鈴木砂羽さんは、1990年代から活動している女優です。私生活では結婚・離婚を経験していますが、近年は女優業のみならずバラエティ番組出演や演出家デビューなど幅広く活動しています。
ここでは鈴木砂羽さんの結婚・離婚情報と、初舞台演出家デビューとなった作品で起きてしまった土下座騒動についてまとめています。
この記事の目次
鈴木砂羽さんのプロフィール
名前:鈴木砂羽(すずきさわ)
出身地:静岡県浜松市中区
生年月日:1972年9月20日
身長:164cm
血液型:A型
学歴:女子美術大学短期大学部中退
デビュー:1992年
所属事務所:ホリプロ
鈴木砂羽さんは、文学座研究所出身の女優です。1994年の主演デビュー映画「愛の新世界」では、日本映画史上初の「ヘアヌードシーン」を演じたことで話題となりました。
デビュー以降、映画・ドラマなど数多くの作品に出演する女優さんですが、2010年頃からはバラエティ番組にも進出するなど幅広く活動しています。
鈴木砂羽さんの結婚・離婚した旦那の間に子供は?離婚原因もまとめ!
元旦那・吉川純広さん
名前:吉川純広(よしかわすみひろ)
出身地:兵庫県
生年月日:1982年12月7日
職業:俳優
舞台・ドラマを中心に活動する俳優です。1972年生まれの鈴木砂羽さんより約10歳年下。
鈴木砂羽さんは、俳優の吉川純広さんと2011年10月に結婚しました。出会いは2009年の舞台「cover」での共演で、そこから交際に発展し約2年程度の恋人期間を経てゴールイン。
結婚報道より。鈴木砂羽さんは吉川さんの魅力を語っています。
鈴木は、吉川の魅力について、「穏やかで優しく、おっとりした性格。そこに惹(ひ)かれた」と語っているという。
しかし結婚生活は長く続かず、2015年8月に離婚発表。結婚当時から10歳の年の差婚というだけではなく、鈴木砂羽さんの方が断然と知名度が高く”格差婚”なんて言われ方もされてましたが、二人の離婚原因は一体なんだったのでしょうか。
離婚原因
2015年8月の離婚発表時の連名コメントでは、離婚に至った経緯についても触れています。
私たちは今年の4月、前の住居から引っ越しを機に住まいを別々に構えました。私たちは交際当初、結婚してからも、二人で話す時間を大事にしていました。特に互いの未来に関してはよく話し合ってきたように思います。しかしながらその度にいつも突き当たるのは将来に対する展望の違いでした。長い時間をかけて話してきましたが、いつも行き詰まるのはそこでした。私たちは現状を打破していきたい一心で、あるいは冷静になるために、ある決意をしました。それが前述の通り「別居」でした。私たち夫婦が1年かけて話し合った末の決断でした。そうして具体的に距離をとり、居を別々に構えても互いに考え合ったことを持ち寄り、そこでも逸らすことなく真摯に向き合いました。そうして私たちは夫婦として時間を進めていくよりも、個に戻り、今一度これからの人生をそれぞれに邁進するという結論に至りました。
つまり鈴木砂羽・吉川純広元夫妻は2011年10月に結婚に結婚し、2015年4月頃に別居となり、同年8月には離婚発表となりました。
理由は将来観の違いであったと説明しています。それは以前からあった格差ゆえか、あるいは結婚時にはのろけていた吉川さんの「優しくておっとりした」性格も鈴木砂羽さんと合わなかったのではないかといった憶測記事当時出ていました。
年下旦那に不倫疑惑?!
しかし、それ以外にも鈴木砂羽さんと吉川純広さんの間には離婚前から不穏な噂が流れています。それが吉川純広さんの不倫疑惑。
離婚する前に別居期間をもうけていた鈴木砂羽さんですが、2015年6月に週刊誌が報じたところによると、それ以前に吉川純広さんが女優と不倫していたというのです。
「去年の秋くらいからですかね。吉川さんは少し前の朝ドラに出演して注目されたアラサー女優と不倫を始めたんです。その女性も、結婚したばかりでしたからW不倫。でも砂羽さんは、男の浮気も女の浮気も容認派ですから、そのことについてはちっとも怒ってなかった。ただ、仕事も稼ぎもないのに、努力することもなく、無責任に浮気をして、おまけに自分にすぐにバレてしまった彼の脇の甘さに、ほとほとあきれ果ててしまったようです。新居へ引っ越したり、旅行にいくなかで、一度はやり直そうと思ったようなんですが、やっぱりムリだったようで、別居を始めたそうです」(前出・芸能関係者)
浮気相手?山田真歩さん
吉川さんの不倫相手については一部メディアでも名前が出ていますが、女優の「山田真歩」さんだと言われています。山田真歩さんは2014年上半期の朝ドラ「花子とアン」に出演し、同年秋頃には吉川さんとの舞台共演もあったとか。
ただ鈴木砂羽さんは吉川さんの不倫報道を全面否定しています。
鈴木は「1日経ちましたので、これだけは。旦那さんのW不倫なんて本当に根も葉もない根拠もないでっち上げにこっちがびっくりです」と驚き。“別居”については触れなかったものの「こんな嘘っぱち書くのって一体なにゆえに? 今回の件はいづれキチンとこちらからお伝えするので、どうか変な勘ぐりこじつけ妄想記事に惑わされないで欲しいです。今はそれだけ」とつづっている。
離婚発表コメントでも不倫については触れられていませんし、仮にそういうことがあったとしても一番問題だったのは、将来観の違いだったのかもしれませんね。
子供はいない
鈴木砂羽さんと吉川純広さんは結婚期間が約4年に及びましたが、子供はいなかったようです。
鈴木砂羽さんの初演出舞台「結婚の条件」で土下座事件!?
