就活アプリを利用して女子大生を食い物にした結果逮捕されたリクルートの会社員・丸田憲司朗ですが、余罪がてんこもりだったせいで計10度も逮捕されています。
この記事では、丸田憲司朗の経歴や出身高校と大学など学歴、実家の親や家族、逮捕歴、裁判や判決が出た現在についてまとめました。
この記事の目次
丸田憲司朗とは…就活中の女子大生を毒牙にかけたことで話題に
丸田憲司朗(まるた けんしろう)
年齢:2020年の逮捕時で30歳
出身地:奈良県五條市
丸田憲司朗、女子大生への性的暴行事件で逮捕されていた
丸田憲司朗とは、2020年12月3日に準強制性交等の容疑で逮捕されたことで話題となった人物です。
12月3日、警視庁に準強制性交等の容疑で逮捕されたのは「リクルートコミュニケーションズ」社員の丸田憲司朗容疑者(30)。「今年7月22日深夜、20代の女子大生と食事した後、東京・港区内のホテルに連れ込んで乱暴したのです」(社会部記者)
丸田の毒牙にかかった被害者は、広告業界への就職を希望して就活中だった20代の女子大生・Aさんだったらしく、就活アプリを通して知り合ったそうですね。
その後の丸田とAさんは、2020年6月下旬に都内のカフェで初対面した後、7月上旬にも2人きりで会うなど急速に距離を縮めて行くことになりました。
そんなAさんが性犯罪の被害者となったのは、2020年7月22日のこととなっており、「就活用PR動画の作成を手伝うから打ち合わせをしよう」との丸田の甘言に騙された結果、ホテルに連れ込まれてしまいました。
以降は、お酒に睡眠作用がある薬を盛られて心神喪失状態となってしまったAさんは、丸田に成すがままに凌辱されてしまったとか。
丸田憲司朗、犯行に利用していた就活アプリとは?
丸田憲司朗がAさんを毒牙にかける際に利用していた就活アプリについては、「OBトーク」だったとの報道が存在します。
とはいえ、丸田は他にも「マッチャー」という就活アプリも利用して女子大生を物色していたとの情報もあります。
ちなみに、どちらもユーザーが多い人気就活アプリでしたが、出会い系目的で利用している人間は丸田だけではなかったようですね。
初めてOBトークとかMacher使って分かった出会い厨多い(^。^)
— ゆあ (@sukisukisuimin) March 7, 2020
私はOBトークってアプリ落としてやったけど…出会い系みたいな使い方してる方に引っかかり怖くなってアンストした添削してもらえるのは本当にありがたいけど、たまーに怖い思いすることもあるから気をつけて
— タナカリサ@CheerCareer デザイン担当 (@cheer_21_risa) June 17, 2020
丸田憲司朗は、就活アプリ以外にも出会い系アプリなども合わせて「4つのアプリ」を使い分けていたとの情報もあります。
丸田憲司朗の逮捕歴は10度…犯行を2017年から続けていた?
丸田憲司朗、スマホに自ら性犯罪の証拠を残して自滅していた
就活中の女子大生を毒牙にかけ逮捕されたことで話題となった丸田憲司朗ですが、Aさんに対する準強制性交等容疑で逮捕される以前に、別件で逮捕・起訴されていた身の上でした。
丸田の初逮捕については、2020年11月12日のこととなりました。
この時の丸田は、2020年6月27日の夜に、30代の知人女性・Bさんに一服を盛って心神喪失状態にした後、自宅マンションに連れ込みわいせつ行為をした容疑がかかっていました。
ちなみに、丸田とBさんに関しては、ホームパーティで知り合い交流が生まれていたそうですね。
このBさんに訴えられ、逮捕&家宅捜査を受ける羽目になった丸田でしたが、自宅マンションからは睡眠作用のある薬が700錠以上も押収された他、スマホには40人もの女性の卑猥な画像や動画が保存してあったと言われております。
丸田のスマホに収録されていた画像や動画の女性たちが、彼の性犯罪の被害者だったことは言うまでもありません。
以降の丸田は、自ら残していた戦利品が性犯罪の確かな物証となってしまった結果、2021年10月までに計10度の逮捕の憂き目となっています。
・1度目の逮捕:2020年11月12日
・2度目の逮捕:2020年12月3日
・3度目の逮捕:2021年1月13日
・4度目の逮捕:2021年3月5日
・5度目の逮捕:2021年5月6日
・6度目の逮捕:2021年5月26日
・7度目の逮捕:2021年6月23日
・8度目の逮捕:2021年8月11日
・9度目の逮捕:2021年9月7日
・10度目の逮捕:2021年10月5日
丸田憲司朗、女子大生狙いの犯行ではなく雑食性が高かった
就活中の女子大生を言葉巧みに騙し毒牙にかけたことで話題となった丸田憲司朗ですが、必ずしも女子大生フェチというわけではなかったようですね。
丸田は、前述の30代女性・Bさんの他に、2018年にも20代女性・Cさんを毒牙にかけていたことが確認されています。
この時の丸田は、飲食店で食事をした際に、睡眠作用のある薬を酔い止め薬と騙してCさんに飲ませたそうですね。
その後の丸田は、意識が朦朧となったCさんを自宅マンションに連れ込み性的暴行に及んだと言われております。
ちなみに、この事件はしっかりと立件されており、丸田にとって5度目の逮捕案件となりました。
丸田憲司朗、2017年頃から犯行を繰り返していた?
