宇多田ヒカルさんと紀里谷和明さんは2002年9月に結婚し、2007年3月に離婚した元夫婦です。
この記事では宇多田ヒカルさんと紀里谷和明さんの結婚の馴れ初めや離婚原因、そしてそれぞれの現在の動向についてもまとめています。
この記事の目次
宇多田ヒカルさんのプロフィール
芸名:宇多田ヒカル(うただひかる)
本名(旧姓):宇多田 光
出身地:アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区
生年月日:1983年1月19日
学歴:コロンビア大学中退
デビュー:1998年
所属事務所:U3MUSIC
宇多田ヒカルさんは、1998年に日本でデビューしたシンガーソングライター。父親は音楽プロデューサーの宇多田照實さん、母親は演歌歌手の藤圭子さんです。
1作目のシングル曲「Automatic/timewilltell」からミリオンセラーを連発し、アルバム「FirstLove」では日本国内アルバムセールス歴代1位を誇ります。
社会的現象にまでなった宇多田ヒカルさんは、その後も一線で活躍し続けていましたが、2010年に活動休止。「人間活動」に専念するために「アーティスト活動」を停止することを発表しました。
“当たり前”のことをやってこなかった実情を自虐交じりに語った宇多田は「50歳くらいになった時、マネージャーなしじゃ何もできないおばさんにはなりたくなかった。イタイ大人になっていくのはかっこ悪い」と苦笑い。「お父さんとも、仕事の時しか会わないとかだから、そういうのも変えたい」と、“普通”の生活に戻るための課題を並べた。
活動休止中も、2012年には楽曲「桜流し」のデジタル配信や、2013年4月からは「KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru」(InterFmのラジオ番組)が放送開始されたりと、ファンにとっては嬉しいサプライズもありました。
しかし、2013年8月22日に母親である藤圭子さんがマンションから飛び降り自殺で他界という悲しい出来事も……。
宇多田ヒカル母・藤圭子の死因と病気!生い立ちから死去まで総まとめ
そして2015年12月に2016年春からの活動再開を宣言。2016年4月からは宣言通りに、朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌「花束を君に」や日本テレビの情報番組「NEWSZERO」のエンディングテーマ曲「真夏の通り雨」を発表するなど、精力的に活動を再開しました。
2016年9月には8年ぶりとなるアルバムがリリースされます。
というわけで9月28日にニューアルバムが出ますのじゃ https://t.co/ct4slTZIln
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2016年7月7日
宇多田ヒカルさん元旦那・紀里谷和明さんのプロフィール
通称:紀里谷和明(きりやかずあき)
本名:岩下 和裕
出身地:熊本県
生年月日:1968年4月20日
学歴:パーソンズ美術大学環境デザイン科中退
所属事務所:アミューズ
職業:映画監督・写真家
紀里谷和明さんは、アミューズに所属する映画監督で写真家です。
パチンコ屋の息子として生まれた紀里谷和明さんは中学2年生が終わると同時に単身アメリカサンディエゴに渡り、現地のアートハイスクールに通い、卒業後はパーソンズ美術大学に進学しましたが2年で中退。その後、デザイン会社を設立するもうまくいかず、世界放浪の旅に出たりしていたそうです。
そんな紀里谷和明さんの転機となったのが、写真の仕事です。著名アーティスト(ジェイZ等)の写真を手がけることもあり、やがて日本国内でも活動していくように。彼が手がけた作品は、宇多田ヒカルさん、SMAP、ミスチルらの楽曲の写真などがあります。
2004年に「CASSHERN」で映画監督デビューし、以降2009年に「GOEMON」、2015年に「ラスト・ナイツ」を公開しています。
