免停中の事故が当選後に発覚した都議会議員の木下富美子(木下ふみこ)氏ですが、都議会議員を辞職することを発表しました。
今回は木下富美子氏の年齢や経歴・学歴と若い頃、父親など家族、韓国との関係、結婚した旦那や子供、事故や免停理由、その後と現在を紹介します。
この記事の目次
木下富美子は無免許運転&当て逃げ疑惑の都議会議員
木下富美子
生年月日:1966年10月13日
出身:愛知県名古屋市
所属政党:無所属
木下富美子氏は都議会議員でした。
2017年に板橋区選挙区から立候補して当選し、2021年の都議会議員選挙でも当選しています。
しかし無免許事故を起こしていたことが、選挙投票翌日に報じられ、その後は雲隠れしていたものの、2021年11月22日、都議会の三宅茂樹議長に辞表を提出し、受理されました。
木下富美子の年齢
出典:jiji.com
木下富美子氏は1966年生まれですので、2021年10月に55歳になっています。2021年の選挙で当選し、無免許事故を起こした当時は54歳ですね。
木下富美子氏の事故・無免許運転は、54歳という年齢からは考えられないようなものでした。
無免許運転中に事故を起こして何の説明もなく雲隠れするなんて、年齢的にもっと若い世代なのか?実は20代でパニックになったのか?なんて思ってしまいます。
でも、社会経験があり、常識も備わっている(はず)の年齢である54歳で、無免許運転&事故を起こしたのです。
木下富美子都議の話で何より一番驚いたのは年齢が54歳だったこと
— ブルトリ (@blues_tripper) July 8, 2021
善悪の区別・誠実さには、年齢は関係ないことを教えてくれるのが、木下富美子氏の事故・無免許運転と言えるかも知れません。
木下富美子の経歴と若い頃まとめ
大学時代まで
木下富美子氏は1966年に愛知県の名古屋市で生まれました。高校時代までを地元の名古屋で過ごし、東京外国語大学外国語学部スペイン語学科に進学したのを機に上京します。
大学時代は1年間休学して、アルバイトで貯めたお金でスペインのマドリードで過ごし、スペイン語やスペイン文化を学びました。
また、学生時代には全国通訳案内士(英語)の資格を習得していますので、英語は堪能のようです。
若い頃が美人
出典:https://livedoor.blogimg.jp/
木下富美子氏の若い頃の写真がこちらです。学生時代の写真のようですが、ネット上では「アイドル級にかわいい」とも話題になっていました。
木下富美子氏の学生時代は聖子ちゃんカットにしていた時期もありましたが、意外にも目立たない存在であったといいます。
社会人時代
大学卒業後の1999年に、木下富美子氏は大手広告代理店の博報堂に入社しました。
最初は営業職として働き、その後は香川県高松市で勤務しています。育児休暇から復帰した1999年には広報室に異動になりました。
また、2003年からは、地球温暖化対策国民運動「クールビズ」キャンペーンに参画したり、「地ブランド」プロジェクトを立ち上げに携わっています。
2012年から14年は、内閣府男女共同参画局に出向して、女性活躍推進のスペシャリストとして女性の活躍促進政策・ダイバーシティ政策の企画立案を担当し、広報責任者を務めました。
2015年から2017年には、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部から、地方創生人材支援制度(日本版シティマネージャー)1期生として、北海道江差町で顧問として活動しました。
都議会議員として
2016年に小池百合子氏の理念に共感し、小池百合子主宰の政治塾「希望の塾」に入り、政治家を志すようになりました。
2017年には都民ファーストの会から板橋区選挙区で立候補し、トップ当選します。
さらに、2021年7月の都議会議員選挙では、再び都民ファーストの会から板橋区選挙区で立候補し、3位で再選しました。
木下富美子の学歴まとめ
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木下富美子氏の学歴を見ていきましょう。
・中学校:名古屋市立千種台中学校
・高校:名古屋市立向陽高校
・大学:東京外国語大学スペイン語学科
・大学院:東京大学大学院都市工学部都市持続再生学コース(東大まちづくり大学院)
東京大学大学院には2018年に入学していますが、2021年8月の時点で、まだ修士課程1年
とのことでしたので、都議会議員の仕事と大学院での研究を両立させるのは難しかったようです。
ただ、学歴・経歴を見る限り、木下富美子氏は能力が高く、輝かしい経歴を持っていることは間違いありません。
しかし、「能力が高くても、それに行動が伴わないとどうしようもない」・・・それを体現しているのが、木下富美子氏なのかもしれません。
木下富美子の国籍は韓国?噂と真相
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木下富美子氏をインターネット上で調べると、「韓国」というサジェストワードが出てきます。
しかし、木下富美子氏の国籍は日本です。韓国ではありません。
国籍が日本でないと、都議会議員になることはできません。都議会議員の被選挙権は日本国民であり、満30歳以上であることが条件ですので、木下富美子氏は間違いなく日本人です。
では、なぜ「韓国」というサジェストワードが出てきたのでしょうか?