丸田憲司朗のこれまでの逮捕報道を踏まえると、睡眠作用のある薬を用いて女性を毒牙にかけるようになったのは2017年頃からのようですね。
丸田にとって6度目の逮捕案件となった事件は、東京都港区のカラオケ店で10代の女子大生・Dさんに一服を盛って性的暴行に及んだという大胆過ぎる犯行でした。
当然ながら、Dさんが被害届を提出したわけではなく、丸田がDさんの横たわる姿と一緒に彼女の身分証明証までスマホで撮影していたことから被害者の身元特定に至り、再逮捕に繋がったとか。
しかしながら、手慣れた様子で女性たちを毒牙にかけている丸田だけに、余罪を洗えばもっと以前から犯行を繰り返していた可能性もあります。
丸田憲司朗の犯行が成功したのはイケメンだから?…俳優・向井理似との声も
令和を代表するような性犯罪事件の加害者となった丸田憲司朗ですが、古典的過ぎる手口の犯行が成功した背景には、丸田のルックスが関係していそうですね。
丸田は近年需要の高い塩顔系のイケメンであり、ネット上では「俳優の向井理に似ている!」との声までありました。
実際の話、丸田が有名になるきっかけとなった事件の被害者・Aさんなどは、「紳士的な人」と丸田をすっかり信用しきっていたと言われております。
丸田に関しては、ただのイケメンというわけではなく、普段は女性にとって好感度の高い物腰をしていたのかもしれませんね。
丸田憲司朗の経歴と学歴…出身高校や大学【神戸大学ではなく甲南大学出身】
丸田憲司朗、神戸大学ではなく甲南大学出身だった
丸田憲司朗に関しては、利用していた就活アプリでは下記の経歴をプロフィールに乗せていました。
丸田は就職活動中の学生とOBをマッチングさせる「就活アプリ」を駆使し、日常的に女子大生を物色。そのアプリ「OBトーク」では経歴をこう記している。
〈神戸大法学部を卒業して、経営コンサル会社で3年ほど修行し、リクルートに転職。内定先は大手外資系コンサル「PwC」、有名ベンチャーキャピタル「グロービス」、日本一給料が高い企業「キーエンス」――〉
しかしながら、上記の経歴は多分にデマが含まれていたようで、実際の丸田の出身大学は甲南大学であり、出身高などは不明な状況となっています。
また、逮捕前に在籍した会社も「リクルート」ではなく、子会社の「リクルートコミュニケーションズ」だったようですね。
甲南大学も「産近甲龍」と呼ばれる関西の有名中堅私大の1つとなりますが、「旧帝一工神」と呼ばれる日本のTOP10大学の一角である名門・神戸大学とはかなりレベル差があります。
そのため、就活中に「キーエンス」や「PwC」の内定を勝ち取ったとの経歴についても、ネット上では「嘘じゃないのか?」との声があがっている状況になっています。
ちなみに、丸田が甲南大学を卒業後に就職した経営コンサル会社とは、「船井総合研究所」でした。
丸田憲司朗、実は仕事が出来る男だった?
