泉ピン子プロフィール

 

 

デビューは1966年、日本音楽高等学校中退後、牧伸二さんに師事し当初は三門マリ子（みかど まりこ）という芸名で歌謡漫談家としてデビューするものの、キャバレー回りが続いてしまいます。

 

その後、1975年に日本テレビ「テレビ3面記事 ウィークエンダー」の番組リポーターを担当したのを機に泉ピン子と改名し、その話しぶりの面白さに目を付けられて起用される事になりましたが、当時は下ネタを中心にレポートをする事も多く、新日本婦人の会が選ぶ「ワーストタレント1位」に選ばれた事もありました。

また、ドラマへのデビューも同年1975年、TBSの演出家・鴨下信一さんに誘われ「花吹雪はしご一家」に出演を果たし、この頃から女優業に乗り出し、1980年には「手ごろな女」にて初主演を飾ります。

 

1977年には「哀恋蝶」がヒットを記録し、歌手としての功績も残しています。

女優として一番の大きな出会いが橋田壽賀子さんとの出会いで、1983年NHK連続テレビ小説「おしん」の母親役で出演し、女優として評価を得ると共に脚本を書いた橋田壽賀子さんに高く評価され、以降は橋田作品に数多く出演していきます。

1990年に「渡る世間は鬼ばかり」が放送開始し以後20年以上に渡りシリーズ化で放送され泉ピン子さんの代表作の一つとなり、現在でも泉ピン子さんと言えば「渡る世間は鬼ばかり」のイメージが強くあります。

しかし、女優業の傍らバラエティ番組にも積極的に出演し、辛口なコメントや笑いを誘うトークで番組を盛り上げています。

 

「泉ピン子」という芸名は芸名は父親が「芸人にはピンからキリまであるのだから、志しの一番なピンの芸人になれ」と、泉に話したことからと言われています。

 

本人によると、「顔が丸くて麻雀牌のイーピンみたいだから」「泉の部分は『過去に泉という名前で売れた芸能人がいないので、お前で試す』と言われた」という理由もあるのだそうです。

 

 

泉ピン子の旦那は開業医

 

 

泉ピン子さんは20代半ばの頃は結婚を諦めていたそうで、1988年に出演した「徹子の部屋」においても「幸せは両方の手に乗りませんから、女優は結婚しなくていいんです」とも発言しています。

 

しかしそんな泉ピン子さんも1989年7月29日に結婚を果たしています。そんな泉ピン子さんの旦那さんの名前は武本憲重さんという名前で、現在は消化器系の開業医をやっていらっしゃいます。

 

病院は「武本ホームドクタークリニック」という病院で、なんと銀座のど真ん中に位置する病院だそうで、評判も良いそうです。

一時は結婚を諦めていた泉ピン子さんですが、旦那さんと結婚できた理由は「（美味しい食べ物を作って）胃袋をつかむのが大事」とコメントしています。

 

旦那さんが泉ピン子さんと結婚した理由は、「この人に花嫁衣裳を着せてやりたいと思ったから」だそうです。相思相愛で大人な愛を育んでいるのが二人のコメントから分かりますね。

二人の馴れ初めに関しては情報が出回っていないのですが、旦那さんはテレビ番組にゲスト医師として出演したり、泉ピン子さん主演のTBS系列ドラマ「女子刑務所東三号棟」の医療監修を行ったりしているので、そういった所から出会いに繋がったのでしょう。

 

また二人の結婚を後押ししたのは友人である西田敏行さんだそうです。

旦那さんに関しては1990年代に愛人・隠し子騒動がありましたが、泉ピン子さんは「許します」と寛容な態度を見せています。

 

 

泉ピン子の子供とは

泉ピン子さんと武本憲重さんの間には子供はいますが、実の子供ではありません。これは1990年に起こった武本憲重さんの隠し子騒動に関わってきます。この隠し子がお二人の子供という事になっています。

 

隠し子と愛人に関しては「許します」とコメントしているものの涙ながらに「私に子供が出来ていれば…」という場面もあったそうです。実際お二人が結婚した時には泉ピン子さんは40代だったので、子供を授かる事も難しく、自分の責任も感じていたのかもしれません。

