元プロテニス選手の伊達公子さんは、2001年にドイツ人レーシングドライバーのミハエル・クルムさんと結婚しましたが、2016年9月に離婚しています。
この記事では、伊達公子さんと元旦那・クルムさんの離婚理由、子供ができなかった原因(不妊)、2022年の一般男性との再婚についてまとめています。
この記事の目次
伊達公子のプロフィールや経歴
伊達公子のプロフィール
名前:伊達公子(だて・きみこ)
出身地:京都府京都市
生年月日:1970年9月28日
身長:163cm
伊達公子さんは元女子プロテニス選手で、シングルでは自己最高世界ランク4位になったこともある実力者です。
伊達公子のプロ入りから1996年の現役引退まで
伊達公子さんは高校卒業後の1989年にプロ転向し、1994年には世界トップ10入り、1995年には世界ランキング4位を記録し、1996年に世界ランキング8位となりました。
テニス4大大会では、輝かしい成績をおさめています。
全英 ベスト4(1996年)
全豪 ベスト4(1994年)
全仏 ベスト4(1995年)
全米 ベスト8(1993年と1994年)
1996年に行われた当時の世界女王シュテフィ・グラフとの熱戦は、歴史に残る一戦でした。
そんな伊達公子さんの全盛期とも言える1996年に、突然の現役引退。
後に1996年の現役引退理由について、語っています。
後のインタビューでは「引退のときはツアー生活に疲れ、勝ち続けなければいけないプレッシャーもあってテニスが嫌いになった」と語っている。
伊達公子、2008年・38歳で現役復帰するも2017年に再引退
テニスが嫌いになったとまで発言していた伊達公子さんですが、2008年に現役復帰しています。2001年に結婚していますので、名前は「クルム伊達公子」名義での復帰でした。
現役復帰理由としては、以下のように語っています。
「一度テニスを離れたことで、テニスの魅力を再認識したんです。」と答えている。
また、伊達は「日本中でテニスはポピュラーになり切れていない。だから今は魅力を多くの人に知ってもらいたい」と発言
その上で「世界と戦うためではなく、若い選手に刺激を与えるため」という目的もあったそう。それを示すかのように当初は国内ツアーのみでしたが、2009年からは世界ツアーにも参加するようになります。
ただ2008年当時・38歳でしたので、自分よりは10歳以上若い選手とやることもザラ…かつてテニス選手として栄光を誇った伊達公子さんでもさすがに厳しいのではないかと危惧する声も。
ただ復帰後の成績をまとめてみると、以下の通りです。
シングルス
・カンガルーカップ国際女子オープン 準優勝(復帰戦・2008年4月)
・全日本テニス選手権 優勝(2008年11月)
・HPオープンでは、トップ10の選手を”40歳を超えた選手”が破る快挙達成(2010年)
・全豪・全英にてシングルス3回戦・ベスト32まで進出(2013年)
ダブルス
・全英ダブルス 3回戦まで進出(2011年)
・全米ダブルス ベスト4(2014年)
・2015年の段階で、ダブルスの順位は自己最高の28位
しかし2017年8月に肩の古傷の痛みがひどくなってきたことを明かし、「再チャレンジにピリオドを打つ決断をいたしました」として46歳に2度目の引退を発表しました。
伊達公子と元旦那ミハエル・クルムの馴れ初めと結婚
伊達公子さんは、2001年にドイツ人レーシングドライバーミハエル・クルムさんと結婚。以降、おしどり夫婦と見られていましたが、2016年9月に離婚を発表しています。
伊達公子の元旦那はレーシングドライバーのミハエル・クルム
名前:ミハエル・クルム
出身地:ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州
生年月日:1970年3月19日
身長:183cm
伊達公子とクルムの馴れ初めや結婚~おしどり夫婦として有名だった
2001年に結婚!
もともと知己の中であった二人の馴れ初めは、1999年のル・マン24時間レースでの共演から仲を深めたそうです。(夫はレーサーとして、伊達公子さんはレポーターとして)
伊達公子さんの応援に夫が駆けつけることも。
2008年の現役復帰には、夫ミハエル・クルムさんの後押しがあったと言います。
2015年9月の伊達公子さんの誕生日には仲良くツーショット
伊達公子と元旦那ミハエル・クルムの離婚と離婚原因
伊達公子、2016年9月に離婚発表
2016年9月に、伊達公子さんは公式ブログ内で夫・クルムとの離婚を発表しています。
伊達公子さんのメッセージ。
2人で長い時間をかけて話し合い、これからは別々の道を進むことを決めました。
16年間共に過ごしてきた中で、2人の人生に変化が出てきたことにいつしか気づき、
この先のまだまだ長い人生を考えると、別々の道を歩むことがいいのではないかという結論に至ったのです。
今でも2人の関係はよく、今年は2人とも東京にいる時間が多いので、共に生活をし、食事も一緒にして過ごしていました。
離婚をしたこれからもその関係は大きく変わることはなく、友達として会うこともあるでしょう。
ミハエル・クルムさんのメッセージ。
ここ数年、僕達はお互いの道を突き進み、そしてそれぞれの活動をいつもサポートし合い、励まし合ってきました。僕は公子の大ファンですし、ここ数年の彼女のテニス界における素晴らしい活躍をとても誇りに思っています。また彼女は、僕のクレージーとしか言いようのないようなスケジュールの時ですら、無条件にレース活動をサポートしてくれました。
僕は、きっと公子が僕に対してそうであるように、彼女が今後何をしようともいつもサポートし続けていきます。
共に円満離婚を強調し、「二人の人生に変化がでてきた」ために、お互いのこれからの人生を考え別離を選んだ…そんな文言が並んでいます。またこれからもサポートし合い、形が変わろうとも関係は続いていくしています。
伊達公子とクルムの離婚理由とは
円満な離婚を強調しようとも、そこには何かしら離婚理由があると考えてしまいますね。
2016年8月には、「フラウクルム」というパン屋が開店していたのに、何故離婚?