色々と経歴を詐称していた丸田憲司朗ですが、逮捕前までは「リクルートコミュニケーションズ」の正社員だったことは確かなようですね。
「リクルートコミュニケーションズ」は、平均年収こそ660万円程度との情報がありますが、社員の平均年齢が30代前半と若い会社でした。
そのため、相対的には待遇が良い部類の企業となっており、新卒入社する社員たちの出身大学も関東や関西の名門どころが当たり前となっています。
甲南大学出身の丸田が「リクルートコミュニケーションズ」に転職出来た背景には、「船井総合研究所」時代にそれ相応の実績を上げていたのかもしれませんね。
丸田憲司朗の実家情報…親が金持ち説の真相とは【高校生の時に母親が死去】
丸田憲司朗の実家
丸田憲司朗の実家情報についてですが、実家は出身地の奈良県五條市にあると言われています。
甲南大学自体に富裕層の子女が通う大学とのイメージがあるために、丸田憲司朗には実家がお金持ちとの噂も存在するようですね。
自動車部は学生でも自分の外車持ってる人が居るって話し聞いてすげーなあって思ったしばらく後に、馬術部には自分の馬を持っている人が居るって話を聞いて、上には上が居るんや…金持ち羨ましい…ってなった
— スライム (@slime1031) December 9, 2020
さすがは甲南大学
しかしながら、実際の甲南大学の初年度納付金は、文系学部で120万円台と特に高額なわけではありません。
そのため、甲南大学OBとはいえ、丸田憲司朗の実家がお金持ちとは断言できない状況となります。
丸田憲司朗の親と兄弟
丸田憲司朗の父親がマスコミのインタビューに応じており、母親は高校生の時に亡くなっていたことが明らかになっています。また、兄弟はおらず、1人っ子のようです。
丸田容疑者の父親:
高校の時に母親が亡くなったんですね。それがちょっとだいぶ…ショックで。誰か本当にいればね…兄弟もいないし親も私1人やしそれが本当に…せめて兄弟だったらまだマシやったかもしれませんね、変わったかもしれませんけどね。
東京の会社に一緒に就職した友達がもうこっちに帰ってきてます。そういういろいろ相談できる相手もいなかったみたいだから。だからといっていい大人がよく考えて行動しなかったのは本当に残念でたまりません。東京で“孤独”になっていた可能性があり、それをケアしきれなかったことに対し、後悔を口にします。
めざまし8で丸田憲司朗の父親が出てたけど「高校生の時に母親が死んだから」って責任を妻=女性になすりつけてる辺り、この親にしてこの子ありって感じ。
— くらげの中の人。 (@popbobqoq) September 9, 2021
薬を飲ませ性的暴行か 男を9度目逮捕(日本テレビ系(NNN))#Yahooニュースhttps://t.co/s4JxB4YjVV
丸田憲司朗に対するネット上の反応は?…フルボッコに叩かれていた
「リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件」の犯人・市橋達也に対して「市橋ガールズ」が発生したように、イケメン犯罪者には擁護者も現れるのが日本の常でした。
しかしながら、何十人もの女性を毒牙にかけたうえに、性犯罪行為をスマホで撮影していた丸田憲司朗に対しては、どんなにイケメンでも擁護論は見当たらず、ネット上で大バッシングを受けているようですね。
丸田憲司朗って6度目の逮捕よ?
— 。 (@MudbhoLEgrQkxb6) May 26, 2021
こいつもう病気でしょ
石打ちとか火あぶりとか市中引き回しの刑とかなんねぇの?
