吾峠呼世晴さんは、大人気漫画『鬼滅の刃』の作者です。本名・年齢・性別・顔写真など、もろもろのプロフィールが謎に包まれている吾峠呼世春さんですが、2020年5月の『鬼滅の刃』連載終了と同時に漫画家引退の噂が流れています。
ここでは吾峠呼世晴さんの詳細プロフィールと作品・経歴、年収、そして文春で報じられた引退の噂などについてまとめています。
この記事の目次
吾峠呼世晴は『鬼滅の刃』作者
鬼滅の刃の作者:吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)
出身地:福岡
生年月日:1989年5月5日
吾峠呼世晴さんは、週刊少年ジャンプで連載していた大人気漫画『鬼滅の刃』の作者です。ここでは謎の多い吾峠呼世晴さんのプロフィールや正体についての情報を集めてご紹介していきます。
吾峠呼世晴のプロフィール① 本名は非公表?
吾峠呼世晴の本名
吾峠呼世晴さんのプロフィールはほぼ謎に包まれており、本名や年齢、性別、顔写真などもろもろが不明です。
まず「吾峠呼世晴」自体がそもそもペンネームなのか本名なのかの公表がありません。ただ苗字検索してもヒットがなく、鬼滅の刃にも出てきそうな字面からも、ペンネームだという見方をした方が自然に感じますが、いかがでしょう。
SNSなどでは、その吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)という読み方からも、響きが似ている名前ではないかと推察している人が多いようですね。
苗字…小峠、峠、後藤など
名前…”はるこ”や”はる”のつく名前など(晴子、春子、小春など)
また吾峠呼世晴さんは、自身のプロフィール画に眼鏡をかけたワニの絵を用いていることから、”ワニ先生”の愛称で親しまれています。
吾峠呼世晴のプロフィール② 年齢はアラサー
お誕生日は”水曜日5月春うらら”
吾峠呼世晴さんは、5月の水曜日生まれ(画像より誕生日は「水曜日5月春うらら」)のようです。Wikipediaなどを見ると(ジャンプ展vol.3 公式図録より)1989年(平成元年)生まれで、1989年5月5日が誕生日だと紹介されています。
ただ1989年5月5日は、水曜日じゃないのが少し気になりますが…(カレンダーによると、1989年の子供の日は金曜日)。現在作者の吾峠さんはアラサーぐらいということになります。若くして人気作家になる人も少なくありませんが、年齢を知るとさらにすごいなと感じますね。
吾峠呼世晴のプロフィール③ 性別は週刊文春で”女性”と報じられる
吾峠呼世晴の性別は”女性”だった!
(手書き?の文字も女性っぽい!)
週刊文春が報じた話によると、鬼滅の刃作者である吾峠呼世晴さんは女性だったようです。
ジャンプではすでにボスの鬼舞辻無惨との戦いも終わっています。ネット上では様々に噂されてきましたが、実は作者は女性です。
もともとSNSなどでは、作者が女性であるという説は流れていました
(そもそも初期のプロフィールで女性であることを隠していませんでしたが)。
現在は人気漫画の女性作者が多いということで、問題視する声は少ないです。
鬼滅の作者が女だからって急に掌返す奴がいるらしいけどそれ言ったらハガレン、マギ、結界師、ドロヘドロも女性作家だかんな? #鬼滅の作者#女性作家 pic.twitter.com/c2vZoLuePR
— 乾燥機を濡らしたいフォロバ100%(※) (@ryusei04223896) May 17, 2020
鬼滅の刃の作者さんが女の人だったの初めて知って驚きー!!!
— ドキンちゃのฅ( ̳• ·̫ • (@dokinchan_cen) May 14, 2020
たまにキュンキュンポイントがあって今更納得です!
