに出てるヒロシって子がいるわよ」と報告したという。
朝さんはその場にいた三上に確認して名前を伝えると、黒柳は「ママ、すごい有名よ!」と驚いたという。
三上さんがどのような経緯で朝さんと知り合ったのかは不明となりますが、居候時代の三上さんは、夕暮れ時になると朝さんと2人で近所を散歩に出かけるなど、スローライフな日々を送っていたとか。
三上博史に身長サバ読み疑惑…公称身長172㎝も実際は165cm前後?
三上博史さんには、身長サバ読み疑惑も存在するようですね。
三上さんの身長サバ読み疑惑に関しては、ブレイク作である映画「私をスキーに連れてって」出演時に、共演した女優・高橋ひとみさん(公称身長166cm)と似たような身長だったことから発生した噂となっています。
ちなみに現在の公称身長は172cmですが、170cmはないようにみえますね。
引用:http://shinchokenkyujo.livedoor.blog
↑上記の画像は左が153cmの高橋愛さん、右が176cmの高橋光臣さん。
やはり上記画像から検証すると、165cm~168cmぐらいでしょうか。
↑上記画像は左が173cmのとよた真帆さん
公称身長が近い女優・とよた真帆さん(173cm)と比較しても小さく見えるため、170cm以下の身長であることは間違いないでしょう。
三上博史は芸能一族…伯母・折原啓子は銀幕のスター
母親が元女優だった三上博史さんですが、実は家族や親戚に芸能関係者が多い芸能一族出身でもあります。
三上さんの親戚で最も有名な人物は、戦後に映画女優として一世を風靡した伯母の折原啓子さんとなっております。
その折原さんの夫である新東宝プロデューサー・三上訓利さんが、三上博史さんの父親の実兄だったそうで、折原夫妻の娘は元プロ野球選手の篠塚和典さんと結婚もしているようですね。
また、三上博史さんの兄も東京スカパラダイスオーケストラの初期メンバーだったらしく、脱退後は愛知県内で古着屋をやっているとか。
三上博史は消えた理由…若手女優への厳しい指導に共演NGにされていた
三上博史、演技に真面目過ぎて業界人から敬遠される
俳優として数多くの代表作を持つ三上博史さんですが、近年は地上波での露出も減り、干された説が流れていた時期もありました。
三上博史どこに消えたの?
— ☆Ⓜ︎☆ (@VvvveM) March 23, 2013
好きなんだけど。
三上さんが地上波のドラマに出演する機会が減った理由に関しては、請け負った仕事に対して命がけで取り組みたい三上さん側とスケジュールを優先したい製作側との齟齬が大きかったそうですね。
「中にはそこまで本気にならなくてもいいと思っている人たちもいるわけですよ。単に当てたい、単にヒットさせたいという人たちにとっては、本気の奴ってウザいんだろうね。僕のそういった姿勢が業界に広く認知されているから、『こいつに下手に声をかけたら本気になるから面倒だぞ』と思われて。それで5年に1本とかになっちゃう」と苦笑い。
そのため、近年の三上さんは、スケジュールや予算に余裕のあるWOWOWの「ドラマW枠」を主戦場に活躍しており、有料放送の方で連続ドラマの主演を務める機会が増えています。
三上博史、共演の若手女優への手厳しい指導で共演NG俳優に
三上博史さんは、スタッフだけではなく共演者にも熱く演技指導をするため、共演者からも嫌がられてしまうこともあるそうです。
「三上さんは、いわゆる“トラブルメーカー”。新人をつぶしてしまうところがあるため、最近は干され気味だと聞いています。演技派で、目指す目標も高いため、共演する後輩の役者、特に女優に対してはことのほか厳しい。近年でも、倉科カナさんや森川葵さんが三上さんの洗礼を浴びたといわれており、そんなことが続くと、大手所属事務所から『うちの俳優とは共演させない』というお達しが出てしまうのは仕方がないところ」
三上博史、俳優を引退しようと考えていた時期も
三上博史さんは、30代半ば頃に俳優を辞めて建築家になろうかと悩んでいた時期もあったそうですね。
三上さんが芸能界を引退しようと考えた原因には、俳優として頂点を取ったことに対する燃え尽き症候群がありました。