宇多田ヒカルさんと紀里谷和明さんの結婚や馴れ初め
宇多田ヒカルさんと紀里谷和明さんの出会いは、仕事の場でした。
紀里谷は、2000年に宇多田の新曲ジャケットの打ち合わせで知り合い、2002年9月に結婚。
当時、紀里谷和明さんは宇多田ヒカルさんのPVや写真などを担当することが多く、そのことが馴れ初めとなったようですね。紀里谷和明さんが写真やPVを手がけた宇多田ヒカルさんの楽曲についてはこちらから。→紀里谷和明 wiki 2.2 PV
それまで結婚について全く真剣に考えてこなかったという紀里谷和明さんですが、出会ってしまった宇多田ヒカルさんを前に結婚を決意。
紀里谷:いえいえ。「こんないろいろ遊べるのに、なんで結婚なんかするの?」と思ってたけど、そういう人が現れて。だから結婚してからはちゃんとしてましたよ。
当時とてもチャラかった紀里谷和明さんは、結婚を機に考えをも改めたと言います。
26歳で帰国するとあっという間に売れっ子のカメラマンになった。周囲にちやほやされていた当時を「クソバカ時代」と名付け「港区に住まないとダメ、飛行機はファーストクラス、ホテルはスイートルームしか泊まらなかった。チャラかった」と振り返った。
そんな自身を変えるきっかけになったのが2002年、シンガーソングライター・宇多田ヒカル(32)との結婚(07年に離婚)。「どうしようもない僕を変える大きな出来事。まともにならなければいけない。妻に迷惑をかけてはいけない」と気持ちを入れ替えたという。
結婚した2002年当時、宇多田ヒカルさんは19歳でしたので、34歳だった紀里谷和明さんとは約15歳の年の差がありました。
宇多田ヒカルさんと紀里谷和明さんの離婚原因
2002年9月に結婚した宇多田ヒカルさんと紀里谷和明さんでしたが、2007年3月に離婚。慰謝料についても無しだったそうです。
夫婦間のお金に関しては、「(財布は)全然別です」。金曜レギュラーの中尾ミエから「慰謝料払ったんですか?」とさらにツッコミを入れられ、「払ってないです」と詳細に明かしていた。
約4年半にわたる結婚生活に終止符をうった二人、その離婚原因は一体何だったのでしょうか。
離婚原因に関する二人のコメントとは?
宇多田ヒカルさんと紀里谷和明さんは、どちらも離婚原因についてコメントしたことがあります。
紀里谷和明さんの考える離婚原因とは?
紀里谷和明さんのコメントがこちらです。
離婚の理由については「好きになるのに理由がないように、別れることにも理由はない。気持ちのことだから、何ひとつ解析できないんですよ。解析できたら解決するもん」と説明。結論として「結局、彼女は若すぎた。俺は未熟だった。そういうことだと思う」と明かしている。
宇多田ヒカルさんの考える離婚原因とは?
宇多田ヒカルさんのコメントもどうぞ。
宇多田は離婚直後の音楽誌のインタビューで離婚の原因について「離婚を決断した理由について「『私はこれでいいんだ』って思っちゃったのが原因かもしれないです」と自己分析。「紀里谷くんが今まで一番私を知ろうとした人なんですよ。凄く考えてくれた人で。(中略)(彼は)孤独みたいな私の像を救おうとしてくれた。でも結局、私は救われようとしなかったのかな…。私は自己解決しちゃった部分が大きいんですよ」と説明していた。
少しわかりにくい宇多田ヒカルさんのコメントですが、著書の中では以下のようなことも言っています。
今年3月に発売した自著「点 ―ten―」で離婚の真相を 「結婚すると、夫はインタビュアーのように私を追及し始めた。とても困った」と明かしている。
自由奔放に生きているだけでは分からなかったことが、結婚と離婚によって学べたようで、最近のロイター通信の取材にも「自分を見つめ直すいい機会だった」と振り返っている。
つまり自由奔放に生き、そしてまだ若かった宇多田ヒカルさんには、夫という共同生活者に対する関係がうまく築けなかったのかもしれませんね。
離婚原因は、宇多田ヒカルさんの浮気説?!