ダメなら去勢してくれよ
リクルート子会社の
— δ PLUS (@ms07bg) May 26, 2021
元社員の丸田憲司朗容疑者が
性的暴行で6度目の逮捕
アメリカみたいに
懲役200年とかになれば
いいのに
こいつは絶対
社会に出してはいけない
6人の被害者の人生を
めちゃくちゃにしたので
社会に出たら
必ずまた犯罪を起こす
丸田憲司朗の現在…懲役25年の実刑判決が言い渡される
裁判で起訴内容を認め謝罪する
丸田憲司朗に関しては準強制性交等、住居侵入、準強姦、準強制わいせつの罪で計10回の逮捕・起訴を受けており、8度目の逮捕後の2021年8月に東京地裁で初公判が開かれました。
丸田は罪状認否で消え入りそうな囁き声で答え、裁判長から責を受ける場面もあったようで、「記憶がなく……意図して薬物を摂取させたことはない」と一部を否認していたとのことです。
「初公判では計3名の女性に対する加害行為について明らかにされましたが、丸田被告はぼそぼそと小声で話し、裁判長から『聞こえない』『もっと大きな声で』と叱責される場面もありました。丸田被告が取り調べに対して『睡眠薬を服用させるための実験を行っていた。薬理効果や、持続時間をある程度把握して使っていた』と説明していたことも明かされ、常習性や計画性があったことが法廷でも指摘されました」
引用:《異例の10回逮捕》性的暴行を加えた女性の顔の横に身分証を…リクルート子会社元社員(31)が“睡眠薬で強制性交” 押収したスマホ動画で明らかになった“異常な手口”
一部を否認していた丸田ですが、2023年2月の裁判では一転、起訴事実をほぼ認め謝罪の言葉を述べています。
「記憶が曖昧な部分があり、明確な答えをしていませんでしたが、心が痛み、罪を受け入れようという形になりました。知人夫妻に娘が産まれ、愛しながら育てる様子を嬉しく思うと同時に、大事に育てられた人たちを傷つけてしまったんだなと思い、受け入れお詫びしたいと思うようになりました」
犯行の背景には精神薬の副作用や女性不信があったと説明
丸田は裁判の中で、自身の歪んだ性癖が形作られた経緯も説明しています。丸田によると、最初に入った会社で心を病み、神経内科で処方された向精神薬を服用したところ、副作用で不眠や食欲不振、性欲が抑えられないなどの症状が発生したといいます。
異常な性欲を持て余していたという丸田ですが、元々“母親を元凶とする女性不信”があり、交際相手に浮気をされたことなどからも「女性に裏切られても大丈夫なように、常に次の彼女を作るようにしていた」ことを明かしていました。
「母は私の小さい頃から……えー、精神を病んでおり、薬をずっと服用しているような人でした。その間はおとなしいが、薬が切れたりすると、暴れたり暴力を振るったり部屋をむちゃくちゃにする……何度も措置入院していて、見えない人物が見えていたり会話したりしていた。母は中学校の時までは生きていましたが、高校に入って亡くなった。これがのちのちの私の事件に影響があると思う。一つは、人とどう関わったらいいのか分からない。二つ目は、愛されたい……」
また、丸田は以前交際していた女性が睡眠薬を常用しており、自身も飲んで性行為を試してみたところ女性不信が解消されたような感じがしてとても貴重な手段だと思ったとのことで、このことがきっかけで犯行に及ぶようになったようです。
被告「セックス自体はそうではないんですが、心理的な、抗不安作用や、女性不信が解消されたような感じで、とても貴重な手段だと思いました」
弁護人「人との関わり方がわからないと言ったが、睡眠薬で解消されると?」
被告「はい」
最初に事件を起こした時も「きっかけは同様で、自分も相手も……開放的な気持ちになる……」と、これまでの延長だったと述べていた。薬を飲ませることで本音を引き出したかったという意図も明かした。
懲役25年の判決が下る
2023年9月4日、丸田憲司朗には懲役25年の実刑判決が言い渡されました。
裁判長は「被害者らの尊厳を無視して、性欲のはけ口として扱う非道な犯行」と指摘し、「およそ3年6カ月にわたり、10件もの犯行を繰り返していて、常習性が顕著」などと述べました。
野村裁判長は、10人は日々恐怖を感じ苦しみを打ち明けられずに過ごすなど、多大な精神的苦痛を受け、日常生活や社会生活に大きな支障が生じていると指摘した。被告側は幼少期に母親から虐待を受けたことが犯行に影響したと主張した。野村裁判長は自らの生い立ちと無関係の女性が被害を受けており、酌むべき事情になり得ず、刑事責任は同種事案の中でも極めて重いとした。
懲役25年という重い判決となりましたが、ネット上では「妥当」「もっと重くてもよい」という意見が大多数なようです。
懲役25年の判決
— リボーンアザラシ (@xHrQSdoieZzMebG) September 4, 2023
妥当な判決です。 https://t.co/z6dpKJOGEq
就職活動の相談に乗った女性達に睡眠薬を入れて性的暴行をした犯人に懲役25年の判決が出た。被害者は10人を超え、暴行中には動画を撮っていた。あまりに卑劣すぎ。
— 三崎優太(Yuta Misaki) 青汁王子 (@misakism13) September 4, 2023
年齢から逆算すると50歳近くで出所するので、まだ性欲もあると思うし、かなりの確率で再犯すると思う。無期懲役が妥当じゃない?
丸田憲司朗についてまとめてみると…
人の良さそうなイケメンの皮を被った性犯罪者だった丸田憲司朗ですが、これまでに10度の逮捕の憂き目となっています。
丸田が罪を償い更生する日が来ることを祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。