ビジネス系リアリティ番組「令和の虎」に出演し「おウチでマジ牛タン」で成功した実業家の條隼人さんですが、炎上騒動や倒産も話題です。
今回は條隼人さんの年齢や学歴、経歴や年収、結婚の有無、炎上騒動や倒産理由、現在を紹介します。
この記事の目次
條隼人の年齢や学歴・経歴などプロフィール
條隼人(じょう はやと)
出身地:宮城県松島町
條隼人さんは、宮城県松島町出身の実業家です。
学歴は明らかになっていませんが、高校卒業後、宮城県内の飲食店に勤めて飲食店業界のノウハウを学んだと言われています。
25歳の若さで独立した條さんは、2017年に経営する飲食店を統括する「SGGKグループインターナショナル」を設立。
30歳頃には、宮城県下で直営の焼き肉店を2店舗、フランチャイズの焼き肉店を2店舗経営するなど順調に事業を拡大させていきます。
とんとん拍子で出世していった條さんですが、後述する「令和の虎CHANNEL」に出演時で30歳だったため、2022年時点では33~34歳だとと思われます。
條隼人の経歴① 2019年に「令和の虎」に出演
実業家として若くして成功を掴んだ條隼人さんですが、2019年7月になると、ビジネス系リアリティ番組「令和の虎CHANNEL」に出演しています。
『令和の虎』は、2018年(平成30年)12月20日からYouTubeで配信されているリアリティ番組である。一般人起業家が事業計画をプレゼンテーションし、投資家たる審査員が出資の可否を決定するという内容。
引用:令和の虎
「令和の虎CHANNEL」はこちら→令和の虎CHANNEL
條さんが「令和の虎」に出演した理由は、自社商品「おウチでマジ牛タン」を通販展開をするために、プロモーション費用500万円を獲得したかったからでした。
ちなみに、「おウチでマジ牛タン」は自社開発商品ではなく、取引先の工場から買い付けた牛タンを梱包して販売するだけだったようです。
「令和の虎」に出演した背景には自店の火事も影響していた
「おウチでマジ牛タン」のプロモーション費用獲得のために、「令和の虎CHANNEL」出演した條隼人さんですが、実は、出演を決意した理由がもう1つあったようです。
2019年1月、條さんが経営する焼き肉店の1つが火事で延焼してしまった上に、商業施設のテナントだったため、営業再開までの審査が厳しく、半年以上の休業を余儀なくされたといいます。
ちなみに、火事の原因はダクト火災だったと言われております。
條隼人のプレゼン内容は?
「令和の虎CHANNEL」に出演した條隼人さんですが、1パック2500円の「おウチでマジ牛タン」を1万パック売ることを目標としていました。
そのため、500万円の満額出資を得られた場合、出資者たちに対して月々62.5万円の配当金を予定。
一見、強気すぎる條さんのプレゼン内容ですが、出演20日前から販売を開始した「おウチでマジ牛タン」がすでに360パック売れており、それなりに勝算はあったようです。
ただし、この時点では広告もまったく打っていない状態だったため、通販ではなく、條さんが自ら地元の飲食店やお土産物屋に営業に行き、商品を販売していたと言われています。
ちなみに、「おウチでマジ牛タン」の広告展開については、Yahoo!のトップページに1週間広告を表示し、認知度を上げる計画でした。
また、商品が売れ始めた後は、利益の70~80%をネット広告につぎ込んで、ブランディングを拡大していく予定だったようです。
その他にも、商品購入者だけが参加できるイベント「全国なめんなよ総会」を月1ペースで開催する予定で、関連動画をSNSで発信することで注目度を集めようというプランもありました。
プレゼンに成功して500万円を満額ゲット
「令和の虎CHANNEL」に出演しプレゼンした結果、高評価を得た條さんは、500万円の満額出資を勝ち取っています。
條さんの勝因は、「1週間以内におウチでマジ牛タンを100パック販売」という番組側のノルマを軽々クリアし、期間内に1465パックを売り上げたことが決定打だったようです。
ちなみに、條さんに出資した出資者たちは以下の人物でした。
・桑田龍征(歌舞伎町ホストクラブグループ「NEW GENERATION GROUP」創業者)
・沓名裕城(非常電源メンテナンスサービス 代表取締役 )
・小林真之(株式会社ProLogueの代表取締役社長)
・林尚弘(株式会社A.verの代表取締役社長)
條隼人の経歴② 「おウチでマジ牛タン」がヒット
一時期は月商7000万円に
その後、人気ユーチューバーの朝倉未来さんやてんちむさんをプロモーションに起用したことが功を奏し、「おウチでマジ牛タン」が大ヒットしています。
最盛期には、月間7000万円もの売り上げを記録していたようです。
父の日に実家のお父様におうちでマジ牛タンを送りました😄
— 仮想通貨おじい📌atomgo (@OZIMAX_FX) June 20, 2021
とってもおいしかったそうです😋
ありがとう😊
牛タン‼️ pic.twitter.com/uaOOaYlr77
ただし、極力在庫を持たないようにする事業方針から、注文してから商品が到着するまでに時間がかかり過ぎるといった問題もありました。
今回の案件
— ケイチェイ (@haburou4869) March 24, 2021
『おうちでマジ牛タン』
届くのに3週間ほど掛かりました。
♯君もケイチェイを目指そう
♯おうちでマジ牛タン pic.twitter.com/8bDGL69vZN
條隼人の経歴③ フランチャイズ展開も開始
「おウチでマジ牛タン」で成功を掴んだ條隼人さんは、2021年になるとZOZO千葉マリンスタジアム内に新店舗を出店します。
こちらの飲食店では、「石垣島キャンプカレー」と「マリン牛タンヌードル」を取り扱っていました。
ZOZOマリンスタジアムグルメ。マリン牛たんヌードル800円なり。見た目は醤油ラーメンだが、実際は塩味と胡椒をベースとしたあっさり味。牛テールの旨味が出ており食べ易いが、トッピングされた牛タンは決して期待してはいけない。#スタグル pic.twitter.com/XBhLzZZ1Em
— ドラハム (@dorahamu2525) October 23, 2021
また、同じ2021年に「株式会社ドリームアシスタント」と提携し、FC契約をした飲食店に「おウチでマジ牛タン」を商材として提供する新事業をスタート。
すでに認知&人気のあるブランドアイテムを「既存の店舗で販売可能にする」時代に合うFCシステムをご案内致します。ぜひこの機会に、仙台の美味しい牛タンを活用したいオーナー様からのご連絡をお待ちしております。
「まがりDEマジ牛タン」と銘打たれた新事業は、2021年12月までに、10店舗の加盟店が集まったようです。
#マジ牛タン店舗紹介
— まがりDEマジ牛タン (@magaridemajigyu) December 20, 2021
12月現在のマジ牛タン店舗一覧です🐃🐂🐄🔥https://t.co/x1D3qWgO2m https://t.co/43DB8j3CUQ pic.twitter.com/rhSvXnVogm
條隼人の「令和の虎CHANNEL」炎上騒動とは?
