東京都台東区の自宅マンションで男性を殺害したとして殺人容疑で逮捕された水谷陽子が注目されています。
この記事では水谷陽子の起こした殺人事件の概要、生い立ちや家族、経歴や職業、美人との声や素顔、あごが異常に長く見える件、謎に包まれた動機などについてまとめました。
この記事の目次
水谷陽子の起こした台東区自宅マンションでの元同僚男性殺人事件の概要
出典:https://amd-pctr.c.yimg.jp/
2021年6月6日の午前3時頃、東京都台東区の自宅マンションで、千葉県柏市南増尾在住の会社員・相沢勇樹さん(当時37歳)を殺害したとして、殺人の容疑で警視庁に逮捕された水谷陽子(当時45歳)に注目が集まっています。
まず最初にこの水谷陽子容疑者の起こした殺人事件の概要を見ていきます。
台東区のマンションから被害男性が「刺された」と110番通報
2021年6月6日午前3時頃、この事件の被害者の相沢勇樹さんから、「昔の職場の知り合いに刺された。刺されて血が止まらない」と110番通報がありました。
警察官が通報元の台東区北上野のマンションへ駆けつけたところ、相沢勇樹さんは通報元の部屋のベッドの上に刃物で胸や喉などを刺された状態で倒れており、搬送先の病院で死亡が確認されました。相沢勇樹さんは胸や首などを十数カ所以上を刺されており、一部の傷は肺にまで達していました。
犯人の水谷陽子は「仕事に行く」などと言って事件現場から立ち去ろうとしていた
犯人と思われる水谷陽子容疑者は相沢勇樹さんが倒れていた部屋に住む女性で、警察官が駆けつけたとき、このマンションエントランス付近であごのあたりから血を流した状態でマンションから立ち去ろうとしていたという事です。
それを見つけた警察官が職務質問したところ、水谷陽子容疑者は「男性はもう死んでるかもしれないから早く見に行って。(自分は)これから仕事に行くので急いでいる」などと話し、そのまま立ち去ろうとしています。水谷陽子はその場で殺人未遂の容疑で現行犯逮捕されています。(その後、殺人容疑で再逮捕)
水谷陽子の言動や取り調べでの供述などから窺える精神的な異常性
犯人と思われる、水谷陽子容疑者はその後の取り調べで、被害者の相沢勇樹さんについて、「職場の元同僚で交際していた」と説明し、「些細な事で喧嘩になった」、「殺そうとしたわけではないが、斬りつけたり、刺したりした」などと供述しているという事です。
また、水谷陽子容疑者は、「部屋にあった果物ナイフを手に取って刺した」、「果物ナイフは自分で死ぬために用意した」などとも供述しているようです。
水谷陽子容疑者は、殺意は否定しながらも刺した事は認める、部屋にあった果物ナイフと言いながら自分で用意したとも言うなど支離滅裂な供述をしている様子が窺えます。
さらに、殺人事件を起こした後に「仕事に行く」などと話して立ち去ろうとするなど、かなりおかしな言動が目立つ事などから、かなり精神的な異常性があったのではないかとの推測も出ているようです。
被害者の相沢勇樹さんは「あの女に刺し殺される」と家族に話していた
水谷陽子容疑者に果物ナイフで滅多刺しにされて殺害されたと見られる被害者の相沢勇樹さんは、生前に自分の家族に「あの女(水谷陽子)に下手すると刺し殺される。いつ襲われてもおかしくない」、「もし俺が死ぬときは、(水谷陽子に)刺される時だ」などと話していた事が判明しています。
また、家族の証言によれば、相沢勇樹さんは、水谷陽子容疑者を「交際相手ではなく知り合い」という認識だったようです。ただ、その一方で相沢勇樹さんの家族は、「(相沢勇樹さんが)『終わりにしたい』と言ったら、離れてくれると思ったら、(水谷陽子容疑者が)余計につきまとうようになった」とも話している事などから、過去には交際していた時期もあり、破局後に水谷陽子容疑者がストーカー化したのでは?との見方も浮上しています。
【遺族の証言】「(相澤さんが)『終わりにしたい』と言っていたら、何とか離れてくれるかと思ったら、逆に相手がそれ以上にひどく付きまといというか(息子は以前)もし俺が死ぬときは刺されるときだって(言っていた)」
水谷陽子は相沢勇樹さん自宅の車にびっしり書き込んだ手紙を貼り付けていた
水谷陽子容疑者は、この殺人事件を起こす前に相沢勇樹さんに宛てて、11枚にもわたってびっしりと文字で埋められた手紙を書いて相沢勇樹さんの自宅の車に貼り付けていたことが明らかになっています。