離婚原因についてコメントを出した二人ですが、そこには特に憎み合ってる感じもありませんでしたね。
ただ、どこからか宇多田ヒカルさんの浮気が原因で離婚したという噂が流れました。その出処は、彼女が2009年に出演したラジオ番組内での発言から。
浮気の告白は、同番組で「Come Back To Me」が2週連続4回目の1位を獲得し、曲がかかった後だった。Utadaは「浮気したことはある。だから、歌になっている。もうしません」と、話した。
パーソナリティーのFiliz(フィリズ)から「実話?」と振られたのが伏線だった。「ご想像にお任せします」と笑ってかわしていたが、歌詞について尋ねられると
「日本では男の人が『僕はバカだった。君が大事だと気付いた。許して』と歌う。女性は歌わない。でも、英語で歌うと女らしさ、色っぽさが出る」と解説したあとに、浮気告白となった。
2007年に離婚し2009年のラジオ番組にて「浮気告白」。これは怪しいとういことで、離婚原因は宇多田ヒカルさんの浮気だったのではないか?という見方をされることがありました。
しかし、これについては宇多田ヒカルさんのコメントが端折られている部分があったようです。以下、Yahoo知恵袋からの引用。
「これは浮気を後悔する歌詞だけど、宇多田は浮気をしたことはあるの?」と聞かれて、「ご想像にお任せします」って答えたら、「そっか。じゃあ浮気されたらどう思う?」ってまた聞かれて、「う~ん。されたことないからわかんない。したことはあるけど」って答えたら、「したことはあるの?」って聞かれて、「恋人に浮気したことはあります。ごめんなさい」と言いました。恋人にって言ってるので、独身時代にジェシーやDJのappercutと噂になったりしてるんで、そうだと思います。翌日に元旦那さんの紀里谷さんが同じラジオ曲に出演予定があったんで、紀里谷さんの発言が注目されるってマスコミが書いたから、誤解されただけです。
宇多田ヒカルさんの浮気による離婚ではなさそうですね。ただ浮気した経験があるのも事実のようですが。
宇多田ヒカルさん・紀里谷和明さん元夫婦の現在とは
宇多田ヒカルさんの現在、イタリア人と再婚するも離婚
宇多田ヒカルさんは、2014年5月にイタリア人バーテンダーの男性と再婚しています。その前は、日本人画家の福田天人さんとの交際報道がありましたが、再婚相手はイギリスの格式高いホテルでバーテンダーとして働く8歳年下のイタリア人でした。
再婚相手のイタリア人は以下のような感じの男性だそうです。
身長は170センチほどで、スリムな体型。黒い髪はきれいに撫でつけられていて、細いフレームの眼鏡の奥にある瞳は、丸くて温かみが感じられた。このFさん(23)はロンドンの五つ星ホテル内で働くバーテンダー。
結婚にあたって、宇多田ヒカルさんはコメントを発表。
宇多田は、「自分でも意外でちょっと笑ってしまいます」「(相手は)根が誠実で多くの友人に愛される好青年。マンガに出てきそうな大家族です」と報告。
宇多田ヒカルさんとイタリア人夫との結婚式画像!
