2020年シーズンアメリカメジャーリーグへの挑戦をスタートさせたプロ野球選手・秋山翔吾さんが話題です。
今回は秋山翔吾さんの家族に焦点を当て、幼い頃からプロ野球選手の夢を後押しした父や、父の他界後も生活を支え野球を続けさせてくれた母、兄弟や幼馴染の結婚した嫁、2人の子供などについてまとめました。
この記事の目次
秋山翔吾のプロフィール
秋山翔吾のプロフィール
生年月日:1988年4月16日
出身地 :神奈川県横須賀市
身長 :182.9cm
血液型 :A型
秋山翔吾さんは、2020年シーズンからアメリカメジャーリーグの「シンシナティ・レッズ」からプレーしているプロ野球選手です。
2019年シーズンまでは日本プロ野球のパ・リーグ「西武ライオンズ」に所属し主力として活躍していました。日本球界屈指のアベレージヒッターで、2015年シーズンには216安打を放ち、日本プロ野球のシーズン最多安打記録を塗り替えました。
また、近年は長打力も発揮しており、2017年シーズンから2019年シーズンまで3年連続で20本塁打以上を放っています。
メジャーリーグ挑戦の意思を早くから示しており、2020年1月にシンシナティ・レッズと3年総額2100万ドルの大型契約を結んで渡米しました。
秋山翔吾さんは日本球界を代表するヒットメーカーであることに加えて俊足、外野手で強肩も備えるためイチローの再来とも期待され、メジャーでも注目を集めています。
今回は、そんな秋山翔吾さんの家族や結婚、嫁や子供などに焦点を当てて紹介します。
秋山翔吾の家族① 父・秋山肇さん
出典:https://www.nikkansports.com/
秋山翔吾さんの父は、秋山肇さんという方で1級建築士として建築の仕事をしていましたが、2000年11月、秋山翔吾さんがまだ12歳の頃に胃がんで亡くなっています。まだ40歳の若さでした。
秋山翔吾さんはこの父・秋山肇さんを敬愛しており「強く、威厳のある父だった」と語っています。
秋山翔吾さんは2歳で野球を始め、幼稚園の頃には「やきゅうせんしゅになりたい」と明確にプロ野球選手を夢ていましたが、父の秋山肇さんは野球のことになるととても厳しかったといいます。
父・秋山肇さんは秋山翔吾さんに幼少期から英会話を習わせていましたが、それは「将来メジャーに行った時のため」との考えからだったそうです。
野茂英雄さんがメジャーリーグで大活躍し、日本人もメジャーで十分に通用するという認識がようやく生まれ始めたばかりの頃に、まだ小学生だった息子が将来メジャーに挑戦するという事を見通して手を打っていた父・秋山肇さんについて、秋山翔吾さんは「あの時代にメジャーリーグを頭において。恐ろしい父親だと思う。」と語ります。
秋山翔吾さんは、12歳の頃に父を亡くした後も、父の影を見て野球を続けていたといい、もしも野球を辞めたら何を仕事にしようと考えた時に、父と同じ仕事をしてみたいと建築系の仕事を見据えた事もあったのだそうです。
秋山翔吾の家族② 母・秋山順子さん
秋山翔吾さんの母は秋山順子さんです。母の秋山順子さんは早くに夫・秋山肇さんを亡くし、その後は女手一つで兄弟3人を育て上げました。母・秋山順子さんは教師で、父・秋山肇さんが亡くなった後は非常勤講師として再び教壇に立ち、家族の生活を支えたそうです。
秋山翔吾さんは、経済的にも厳しくなった状況の中で野球を続けさせてくれた母にとても感謝の念を抱いているようで、プロ野球選手になって初めての給料で母にコートをプレゼントしたそうです。
秋山翔吾さんはその後も節目ごとに母への感謝の言葉を口にしています。2020年の母の日には秋山翔吾さんは母に向けて以下のメッセージを発表されました。
母へ。プロに行った時もメジャーに行ってからも、俺の心配をすることは変わらないと思います。どんな状況でも全力で野球に向き合っていくので、体に気を付けて、これからも応援してください。
また、秋山翔吾さんは母への感謝の気持ちを社会貢献の形で表そうと、2015年からは「ひとり親家庭の支援活動」なども行なっています。
秋山翔吾の家族③ 兄弟・2歳年下の弟・秋山拓也さん
秋山翔吾さは弟と妹が1人ずついる3人兄弟です。
秋山翔吾さんの弟は2歳年下の秋山拓也さんで、兄の背中を追うように小学生から野球を始め、高校は兄と同じ横浜創学館高校へと進学して野球部に入り、3年生の時にはキャプテンを務めました。