「おウチでマジ牛タン」で成功を収めた後の條隼人さんは、今度は「令和の虎CHANNEL」に出資者側として出演するようになります。
ただ、條隼人さんの態度が横柄過ぎると視聴者からの評判はかなり悪く、條さんが出演した動画のコメント欄は、視聴者からの苦言の声で溢れていたようです。
條隼人の年収
「令和の虎CHANNEL」に出資者として出演するまでに成り上がっていた條隼人さんだけに、その懐具合も気になる話です。
「SGGKグループインターナショナル」の売上は、求人サイトに掲載されていたデータを見る限り、2018年が1.6億円、2019年は4.2億円まで急伸していました。
そのため、「おウチでマジ牛タン」のヒットで、経営する会社の業績が右肩上がりだったのは確かです。
ただし、出資者への配当金やプロモーション費用も必要なため、全て條さんの本人の取り分にはなっていなかったと思われます。
なお、後述しますが、條隼人さんは自己破産をしており、現在の年収は0円だと言われています。
條隼人は結婚してる?
若くして成功を収めた青年実業家である條隼人さんですが、家族の話題は一切出ておらず、独身だと思われます。
ただ、あえて口にしていないだけで結婚して嫁がいる可能性は否定できません。
條隼人の現在…2022年に会社が倒産した理由とは
2022年1月、「SGGKグループインターナショナル」が2億円の負債を抱えて倒産しています。
「SGGKグループインターナショナル」が倒産した理由は、コロナ禍のせいで経営していた焼き肉店の売上が激減したことが大きかったようです。
また、そんな中で牛タンの輸入価格が高騰した結果、頼みの綱だった「おウチでマジ牛タン」の採算性まで悪化してしまっていたとか。
そのせいか、ネット上では「おウチでマジ牛タン」の品質が落ちていたとの感想まで投稿されていました。
おうちでマジ牛タン倒産したんか
— ひくピー (@ichidomeno_shi) February 2, 2022
初期はクソ美味かったけど、こないだ頼んだやつは臭みが結構あってもういいかなと思ってたんだよな
でも絶好調かと思ってたからビックリだわ
倒産までの経緯にはひと悶着あった?
コロナ過のせいで人生が暗転してしまった條隼人さんですが、「SGGKグループインターナショナル」が倒産するまでにはひと悶着あったそうですね。
條さんは、経営が悪化する以前から「令和の虎CHANNEL」で知り合った林尚弘さんに、「SGGKグループインターナショナル」の株式を70%譲渡していました。
しかし経営が本格的に悪化した2021年10月頃、林さんに助けを求めたところ、「倒産して俺の会社(株式会社A.ver)に事業よこせばいいじゃん」と、つれない言葉を投げかけられたそう。
それでも何とか頼み込み、紹介してもらった金融業者が、金利12%の悪徳業者だったといいます。
そんな林さんの冷たい仕打ちに激怒した條さんは、譲渡した価格の4倍で「SGGKグループインターナショナル」の株式を買い戻すことを林さんに提案したようです。
ですが、株式買戻しの話し合いも上手くいなかったため、2人は喧嘩別れ状態となり、「SGGKグループインターナショナル」も倒産の憂き目となりました。
ちなみに、倒産後の條さんは、EC事業のコンサルティングのような仕事で細々と食いつないでいるといいます。
倒産の真の理由は他にあった?
「SGGKグループインターナショナル」の倒産劇に関しては、ネット上で怪情報も出回っているようです。
「SGGKグループインターナショナル」の負債は2億円ほど。
この情報が本当だった場合、会社の利益のほとんどが「令和の虎」のリーダー格の人物の遊興費として巻き上げられていたことになり、これが原因で資金繰りが悪化したとも言われています。
條隼人のまとめ
條隼人さんは、「おウチでマジ牛タン」で一発当てた一方で、コロナ禍により転落してしまった実業家です。
條隼人さんの再起が叶うことを祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。