昼の情報番組『ひるおび!(TBS系)』のコメンテーターとしてお馴染みの顔の室井佑月さんですが、本業は作家であり若い頃はレースクイーンなどもしていました。
この記事では、室井佑月さんが結婚した旦那や子供、そして糖尿病や乳がんの経過について詳しくまとめました。
この記事の目次
室井佑月のプロフィール
室井佑月(むろい ゆづき)
本名: 非公開
生年月日: 1970年2月27日
出身地: 青森県
職業: 小説家、随筆家、タレント
活動期間: 1997年 –
ジャンル: 恋愛小説
デビュー作: 『血い花(あかいはな)』
配偶者: 高橋源一郎(1999年 – 2001年)
子供: 長男
現在はコメンテーターとして印象が強い室井佑月さんですが、1997年に小説新潮主催の読者公募「性の小説」コンテストに入選したことでメディアに注目された小説家でもあります。
2000年代になると歯に衣着せぬ物言いからワイドショーのコメンテーターとして活動も開始。現在はTBS『ひるおび!』や『中居正広の金曜日のスマたちへ』などのレギュラーを務めています。
室井佑月の若い頃~レースクイーンやクラブホステスをしていた
独特のキャラクターで忘れられがちな室井佑月の美貌
室井佑月さんはテレビで見せるまったりとした喋りのマイペースなキャラクターから美人タレントの枠には入っていませんが、元々は美貌を売りにした仕事をしていました。
室井佑月さんは「ミス栃木」や「ミス公園通り(渋谷区)」などに選ばれたほか、高級クラブのホステスや雑誌モデル、レースクイーン、女優など美人でないと務まらない仕事をしてきました。
現在も室井佑月さんの若い頃については検索されているようで、「実はかわいい」という評判も得ています。
ホステス時代の若い頃
レースクイーン時代の若い頃
室井佑月の結婚・離婚歴~元旦那・高橋源一郎との間に子供は1人
室井佑月、作家・高橋源一郎との結婚と離婚
室井佑月より19歳年上の高橋源一郎と結婚した
室井佑月さんは当時既婚者だった三島由紀夫賞作家の高橋源一郎さんと不倫の末に1999年に結婚しました。
2001年10月7日号に発表された「婦人公論」に掲載された手記によれば、室井佑月さんより19歳年上の高橋源一郎さんは不倫後に当時の妻と離婚しての4度目の結婚でした。
波乱万丈な主人公が登場する恋愛小説家の室井佑月さんらしい結婚ですが、2000年に息子をひとりもうけた翌2001年に離婚しました。
室井佑月、息子・ユウタは東大を目指し浪人中
室井佑月さんの息子・ユウタさんは学業優秀で、現在は東京大学を目指し浪人中だそうです。
愛媛県の難関校で中高一貫校の愛光学園に合格しています。第1志望のラ・サールは不合格でしたが、愛光学園も高校偏差値75とトップクラスの難関校であり、東大や京大に多くの合格者を輩出しています。
超優秀な頭脳を持つ室井佑月さんの息子ですが、入学後に燃え尽き症候群なのか成績不振に陥ってしまったようで、担任の先生から「このままだと落第します」と言われたり、停寮処分を受けたりしたこともあったそうです。
私が息子に使った手は、とにかく「お前はできる!」と言い続けること。年齢関係なく、男性はおだてるとノリやすいですからね(笑)。あとは、「なぜ勉強なんてしなきゃいけないんだ」って聞かれたときに「魅力的なメスを手に入れるためだ!」って答えてました(笑)。この答えがいちばん心に響いたみたい。
室井佑月、離婚や子育ての影響は両親にあった?
