2019年2月に白血病であることをカミングアウトした競泳選手の池江璃花子さんですが、東京五輪のメダリスト候補だったこともあり、日本中を揺るがす騒動となりました。
この記事では、池江璃花子さんの家族(父親・母親・兄弟)、出身高校や大学、そして病気の詳細についてまとめてみました。
この記事の目次
池江璃花子のプロフィール
池江璃花子(いけえ りかこ)
生年月日:2000年7月4日
身長:171cm
池江璃花子、かわいいと評判の女子競泳界の大スター
池江璃花子さんといえば、高校1年時に、計7種目でリオ五輪日本代表の座を獲得したことで一躍注目を集めた競泳選手です。
参加種目が自由形やバタフライという欧米選手の得意分野だったこともあり、五輪や世界選手権ではメダルを獲得出来ていない池江さんですが、中学3年時には早くも100mバタフライや100m自由形などで日本記録を更新しており、日本競泳界の歴史に残る天才少女でした。
池江さんが保持している日本記録に関しては、長水路(五輪規格の50mプール)に絞っても5種目あります。
・50m自由形(2018年4月16日)
・100m自由形(2018年11月18日)
・200m自由形(2018年8月9日)
・50mバタフライ(2018年6月10日)
・100mバタフライ(2018年8月11日)
国際大会における池江さんの実績に関しては、2018年8月にインドネシア・ジャガルタで行われたアジア大会にて6種目で優勝し、大会MVPに輝いたことが挙げられます。
日本のみならずアジアを代表するアスリートまで上り詰めた池江さんは、同年の11月になると、競泳W杯東京大会の100mバタフライにて、リオ五輪金メダリストのサラ・ショーストロムさんを撃破するサプライズを起こしています。
女子100メートルバタフライで、池江璃花子(18=ルネサンス)が「世界女王」に初勝利した。日本新の55秒31で世界記録保持者サラ・ショーストロム(スウェーデン)を0秒15差で撃破。オリンピックで使われる長水路(50メートルプール)ではないが、10月に合同練習を行った最大の敵に競り勝った。
東京五輪に向けて、ワールドクラスのアスリートへと順調に実力を伸ばしていた池江さんでしたが、飛躍した2018年直後に予期せぬ悲劇が待っていました。
池江璃花子の学歴…水泳の強豪・淑徳巣鴨高校から日本大学へ進学
池江璃花子、スポーツ推薦で淑徳巣鴨高校に進学
池江璃花子さんの出身高校は水泳強豪校である私立淑徳巣鴨高校です。1学年上にはリオ五輪に出場した長谷川涼香さんも過去に在籍しており、現在も日本を代表する競泳選手が所属しています。
淑徳巣鴨高校は選抜コースと特進コースの2コース5クラス制(偏差値56~65)となっています。国公立大や有名私大への進学者も多い中々の進学校ですが、池江さんの場合はスポーツ推薦での入学だった思われます。
池江璃花子、スポーツ推薦で2019年4月に日本大学に進学
高校卒業後は2019年4月から日本大学へ進学しています。スポーツ科学部に入学し、水泳部に入部することが発表されました。
東京五輪の金メダル候補で競泳女子のエース、池江璃花子(18)=ルネサンス=が12日に白血病を患っていることを公表したことを受け、4月に入学を予定している日大が、13日に公式HPを更新。「日本大学は、スポーツ科学部に入学する池江璃花子さんの一日も早いご回復を祈念するとともに、学業並びに競技復帰に向けて全面的に支援いたします」とのメッセージを掲載した。
【本人の強い希望で実現】
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 6, 2019
闘病中の池江璃花子選手が一時退院し、日大を応援しました。病気公表後、公の場に姿を見せるのは初めてです。https://t.co/AZ81vajKlI