店名のFRAU KRUMMは、ドイツ語で「クルム夫人」という意味。
2016年8月には、伊達公子さん監修のパン屋「フラウ・クルム」が恵比寿で開店したばかりでした。名前だけではなく、元夫の後押しがあって開店につながったと言われています。
「伊達といえば、今年8月に彼女がプロデュースするパン店『フラウ・クルム』をオープンしたばかり。それも、大のパン好きで知られる夫・クルムの強い後押しで始めたお店という話でした。それから1カ月も経たないうちの離婚。不可解です」
離婚原因はすれ違い?発展的別離?
離婚原因については、2008年のクルム伊達公子さんの復帰で、お互いにプロアスリートとして生活する中ですれ違いが生まれてしまったのではないかと言われています。
プロテニスの世界はオフシーズンが12月のわずか1カ月と、他のスポーツより格段に忙しいのです。2008年に現役復帰を果たし、世界を転戦する伊達と現役レースドライバーのクルム氏の生活はすれ違いの連続だったのでしょう
また離婚発表後の9月28日(伊達さんの誕生日)には、週刊誌「女性自身」が夫婦がもともと住んでいたマンションから出てきた元旦那ミハエル・クルムさんに、直撃取材しています。
――まだ、公子さんと一緒に住んでいるのですか?
「言えないんです。ごめんなさい」
穏やかな笑顔でそう語って一度は立ち去りかけたクルム。だが、なぜか引き返して来て「パン屋を探してたんです。どこだっけ?」と苦笑い。妻のパン店に行けないので他の店を探していたのだろうか。
――何度も申し訳ありません。どちらかに恋人が出来たとかではないんですよね?
「もちろん、そんなことないですよ。実際のところ、あのブログの通りです。マネージャーが書いたとか、PRのためとかじゃなくて。離婚が二人の終わりではないんです」
そう言い残して去った彼が入ったのは、中華料理を格安で提供するチェーン店。
「彼は器用に箸とレンゲを使いこなし、390円のラーメンを食べながら、310円の生ビールをすすっていました。離婚の話も聞いてたので、クルムさんの“おひとり飲み”を見て複雑な気持ちでした」
クルムさんは直撃取材でも、離婚理由は不倫や不仲などではなく伊達公子さんのブログで書かれているように円満離婚だと答えています。
一部では「すれ違い」が離婚原因であると言われますが、本人たちから出る言葉から読み取る限りは、明確な離婚理由はなく「発展的別離」ということでなのしょうか。なんだか理解しづらい言葉ですが…。
ちなみに芸能リポーターの井上公造さんによると、直接的原因は不明だが離婚を言い出したのは伊達さんであること、また以前から夫婦関係に亀裂が入っていたと指摘されています。
井上氏によると、「やっと?」という感じとのことで、以前より関係は崩れていたそうだ。かつては伊達が試合をすると、クルムも観戦に来ることもあった。だが、こうした光景が減っていたのは事実で、何らかの理由が離婚を申し入れた伊達側にあったと説明。
伊達公子の子供は?かつて不妊治療を公表していた
2001年に結婚し15年の結婚生活を送っていた伊達公子さんとミハエル・クルムさんですが、二人の間に子供はいません。
伊達公子さんは、以前出演したテレビ番組で子供ができなかった理由について、不妊であったことを明かしています。
不妊であることを告白した伊達公子さん。
伊達は不妊治療をしていたことでも知られている。結婚した当時、彼女は31歳。検査の結果、夫婦ともに異常はなかったが、人工授精や顕微授精に挑戦するも残念ながら良い結果には恵まれず、’08年、37歳のときに現役復帰を果たしている
2010〜11年頃に出演した番組ですが、伊達公子さんは不妊にあたり、以下のようなコメントをしています。
妊娠の難しさを語る伊達公子さん。
「テニスでは努力したら結果はでる、失敗してもそれは次の結果につながる。しかし、妊娠はそうならなかった」
夫が、不妊治療か現役復帰かで悩む伊達公子さんにかけた言葉。
「僕は子供と結婚したんじゃなく、公子と結婚した。君がやりたいことを全て我慢するのを僕は望んでいない」
テレビで不妊治療を告白した時には既に40歳になっていた伊達公子さんですが、当時も不妊治療を続けていたそうです。
ただ、その後も子供を授かったというニュースが流れることはありませんでした。
異常がなかった二人が、何故不妊?
