ダンプ松本さんは幼少期から父親にDVを受けて育つも、最愛の母親のために女子プロレスラーを目指した人情溢れる人でもあります。
現在はパチンコ依存症と話題ですが、ダンプ松本香さんの本名や家族、結婚しない理由、そして最近の様子をまとめました。
この記事の目次
ダンプ松本のプロフィール~本名は松本香
全日本女子プロレスを牽引したカリスマ・ダンプ松本
ダンプ松本さんは自身の一番弟子のブル中野さんらを従えたヒールユニット「極悪同盟」を結成し、『全日本女子プロレス』においてヒールながら絶大な人気を博し、ベビーフェイスのクラッシュギャルズとの抗争は女子プロレスを大いに盛り上げていました。
ダンプ松本さんについての詳しいプロフィールはこちら。
リングネーム: ダンプ松本
本名: 松本 香(まつもと かおる)
ニックネーム: 極悪女王
身長: 163cm
体重: 91kg
誕生日: 1960年11月11日
出身地: 埼玉県熊谷市
所属: えりオフィス
デビュー: 1980年
引用:Wikipedia – ダンプ松本
ダンプ松本さんは「極悪同盟」として、凶器を用いた派手な流血試合や審判と結託して明らかに不公平なジャッジ、悪魔を思わせるメイクとファッションで、ヒールながらプロレスファンから絶大な支持を得て一躍社会現象を巻き起こす人気を獲得しました。
しかし、ダンプ松本さんが女子プロレスラーを目指したきっかけは、幼少期から受けていた父親のDVで、飲んだくれで働かない父親に変わって内職で育ててくれた最愛の母親に家を買ってあげるためでした。
ダンプ松本さんの過酷な生い立ちと父親の関係を含め、現在までの活躍について詳しく総まとめしましたのでご紹介しましょう。
もう小さい頃、ダンプ松本が怖くて怖くて。おニャン子クラブの、番組中に、鶴太郎が電話でダンプ松本に「お前なんか来なくていいんだよ‼︎バーカ‼︎」っつったら「今からそっちに行く」と本当にスタジオに乱入して、ダンプ松本がブチ切れ、鶴太郎が半泣き、おニャン子は号泣し、あれ見ていて、当時
— 修行者平澤 (@SHUGYOU98000) 2018年5月29日
ダンプ松本の家族~父親はDV無職で飲んだくれ
ダンプ松本の父親はダンプカーの運転手だった
ダンプ松本さんのリングネームの由来は父親がダンプカーの運転手をしていたからではなく、本名で出場していた時に観客から「あいつダンプみてえだ!」と歓声が飛んだことから”ダンプ”を取ったそうです。
ダンプ松本さんは妹がおり、両親と4人家族でした。
ダンプ松本さんの父親は仕事で得たお金を家に入れずにギャンブルや女遊び、パチンコなどにつぎ込んでいたようで、お酒に酔っ払っては家にバットを持って暴れるという最悪な父親だったそうです。
一方で母親はとても心の綺麗な人で、内職をしてダンプ松本さんと妹を育ててくれました。
食費も満足に無い貧困生活だったことから、一枚のハムカツを母親と妹と3人で分けて食べることもあったそうです。
特に豚の細切れの生姜焼きなどはご馳走の部類に入っていたということからも、ダンプ松本さんの子供時代は苦しかったことが伺えます。
ダンプ松本の家族~洋服はすべて母親の手作り
洋服はすべて母親の手作りだった
洋服を買うお金が無かったためダンプ松本さんと妹の洋服はすべて母親の手作りだったそうです。
生活は苦しかったもののダンプ松本さんの母親はポジティブな性格をした人で、いつも「なんとかなるから」と笑っていたそうです。
そんな母親の性格の影響を受けたのかダンプ松本さんは小学校時代からひょうきんな性格でクラスの人気者だったそうです。
ダンプ松本、母親を楽にさせるために女子プロレスの世界へ
ベビーフェイス好きがヒールになった
ダンプ松本さんは子供時代からベビーフェイスが好きでしたが、自分が女子プロレスラーになると一番弟子だったブル中野さんを中心としたメンバーとタッグチーム「極悪同盟」を結成しました。
どうしようもない最低な父親に苦しめられ続けた母親を楽させてあげたいという思いから、ダンプ松本さんはビューティーベアに憧れていたことから女子プロレスラーになって母親に家を買ってあげるという夢を抱いていました。