池江璃花子の実家と家族①…父親は社長、母親は幼児教室のオーナー
池江璃花子、父・池江俊博さんは「株式会社ノーザンライツ」社長
池江璃花子さんの父親である池江俊博さんは、1965年12月生まれであり、元航空自衛隊の戦闘機パイロットという変わった経歴の持ち主となります。
現在は自衛隊を離れて、「株式会社ノーザンライツ」を経営している俊博さんですが、その商材に関しては「能力開発やメンタルヘルス関連の研修や講演」となっています。
NLPトレーナー(サンタフェNLP/発達心理学協会認定、ICNLP認定、INA認定)として個人対象のカウンセリング、メンタルトレーニング指導。幼児教育、能力開発、メンタル、コミュニケーションセミナー、プチ速読セミナー、経営者研修など多岐にわたり全国各地で活動。
「お手軽、簡単、挫折なし」のプチ速読を考案。文部科学省・初等中等教育局財務課の平成18、平成19年度「新教育システム開発プログラムODECOプロジェクト」にコンテンツ提供、全国の小中学校の児童生徒教職員、PTAへの指導を行う。引用:池江俊博プロフィール
自衛隊員だった俊博さんが、畑違いの分野で起業した経緯については、本人が詳細を語っていないため不明となりますが、30歳前後の若さで自衛隊を退職しており、この道20年以上のキャリアを誇るベテランなようですね。
近年の俊博さんの活動の舞台は中国にまで及んでいるようで、月の半分以上を中国に滞在しているほど事業が好調だとか。
現在活動の場を海外に広げ能力開発やメンタルに関する講演等の活動を行う、月の半分以上中国に滞在。教育関係に厳しい中国で教育の啓蒙や指導の講演を行っている。中国でも著書を上梓。
2010年及び2011年中国国際幼教高峰論壇で講演、また中国各地で講演。300社2000名以上の教師や講師を指導。講演受講者は数万人を超える。以後教育関係に厳しい中国で独自メソッドの教育事業を展開。2017年Keylightブランドで展開する陕西大千教育管理有限公司を上場に導く。
引用:池江俊博プロフィール
池江璃花子、母・池江美由紀さんは幼児教室のオーナー
池江璃花子さんの母親である池江美由紀さんは、1995年頃に幼児教室「EQWELチャイルドアカデミー(旧七田チャイルドアカデミー)」の本八幡教室を立ち上げており、現在も同教室のオーナーを務める実業家となります。
池江俊博さんも七田式教育の上級講師資格を持っているそうなので、当初は夫婦2人で本八幡教室を切り盛りしていたのではないかと思われます。
池江さんに対する英才教育については、主に美由紀さん主導で行っていたようで、知育のために生後6ケ月から娘に雲梯(うんてい)遊びをさせていたことが、後の「アスリート・池江璃花子」の基盤となっていたようですね。
「運動選手にするつもりでやっていたのではなく、小さいうちから体を動かすと、脳にたくさん刺激がいくのです。璃花子が産まれる前から教室に雲梯があり、ずっとそこでやっていました。5~6年前に家を建て直して、現在の自宅内にも雲梯をつけました。」
本来は知育のための雲梯遊びとなりますが、幼児教室の経営者兼講師として奔走していた美由紀さんは忙しい毎日を送っており、幼少期の璃花子さんにはかまってあげられない状況が続いていました。
そのため、母親に振り向いてもらうために璃花子さんはかなり熱心に雲梯運動に取り組んでいたらしく、美由紀さんにとっては予期せぬ形で娘の運動能力が開花することになりました。
保育園に行く前のころは、構ってほしくて『見て』と言ってくるんですが、付き合えないので、『今度はこれができるようになったら呼んで』」とお題を出したりすると、一生懸命練習して、ひとりでどんどんできるようになっちゃいました。