クルム元夫妻の場合は、検査で双方ともに異常がなかったと言われていますが、いわゆる原因不明の不妊症だったのかもしれません。この場合は原因がないのではなく、検査にひっかからなかっただけで、どこかしらに問題があるケースがあるといいます。
不妊症の検査をしても、どこにも明らかな不妊の原因が見つからない場合を、原因不明不妊と呼んでいます。原因不明不妊は不妊症の1/3をしめるといわれていますが、本当に原因がないわけではなく、検査では見つからない原因が潜んでいます。
その原因のひとつは、何らかの原因で精子と卵子が体内で受精していない場合で、人工授精や体外受精治療の適応となります。
もう一つの原因は、精子あるいは卵子そのものの妊孕性(赤ちゃんを作る力)が低下している、あるいはなくなっている場合です。
不妊症というと、女性側の問題(排卵・卵管・子宮・免疫由来)、男性側の問題(性機能障害・精子の製造過程によるもの)などよく言われる不妊原因を考えてしまいがちですが、上記にいう”原因不明の不妊”のケースも少なくありません。
クルム元夫妻がどこで不妊治療を行ったか定かではありませんが、日本では不妊治療をしたとしてもそこまで高い妊娠率を臨めていません。とあるデータによると、世界60カ国中、体外受精の件数は世界一でも出産率は最下位という悲しい結果も。
日本は採卵1回当たりの出産率が6.2%しかなく、60カ国中なんと最下位だった
体外受精の実施件数は世界一なのが日本だ。
不妊治療方法は体外受精だけではありませんが、それにしても高額な医療費・精神的負担のわりに、その成功確率の低さは以前から指摘されているところです。
なお不妊治療による正確な妊娠率はわかっていませんが、ある調査で以下のような数値も出ています。
2013年は治療件数が36万8,764件、その結果4万2,554人を出生しているという。
伊達公子とクルムの離婚に対するネットの反応まとめ
ネットの反応では、伊達公子さんとミハエル・クルムさんの離婚について、やはり子供がいなかった事がトリガーであるという見方が多いようです。
199: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/09/27(火) 09:02:15.38旦那が子供ほしくなったんだろ
346: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/09/27(火) 10:37:25.91「子供がいなくても公子がいればそれでいい」って旦那は言ってたじゃん。
いい旦那と巡りあえて良かったなぁ、って思ってたのに。
355: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/09/27(火) 10:41:05.34>>346
いつまで経ってもテニス辞めないからでしょ
458: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/09/27(火) 11:21:09.71>>355
子供が欲しくてテニスをやめて、子供を諦めたからまたテニス始めたんじゃないのかな。それだからって捨てるのは酷い。
404: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2016/09/27(火) 11:01:05.46伊達がクルムを解放したって感が強い
クルムが子供を欲しがっていたので違う人とやり直してって感じかな
結婚=子供ではありませんが、子供が大きな存在であることも間違いありません。
なんだか鋭いコメントもありました。
91: 2016/09/27(火) 08:21:34.37 ID:t30rMXVZ0まぁ生涯を共にしようってわけじゃなく、
それぞれの人生の「今」を共有しあえたパートナーだった、ってとこだろな
人生に変化があれば関係もかわる
離婚理由については15年間も一緒にいたカップルですので、何か一つのことが原因というよりも子供の問題・プロアスリートとしての生活等含め、積み重なった何かがあったのかもしれませんね。
伊達公子が一般男性と再婚
出典:https://comedydouga.com/
52歳の誕生日に再婚を報告
伊達公子さんが52歳の誕生日を迎えた2022年9月28日、同年1月に再婚していたことをInstagramで報告しました。
再婚相手は一般男性のようで、伊達公子さんは2ショット画像は公開していますが、お相手の名前や職業などは明かしていません。
伊達公子さんは再婚相手の男性と5年程交際していたとのことで、2016年にミハエル・クルムさんと離婚してからわりとすぐに交際を開始したようです。
「穏やかな日々を過ごす中、5年ほど共に時間を過ごしてきた大切な人と人生を2人で歩みだしました」と、お相手の男性とは5年の交際を経て結婚したといい、「このような形でお伝えするべきか否かを考えていましたが、バースデーを機にお伝えさせていただきます」と今回公表した理由についても伝えています。
引用:伊達公子、52歳バースデーでの再婚公表 5年でゴールインの相手と初2ショットも 「共に時間を過ごしてきた大切な人」
伊達公子さんは「人生100年時代。50代に入っている今ではありますが、まだまだこれからたくさんの楽しい時間を2人で積み重ねていきたい」とも綴っており、とても優しそうな雰囲気の旦那さんと、言葉通り今後も幸せな人生を歩んでいってほしいですね。