ダンプ松本さんは「極悪同盟」を率いて、当時ベビーフェイスとして人気を博していたライオネス飛鳥さんと長与千種さんの「クラッシュギャルズ」との抗争で『全日本女子プロレス中継(フジテレビ系)』において女子プロレス界を大いに盛り上げました。
特に長与千種さんとは2度に渡る「敗者髪切りデスマッチ」を行い、いずれも勝利して長与千種さんを坊主にしてしまいました。
しかし実は長与千種さんが「敗者髪切りデスマッチ」に負けるシナリオはあらかじめ用意されたもので、当時長与千種さんの異性関係が乱れていたことから会社が懲らしめるための制裁として仕組んだものでした。
実は仲が良いダンプ松本と長与千種
ダンプ松本さんと長与千種さんはヒールとベビーフェイスとして長年対立してきた関係ですが、実はプライベートではとても仲が良いことが分かっています。
まだ駆け出し当時にダンプ松本さんと長与千種さんは先輩レスラーからのいじめに苦しんでおり、苦楽を共有してきた仲であることから元々仲が良く、信頼し合っているようです。
しかし、リング上ではそれぞれがファンのためにパフォーマンスをする必要があるためプライベートで仲が良い姿を見せていると興醒めする熱狂的なファンもいるため、あえてプライベートでは会わないようにしていたそうです。
ダンプ松本さんの女子プロレスラーとしてのキャリアは1980年代からと長いですが、2014年3月22日には「That’s 女子プロレス」、2016年6月21日には「超戦闘プロレスFMW」に参戦するなど、現役レスラーとして精力的に活動を続けてきました。
ダンプ松本さんはもうすぐ還暦を迎えようとしていますが、デビューから30年以上が経った現在も根強いファンに愛され続けています。
ダンプ松本が結婚しなかった驚きの理由とは?
すでに50代後半になり、あと数年で還暦を迎えるダンプ松本さんですが、今まで結婚は1度もしていません。
やはり、最悪な父親が大きく影響しているようで、結婚のイメージは「怒」だと語っています。
また、プロレスラー時代に、肉体づくりのためホルモン注射を打っていたために男性に興味がなくなったなんて説もありますね。
いずれにせよ、素顔は温厚でとてもいい人なので、結婚したらいい奥さんになることは間違いないですね!
ダンプ松本、余命3年と宣告される
ダンプ松本は余命が3年しかなかった?
ダンプ松本さんは2016年6月20日に放送されたバラエティ番組『主治医が見つかる診療所』の人気コーナー「芸能人の人間ドックスペシャル」に出演していましたが余命3年と宣告される結果となっていました。
ダンプ松本さんは番組出演当時は55歳でしたが、人間ドックで診断された結果は「出血性脳梗塞」というものでした。
この病気は血管内にできた血栓が血管を破って出血してしまい、出血の量によってはすぐに死に至る可能性のある死亡率の高い病気です。
ダンプ松本さんはMRIを受けていましたが、過去に出血性脳梗塞を発症した痕跡が見つかり、さらに気づかない程度の小さい脳梗塞も起こしていました。
主治医の診断ではダンプ松本さんは大酒飲みであるため脱水症状により出血性脳梗塞を引き起こしている可能性があるということでした。
ダンプ松本さんは健康管理のために野菜中心の食事を心がけているようでしたが、反面お酒を浴びるように飲み暴食するという問題がVTRにより発覚しました。
プロレスラーとしての身体づくりのため大食いになっていたダンプ松本さんですが、出血性脳梗塞を起こしている理由は大量のお酒にありました。
ダンプ松本さんは大のビール好きのため多い時で大ジョッキ21杯など6.5リットルもの量を一晩で飲んでしまうそうです。
しかも、さらに良くないのは試合後のビールを美味しく飲むために試合前に水分補給をせずに挑み、試合後に喉がカラカラの状態にしておきたいそうです。
つまり、ダンプ松本さんはお酒での脱水症状のみならず、試合でも脱水症状を起こしている状態のため余命3年という宣告はあながち脅しではないことが分かります。
この診断を契機にダンプ松本さんはお酒との付き合い方を考えると答えていましたが、長年染み付いた習慣をそう簡単に変えることは難しいでしょう。
ダンプ松本の現在~パチンコ依存症だったことをテレビで激白!