吾峠呼世晴のプロフィール④ 顔写真はなし
吾峠呼世晴の顔写真は非公開
吾峠呼世晴さんの顔写真は、現在ないようです。
漫画家のなかにはメディアに出演(顔出し)する人もいたり、顔画像が出回っていたりする人もいますが、吾峠先生の写真はありませんでした。
やはり、ワニ顔?でメガネをかけている感じの素顔なのでしょうか。ジャンプの担当編集者に似ているという話もあるようです。
トレンドの鬼滅の作者
— もるのがわ ちょうすけ (@1983216) May 17, 2020
顔は銀魂でおなじみの大西編集そっくりらしいです#鬼滅の刃 #WJ24 pic.twitter.com/EQPmJUy2SD
吾峠呼世晴の経歴:これまでの作品を一挙紹介
吾峠呼世晴短編集
2019年に発売された『吾峠呼世晴短編集』は2013年〜2015年の間に、吾峠呼世晴さんが描いた漫画短編が収録されています。いずれの作品も連載化をのぞむファンが存在するぐらいで、良作揃いのようです。
①過狩り狩り
こちらは第70回JUMPトレジャー新人漫画賞の佳作を受賞した作品です。
吾峠呼世晴さんが24歳の時の作品で、こちらはのちの初連載作品となる『鬼滅の刃』の前身になったと言われています。
私は吾峠呼世晴短編集読んでから鬼滅読み始めたんやけど短編集の時点で唯一無二感あった。
— 怨讐のシーヤ(漫画家志望) (@cindy_823692292) May 20, 2020
「過狩り狩り」の表紙絵とか衝撃受けた。大昔の町を撮影した写真群、その一枚に偶然写っていたある男…ってな具合でこれから独特な世界観の漫画が始まる予感がしてシビれた。顔が見えんのもエエよねぇ…✨
②文殊史郎兄弟
デビュー作で、2014年頃の作品。
吾峠呼世晴先生は鬼滅の刃よりも短編の文殊史郎兄弟の方が世界観的には好きだから皆さんに読んで欲しい。特に弟の文殊史郎馬畝くん可愛いですよカマキリで
— すおり@吶喊 (@_Suori_wwll) May 17, 2020
③肋骨さん
こちらも2014年の作品。
世間では鬼滅が流行ったり、ワニ先生が、女だとか話題になってるけどな、吾峠呼世晴先生のすごいところはな、読切漫画の肋骨さんから現れてるんだよ。人柄が言葉のセンスが大好きなんだ。ぎゅっと心臓を掴まれる、そんな作品がとても好きです。 pic.twitter.com/IFU9RnqnoF
— まなて。 (@guzu81818) May 17, 2020
④蝿庭のジグザグ
2015年頃の作品です。
鬼滅の最終回は何となく肋骨さんや蝿庭のジグザグや文殊史朗兄弟と世界観が繋がってそうな雰囲気が読み切りが好きだった派にとって胸が温かくなる。そういうぼんやりとした繋がりが好き
— すけまろ (@sukemaro3) May 18, 2020
吾峠呼世春の初連載作品『鬼滅の刃』
鬼滅の刃
連載期間:2016年〜2020年
シリーズ累計発行部数:6000万部以上(2020年5月時点)
ただ初の連載が決まるまで、吾峠呼世晴さんが漫画家をやめるかもしれない危機があったとか。
2015年のあいだに連載を獲れなければ辞めると。吾峠先生は、作家になるべくして生まれた人。だから何としてでも連載会議を通るようなネームにしなくてはと焦りましたが、『蠅庭のジグザグ』、『鈍痛風車』と連載ネームが続けて落ちてしまい、もうあとがなかった。
その後は原点である『過狩り狩り』に立ち返り問題点を克服していき、そしてうまれたのが『鬼滅の刃』でした。やがて『鬼滅の刃』は大人気となり、発行部数は空前絶後の6000万部以上、アニメ化も放映されるなど歴史に名を残す作品となりました。
吾峠呼世晴の年収がヤバい
吾峠呼世晴の年収は十数億円!?