それは、木下富美子氏の苗字が関係していると思われます。
「木下」という苗字は在日韓国人が通名として使っていることが多いようなんです。「木下=朴」ということですね。
ただ、木下富美子氏は日本人であることは間違いないので、韓国人ではありません。ちなみに、Twitterではこのような情報もありました。
台湾華僑系
— fulufulu (@fulufuluulufu) July 29, 2021
木下富美子 フミコ
朴 ボクさん
(韓国系 パクさんじゃないよ)
マスコミは同胞をかばう
木下富美子氏は台湾華僑系という噂ですが、これも証拠があるわけではありませんし、もし台湾華僑系でも日本国籍ですので、特に問題があるというわけではないでしょう。
木下富美子の家族:父親
出典:twitter.com
木下富美子氏の家族情報を調べてみましょう。木下富美子氏の実家は、愛知県名古屋市にあります。
そして、父親は木下恵裕さんという名前のようです。2017年には木下富美子氏の選挙事務所開きに訪れて挨拶をしていました。
父親の木下恵裕さんは学習院大学を卒業後、トヨタ自動車の販売として働いていました。
定年退職後はご夫婦(木下富美子氏の父親と母親)でハイキングを楽しんだり、木下雅游という俳号で俳句を趣味にしているとのことです。
木下富美子は子供1人のシングルマザー
木下富美子氏には子供が1人います。娘さんですね。
そして、シングルマザーとのことです。ブログの自己紹介欄には次のように書かれていました。
娘と猫の3人暮らし。
娘さんは既に成人されています。2017年の時点で、木下富美子氏の娘は18歳でした。
都民ファースト 板橋編 木下ふみこさん。18歳の娘さんを一人で育て上げたわーママ。博報堂で街のブランド創りなど、行政にも携わった経験を生かし、女性の力を引き出せる東京にと意気込んでいる。クールビズのキャンペーンでもお手伝いいただきました。 pic.twitter.com/G12OmaNlSD
— 小池百合子 (@ecoyuri) June 10, 2017
そして、2018年の記事では、木下富美子氏が娘は19歳と話していました。
娘はもう19歳になるので、今となっては思いきり仕事ができますが、娘の保育園時代を振り返ると、今も昔も預けることはとても大変でした。働きながら子育てすることは、本当に大変だと思います。
引用:【働くママインタビュー】シングルマザーで働きながら娘を育て議員に。木下ふみこ東京都議会議員(都民ファーストの会) TheNews(ザ・ニュース)
このことから、木下富美子氏の娘さんは1999年生まれだと思われます。
木下富美子は結婚歴・離婚歴ありで元夫がいた
出典:getnews.jp
木下富美子氏はシングルマザーです。
インターネット上の一部情報では、「未婚の母では?」とも言われていますが、木下富美子氏には結婚歴があります。
残業もありましたが、幸い周りの協力が得られ、お迎えにいけない時は、元夫や夫の両親に助けてもらいました。その点はとても恵まれていましたし、その協力あってキャリアが継続できたのだと思います。
引用:【働くママインタビュー】シングルマザーで働きながら娘を育て議員に。木下ふみこ東京都議会議員(都民ファーストの会)TheNews(ザ・ニュース)
インタビューで夫がいたことを明かしています。「元夫」としていますので、死別ではなく離婚でシングルマザーになったようです。