ダンプ松本、パチンコにつぎ込んだ総額は都内にマンションが買える程
ダンプ松本はパチンコ依存症だった
2018年5月24日に『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告(テレビ東京系)』に出演したダンプ松本さんはパチンコ依存症であることを明かしました。
ダンプ松本さんは「極悪同盟」を率いて女子プロレス界で活躍する裏で長年パチンコ依存症に苦しんできたそうで、1台に16万円をつぎ込んだこともあるそうです。
現在までのパチンコに注ぎ込んだ総額は都内にマンションが買える程だということから、ダンプ松本さんは少なくとも数千万円のお金をパチンコに使ったことになります。
パチンコを始めたきっかけは女子プロレスラーになったばかりの練習生の頃に軽い気持ちで打ったパチンコで大当たりしてしまいハマってしまったそうです。
そしてパチンコを止められなかった理由は女子プロレスラーらしいもので、「勝ちたい」という強い思いから勝つまで続けてしまったということです。
ダンプ松本の父親は仕送りを奪ってパチンコに行っていた
ダンプ松本の父親は絵に描いたようなダメおやじだった
2018年3月4日に東京渋谷にあるハチ公前広場で依存性に関する啓発イベントが開催されて出席したダンプ松本さんは父親がアルコール依存症だったことを明かしました。
先述のとおり、ダンプ松本さんの父親はギャンブル、女遊び、お酒、暴力と最低な父親だとご紹介しましたが、還暦を手前に迎えた現在でもダンプ松本さんは「憎しみは消えていない」と語りました。
働かない父親に代わり、内職で育ててくれた母親を助けるため、当時流行していた女子プロレスラーになるも、「お母さんにお金を送ると、父親がそれを盗んでまでパチンコに行っていた。本当にどうしようもない野郎です」と淡々と語った。
ダンプ松本さんの父親は90歳手前とかなりの高齢になっているため認知症の症状も現れ始めており、お酒もパチンコもできなくなっているそうですが、それでも許すことはできていないようです。
過去に番組で父親と仲直りをする企画があったそうですが、「許してくれ」と許しを請う父親に対してその場では仕事として首を縦に振ったものの、実際はダンプ松本さんはそれ以降口も聞いていないし許していないそうです。
ダンプ松本といえば、どうしても朝日新聞の連載「おやじの背中」を思い出してしまうな。愛憎相半ばどころか、父親に対する感情は「憎」が9割ぐらいなんだろうけど、残り1割の「愛」を捨てられなかった情の厚さのようなものがアジャのインタビューからも透けて見える。
— cota (@takechico1975) 2016年10月1日
ダンプ松本の昔の若い頃の画像特集
ダンプ松本の昔の若い頃の画像①
ダンプ松本さんのデビュー直後くらいの昔の若い頃の画像ですが、かなり初々しい感じですね。
ダンプ松本の昔の若い頃の画像②
昔の若い頃のダンプ松本さんとブル中野さんでしょうか?
ダンプ松本の昔の若い頃の画像③
この若い頃のダンプ松本さんはまだまだヒールとしての面影は微塵も無いですね。
ダンプ松本の昔の若い頃の画像④
ダンプ松本さんは金髪になってちょっとヒール要素が入ってきた頃でしょうか。
ダンプ松本の昔の若い頃の画像⑤
ガングロギャルのようなダンプ松本さんの若い頃の画像ですが、この頃はバリバリヒールだったのでしょう。
ダンプ松本の昔の若い頃の画像⑥
ダンプ松本さんのヒールとしてのビジュアルが出来上がり、CMにも出演していたようです。
ダンプ松本の昔の若い頃の画像⑦
この昔の若い頃の画像はダンプ松本さんが女子プロレスラーになる前でしょうか?