宇多田ヒカルさんの夫画像。
8歳年下のイタリア人で、名前はフランチェスコ・カリアーノさんと言います。
2015年7月には、8歳年下のイタリア人夫との間に第一子男児が誕生したことを公表。1998年に約15歳で鮮烈なデビューを果たした宇多田ヒカルさんも、1児の母親となりました。
なおバーテンダーだった夫は結婚後仕事を辞め、一部では”専業主夫”状態であると言われていますが、2016年7月の報道ではフリーランスをしているとの情報も。
定職につかず、現在はインテリアコーディネーターとしてフリーランスで活動しているイタリア人の夫
2016年8月には宇多田ヒカルさんはそんな夫と離婚危機で、本格的な活動再開に伴い離婚してから日本に戻ってくるという報道が一部でなされました。
「諸説あるにせよ、宇多田が仕事へ復帰した理由の中には、音楽活動に専念したいから別れて欲しい、という理由にするためでもあるという話もある。彼女に近い音楽筋は、夫が働かないので、宇多田が精神的にまいってしまい、アルコール依存に陥っているという話まで出ています」
宇多田は夫がひも同然の状態にあることが耐えられないようだ。
「宇多田が手切れ金を払って離婚し、子供も宇多田が引き取る。経済力のない夫はその条件を飲むだろうと言われています」
ただこの報道に関連してか、宇多田ヒカルさんがツイート。
私が人生のパートナーに求めるものランキングの最下位:経済力
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2016年8月29日
経済力のある男性が優しくてかわいくて自分を一番に思ってくれる女性(経済力低め)を選んだってなんの不思議にも思われないのに、性別が逆になると問題があるかのように思うのは非常に非理論的だ。男の子って大変ね。
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2016年8月29日
日本歴代アルバムセールス1位の宇多田ヒカルさんの言葉には、ものすごく説得力がありますと思われました。
しかし、2018年4月になると、すでに離婚したことがニュースで報道されています。
無期限活動休止中の14年2月に再婚を発表。翌15年7月に第1子の長男(2)を出産した。前夫の写真家で映画監督の紀里谷和明氏(49)と4年半の結婚生活を経て離婚したが、再婚生活も約4年で終止符を打った。
離婚時期は不明だが、夫の出身地、イタリア南部プーリア州ファサーノ市周辺でも離婚の情報は徐々に広まりつつある。2人の知人は日刊スポーツの取材に対し「数カ月前に別れている」と証言した。
紀里谷和明さんの現在は?再婚してる?
離婚後も、宇多田ヒカルさんに対するリスペクトをことあるごとに語っていた紀里谷和明さん。
現在の心境については「別れたから気持ちが変わったとかではなくて、俺は今でも結婚してよかったと思っているし、今でも愛している。未練があって、ということではなくて。結婚するときに『一生一緒に添い遂げる』と誓っているわけで、その誓いを今でも精神的に守っている」とし、「別に彼女がほかの人を愛して結婚してもそれでいいし、俺もいずれはそうするだろうけど、でももし彼女の身に何かあったら、俺はなんでもする」と誓っている。
2014年の宇多田ヒカルさんの再婚を祝福しています。
紀里谷氏は「宇多田ヒカルさんの結婚について」と題し、「このお話を彼女から聞いたのは数カ月前のことでした」と明かした。「とても嬉しく、本当に良かったねと喜びました」と当時を振り返ると、「末長く幸せな家庭を築かれる事を心からお祈りしております」と宇多田の幸せを願った。
彼自身の再婚や新恋人報道などは、その後ありません。
(こんなネタ的な報道はありましたが…。紀里谷和明 宇多田ヒカル「再婚」の裏側でセクシータレントに“熱烈求婚”)
そんな紀里谷和明さんは、2015年公開の監督作品「ラストナイツ」の評判が上々のようです。
これまで公開してきた映画「CASSHERN」(2004年)、「GOEMON」(2009年)は、日本映画界の嫌われ者としても名高い紀里谷和明さんということもあってか、
(詳細はこちらから→紀里谷監督もしくじり先生だった…日本映画界に嫌われちゃった理由)
どちらも酷評されることが多く、「宇多田ヒカルの元夫」としての知名度が先に来てしまうこともありました。
しかしながら、ハリウッドデビュー作ともなった3本目の映画「ラスト・ナイツ」(2015年)は、評価がわかれながらも好印象の人も少なくありません。
う~ん、ラスト ナイツの評価見てみたけどあんまり好評って訳じゃないのか~w
— こな@鹿島好き (@k_o_n_a_k_o_n_a) 2016年8月22日
個人的にはかなり面白かったんだけどな(´・ω・`)
『ラスト ナイツ』
— ろっく (@lockyuchan) 2016年8月7日
主人への忠誠心、騎士としての誇り、男としてのあり方を感じた。
戦いのシーンもリアルな描写をあえて避け、前後のシーンのみで鬼気迫る臨場感が伝わってきたので、そういうシーンが苦手な私でも物語に集中して観れた。
離婚後はそれぞれの道を歩んでいる宇多田ヒカルさんと紀里谷和明さん。これからの活躍にも期待です。