水泳に関しても、美由紀さんは水泳選手を挫折して陸上競技に打ち込んでいた経歴の持ち主だったため、運動好きではあったものの子供に水泳を習わせたいとは思っていませんでした。
しかしながら、長女が小学2年の時に水泳を始めて、がんがんと進級をしていったことが、下の子供たちにも水泳を習わせるきっかけとなったようですね。
いえいえ、私は小さいころに水泳から逃げてしまったので、逆にやらせたくなかったんです。長女に色々習い事をさせる中で、小2ぐらいから水泳をやらせると、どんどん進級していきました。それで長男も璃花子も、自然とそれぞれ3歳くらいから水泳をやるようになったんです。
池江璃花子、両親は離婚していた
立派な両親を持つ池江璃花子さんですが、実は両親は離婚をしており、母親に引き取られて育ったようですね。
デリケートな話題なため、マスコミはその辺の事情を特に報じておりませんが、「EQWELチャイルドアカデミー」の本八幡教室のフェイスブックでは、オーナーを務める池江美由紀さんがシングルマザーであることが紹介されています。
美由紀さんの立場を尊重しているのか、池江さんの父親としてマスコミに登場することはない池江俊博さんでしたが、子供たちとの交流は途切れていないようで、出場する水泳大会を見に来るようにと長男から誘われるなど、父子関係は良好と言えます。
珍しく高3の息子から、今度出る水泳大会の決勝を見に来い
と呼び出しを受け、辰巳国際水泳場へ。
ずいぶん前から予告とは自信があるなあ
午前中は3種目に出たらしい。
メインは午後100バタフライと50フリーの決勝。
そして2種目とも見事優勝を決めました。
さすがに応援は力が入った
インターハイのみならず国体の出場もかかっていたそうで、同時に両方とも出場を決めました
国体は兄妹2人そろって東京代表です。
池江兄妹の応援をしてやってください。
よろしくお願いします。引用:息子から呼び出し
池江璃花子の実家と家族② 兄も競泳選手をしていた
3人姉弟の末っ子である池江璃花子さんには、7歳年上の姉と3歳年上の兄がいます。
姉に関しては、池江さんがリオ五輪の出場を決めた頃には既に大学を卒業していたこともあり、個人情報の詳細は不明となっております。
一方で兄は、早稲田大学水泳部に所属していた池江毅隼(たけはや)さんという人物となります。
高校時代には、100mバタフライでインターハイ準優勝経験もある毅隼さんは、五輪を出場を目指すほどの選手ではないものの、東京六大学水泳対抗戦メンバーに選出されるなど、部内の実力者ではあるようですね。
第90回早慶戦7日前!
— 早稲田大学水泳部競泳部門 (@wasedaswimc) 2018年6月24日
3年・池江毅隼
「復活」
100mFly・100mFrに出場予定。
日時:7月1日 9時30分〜17時15分
(競泳・水球・飛込・日本泳法)
場所:東京辰巳国際水泳場
ライブ配信: FRESH! 早慶戦チャンネルhttps://t.co/iiRIdVG4Sn
ご声援、お願い致します! pic.twitter.com/ct00i5IWZi
池江璃花子が白血病であることを告白…合宿中の体調不良から病気発覚
池江璃花子、2019年2月に白血病であることを公表
池江璃花子さんは、2019年2月12日にツイッターにて白血病を発症したことを公表しました。
白血病は血液のがんです。血液細胞には赤血球、血小板、白血球がありますが、これらの血液細胞が骨髄でつくられる過程で、がんになります。がん化した細胞(白血病細胞)は、骨髄内で増殖し、骨髄を占拠してしまいます。そのため、正常な血液細胞が減少し、貧血、免疫系のはたらきの低下、出血傾向、脾臓(血液を貯蔵しておく臓器)の肥大などの症状があらわれます。
日本では、1年間に人口10万人あたり、男性で11.4人、女性で7.9人の割合で白血病と診断されています(2011年のデータ*)。引用:白血病とは?