ダンプ松本の昔の若い頃の画像⑧
ダンプ松本さんは実際に見たらかなり迫力がありそうですね。
極悪同盟でふと思い出した、昔駄菓子屋の隅にホコリまみれで積まれていた、ダンプ松本のプラモデル… pic.twitter.com/fHTCzBbNfG
— スグル (@kingsuguru96) 2016年11月28日
ダンプ松本の私生活エピソードから分かる性格
ダンプ松本の私生活エピソードから性格を探る
ネット上で公開されているダンプ松本さんの私生活エピソードから性格の傾向を探ってみましたのでご紹介しましょう。
ダンプ松本の好きな食べ物
ダンプ松本さんの大好物は白米で最高で1日8合食べるようです。その他、魚介類、スイカ、プリン、たいやきや熊谷名物の五家宝が大好きなようです。
ダンプ松本の得意料理
ダンプ松本さんはスペアリブとかきとほうれん草炒めが得意で、居酒屋をやっている後輩に教えて貰ったそうです。
ダンプ松本は無類の酒好き
ダンプ松本さんは酒が大好きで試合の後はもちろんよく飲み会を開催しているそうです。最高記録はビールを大ジョッキ21杯だということです。
ダンプ松本の健康法
ダンプ松本さんは健康法としてストレッチを重視しているようで、その他にもお風呂で首から上だけを出してサウナ状態で30分入浴するそうです。
ダンプ松本は食玩が好き
ダンプ松本さんはお菓子についている食玩を集めているそうです。
ダンプ松本はパチンコ好き
ダンプ松本さんは父親譲りのパチンコ好きで基本的に勝つまでやるようです。
ダンプ松本はタイガースファン
ダンプ松本さんは阪神タイガースの熱狂的ファンだということで父親の影響かもしれませんね。
ダンプ松本さんの私生活エピソードから分かる性格を一言で表すなら「父親譲り」ということかもしれませんね。
憎しみでしか繋がれない父親でもやはり血のつながり、影響はやはり家族だということでしょう。
しかし、ダンプ松本さんが父親と違うのはとても優しい性格だということであり、プロレスで稼いだお金で母親に一戸建てをプレゼントしており、妹にはバイクと車をプレゼントするなど女子プロレスラーを目指した頃の夢をしっかりと叶えているようです。
また、ダンプ松本さんの優しい性格は母親譲りのようで、女子プロレスラーは仕事上他人に傷を付けることになりますが、母親は試合を観戦した際に人様に傷を付けることにいたたまれない気持ちになり、試合後に相手選手に謝罪をしたそうです。
ダンプ松本さんは恥ずかしさのあまり止めたそうですが、そういう優しい母親だからこそダンプ松本さんがヒールでもカリスマ的な人気を博したのでしょう。
ダンプ松本ってどんなだっけと思ってウィキペを調べたら、いきなり徳が高すぎて笑った。
— PKA (@PKAnzug) 2017年8月1日
「幼いころから父親の金銭、DV、女性問題等で苦労していた最愛の母親のために家を買って建ててあげたいという思いで、ビューティーペアに憧れて女子プロレスラーになることを志す。」
こんばんわ。ダンプ松本さんの手記、最高ですよ。「父親を殺すためにプロレスラーになった」という一文には震えました。
— 雷庵博人 (@raianhiroto) 2016年5月25日
ダンプ松本について総まとめすると・・・
・ダンプ松本の家族は、父親が最悪な父親で未だに確執がある。一方の母親は内職をして家系を支えていた。
・ダンプ松本はパチンコ依存症であったことをテレビで告白。今までパチンコにつぎ込んだ総額は都内にマンションが買える程である。
・ダンプ松本は父親の影響で結婚にいいイメージがなく今まで1度も結婚していない。
全日本女子プロレスでヒール「極悪同盟」としてブル中野さんらと活躍してきた女子プロレスラー・ダンプ松本さんについて総まとめしてきました。
ダンプ松本さんはヒールレスラーながら後輩の面倒見がよく、人に優しい性格のため現在までに絶大な支持を得てきました。
やはり暴力性の高いプロレスと言えど、本当に人気を得るレスラーというのはダンプ松本さんのように心が優しいのでしょう。
ダンプ松本さんは今後も健康に気をつけながら生涯現役で「極悪同盟」を率いて欲しいですね。