・漫画家の大きな収入源4つ
①単行本の印税10%
②原稿料
③グッズのロイヤリティ
④アニメ化原作使用料
・経費…アシスタント・事務所などの諸経費
収入源のうち、人気漫画家になるほど圧倒的なパーセンテージを占めるのが①単行本の印税10%でしょう。それぞれ鬼滅の刃作者である吾峠呼世晴さんに当てはめて考えてみると…、
①単行本(シリーズ累計発行部数6000万部)の印税10%
コミックスと電子書籍、あるいは発売された年度などによって書籍自体の値段が変動しますが、だいたい鬼滅の刃は400〜440円(+消費税)での販売となっています。印税10%は40〜44円となり、それに発行部数6000万部をかけると、約24億〜26億円です。
ただ発行部数については、これからさらに伸びる可能性を秘めています。アニメ化(2019年4月〜)前は発行部数が350万部だったのが、2020年頭頃に4000万部、2020年5月には6000万部突破ということで、今後さらに右肩上がりになるのではないでしょうか。
②原稿料
人気漫画家になるほど上がるとされる原稿料。原稿は数千円から数万円/1Pとされていますので、仮に1万/1Pで20Pの月4回の週刊連載の場合は月収80万となり、年収は960万円程度となります。
もちろん鬼滅の刃は、一流雑誌(ジャンプ)の人気作なわけですので、1P1万円以上である可能性があります。そうすると原稿料だけで数千万円行く可能性だってあるでしょう。
③グッズのロイヤリティ
④アニメ化の原作使用料
以上のことからも、かなりの収入を得ていると見られる吾峠呼世晴さんです。特に2019年以降の発行部数の伸びなどを考慮すると、アシスタントや事務所などの経費や税金があるとしても、2019年〜2020年の年収は十億円以上はいくのではないでしょうか。
なお余談ですが、漫画作品の累計発行部数ランキングをご紹介すると以下の通りです。
①ワンピース(4億7000万部)
②ゴルゴ13(2億8000万部)
③ドラゴンボール(2億5000万部)
③NARUTO(2億5000万部)
⑤名探偵コナン(2億3000万部)
鬼滅の刃は全体のうち29位ぐらいということで、まだまだ上には上がいるようです。
吾峠呼世晴の引退?週刊文春では実家に帰る報道も…
吾峠呼世晴引退の噂は本当?
『鬼滅の刃』は2020年5月でもって連載終了しました。
ジャンプというと、古くはドラゴンボールや北斗の拳など人気作品が終わることを許されず(?)、長々と連載を続かせるというイメージがありました。しかし今回はまさかのあっさり終了ということで、意外に感じた方も多いのではないでしょうか。
また週刊文春で、今回の連載終了は作者の”家庭事情”の影響だとの関係者の話が出ています。
家庭の事情もあり、長く東京で漫画家生活を続けることはできないみたい。連載終了のタイミングで実家に帰るのではと囁かれています
こういった背景もあり、吾峠呼世晴さんはそのまま引退するのでは?!という憶測が出るように。特に家庭事情によって実家(福岡)に帰るという話からも、結婚・出産・介護などで仕事を続けるのが難しいのでは?という見方をする人がいるようです。
鬼滅の作者さん素性ほとんど謎のままこれだけの大ヒット作をあっさり終わらせて漫画家引退の説があるってその通りになったら日本漫画界最大の伝説になりそう
— 悲鳴 (@darenandaomaewa) May 17, 2020
ワニ先生って鬼滅の刃終わったら漫画家引退するの?😢
— るい (@edogawaconan05) May 18, 2020
でも次回作もお楽しみにって感じに書いてたよな😣
家庭の事情で漫画書くの続けられなくなった→鬼滅の刃完結させる→作者引退するかも ってこと!?
— みさみさ (@miumiujp) May 17, 2020
作者女性で家庭の都合ってことは介護とか育児とか妊活とかの可能性で批判出てるってこと?え…いやそれで批判は最低じゃん
ただ引退宣言はなく、連載終了時のコメントには「吾峠先生の次回作にご期待ください」とあります。そもそも漫画家の引退って何…という感じもありますが。(もちろん引退宣言している人もいる。最近では、少女漫画家・槇ようこさんがデビュー20周年での引退宣言をした)
また吾峠呼世春さん現在アラサーですので、仮に家庭事情でしばらく仕事ができなくても、落ち着いた後で再開する可能性だってあるでしょう。もちろん一生分に値するような収入はすでに稼いでいると思いますので、そのまま遠ざかることもあるかもしれません。
しかし吾峠呼世晴さんを担当した編集さんは、彼女について以下のように表現しています。
(以下、鬼滅の熱狂的人気について問われた際の編集の返答)
もちろんうれしいとおっしゃっていますが、先生自身は何も変わらずに、粛々と漫画を描き続けています。職人なんですよね、先生は。いつも物語のことをいちばんに考えている。それは出会った頃から変わりません。
鬼滅読者からも次の作品を期待する声が多いです。一ファンとしても、すぐにでも遠い未来の話でもいいので、また吾峠呼世晴さんのつくりだす物語に出会えることを願います!