そのため三上さんは、2003年に公演された舞台「青ひげ公の城」を最後に、芸能界を引退する予定でした。
しかしながら、いざ「青ひげ公の城」に出演してみると、映像作品の世界とは別の魅力に溢れていたため、舞台方面の仕事も極めてみたいと感じた三上さんは、引退を思い留まることになりました。
三上博史の彼女・彼氏の噂…結婚しない理由と根強いゲイ疑惑
三上博史、彼女の噂が一度もなくゲイ説が浮上
トレンディ俳優としてブレイクして以降、30年以上に渡り人気俳優の地位をキープし続けている三上博史さんですが、これまでにこれといった彼女の噂がありません。
そのせいか、三上博はゲイ説が有名な芸能人の1人でもあります。三上さんにゲイ説が流れた理由については、女性にモテモテな立場であるのにも関わらず、異性スキャンダルがないことが影響しています。
三上さんのゲイ説は芸能関係者の間でも有名な噂なのか、オセロの松嶋尚美さんが、テレビ番組で「イタリアで女装をしている三上博史を目撃した」と発言して大反響を呼んだこともありました。
そんな状況にあるせいか、三上さんには「俳優の本木雅弘と付き合っていた」や「俳優の風間トオルと玉木宏を取り合った過去がある」といった噂まで流布されていますが、あくまでネットの都市伝説の1つで信憑性などは疑問符がつくようですね。
明日ママに出演中の三上博史はホモです。過去に本木雅弘と交際してました。風間トオルと玉木宏を取り合った事もあります。サンフランシスコのゲイの街、カストロ地区に家を持ってます。そこには、京本政樹の家もあります。ローマだったかな?女装して街を歩く姿を松嶋尚美に目撃されています。
— はつき (@hatsuki_124) February 23, 2014
三上博史、現在の“彼氏”は新興宗教の教祖?
三上博史さんには“彼女”の噂はありませんが、“彼氏”の噂は存在します。2019年には新興宗教の教祖との熱愛も噂されました。
「さらに業界では、三上さんが干されている理由は、現在の恋人である新興宗教の教祖の男性に心酔しているせいでスピリチュアルな言動に拍車がかかってきたから、なんて話も出ていますよ。どちらにしろ、かなり不安要素がある役者なのは間違いないでしょう」(テレビ局関係者)
ゲイ説を裏付けるような熱愛報道でしたが、2010年には結婚願望自体は人並みあると語っているようです。
三上博史の現在…4年ぶりの地上波ドラマ「集団左遷!!」出演で話題に
三上博史さんの現在については、2019年になると、ドラマ「集団左遷!!」で横山輝生役を演じたことで話題となりました。
三上さんにとって4年ぶりの地上波出演作となった「集団左遷!!」は、平均視聴率10.3%と、近年の連続ドラマの中では及第点となる人気ぶりでした。
久しぶりの地上波出演作が成功を収めた三上さんですが、もう少し撮影期間があればより完成度の高い作品が作れたとの心残りはあるようですね。
日曜劇場は意外や初出演。決して最初から三上の手法を押し付けることなく、スタッフと通じ合えるようになるには、この4~5カ月間、「日々の積み重ね」が必要だった。「だから、あと5話あったら、もっと“あ・うんな空気”をつくることができたと思います。
三上博史についてまとめると…
・三上博史には身長サバ読み疑惑があり、実際の身長は公称身長172㎝よりも低い165cm~168cm程度とみられる
・三上博史は芸能一族に生まれ、母親は元女優、伯母の折原啓子は戦後の銀幕のスターだった
・三上博史は演技対して真面目過ぎてスタッフや共演者から敬遠され、一時期ドラマや映画出演が激減していた時期もあった
・三上博史は彼女の噂が独身を貫いていることから、ゲイの噂が絶えない
・三上博史は2019年に4年ぶりの地上波ドラマに出演、新興宗教の教祖をしている男性との熱愛も報道された
トレンディ俳優から実力派俳優への転身に成功した三上博史さんですが、成功者ゆえの悩みも多々あるという話になっています。
三上さんの今後より一層の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。