離婚時期は不明ですが、育児休暇から復職して、3年程度(娘さんが4歳になるころ?)は結婚生活が続いていたようです。
当時は旦那さんのご両親も協力的だったようですね。
木下富美子が無免許事故で雲隠れ
木下富美子氏は、2021年の都議会議員選挙中に無免許で車を運転し、運転中に事故を起こしていました。
都議会議員選挙の投票日は7月4日でしたが、この事故が発覚したのは投票日の翌日7月5日でした。
都議会選挙中に自動車事故
出典:fnn.jp
木下富美子氏は都議会議員選挙中の7月2日午前7時半ごろ、自動車事故を起こしました。
板橋区高島平3丁目の交差点で右折レーンで信号待ちをしていたところ、右折の表示が出ても、木下富美子氏の車が進まなかったため、後続車の運転手がクラクションを鳴らしました。
すると、木下富美子氏は「アクセルとブレーキを踏み間違えたのか?」と思うほどの勢いでいきなりバックしてきて、後ろの車に自分の車をぶつけたのです。
そして、信号が青になったらすぐ、勢いよくスピードを出して直進していきました。
後ろの車の男性は逃げられたと思って、すぐに追いかけ、200m先で木下富美子氏の車を止めました。
この時、木下富美子氏は「逃げていない」と言い張り、さらに車から降りた途端、被害者(後続車の運転手)を気遣うのではなく、自分の車の後ろ(ぶつけた部分)を見に行ったと言います。
この事故で、後ろの車を運転していた運転手の男性と同乗者の妻は首や肩に軽いけがを負っています。
警察は、この事故を過失運転障害と無免許運転の疑いで捜査すると共に、当て逃げの可能性についても調べているとのことです。
この事故、かなり悪質ですよね。車を運転していてクラクションを鳴らされたからイラっとしたのかもしれません。
だからと言って、後ろの車にぶつけるなんて言語道断ですし、そのまま逃げようとするのもかなり悪質です。
そもそも、右折サインが出ているのに進まないのが悪いですし、クラクションを鳴らされたくらいでイライラするなら、自動車を運転する資格はないですよね。
無免許運転が発覚
出典:ameblo.jp
そしてこの事故で、木下富美子氏の無免許運転が発覚しました。この時、木下富美子氏は免許停止中(免停中)だったのです。
免停中に車を運転すれば、無免許運転となり、「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」と違反点数25点になります。
木下富美子氏はマスコミの取材に対し、この事故は事実であることを認め、次のように説明しています。
木下都議は朝日新聞の取材に「大きな事故ではまったくない」とし、無免許運転の疑いについては、「免停期間が終了していると勘違いしていた。認識不足とはいえ、やってはいけないことだった」としている。
「大きな事故ではまったくない」という説明、かなりやばいですよね。
けが人が出ている事故なのに、加害者側が「大きな事故ではない」なんて絶対に言ってはいけない言葉でしょう。
次々に無免許運転が暴かれる
出典:twitter.com
木下富美子氏の免許停止期間は、TBSの報道によると、2021年4月14日~7月2日だったとされています。
取材に応じた本人の証言によると、2月頃から免許停止だったようです。
「2月ごろ免停になったが、事故当日は期間が終わったと勘違いしていた」と釈明した。