舞台「結婚の条件」
「結婚の条件」
公演期間:2017年9月13日〜18日
ストーリー:結婚に免許が必須となってしまった近未来日本を舞台にした”社会派コメディ”。
鈴木砂羽さんは主演及び演出担当。また鈴木さんにとって初演出ということで記念すべき舞台でした。
出演者・スタッフ情報
主演・鈴木砂羽
出演・
阿部みさと・坂本七秋・葛西祥太・高橋乱・岡本ぽあ・笠松七海・裕太(A)
鳳恵弥・牧野美千子・岡本一馬・渡辺健太・鶴田奈々・伊藤風喜(B)
※裕太と伊藤風喜は、ダブルキャストになります。他のキャストはシングル※
●脚本・江頭美智留
●演出・鈴木砂羽
●演出助手・松倉良子
鈴木砂羽さんが演者にパワハラ?土下座騒動まとめ!
鈴木砂羽さんが主演及び初演出を務めた記念すべき舞台となるはずだった「結婚の条件」ですが、出演者である二人の女優が本番直前に降板していたことが判明しています。しかも、降板した2女優側が鈴木砂羽さんに「土下座強要」されたと主張したことから、メディアでも大きく報じられました。
降板した女優二人(と脚本家)
画像左から鳳恵弥(36)さん、牧野美千子(52)さん、そして舞台主宰者で脚本担当の江頭美智留さん。
降板した女優はそれぞれブログで報告
事が発覚したのは、鳳恵弥さんと牧野美千子さんが所属する株式会社しぃぼるとぷろだくしょんの公式HP(Facebook)における降板報告でした。
そこでは「人道にもとる数々の行為」を鈴木砂羽さんより受けたとし、降板に至ったと説明。
演出鈴木砂羽氏より二人の受けました人道にもとる数々の行為に対しまして、弊社と主催側で検討をしました結果、残念ながらこれ以上の稽古及び舞台への出演をお受けすることは出来ないと判断し出演をお断りする運びとなりました。
「人道」という強烈な言葉を用いて鈴木砂羽さんのハラスメントを訴えていますが、これについては鳳恵弥さんの公式ブログで内容に触れられています。
内容をまとめてみると、
・当初から演出家とその助手が、偉そうにしている稽古場。舞台を主催する劇団代表・脚本家・プロデューサーであった江頭氏にも時に頭を下げさせる。
・1回目の通し稽古後のダメだし・罵倒。
・その後、2回目の通し稽古ができなかった際に件の女優二人が名指しされ批判→頭を下げ謝罪(江頭氏も一緒に頭を下げる)→ただそれに納得しなかったのか「土下座」まで誘導。
などなど。
また降板経緯についても、2女優の所属事務所は以下のように説明しています。
・9/9夜 江頭氏より女優側に今まで通りの出演要請。その際に許可なしで代役を探していた鈴木砂羽さんには、江頭氏より皆が揃わなければ公演中止すると伝えていた。
・9/10 再び江頭氏より出演要請→女優側受諾
・9/11 (鈴木砂羽さんの所属する)ホリプロからの謝罪の話をもらったものの、必要性を感じなく固辞し、結局は挨拶するというだけで話がまとまる
・9/11夜 江頭氏よりホリプロからの謝罪はなくなった旨を告げられると同時に、再三の出演要請を受け受諾したが……
・その後、結果として「代役での公演をしなければならなくなった」と通達され、降板発表へ
※「鳳恵弥、牧野美千子の舞台【結婚の条件】降板につきまして大変お騒がせをしております。」Siebold Production facebook
なお降板経緯については女優側の事務所が一方的に「代役で」と通達されたと話していますが、女優のブログでは以下のように説明している箇所も。
事務所にきっかけを与えてもらい、美千子姉と一緒に1つの決断をさせて貰った訳ですが、この失敗は何よりの自身への戒めとしてまた一歩ずつ歩んで参る所存です。
ただこれらの主張に対し、鈴木砂羽さん及び江頭氏側は内容を否定しています。
鈴木砂羽さん側は、土下座強要を否定!
