リオ五輪のバトミントン・女子ダブルスで金メダルを取った高橋礼華さんですが、2020年12月に金子祐樹さんと結婚したことでも話題となりました。
この記事では、高橋礼華さんの身長と血液型などプロフィール、妹や松友美佐紀さんとの関係、そして引退と結婚・出産など現在をまとめました。
この記事の目次
高橋礼華の生い立ちや経歴…母親の影響でバドミントンを開始していた
高橋礼華(たかはし あやか)
生年月日:1990年4月19日
出身地:奈良県橿原市
高橋礼華、バトミントンを始めた理由とは?
1990年4月19日に奈良県橿原市に生まれた高橋礼華さんですが、父親が野球の実業団選手で母親も学生時代にバドミントン選手だったスポーツ一家に生まれています。
ちなみに、母親は「橿原ジュニアバドミントンクラブ」という地元のクラブのコーチもしていました。
そんな母親の影響もあり6歳の頃よりバトミントンを習い始めた高橋さんでしたが、開始当初から抜群のセンスを発揮していたわけではなく、シャトルを空振りばかりしていたそうですね。
とはいえ、幼少期から負けん気の強さと練習熱心さがあった高橋さんは、1日400スイングの個人練習を重ねた結果メキメキと実力を伸ばし、小学4年時に「全国小学生ABCバドミントン大会」で優勝しています。
以降も慢心することがなかった高橋さんは、クラブでの練習が終わると自宅で自主練を続けていました。
高橋さんの自主練内容は、ランニングやダッシュといった体力作りの他、素振りやフットワークの練習も欠かさなかったと言われております。
自主練時間は毎日1時間程度だったそうですが、クラブでの練習を終えて自宅に帰る時間帯が午後9時だったことを踏まえると、小学生にとってはかなりハードな日々を送っていたようです。
高橋礼華、中学は宮城に越境進学
猛特訓の甲斐あり、小学4~6年時に「全国小学生ABCバドミントン大会」を3連覇した高橋礼華さんは、小学を卒業後は、宮城県仙台市にある私立「聖ウルスラ学院英智中学校」に越境入学しバトミントン部に入部しています。
高橋さんが故郷を離れ「聖ウルスラ学院英智中学校」に進学した理由については、当時高等部に所属していたインターハイ女王・平山優さんへの憧れの気持ちが強く、一緒の体育館で練習したい気持ちが強かったそうですね。
また、ライバル選手たちが「聖ウルスラ学院英智中学校」に進学するとの情報を聞き、切磋琢磨したい心情がわいてきたとか。
とはいえ、いざ「聖ウルスラ学院英智中学校」に入学して見ると、親元を離れて寮生活をする心細さや練習の厳しさも相まって、寮で人知れず泣く日々が続くことになりました。
高橋礼華、高校時代にダブルスに転向
「聖ウルスラ学院英智中学校」時代の高橋礼華さんに関しては、中学1年の終わり頃に腰を痛めて3か月間もまともに練習出来ない日々が続くなど、挫折が多い状況でした。
しかしながら、部活仲間との絆が強くお互いに励ましあった結果、ドロップアウトせずに済んだそうですね。
その甲斐もあり、中学3年時に「聖ウルスラ学院英智中学校」バドミントン部は、全国大会で団体とシングル、ダブルスで優勝をする3冠を達成しています。
中学を卒業後は、「聖ウルスラ学院英智高校」に進学して引き続きバドミントン部に所属した高橋さんですが、高校2年時に松友美佐紀さんが入部して来たことをきっかけに、監督にダブルスへの転身を命じられることになります。
ちなみに、強打が持ち味の高橋さんと技巧派な松友さんは相性も抜群だったようで、ペアを結成して早々の2年秋の「全日本ジュニアバドミントン選手権大会」では、3位に躍進しております。
その後も快進撃が続いた高橋・松友ペアは、「全国高等学校選抜バドミントン大会」や「全国高等学校総合体育大会バドミントン競技大会」を制覇するなど、高校No1の評価を不動の物にしました。
高橋礼華、リオ五輪で金メダルを獲得
高校を卒業後の高橋礼華さんは、2009年4月より「日本ユニシス」の実業団選手となりました。
1年遅れで松友美佐紀さんも「日本ユニシス」バドミントン部へ入部したこともあり、社会人でも引き続きペアを組むこととなった2人は、2010年には「全日本社会人バドミントン選手権大会」にて優勝を果たしています。