 

そして、その隠し子と泉ピン子さんの関係に関しては決して不仲ではなく、泉沙織という名前でヴァイオリニストとして芸能界デビューされています。

 

 

名前を「武本」ではなく「泉」としている所からも泉ピン子さんと不仲ではない事がわかります。

 

泉ピン子さんはドラマで共演した宮沢りえさんや仲間由紀恵さん、上戸彩さんをプライベートでも実の娘の様に可愛がっているそうなので、自身に子供が出来なかった分、歳の若い女性に対して愛情を注いでいるのでしょう。

 

子供に関しては、隠し子の息子さんもいるとの噂がありますが息子さんに関しては情報が出回っていません。

 

 

泉ピン子さん、首振りや震えから病気の疑いが…？

 

 

泉ピン子さんと言えばバラエティ番組などでも場を盛り上げたり、元気な印象が強いですが、そんな泉ピン子さんに病気の疑いが出ています。

 

泉ピン子さんの病気の疑いが発覚したのは米倉涼子主演ドラマ「ドクターX～外科医・大門未知子～」を見た視聴者からの意見と、本人のコメントによるものです。

 

視聴者からも回を重ねるごとに「ピン子、滑舌悪くなった」「顔揺れすぎ」などの声が寄せられているのだ。

 

引用：「ドクターX」泉ピン子の気になる“首振り”に「本態性振戦」の疑い？

 

と視聴者からの意見が多数寄せられていて、この意見に関しては、「ドクターX～外科医・大門未知子～」だけではなく「渡る世間は鬼ばかり」の頃からこの様な意見があったそうです。この症状から医療ジャーナリストからはこの様にコメントされています。

 

「首の震えで考えられる病気としては『パーキンソン病』が知られています。ですが、実際には『本態性振戦』であることが多いですね。」

 

引用：「ドクターX」泉ピン子の気になる“首振り”に「本態性振戦」の疑い？

 

この本態性振戦とは、原因が不明という意味で、緊張したりストレスがあると表れる場合が多いそうです。

 

また「ホンマでっか！？ＴＶ」に泉ピン子さんが出演した際にも症状に関して発言しています。

 

ゲスト出演したピン子が「物忘れを治す方法」を尋ね、各コメンテーターが意見した。その中盤で、脳科学者・澤口俊之氏が「ちょっと気になるのが、首が動く感じですよね？」と指摘したのだ。これに、ピン子も「緊張するとなる」と自覚していることを伝える。

 

引用：泉ピン子の緊張による「首の揺れ」 脳科学者・澤口俊之氏が指摘

 

澤口俊之さんによるとドーパミン量が不足すると首が揺れやすくなると言い、「運動」や、「笑うこと」でドーパミン量の増加に繋がるとの事だそうです。

 

常に笑っているイメージもある泉ピン子さんですが、心の中には大きなストレスを抱えているのかもしれません。

 

本人自身も現在70歳に近くなり、年齢的にも、この震えの症状を考えても、引退を考える事があるのだそうですが、現在はアドバイスをもらい自信を持って仕事を続けているのだそうです。

 

70歳にもなってくると体調を崩したり体に異変が起こったりするのは当然の事ですが、女優としてその症状がテレビに映ってしまい、そこから視聴者の心配を煽る様になってしまっては確かに続けていくのは難しく感じてしまうでしょう。

 

しかし、泉ピン子さんを応援する人も多いので、引退せずに続けてほしい部分もありますね。

 

 

視聴者からも不安の声が…

泉ピン子さんの症状はドラマやバラエティ番組内でも出てしまい、その泉ピン子さんの様子から、心配する声も多くあがっています。

 

泉ピン子病気なの？頭ずっと振戦させてる

— ちょここ (@cyokoko1234) 2017年5月10日

 

泉ピン子さん、どこか身体の具合悪いのかな？
もしかして、あの病気患ってるかな。

— チャミ (@happybreak) 2017年5月10日

 