引用:再選後に免停中事故公表の木下都議に批判広がる 「免停期間を勘違い」? 不自然な言い訳、会見もなく:東京新聞 TOKYO Web
そして、免許停止期間のはずなのに、木下富美子氏が原付バイクに乗っている証拠画像が次々に発掘されていきました。
こちらのツイートは木下富美子氏が免許停止期間中に原付バイクに乗っている証拠画像を丁寧に検証し、本人であることや画像日時を特定しています。
#木下ふみこ 都議の颯爽と商店街を駆け抜ける御姿
— お達者くらぶ (@tsuriganeike) July 9, 2021
1枚目:4月3日以前 赤い鞄を背負って走行
2枚目:4月18日投稿 右奥に赤い鞄
3枚目:1枚目の足元アップ
4枚目:4月2日投稿 NIKEのマーク
1分17秒~ 1枚目の切り出し
4分42秒~ たこ焼き屋に放置https://t.co/d0HjR6DXg4#木下富美子 #無免許運転 pic.twitter.com/qM4iELmoLy
こちらのTwitterアカウントも、かなり綿密に検証しています。
【無免許】木下ふみこ都議 問題記事一覧|以下略ちゃん @ikaryakuchan #note https://t.co/Ea9yMBBCs7
— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) July 9, 2021
これらのことから、木下富美子氏が免許停止期間に何度も原付バイクに乗っていたことは、ほぼ間違いないでしょう。
その証拠に、木下富美子氏はこの無免許運転問題が浮上してからすぐに、Twitterの原付バイク関連の写真を全部削除していきました。
無免許ふみこさん、証拠隠滅https://t.co/O0NLbjwOB2 pic.twitter.com/v1lT1ITwuz
— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) July 6, 2021
さらに、現在はTwitterに鍵をかけ、Facebookは閲覧不可にしています。
無免許運転でなければ、画像を削除する必要も閲覧不可にする必要もないはずなので、木下富美子氏は自ら「たくさん無免許運転していました」と公表しているようなものですね。
木下富美子の免停理由とは
出典:twitter.com
木下富美子さんは、なぜ免停になっていたのでしょうか?
実は、今回の免停が初めてではなく、過去5回の免許停止処分を受けていたというのです。
過去3年で5回の免許停止処分を受けており、違反内容は速度違反2回、携帯電話使用2回、信号無視1回、一時停止無視1回と報じた。
引用:舛添要一氏 “免停5回” 木下富美子都議は「絶対辞めない」「親分の小池百合子って人も黙ってる」 | 東スポのニュースに関するニュースを掲載
過去3年間で免許停止5回ってヤバいですよね。
・携帯電話使用(6点)
・信号無視(2点)
・一時停止無視(2点)
一般的に免許停止処分の点数は6点ですが、過去3年以内に行政処分を受けたことがある人は、もっと少ない点数で免許停止処分になります。
もっとひどい違反なら免許取り消しですが、木下富美子氏は免許取り消しではなく、免許停止処分5回であり、免許取り消しにならないギリギリのラインで違反を繰り返していたと言えます。
木下富美子の不祥事は「天国からの為書き」で公職選挙法違反?