2012年に行われたロンドン五輪では、日本勢4番手のランキングだったため選考落ちの屈辱も味わった2人でしたが、以降は主要国際大会で優勝を積み重ね世界ランキング1位に輝くなど、日本を代表するペアへと成長しました。
そして迎えた2016年のリオ五輪では見事代表の座をゲットした高橋・松友ペアは、前評判通り勝ち進み、日本バドミントン界史上初の金メダルを獲得しました。
高橋礼華の身長や血液型…実は意外に大柄だった
高橋礼華さんに関しては、身長は165㎝と意外に大柄なアスリートとなります。
高橋さんの血液型については、日本人の4割を占めるA型らしく、天然ボケの気がある松友美佐紀さんをサポートする姉貴分でもあったそうですね。
「ご飯を食べにいって上着を脱ぐと、すぐに忘れる。私が忘れものはないかを確認します。妹みたいです。本当の妹が1人いますが、もう1人できたみたい」
松友もそんな姉貴分の高橋を頼りにしているようです。
「遠征の時、鍵とか服とかよく物をなくしてしまうんですが、すごく気がついてくれる人でよかった。先輩がいないと、上着を結構なくしてたかも」
高橋礼華と松友美佐紀の仲…実は小学時代からの顔見知りだった
リオ五輪で日本バドミントン界初の金メダルを勝ち取った高橋礼華さんと松友美佐紀さんですが、ペアを組んだのは高校時代からな一方でその出会いは小学時代にまで遡るそうですね。
小学5年時に年代別大会だった「全国小学生ABCバドミントン大会」に優勝した高橋さんは、監督同士の思い付きにより、同大会の小学4年部門を制した松友さんと練習試合を組むことになりました。
ちなみに、試合自体は1つ年上だった影響もあり、高橋さんが圧勝したと言われております。
試合後、松友さんから文通を申し込まれた高橋さんは、以降は手紙を通して松友さんとの交流を続けていました。
徳島出身だった松友さんが、中学を卒業後に「聖ウルスラ学院英智高校」に進学した理由には、高橋さんと一緒にバドミントンをやりたいとの想いが強かったりしたそうですね。
高橋礼華は妹も凄かった…国際大会優勝経験のあるバドミントン選手だった
高橋沙也加さん(写真左)
高橋礼華さんは、2歳年下の妹・高橋沙也加さんもバドミントン選手でした。
中学を卒業後は、地元を離れて(富山県富山市にある)市立和合中学校に越境入学をしている沙也加さんは、中学3年時に「全国中学校バドミントン大会」のシングルス部門で優勝を果たすなど、姉を超える天才バドミントン少女だったそうですね。
その後も富山県立高岡西高校時代に複数回の全国制覇を経験している沙也加さんは、高校を卒業後はパナソニックの実業団選手となりました。
・全日本ジュニアバドミントン選手権大会・ダブルス部門優勝(高校1年時)
・インターハイ・ダブルス部門優勝(高校2年時)
・インターハイ・シングルス部門優勝(高校3年時)
・全国高等学校選抜バドミントン大会・シングルス部門優勝(高校3年時)
実業団時代の沙也加さんは、パナソニックのバドミントン部が廃部になり、「日本ユニシス」に移籍するアクシデントもあったりしました。
とはいえ、シングル選手として国際大会で優勝を重ねた結果、世界ランキング最高位が10位となるなど、日本のトップ選手として活躍しております。
高橋礼華のその後…東京五輪を目指すも2020年に引退していた
リオ五輪後の高橋礼華さんは、当然ながら東京五輪を目指して現役を続行していました。
とはいえ、女子アスリートにとって能力の下り坂となる20代後半の時期を乗り越えることは金メダルコンビにとっても難しいことだったらしく、結果が出ない日々が続いたそうですね。
以前、所属先の早川賢一コーチは「全体的に動くスピードが落ちた」と指摘していた。2人が得意としてきた守勢から攻勢への切り替えが遅くなり、ラリー戦はより長期化。「決定力が減ってしまうのは女子ダブルスでは致命的。毎大会で1回戦からしんどい状態が続き、連戦を勝ちきるのが難しくなった」