水谷陽子容疑者が相沢勇樹さんに宛てたと見られる手紙の内容はほとんどがモザイクがかけられており内容を確認できませんが、ごく一部公開されている部分から「あんまりだよ。私どうすればいいかわかんなかった」、「LINEもTELもしないで待ったり、だだこねたりもしてないよ」、「すごく悲しくて、とってもつらいけど、がんばったよ。」という内容が確認できます。
この手紙の内容から、水谷陽子容疑者は相沢勇樹さんの子供を妊娠したが堕胎したのでは?といった見方も出ているようですが、現時点ではこれは単なる憶測です。
この手紙のモザイク部分が公開されれば、この事件の真相が明らかになるのかもしれませんが、公開されていないという事は、被害者やその家族のプライバシーに関わるような何か重大な内容が書かれているという事なのかもしれません。
被害者の相沢勇樹さんは何故1人で水谷陽子の自宅マンションを訪れていたのか?
この事件の現場となったのは、水谷陽子容疑者の台東区の自宅マンション内でした。
現在までに明らかになったいる情報からは、被害者の相沢勇樹さんが水谷陽子容疑者につきまとい行為を受けており、「殺されるかもしれない」と家族に話すほど警戒していた事が読み取れますが、それほど警戒していながらなぜ、相沢勇樹さんは水谷陽子容疑者の自宅マンションへ1人で訪れたのか?という疑問が湧いてきます。
また、30代の男性が、40代半ばの女性に一方的に刺し殺されているということにも疑問を感じます。男性側が相当油断していなければ、このような結果にはならないのではないかと感じられます。
水谷陽子容疑者と被害者の相沢勇樹さんの関係性など、まだまだ明らかになっていない部分がこの事件には多くあり、真相はまだほとんど全てが謎に包まれている状況となっています。
水谷陽子の生い立ちや家族
水谷陽子容疑者の起こした殺人事件自体が謎に包まれていることに加えて、水谷陽子容疑者本人の生い立ちや家族など、具体的な情報は何一つ明らかにされていません。
水谷陽子容疑者のにあまりにも異常な言動がピックアップされて報じられている事から、家族や生い立ちへの興味も集まっているようですが、匿名掲示板などにもそうした書き込みは一切発見できず、また、本人のSNSなどの特定にも至っていません。
今後、水谷陽子容疑者の家族や生い立ちなどの情報が明らかにされ、事件の真相を知りたいという社会の欲求も高まっているようです。
水谷陽子の経歴や職業
水谷陽子容疑者の経歴や職業も全く情報がありません。
事件報道では水谷陽子容疑者については、「職業不詳」とのみ報じられています。これは水谷陽子容疑者が自身の職業を黙秘している可能性が高いのではないかと考えられます。
また、水谷陽子容疑者は事件発生時に駆けつけた警察官に職務質問された際に「仕事に行く」と話していたという事から、何らかの職業についていた可能性は高そうですが、午前3時過ぎに行く仕事となるとかなり限定されそうです。ただ、水谷陽子容疑者がその場しのぎ的に適当に発言した可能性も考えられ、これだけの情報で職業を絞り込む事は難しそうです。
また、一部のウェブサイトに、匿名掲示板の書き込みなどを根拠に水谷陽子容疑者の職業が「正社員の事務職」と書いているものがありますが、その匿名掲示板の書き込み内容などを確認したところ、これはその掲示板で話の流れから話題に上がった別の人物の職業を指した書き込みであり、水谷陽子容疑者の職業についての書き込みではなかったのでデマ情報です。
水谷陽子が美人という声も
水谷陽子容疑者の顔写真については、この殺人事件によって送検される際のニュース映像のみが流出しています。この時の水谷陽子容疑者はマスクを装着して素顔が分からない状態でしたが、一部からは「美人」という声も上がっているようです。
長い綺麗な黒髪や、マスクの間から見えるぱっちりとしたタレ目がちの目などが美人との評価を受けているようです。
ただ水谷陽子容疑者の顔については、「恨みや呪いを具現化したような顔」、「なんか貞子を思い出した」、「明らかに精神的な異常性が感じられる目」といったネガティブな評価も多く出ています。
事件内容から感じられる闇の深さからか、こうした印象を抱く人も多いようです。
水谷陽子の素顔画像は?