泉ピン子ずっと揺れてる…って思ってエゴサかけたらみんな同じこと思ってた
痙攣？病気なんかな？#ホンマでっかTV

— na! (@naacn_) 2017年5月10日

 

ホンマでっかにでてる泉ピン子、頭変に揺れてる気がするんだけど、歳？病気？脳だよね、大丈夫なのかな

— 幽霊人間KONOMI (@pipipione) 2017年5月10日

 

この様に視聴者からもかなりの数の心配の意見が見られます。これ程までに誰が見てもわかる位に首振りや震えがテレビに映ってしまうという事は、症状も重いのではないでしょうか。

 

実際に「泉ピン子　病気」と調べるだけでもかなりの量のコメントが出てきます。今回はいくつかを抜粋しましたが、それだけ泉ピン子さんの異変を感じ取っている視聴者がいます。

 

しかしそれだけ心配されているという事はそれだけ人気があるという証拠でもあります。

 

 

泉ピン子さんの病名は本態性振戦かパーキンソン病？

 

 

泉ピン子さんの病気に関しては本態性振戦ではないかと言われています。

 

この本態性振戦というのは一定の動作時に体が震えるという症状です。発症年齢は主に40代以降の方がなりやすいと言われていますが、若い人もかかるようで、原因も不明だそうです。しかし治療は主に薬物療法で治療可能と言われています。

 

 

また、本態性振戦ではなくパーキンソン病ではないかとも言われています。パーキンソン病は手足が震える、動きが遅くなる、筋肉が固くなる、体のバランスが悪くなるなどの症状が見られる病気です。

 

参考リンク「ふるえの基礎知識　本態性振戦とパーキンソン病」

 

実際にどちらかという事に関してはわかっていませんが、現在の所有力な情報としては本態性振戦ではないかと言われています。

 

どちらにしても早く元気な姿に戻ってほしいですね。

 

 

泉ピン子さんの現在

病気の疑いがあったものの、実際の所はまだ真偽は不明のまま、特に入院や治療を行っているという情報はありませんし、事務所からの公式発表などもされていません。

 

しかし、ニュースにも取り上げられ、ネット上を騒がす程になったので何かしらの治療は受けているでしょう。

 

また、2017年に関しては出演なども少ないので、その部分からも本態性振戦と向き合っているのではないかとも考えられます。旦那さんも専門は消化器系ですが医療に携わっている方なので、旦那さんと共に本態性振戦に対して治療を進めている事も考えられます。

 

特に本態性振戦に関しては上手く付き合っていく事が対処法とも言われいるので、薬治療をしながら時間をかけて治していかなければいけませんし、あの年齢で去年に関しては週5日朝から晩までドラマ撮影が入っていたそうです。

 

70歳目前でドラマ撮影にバラエティ番組までもこなしていたと思うと確かに負担は大きいので、今は仕事も少なくして休養期間に入っている可能性もあります。

 

しかし、確定している情報や公式に発表されている情報は少ないので、これからの泉ピン子さんからも目が離せません。

 

 

まとめ

今回は泉ピン子さんに関してまとめさせて頂きましたが、何よりも体調や病気の症状、ドラマを見ている視聴者はもちろん古くから泉ピン子さんのファンの方は心配でしょう。

 

常に笑顔で茶の間を賑わせてくれる泉ピン子さんも70歳目前という事もあり、年齢による体への負担も大きいですし、実際泉ピン子さんの過去を追ってみると、幸せなだけの道ではなかった事がわかります。

 

そういった部分からも実は精神的な疲労や負担なども感じていたのかもしれません。毎回テレビで見せてくれていたあの笑顔もテレビ用に作っていたのだとしたら、そういった部分も精神的な疲労に繋がっていたのかもしれませんね。

 

旦那さんもお医者様という事もあり、娘の泉沙織さんも不仲ではないと考えられるので、家族で泉ピン子さんを支えてあげてほしいです。

 

この先泉ピン子さんが今回の病気がきっかけで引退するという事は可能性としては少ないですが、年齢的にはいつ引退してもおかしくない年齢なので、無理はしてほしくないですが、症状を改善して元気な姿でこの先も頑張ってほしいですね。