出典:twitter.com
木下富美子氏の不祥事は、この無免許運転事故だけではありません。
実は、公職選挙法違反になりかねないことをしているんです。
「天国からの応援ありがとうございます」
— 市議ライ (@araigiin2nen) July 6, 2021
だってー pic.twitter.com/WxAjuEwREe
為書きとは、「選挙で応援していますよ!」というメッセージですが、木下富美子氏さんは、すでに亡くなっている方から「天国から応援している」との為書きとして飾っていたのです。
これについて、「天国から為書きを書いた」とされる亡き橋本祐幸さんの娘である橋本久美さんは怒りをあらわにしています。
木下さん本人が私の父の為書きは「天国から」と言っている。
— 橋本久美(維新政党・新風東京本部) (@hashimotokumi) July 6, 2021
いくらなんでもフザケすぎでしょうよ。
私はこういう人に負けたのかと思うとバカバカしくなりますね。#板橋区 #都民ファーストの会 https://t.co/PNVV6CP0jw
しかも、橋本久美さんは木下富美子さんの対立候補で、都議会議員選挙で落選した人物です。
「父が実の娘の対立候補に為書きなど送るわけないですから。しかも昨年亡くなっている故人を利用するという『自分ファースト』ぶり。娘としても許せないですね」
たしかにこれは娘としては言語道断ですよね。
また、この為書きは公職選挙法違反(虚偽事実公表)の可能性があると言われています。
さらに、選挙期間中にFacebookに有料広告を出していたとしんぶん赤旗が報じていて、これに関しても公職選挙法違反の可能性があります。
木下富美子の事故後から辞任前までの動向…雲隠れした状態が続いていた
都民ファーストの会を除名され、「SDGs東京」を立ち上げ
出典:twitter.com
木下富美子氏は、無免許運転と事故を報じられて、所属政党の「都民ファーストの会」から2021年7月6日付で除名処分となりました。
これで、都議会議員を辞職するかと思いきや、木下富美子氏は議員辞職をしない考えを公表しています。
「仕事をしていくことで期待に応えたい」などとして議員辞職はしない考えを示した。
そして、除名処分になった後、一人会派「SDGs東京」を立ち上げています。すごいメンタルの強さですよね。
議員辞職勧告決議が可決されるも雲隠れ
出典:twitter.com
木下富美子氏は事故が報じられて以降、公の場に姿を現すことはなく、7月6日の当選証書付与式も欠席しています。
そして、7月23日に「議員辞職勧告決議案」が全会一致で可決されました。
この議員辞職勧告決議案は「辞職した方がよい」と勧めるだけで、実際に議員を辞めさせる強制力があるわけではありませんでした。
そのため、議員辞職勧告が可決されても、木下富美子氏は議員を辞職することなく、雲隠れした状態になっていました。
出典:sakisiru.jp
木下富美子氏は、2021年7月の当選から約1週間後に代理人が板橋区役所で当選証書を受け取っていることが判明しました。
また、議員活動は行っていないものの、議員辞職しているわけではないので、議員報酬と政務活動費として月額132万円が木下富美子氏に支払われています。
都議会局によると、木下氏にも月額計132万円の議員報酬と政務活動費が支給されており、都民らからは1100件以上の苦情などが寄せられている
そして、2021年9月17日には交通事故の件で書類送検されています。
東京都議選の期間中だった7月に無免許運転で当て逃げ事故を起こしたなどとして、警視庁は17日、自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)と道交法違反の疑いで木下富美子都議(54)=豊島区=を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
引用:木下富美子都議を書類送検
その後、2021年11月9日に木下富美子氏が公の場に姿を現しました。これからも議員活動を続ける意思を表明していました。
書類送検された木下富美子都議(55)が9日、都議会委員会に出席するため約4カ月ぶりに公の場に姿を見せた。「(議員を)ぜひ続けて欲しいという声がある」などとして、議員辞職はしない考えを改めて示した。
そして、2021年11月19日には5~7月にかけて7回無免許運転をしたとして道交法違反の罪で在宅起訴されています。
7月の東京都議選の期間中に無免許で当て逃げ事故を起こし、警視庁に書類送検された木下富美子都議(55)について、東京地検は19日、5~7月にかけて7回無免許運転をしたとして道交法違反の罪で在宅起訴した。当て逃げ事故を起こしたとする自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑は起訴猶予、道交法違反(事故不申告)容疑は嫌疑不十分の不起訴とした。