室井佑月は劣悪な家庭環境で育った
室井佑月さんの父親は製薬会社の営業マンで、母親は銀座の高級クラブ「コパカバーナ」に勤務する元ホステスでした。
父親は組合活動により解雇されてからは職を転々としており、その度に当時小学生だった室井佑月さんは6回も転校することになり、一人っ子だったこともあり友達関係は良くなかったようです。
さらに父親はギャンブル好きで、室井佑月さんは「動物園に行くぞ」と言ってはよく競馬場に連れて行っていました。
家計は安定しておらず、父親が競馬で大勝ちした月などはお小遣いが10万円あったこともあったそうですが、その翌日には給食費さえ払えないほど困窮するなど極端だったようです。
父親はほとんど家に帰らず1年間失踪していたこともあり、愛人を作って家に寄り付かなったため室井佑月さんは家族団らんの思い出は皆無でした。
室井佑月さんは父親の愛人のところに一緒について行って、メイクを教えてもらうなど両親の関係は破綻しながらもどちらへの愛情も失わなかった特殊な家庭だったようです。
室井佑月さんはシングルマザーの母親に甘やかされて育ったため、雨の日には風邪を引くという理由で学校を休まされ、「勉強をしろ」とは一度も言われませんでした。
しかし、勉強嫌いながら成績は良かったため高校は進学校に入学しましたが、目標が無く勉強もしなくなったため成績は学年で下から3番目程度だったようです。
室井佑月さんは学生時代を後悔し、母親を反面教師にして息子には勉強をさせたのでしょう。
室井佑月の病歴~膵臓腫瘍切除により糖尿病を発症
室井佑月、2005年に酒好きが祟り膵臓腫瘍が発覚
室井佑月は膵臓の3分の2を切除した
室井佑月さんは2005年の夏にみぞおちに激痛が走り、胃潰瘍を疑って病院を受診すると膵臓腫瘍であることが分かりました。
室井佑月さんはホステスをやっていた関係もあり、若い頃から毎日のようにお酒を飲んでおり、息子が生まれてからも子育てと仕事の両立の大変さから「お酒を飲んで一日を強制終了させる」と毎日一日の終わりに飲んでいることを明かしていました。
そうした乱れた生活から膵臓にはうずらの卵ほどの腫瘍ができており、良性だったものの悪性に変化する可能性があったため膵臓の3分の2と脾臓を切除する8時間の大手術を受けました。
室井佑月さんは病院を退院する際に医師から「膵臓をほとんど切除しているため将来的に糖尿病になるかも」と言われていましたが、実際にそのとおりになってしまいました。
室井佑月、2011年に医師の宣告通り糖尿病を発症
いつ死んでもいいと思って生きている室井佑月
2011年に室井佑月さんはすい臓を3分の2摘出した影響に加えて、毎日の不摂生な生活が祟り糖尿病になってしまいました。
「いいなぁ。こんなに食べているのに、なんで太らないの?」。11年のある日、旅行先で友人から言われた。豪華な食事、デザートも完食、そしてお楽しみの深夜のラーメン。これだけ食べると2~3キロ・グラムは太ると愚痴をこぼす友人とは反対に、自分はやせてきたことに気付いた。
普段、息子と一緒にステーキハウスに行けば、2人で1キロ・グラムを平らげることもあった。自宅に体重計がなく、変化を見逃した。でも、朝起きると、立ちくらみがするのは気になっていた。
室井佑月さんはかかりつけの医師に血液検査をしてもらうと、異常に血糖値が高いことが分かり、すぐに糖尿病専門の病院を紹介されて糖尿病だということが分かりました。
糖尿病になってからは少しは食生活に気を配るようにはなりましたが、室井佑月さんは病気には害になるお酒やタバコ、深夜の高カロリー食など不摂生生活は続きました。
逆に執筆の締切が近いと何も食べずに机に向かうこともあり、低血糖に陥ったことから急に真っ暗になって何も見えなくなり焦ったこともあるようです。
低血糖にならないための室井佑月さんの対策がまた不健康で、低血糖状態を感じ始めたら甘い炭酸飲料を飲んだり、スティックシュガーを持ち歩いて砂糖を食べているそうです。
室井佑月さんは病気のために好きなものを禁止したく無いそうで、それは”いつ死んでもいい”という波乱万丈な人生を生きてきた室井佑月さんならではの悟りがあるからのようです。
室井佑月の現在① 糖尿病に続き乳がんであることが判明