鈴木砂羽さんは、舞台初日後に報道陣の前で土下座強要などを否定。
鈴木は「土下座をさせたことはまったくございません。心情的なことや人格を否定するようなこと、罵声を浴びせた事実はありません」と2人の主張を否定した。さらに2人に言いたいことを聞かれると「舞台を作るのには、長い道のりがあります。踏んだりけったりなこともあります。いい経験になりました。演出家として勉強させてもらった」と話した。
江頭氏も後日書面にて土下座強要を否定、また降板経緯も女優側の意思によるものだったと説明しました。
江頭さんがA4の紙3枚に渡って記したのは、主に次の4点。
(1)鈴木さんが「罵声を浴びせた」「土下座をさせた」事実はない
(2)2女優は自分が降板させたのではない。2女優側の意思による
(3)2女優が稽古の時間に入れていた「ほかの仕事」を依頼したのが自分である、とする報道は事実ではない
(4)鈴木さんと2女優には、なんら非はない
鈴木砂羽さんは性格悪そう?土下座強要はあったのか
以上のように、主張は両者真っ向から違っています。ただ罵声や土下座強要については、人それぞれ受け取り方が異なることがあると思います。
その上で、鈴木砂羽さんの性質が参考になるのではないでしょうか。
鈴木砂羽さんといえば酒癖の悪さが有名ですが(目撃者が暴露した、離婚女優・鈴木砂羽のヤバ〜い「酒癖」)、それ以外にも性格にまつわる噂話がかねてから囁かれています。
今回の事件と絡んで出てくる鈴木砂羽さんの話題では、男っぽい・はっきり物をいうタイプというのにプラスして仕事にかける意気込みから、あたりが強くなってしまったのではとの評も。
鈴木の人柄をドラマや映画関係者に聞くと、「男っぽくてサバサバしている」「言いたいことはハッキリと言うタイプ」などという声が圧倒的に多かった。鈴木は劇団「文学座」で演技をたたき込まれた女優。初めての演出を手掛ける舞台となると、この性格だから特に熱が入ってビシバシと指導してしまうだろう。一方で、指導された側が「そこまで言われなきゃなんないの?」と思ってしまうのも分かる。
過去の出演ドラマでもそのワガママっぷりが話題になったこともあります。
連続ドラマ『オトナ女子』(フジテレビ系)で、篠原涼子(42)、吉瀬美智子(40)と3人での“女子会シーン”が減ったと言われています。それも、鈴木砂羽サイドの要望で。なんでも、キャリアウーマンの彼女たちと、おしゃれではない自分の役柄の衣装を見比べられるのが嫌だからと、台本を替えさせたそうなんです
また吉川純広さんとの離婚時にも面倒見が良い面があるとしながら、そのキツイ物言いを元旦那さんにしていたとの話もあります。
いつまでたっても仕事に本腰をいれるように見えない吉川さんに苛立つことが多かったようです。“どういうつもりでこのセリフ言ってるの?”“私はきみが足元にも及ばない経験を持っているんだよ”なんて、よく吉川さんを叱ってました。砂羽さんは、吉川さんのことが心配だったんだと思います。
以上のように、受け取る人によっては鈴木砂羽さんの性格が”悪い・キツイ”と感じてしまう人もいるのかもしれません。その加減は実際に舞台関係者しかわかりませんが、降板した女優側はそう感じてしまった部分があったのではないでしょうか。
ただ今のところ、少なくとも降板した2女優側以外の舞台出演者からは、鈴木砂羽さんに関する苦情・暴露話が出ていることはないようです。
まとめ
鈴木砂羽さんの結婚・離婚情報や土下座騒動についてまとめました。
土下座騒動については、どんな理由があるにしろ開幕直前に降板した女優側を責める声や、どちらにしろ鈴木砂羽さんのイメージ悪化に繋がったという見方、そして双方を管理しきれなかった舞台主宰者の江頭美智留氏の力量を問う人がいます。
ところで問題となった舞台はすでに千秋楽を終えていますが、Twitterなどの感想を見ると好評だったよう。
結婚の条件、観劇してきました
— さゆゆ (@403g1c5wtg5jgfd) 2017年9月17日
ちょっと本音で言うと、降板された方には申し訳ないけど、誰が代役か分からないくらいみんなステキでした✨#結婚の条件
またこの #結婚の条件 という作品が
— 白輝ゆう (@to1030e) 2017年9月17日
良かった良かった良かった!!
いや、観た方が良いですほんと。
物語の中に引き込まれて
あっという間に終演
また考えさせられることも多く
とても有意義な時間でした
お時間ある方はぜひ♡#結婚の条件 pic.twitter.com/1Ho5tpr0D0
せっかく良いと好評だった舞台、こんな騒動で話題となってしまったのはもったいなかったですね。