美人という声もある水谷陽子容疑者ですが、現在のところ明らかになっているのはマスクを装着した映像だけで、素顔の画像は流出していません。
水谷陽子容疑者のSNSなども現在のところ特定はされておらず、素顔については今後の週刊誌報道などで明らかにされることを待つしかなさそうです。
水谷陽子のあごが異常に長く見える事も話題に
水谷陽子容疑者が送検される際の映像に注目が集まっていますが、マスクの下部分から出ている「あご」の部分が異常に長く見える事も話題になっています。
ぱっと見確かにかなりあごが長く見え、頭自体が異常に長いのではないか?という印象を受けるのですが、あごの辺りをアップにしてよく見てみると、何か肌色の絆創膏のようなものが貼られていてあごが長いように見えているだけだという事がわかります。
事件発生当時の一部の報道では、水谷陽子容疑者があごのあたりに怪我をして血を流していたというものがあったため、そのあごの傷を治療していたのではないかと推測されます。
水谷陽子の犯行動機は未だ謎のまま
水谷陽子容疑者は警察の取り調べに対して殺人の動機について「思い出すのもしんどい」などと供述しているようです。また、「刺したが殺意はなかった」などとも供述しており、そもそも明確な動機を水谷陽子容疑者が自覚しているのかどうかすら怪しい状況のようです。
水谷容疑者は、動機については「思い出すのもしんどい」とし、「刺したが殺意はなかった」と容疑を一部、否認しています。
今後の取り調べで水谷陽子容疑者の動機が明らかにされる事を期待する声も多く見られます。
まとめ
今回は、東京台東区北上野の自宅マンションで、元同僚の会社員・相沢勇樹さんを殺害したとする殺人の容疑で逮捕された当時45歳の職業不詳の女・水谷陽子容疑者について判明している内容をまとめてみました。
水谷陽子容疑者は、殺害した相沢勇樹さんについて元交際相手だと主張していますが、相沢勇樹さんの家族によれば、相沢勇樹さんは「交際はしておらず知人」と認識していたとされています。
水谷陽子容疑者はこの相沢勇樹さんの自宅の車に10枚以上に及んでびっしりと書かれた手紙を貼り付けるなど、つきまとい行為をしていたとみられており、一方的な思い込みで犯行に及んだとの見方が強まっている状況です。
事件自体も謎に包まれていますが、水谷陽子容疑者の生い立ちや家族、職業、素顔など、ほとんどの情報が全くと言っていいほど明らかになっておらず、この事件の真相をよりわかりづらくしています。
水谷陽子容疑者については、「美人」という声や、あごが異常に長く見える事が話題になるなど、ネット上での注目度も非常に高まっているようです。今後、事件の動機などを含めてその真相が明らかになることを望む社会の声も高まっているようです。