弟・秋山拓也さんは兄の秋山翔吾さんを慕っており、悩んだ時、立ち止まった時は必ず兄からアドバイスをもらっていたと語ります。
兄の秋山翔吾さんがプロ入りした時には、弟の拓也さんも注目されましたが、プロ野球チームからのドラフト指名はなく、その後は神奈川大学に進学して硬式野球部に所属、サードを守る花形選手として活躍しました。大学時代に受けたインタビューでは「プロ野球選手になって兄と一緒にプレーしたい」と語っています。
大学卒業後は社会人野球へ進んで野球を続けましたが、残念ながら兄に続いてのプロ入りはかないませんでした。
秋山翔吾の家族③ 兄弟・妹は秋山実咲さん
秋山翔吾さんの兄弟の妹は秋山実咲さんで、小学生の頃からソフトボールをやっており、木更津総合高校ソフトボール部を経て、関東学園大学ソフトボール部でキャプテンを務めるなど活躍しました。
兄の秋山翔吾さんが西武ライオンズからドラフト指名を受けた時には、母とともに抱き合って喜ぶ姿がテレビで放送され話題を集めました。
秋山翔吾の家族⑤ 嫁は2013年に結婚した鈴木彩香さん
秋山翔吾さんは、2013年12月1日に同い年の一般女性の嫁・鈴木彩香さんと結婚しています。
秋山翔吾さんは結婚発表時、嫁の鈴木彩香さんについて「自分の意見をはっきり言う意志の強い女性。色んな面で支えてくれている」と紹介しています。
なお、秋山翔吾さんの嫁の鈴木彩香さんと、美人ラグビー選手として知られる鈴木彩香さんとは同姓同名の別人です。
秋山翔吾と嫁の馴れ初めから結婚まで
秋山翔吾さんと嫁の鈴木彩香さんの馴れ初めから結婚までも見ていきます。
実は秋山翔吾さんと嫁の鈴木彩香さんは幼馴染で、高校3年生の頃に交際をスタートさせ、7年の交際期間を経て結婚しています。
秋山翔吾さんは高校卒業後に地元の神奈川県を出て青森県の八戸大学に進学しています。嫁の鈴木彩香さんは地元神奈川県の短大に進学しているので、2人は遠距離恋愛になりました。2人は電話料金を節約するため、携帯の機種を一緒にして割引になる料金プランにしていたそうです。
秋山翔吾さんは大学時代は野球に明け暮れており、地元に帰れるのは正月くらいだったそうで、嫁の鈴木彩香さんと会えるのは年に数回ほどだったとか。
秋山翔吾さんは交際中、「彼女が遠距離恋愛に疲れてフラれてしまっても仕方がない」と不安を抱いていたそうですが、鈴木彩香さんは忍耐強く秋山翔吾さんを応援し続け、めでたく結婚となったのでした。
秋山翔吾には子供が2人
秋山翔吾さんは嫁の鈴木彩香さんとの間に2人の子供がいます。
秋山翔吾さんの子供は2人とも男の子で、長男は2014年に、次男は2016年にそれぞれ誕生しています。
秋山翔吾さんは子供2人を溺愛している様子で、2019年の父の日には、子供たちから「肩たたき券」と「一緒に遊ぶ券」をプレゼントされた事を嬉しそうに話していました。秋山翔吾さんは自身が両親を敬愛している事あって、子供を愛する想いは一際強いのではないでしょうか。
ただ、子供たちに野球選手になってほしいという気持ちは特に持っていないようで、「好きな事をやってくれればいい」とも語っています。
とはいえ、子供は2人とも西武ライオンズ時代の秋山翔吾さんを球場によく応援に行っていたという事で、父への憧れは強いのではないかと想像されます。子供たちがプロ野球選手を夢見る事も十分に考えられそうです。
まとめ
今回は、2020年シーズンからアメリカ・メジャーリーグに挑戦し「シンシナティ・レッズ」に入団したプロ野球選手・秋山翔吾さんの家族を中心にまとめてみました。
秋山翔吾さんは幼少期に野球を始め、幼稚園の頃には明確にプロ野球選手を夢見ていましたが、その陰には父の秋山肇さんの熱心なサポートがあったようです。
父の秋山肇さんは小学生時代から息子のメジャー挑戦を見据え、英会話を習わせるなどいてきました。しかし、その父は、秋山翔吾さんがまだ12歳の頃に40歳の若さで他界してしまいます。
秋山翔吾さんは父の影を感じながら野球を続け、2010年に西武ライオンズからドラフト指名を受けてプロ野球選手になる夢を叶え、1年目からレギュラーを獲得し瞬く間に日本プロ野球を代表する一流選手となりました。そして、秋山翔吾さんは2020年シーズンからはついにアメリカ・メジャーリーグへの挑戦をスタートさせたのです。
父と共に描いていた夢を次々と叶えていく秋山翔吾さんの活躍を今後も応援して注目していきたいと思います。