室井佑月、体への無理がたたり乳がんになる
タバコ、お酒、高カロリー食、糖尿病と積み重なりついに乳がんに
2019年7月11日に「スポニチ」が取材したところによれば、室井佑月さんは7月頭になんとなく胸に違和感を感じて触っていたところ、右乳房にしこりを感じ、病院で検査を受けたところ8日に乳がんであることが分かりました。
室井佑月さんは早期発見ができたためリンパ節への転移は確認されなかったようですが、前向きに捉えていてまったく深刻には考えていないようです。
しこりの大きさは1・2~2センチで、リンパ節への転移はない。医師からはステージ1か2と言われている。糖尿病が持病で、3カ月に1度、血液検査を受けていたが、マンモグラフィーは「若気の至りで(豊胸のため)食塩水を入れているので受けられなかった」という。
「早く分かってツキがある」と前向きに受け止めており、「闘うという気持ちはない。がんになったから、逆にいいこともあるだろうと思うので馬券か宝くじを買いたい」と笑顔で語った。来月8日に入院し、同9日に右乳房の一部摘出手術を受ける予定。好きなタバコと酒もやめていないといい「入院したらどちらも禁止されるので、今のうちに」とちゃめっ気たっぷりに話した。
まさに波乱万丈な作家である室井佑月さんらしい発想ですが、糖尿病になった当時は息子はまだ
5歳だったため簡単には死ねないという思いもあったようですが、すでに成人目前のようなので肩の荷が降りているのかもしれません。
室井佑月、生きたいように生きて死ぬだけと語る
室井佑月は死ぬ覚悟ができている
室井佑月さんの膵臓切除からのコメントを見る限り、いつ死んでもいいように人生を好きなように生きているという印象のようです。
また、室井佑月さんは自分の死後についても「幽霊になって息子を見ていたい」と語っています。
「自分は勝手に死ぬので、将来息子がどう育ってもかまわないという文章に感動した」と尾関さんが本の感想を述べると、室井さんが「でも死んでからもストーカーみたいに息子がどうなるかみていたい。息子が撮る写真にも(幽霊になって)写りたい」と返すなど、イベントは軽妙なトークでスタートした。
中学から寮生活を送っているという室井さんの息子。室井さんは息子を寮に送り出す際、「周りを冷静に観察し、相手をまず知ることが大事。居心地がいい場所を探し出せる男になってほしい」との言葉を投げかけたという。
室井佑月さんは息子に人生で大切なことはほとんど伝えることができているのかもしれません。
あとは、息子が社会で堂々と生きていけることを確信できれば、室井佑月さんはいつ自分が死んでもいいと思っているのかもしれません。
死んでないから生きている、みたいなのだけは厭だ。このまま搾取だけされつづけ、人権も無下にされたら、きっとそうなる。生活と時間に追われて、人としての感情がなくなしまう。その前に行動しよう。選挙へいこう。
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) July 17, 2019
室井佑月の現在② 米山隆一と再婚
2020年5月10日、室井佑月さんが自身のツイッターを更新。前新潟県知事の米山隆一氏(52)と結婚することを報告しました。
2人は共通の知人を通じて知り合い、2019年末から交際に発展した。知人は「きっかけは米山さんのアプローチ。室井さんには“50歳の私が恋愛なんて…”という思いもあったのですが、猛アタックに押し切られたようです。ともに50歳を過ぎた大人ですが、初々しいお付き合いでしたよ」と話しています。
室井佑月についてまとめると…
・室井佑月は1999年に作家の高橋源一郎と略奪結婚するも2001年に離婚した
・室井佑月のひとり息子は学業優秀であり、現在は東京大学を目指して浪人中である
・室井佑月は2011年に糖尿病を発症、2019年7月には乳がんを患っていることを告白した
作家やコメンテーターとして活躍している室井佑月さんの結婚や糖尿病・乳がんについて総まとめしてきました。
もしかしたらひとりの時に室井佑月さんは病気に対してネガティブになっているのかもしれませんが、それを表に微塵も見せないのはブレない強さがあるからなのでしょう。