ご報告です。 pic.twitter.com/zP2ykLRgCD
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) 2019年2月12日
日本女子競泳陣のエースとも言える池江さんの突然の白血病告白に対しては、事前に誰も予想出来る性質の代物ではなかったため、日本中がショックに包まれる形となりました。
池江璃花子の白血病にショックを受けた。ワイドショーでは「東京オリンピックは大丈夫か⁉︎」とかやってて違和感。彼女は東京オリンピックを目標に頑張ってきただろうが、東京オリンピックのために生きているわけではない。周りの人は身体の心配だけしてればいいと思う。また元気に泳ぐ姿を見たい。
— 合法先生 (@barbeejill3) 2019年2月12日
池江璃花子、海外合宿中の体調不良から白血病が発覚
オーストラリア合宿に同行していた三木二郎コーチによると、練習中の池江は「これまで見たことのないような、肩で息をしているような場面があった」といい「トレーニングで普段見ている池江のスピード、タイムを含めて、肩で息をするようなレベルではなかったので現地の病院に行くことになった」と説明した。
元々、2019年に入ると体から疲れが抜けない状況が続いていたという池江さんは、1月13日に行われた「三菱養和スプリント」でも絶不調なタイムが出るなど、目に見えた異変が起こっていたようですね。
池江の2019年初レースは1月13日に都内で行われた三菱養和スプリント。得意の100メートルバタフライは、1分00秒41と、自己ベスト(56秒08)とはかなり差があるタイムだった。出場を予定していた200メートル自由形は体調面を考慮して棄権。レース後は「自分でもビックリするくらいタイムが遅かった」と話し「体のだるさを感じることが多くなっている。去年に比べるとだいぶ疲れの抜けが遅くなっている感じはしている」と明かしていた。
池江璃花子の白血病公表に対する有名人の不謹慎失言騒動
安藤優子、池江璃花子の白血病公表に「神様の試練」発言
池江璃花子さんの白血病騒動に対しては、考えもなしに不謹慎な言動を取ってしまう有名人が続出していまい、ネット上で大バッシングを浴びる事態となりました。
情報番組「直撃LIVE グッディ!」の司会者である安藤優子さんは、池江さんの白血病を伝えるニュースの最中に何故か謎の笑みを見せてしまい、ネット上で顰蹙を買うことになりました。
正直、安藤優子が池江選手のニュースの時にニヤニヤ、ヘラヘラしてたの見なくてよかったよ。リアルタイムで見たらぶちギレて速攻クレームの電話かメールした。でもツィートや見た人の感想聞いて腹が煮えくったが。#グッティ#安藤優子 #フジテレビ
— メスケ (@cheg1812) 2019年2月15日
安藤さんからはその他にも池江さんの白血病に対して、「神様の試練」との失言まで飛び出してしまうなど、ベテラン司会者らしからぬ不謹慎な言動が目立ち、ネットユーザーたちのさらなる怒りを買ってしまいました。
今回問題となっているのは、これを受けたメインキャスターを務める安藤優子キャスターのコメント。「本人の努力もあるんでしょうけど、天が二物を与えたというくらいのすごい天才ぶりだし」と前置きしつつ、「かわいらしさとすべて持ってると思ったんですけど、武井さんのコメントじゃないですけど、神様がちょっと試練を与えたのかなと思います」と発言していた。
安藤優子の水泳も凄くて可愛いから神様が試練を与えたのでしょうか?発言の方が人として酷いと思うが? #胸いっぱいサミット
— おいでよ☆ケダモノの森 (@kedamononomori) 2019年2月16日
桜田義孝五輪担当相、「がっかり」発言はマスコミの印象操作?
池江璃花子さんの白血病騒動では、当時の五輪担当相である桜田義孝さんにも失言騒動が起こり、マスコミや野党関係者からバッシングを受け、辞任を要求する声すらも高まりました。
競泳の池江璃花子選手が白血病と診断されたことを公表し、国内外から回復を願う声が寄せられている中で、来年の東京五輪の政府責任者の口から無神経な発言が飛び出した。
桜田義孝五輪担当相が「本当にがっかりしている」「(五輪の)盛り上がりが若干下火にならないか、心配している」と語った一件だ。
桜田義孝五輪相が競泳の池江璃花子選手の白血病公表に関して「本当にがっかりしている」などと発言したことを受け、野党から一斉に批判の声が上がった。
立憲民主党の枝野幸男代表は13日午前の都内での会合で「大変な病気でここまで頑張ってこられたお嬢さんが苦悩の中にいることに寄り添えない。この6年余りの政治の象徴ではないか」と安倍晋三政権を批判した。
しかしながら、桜田さんの「がっかり発言」については、日本マスコミお得意の発言の切り貼りによる印象操作に過ぎなかったようで、堀江貴文さんら著名人からすぐさま捏造を指摘する声が上がっています。