高橋・松友ペアの不調に関しては、リオ五輪で金メダルを取ったことによるモチベーション低下も一因にあったと言われております。
闘争心も揺れ動いた。練習では「集中はしているが、リオ五輪前のように、ゾーンに入るような追い込みに欠けていた」と早川コーチは言う。17年12月に五輪連覇への決意を固めた後も、18年世界選手権の3回戦敗退など、早々と負ける姿がぽつぽつと続いた。
その結果、東京五輪の代表入りを逃した高橋さんは、2020年8月に現役引退を発表しています。
高橋礼華さん、引退残念。4年前感動をありがとう❤️1年気持ちを繋ぐ選択もあったけど、引退を決めた覚悟は素晴らしい!(私だったらダラダラ残ってしまいそう)実力がある中辞めるというのは本当に凄い。惜しまれながら引退。本当に惜しいんだよ( ´Д`だからこそ一生忘れない、ありがとう pic.twitter.com/NJwhCYbaOm
— トマト1kg毎日 (@nantokanarucha) August 23, 2020
高橋礼華の現在…金子祐樹と結婚し子供が誕生していた
高橋礼華、旦那との馴れ初めは?
高橋礼華さんは、現役引退直後の2020年12月30日に4歳年下のバドミントン選手の金子祐樹さんとの結婚を発表しています。
先日NHKのスポーツ番組で素っ気なく金子のこと解説してたぞ。すっかり騙された。
— t (@blueclearsea) December 30, 2020
「タカマツ」ペア高橋礼華さん、金子祐樹選手と結婚「ご縁とは不思議なもので」(オリコン)#Yahooニュースhttps://t.co/vgtYVJh1pH
2人の馴れ初めについては、同じ「日本ユニシス」所属の実業団選手だった縁もあり、以前より交際していた社内結婚パターンだったそうですね。
ちなみに、埼玉栄高校出身の金子さんは、高橋さんと同じダブルスのプレイヤーだったらしく、世界ランキングの最高位が7位と国内でもトップクラスの実績を誇っていました。
また、高橋さん引退後に混合ダブルスに転身した松友美佐紀さんとペアを組んでもいるとか。
金子祐樹、モデルとの離婚歴があった?
金子祐樹さんに関しては、検索関連ワードに「離婚、モデル」といった不穏な単語も並んでいます。
とはいえ、こちらの検索関連ワードについては、同姓同名のモデルの金子祐樹さん関連のものだったらしく、金子さんが実際に離婚経験者だったわけではないようですね。
ちなみに、モデルの方の金子祐樹さんは、ファッション雑誌の「JELLY」や「EDGE STYLE」の読者モデルだった近田祐理子さんと結婚・離婚していたとか。
高橋礼華、2022年2月に第一子を出産
出典:https://hochi.news/
高橋礼華さんは、2021年9月23日に妊娠を発表。
ご報告。 pic.twitter.com/eGxg5zIKpN
— 高橋礼華 (@ayataka419) September 23, 2021
そして、2022年2月に第一子となる女児を出産しました。高橋礼華さんも旦那の金子祐樹さんも娘にメロメロなのだとか。
高橋さんは「先日、元気な女の子を無事出産いたしました。コロナ禍での妊娠、出産、そして初めてのことだらけで不安もありましたが旦那さんをはじめ、たくさんの方のサポートがあって出産することができとても幸せな気持ちでいっぱいです」と伝え「これからは母としてこの小さな娘にしっかり愛情をそそぎながら育てていきたいと思います! 旦那も私もすでに親バカでメロメロです」とつづった。
バドミントン選手を引退してからの高橋礼華さんは妻として母として、充実した日々を送っているようですね。
高橋礼華についてまとめてみると…
高橋礼華さんについては、エリートアスリートらしく少女時代から天才肌のバドミントン選手だったものの、中高時代には挫折も経験していたようですね。
オリンピックメダリストとなるも2020年に現役を引退しました。その後、バドミントン選手の金子祐樹さんと結婚し子供にも恵まれています。今後の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。