木下富美子の現在…都議会議員を辞職後、有罪判決が下る
木下富美子が辞表を提出
2021年11月22日、木下富美子氏が都議会の三宅茂樹議長に辞表を提出し、受理されました。これにより、木下富美子氏は都議会議員辞職となりました。
無免許運転で人身事故を起こし、道交法違反で在宅起訴された木下富美子都議が22日、都庁で記者会見し「都議会議員を辞職することを決断致しました」と表明した。午後8時、東京都議会議長に辞表を提出した。
木下氏は無免許運転について「議員であろうとなかろうと、許されることでありません。交通法規に対する遵法精神が弛緩していたこと猛省しています」と話した。免許については「再取得はせず、自ら運転を致しません」とし「事故当時に運転していた車は既に処分しております」。その上で「有権者のみなさまに心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。
木下富美子氏が辞職に至った理由として、小池百合子都知事から「交通事故の解決に専念されたらどうか」「これで人生が終わるわけではなく、今回の不祥事を反省し再出発する時には相談に乗る」という助言があったとし、
また「父の安全が脅かされる事態に」「理不尽な現実に悩んだ」と“恨み節”と思われるような発言もありました。
無免許運転による人身事故を巡り、東京都議会で2度の辞職勧告決議を受けた木下富美子都議(55)が22日、都庁で会見し、辞職する意向を明らかした。決断にいたった理由も説明。小池百合子都知事からの助言があったとし、「父の安全が脅かされる事態となりました」とも明かした。
なんだこの責任転嫁は💢
— あだっち🍵🐗 (@0IPSX53rEPMM0PW) November 22, 2021
木下富美子氏「仕事したいのにできない理不尽あった」 都議会批判 | 毎日新聞 https://t.co/dxqnsMlXmn
この人すごいね。
— chovi (@chovikitten) November 22, 2021
口を開く度に同情の余地がなくなっていく😑
木下富美子都議、辞職を表明 理由の一つは「齢85の父の安全が脅かされたこと」(スポーツ報知)#Yahooニュースhttps://t.co/U7BiLhvHyr
木下富美子に懲役10カ月・執行猶予3年の判決
2022年1月に行われた初公判で、木下富美子氏は「選挙活動の手伝いで運転できる人が少なく、自分でやるしかなかった。都議選へのプレッシャーで、まともな判断ができなかった」と言い訳めいたことを語っています。
また、交通違反をたくさん重ねてきたことに対しては、「おっしゃるほど、たくさんでしょうか」などと、反省しているとは思えない発言をしています。
検察官「なぜ、たくさん交通違反を重ねたのですか」 ーーおっしゃるほど、たくさんでしょうか。罰金を払うことで、償いをしてる認識でした。
検察官「免許停止のキッカケとなった、スマホを見ながらの運転については?」 ーー私にスマホを触っている認識はありませんでした。警察官が目撃したと主張するので、仕方なく認めました。
「情状酌量の余地はない」として、検察側から懲役10ヵ月を求刑された木下富美子氏ですが、2022年2月15日、懲役ヵ10月・執行猶予3年の有罪判決が下りました。
木下富美子氏は、2017年5月から2021年2月までの間に道路交通法に計12回違反していたとのこと。「規範意識に問題がある」ものの、社会的非難を受け都議会議員を辞職していることを踏まえ執行猶予つきの判決となりました。
判決後、木下富美子氏は会見で謝罪の言葉を述べ、「自らの過ちに真摯に向き合い、二度と運転はしない」と誓いました。
「無免許運転で失ったものはあまりにも大きく、後悔しかない」と話した。今後は自動車の運転をしないと明言。政界復帰については「将来のことは何も考えられない」と答えるにとどめた。
政界復帰についは「何も考えられない」と語っていた木下富美子氏ですが、復帰はかなり厳しい道になることでしょう。まずは、真摯に反省し自分自身を見つめ直してもらいたいものです。
木下富美子のまとめ
木下富美子さんのプロフィールや年齢・経歴・学歴、韓国との関係と家族・父親について、結婚した旦那や子供の情報、無免許事故や免停理由、事故のその後と現在をまとめました。
木下富美子さんは事故後は雲隠れしていたものの、世間からの批判も相次ぎ、最終的には自身が辞表を提出して、都議会議員を辞職となっています。執行猶予付きの判決が下りましたが、今後の政治活動も厳しいかもしれません。