堀江氏は14日に自身のツイッターを更新し、桜田五輪相と記者団のやり取り全文を報じたネットニュースを貼り付けた上で、「マジでマスコミくそ」と短くつぶやいた。このつぶやきの真意について「がっかり発言って全文読んだら別にこの人、本当に心配してんだなって分かるのにあそこだけを取り出すから、めちゃくちゃひどい人みたいに書かれてるけど別にそんなひどい人でもない」と説明。
そのため桜田さんの「がっかり発言」騒動に関しては、最終的には池江さんの病気を政争の道具に利用しようとしたマスコミ側に対して批判が殺到するという、自業自得の結末を迎えております。
何時になったらマスコミの発言切り取りマジックや捏造に騙されて大騒ぎする連中が減るのかな。桜田氏の発言だって、辞任するほどの発言かよ。都知事時代の石原氏の方がはるかにぶっ飛んでいたよ。
— タニシの母 (@tecchankiochan1) 2019年2月14日
桜田大臣の会見を全て通して聞くと凄くまともなことを話してる。発言の一部を切り取り貼り付けして捏造報道してるメディアや政権批判してる野党議員のほうが頭がいかれてないか。
— Mamoru.K (@witchcraft0623) 2019年2月14日
橋本聖子議員、講演会での失言に批判が殺到
池江璃花子さんの白血病騒動に関しては、参院議員の橋本聖子さんにも失言騒動が起こっています。
橋本さんが失言をしてしまったのは、2019年2月17日に行われた「アスリートトークin府中」での講演中だったようですね。
JOCの副会長も務める橋本氏は「スポーツに神様はいます。そしてオリンピックとパラリンピックにも神様がいるとすれば、私はオリンピックの神様は今回、池江璃花子の体を使って、オリンピック、パラリンピックというものをもっと、大きな視点で考えなさいと言ってきたのかなと私は思いました」。
「悩んでいる選手もいる。どうしたらいいか分からない人もいる。そのガバナンスとコンプライアンスをしっかりしないといけないと思って、オリンピックもパラリンピックを1年半後に控えた今、池江選手が素晴らしい発信をしてくれたことによって、スポーツ界全体が、そんなことで悩んでいるべきではない。そんなことで、大きなことではあるのですけども、ガバナンス、コンプライアンスで悩んでいる場合ではない。もっと前向きにしっかりやりなさいよという発信を、池江選手を使って、私たちに叱咤(しった)激励をしてきているのかなと風にさえ、思いました」。
池江さんの病気を引き合いに出し、東京五輪関連の不祥事について「悩んでいる場合ではない!」とまで言い切ってしまった橋本さんの失言に対しては、ネット上でも擁護の声はほとんど上がりませんでした。
しかし、橋本聖子さんは2021年2月には、女性蔑視発言を受けて辞任した森喜朗元首相の後任として東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長に就任しています。
しかし改めて橋本聖子氏の発言酷いな。
— 愛国心の足りないなまけ者 (@tacowasabi0141) 2019年2月16日
池江選手の体を使ってという病気の選手をダシに使った所が非難されてるけど、それで主張してるのが「ガバナンスやコンプライアンスで悩んでる場合じゃない」だから主張も酷えよ。
法律なんか守るな、まともな統治なんかいらない、それのどこが前向きなんだよ。
池江璃花子のその後…2019年12月に退院を報告
2019年12月17日、池江璃花子さんが退院したことを報告。同時に東京五輪の出場は正式に断念し、2024年のパリ五輪でのメダル獲得を目指すことを表明しました。
【池江のメッセージ全文】
2月から入院生活をし、約10ヶ月の月日が経ち、この度退院することができました。辛くて長い日々でしたが、皆様からの励ましのメッセージを見て、早く戻りたいと強く思うことができました。応援してくださった方々や関係者の方々、そして家族には感謝の気持ちでいっぱいです。入院中、抗がん剤治療で吐き気が強い時や倦怠感もありましたが、そんな時はとにかく「大丈夫、大丈夫、いつか終わる」と自分を励まし続けました。オリンピックを目前に控えていた中、突然大好きなプールを離れ、失ったものが多いのではと思った方もいらっしゃると思いますが、私は病気になったからこそ分かること、考えさせられること、学んだことが本当にたくさんありました。ネガティブになる時もありましたが、まずは自分の気持ちをしっかり持たないといけないんだと思い、治療に励みました。
今後の競技活動については医師と相談しながら、水中トレーニングが可能になり次第開始します。それまでは基礎体力をつけながら陸上トレーニングをしていく予定です。オリンピックについてですが、2024年のパリ五輪出場、メダル獲得という目標で頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。
2019.12.17 池江璃花子
1年前に白血病、10カ月で退院/池江璃花子の経過#池江璃花子 #報道ステーション #報ステhttps://t.co/SieUuPpVHj
— 日刊スポーツ (@nikkansports) February 19, 2020
池江璃花子の現在① なべおさみの「手かざし療法」に傾倒していた
出典:http://koguma-matome.blog.jp/
退院して元気な姿をみせてくれた池江璃花子さんでしたが、タレントのなべおさみさんの「手かざし療法」に傾倒し、言われるがままにコーチだった三木二郎さんを解雇したと報道され衝撃が走りました。
「今年の7月ごろに、池江選手となべさんは知人を介して知り合ったそうです。なべさんは、手をかざすことで人の病を癒やすことができると周囲に豪語しています。池江選手がその噂を耳にして、紹介してもらったのかもしれません」(なべ氏の知人)
なべ氏の「手かざし療法」については、自著『昭和の怪物 裏も表も芸能界』に詳しい。がんで胃を摘出してからというもの体力が戻らない福岡ソフトバンクホークス会長の王貞治氏(79)を、その患部に「手をあてがう」ことで回復させたと記している。
「池江選手が入院していたときは、なべさんが彼女の病室へ通って『施術』していました。お盆に退院したあとは、池江選手が週に数回なべさんの自宅を訪れ、『施術』を受けています」(同前)
この報道にネット上でも「騙されてる」「逃げて」などの意見があがっていました。
『池江璃花子』なべおさみのインチキがん療法なんかに騙されるな!口はうまいし優しいオジサン風だが、その本性は・・・#なべおさみ #アマタツ #池江璃花子 https://t.co/V2hCW6g7Yy
— J-CASTテレビウォッチ (@jcast_tv) August 29, 2019
どうもこの池江璃花子選手となべおさみのツーショット、「合成」にしか思えないぐらい質のおかしさがあって笑いがこみ上げる…(苦笑): 池江璃花子選手がコーチと関係解消、なべおさみは“僕が辞めさせた”と吹聴(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース: https://t.co/Oq3ldgfw7B
— むろかつ@岩Q槻 (@muroktu) March 9, 2020
池江璃花子の現在② 東京オリンピックに出場
出典:https://rubese.net/
2019年末に退院してから驚異的な回復力を見せた池江璃花子さんは、2020年8月にレースに復帰。それだけでも凄いことですが、2021年4月には、出場を断念すると発表していた東京オリンピックの代表に内定しました。池江璃花子さんはインタビューで「つらくてもしんどくても、努力は必ず報われると感じた」と涙ながらに答えていました。
競泳の日本選手権、女子100メートルバタフライの決勝で白血病から競技に復帰した池江璃花子選手が57秒77で優勝し、東京オリンピックのメドレーリレーの派遣標準記録を突破し代表に内定しました。
出典:https://www.asahi.com/
新型コロナウイルスの影響で、1年遅れの2021年7月に開幕した東京オリンピック。池江璃花子さんはリレー種目に専念し出場しました。女子400メートルリレー、混合400メートルメドレーリレーは、ともに全体9位で予選敗退となりましたが、池江璃花子さんにとって最後の種目となった女子400メートルメドレーリレーは見事決勝に進出。
決勝では8位という結果に終わりましたが、池江璃花子さんは「一度は諦めかけた東京五輪だったけど、決勝の舞台で泳ぐことができてすごい幸せ」と、涙を見せながら語っていました。
当初出場を目標にしていたパリオリンピックでのさらなる活躍が楽しみですね。
池江璃花子についてまとめると…
・池江璃花子の出身高校は水泳の強豪校・淑徳巣鴨高校、卒業後は日本大学スポーツ科学部への進学した
・池江璃花子の父は能力開発などの公演を行う会社の社長、母は幼児教室の経営者である
・池江璃花子の両親は離婚しており、母親に引き取られ生活している
・池江璃花子には7歳年上の姉と3歳年上の兄がおり、兄は早稲田大学水泳部に所属していた競泳選手・池江毅隼
・池江璃花子は2019年12月退院したが、なべおさみの「手かざし療法」に傾倒し、言われるがままに三木二郎コーチを解雇した
・池江璃花子は、東京オリンピックのリレー3種目に出場した。
白血病から見事復活を遂げた池江璃花子さん。今後も無理せず高みを目指して頑張ってほしいですね。