美しい”キャンドルスピン”を武器に史上最年少でオリンピック金メダルを獲得したユリア・リプニツカヤさん。
その後不調が続いているリプニツカヤさんですが、ついに引退を発表。実は羽生結弦さんとの破局で傷心していたという話もあります。
リプニツカヤさんの活躍から現在に至るまでをまとめたのでご紹介します。
この記事の目次
ユリア・リプニツカヤのプロフィール&生い立ち
クールで”ツンデレ”なロシアの氷の妖精・ユリア・リプニツカヤ
リプニツカヤさんと言えばインタビューに対するそっけない答え方やメディア批判などで「クール」と言われる反面「性格が悪い」とも言われますが、羽生結弦さんの前では満面の笑みを見せて”ツンデレ”な一面が知られてからは日本でも高い人気を得るようになりました。
ユリア・リプニツカヤさんのプロフィールはこちら。
本名: ユリア・ヴィアチェスラヴォブナ・リプニツカヤ
愛称: ユーリャ
代表国: ロシア
生年月日: 1998年6月5日
出生地: ウラル連邦管区スヴェルドロフスク州エカテリンブルク
身長: 160 cm
体重: 不明
コーチ: アレクセイ・ウルマノフ
所属クラブ: アイスバーグ
引用:Wikipedia – ユリア・リプニツカヤ
リプニツカヤさんは2014年冬季ソチオリンピックで団体戦で優勝し、15歳という史上最年少での金メダルを獲得し話題を呼びました。
しかし、ソチ五輪後は怪我などで不調が続き、日本のメディアでも話題に上ることはめっきり少なくなってしまいました。
その妖精のようなかわいいルックスに反して、強気でクールな性格から日本でも非常に人気の高いリプニツカヤさんですが現在は怪我から引退の話も浮上しているようです。
現在のリプニツカヤさんをご紹介する前にまずは生い立ちや経歴から振り返ってご紹介します。
「LP 2014 ヨーロッパフィギュアスケート選手権」の動画。
ユリア・リプニツカヤの生い立ち&経歴
ユリア・リプニツカヤは母子家庭で育った
リプニツカヤさんの父親は生まれる前の母親が妊娠中に兵役に出たまま帰ってこなかったようで、一人っ子として母子家庭で育ったようです。
リプニツカヤさんはロシア連邦の中部にある大都市・エカテリンブルクで1998年6月5日に生まれペルミで育ちました。
母親のダニエラ・リプニツカヤさんは18歳で出産し、この時未婚だったそうです。
リプニツカヤさんの体の柔軟性の秘密は、母親が幼少期から股関節などのストレッチを始め、新体操も習わせていたからのようです。
そのため、軸足と平行になるような驚異の柔軟性によるリプニツカヤさんの代名詞・キャンドルスピンが実現しました。
幼少期からすでに”強気”だったリプニツカヤ
リプニツカヤさんの”強気”は幼少期から発揮されていたようで、コーチのエレーナさんは「ここまで勇気のある子は見たことがなかった」と当時のリプニツカヤさんについて語っています。
そして、リプニツカヤさんは4歳の頃からフィギュアスケートを始めます。
当時からリプニツカヤさんにコーチのエレーナさんをつけて練習はもちろん、幼稚園の送迎まで面倒を見てもらっていたようです。
10歳の頃にはさらに本格的にフィギュアスケートに打ち込む環境を手に入れるために、モスクワに引っ越しています。
しかし、金銭的に余裕のある生活とは程遠く、リプニツカヤさんはよく車の中で寝ていたというエピソードもあり、精神的なタフさはこうした生活からも培われたのかもしれませんね。
また、練習に多くの時間を割いていたため通信制学校に通っていたそうです。
ユリア・リプニツカヤ、ロシア選手権で史上最年少優勝
存在感を示し始めたユリア・リプニツカヤ
リプニツカヤさんは2010年の11歳頃から世界選手権で目覚しい活躍を続けてロシアの新星として存在感を獲得していきます。
2010年~2011年のシーズンでは、リプニツカヤさんはロシア選手権で4位に終わったものの、翌シーズンではISUジュニアグランプリでのバルティック杯、ワルテル・ロンバルディ杯の2大会を連覇。ジュニアグランプリファイナルに進出して優勝を果たしました。
リプニツカヤさんはこのシーズンでのロシア選手権はアデリナ・ソトニコワさんに次いで2位になっていますが、世界ジュニア選手権では優勝しています。
2012年~2013年シーズンからシニアクラスへ移行したリプニツカヤさんは、フィンランディア杯での優勝と、グランプリシリーズ中国杯で2位、エリック・ボンパール杯で3位となりグランプリファイナルへ進出しましたが、練習中のスピンで転倒して顎を切り、軽い脳震盪を起こしていたことから出場をやむ無く辞退しています。
同年の世界ジュニア選手権はリプニツカヤさんは2位になっていますが、ロシア選手権には怪我のため出場できませんでした。
ユリア・リプニツカヤ、ヨーロッパ選手権最年少優勝
前年は怪我に泣いたリプニツカヤさんでしたが、2013年はヨーロッパ選手権で史上最年少となる15歳での優勝を果たしています。
2013~2014年シーズンにリプニツカヤさんはフィンランディア杯で2連覇、グランプリシリーズで初優勝を果たしました。
さらにリプニツカヤさんはロステレコム杯で優勝してグランプリファイナルに進出し2位で銀メダルを獲得しました。
その後、ロシア選手権は2位だったものの、ヨーロッパ選手権ではリプニツカヤさんは15歳で史上最年少優勝を果たしています。
ユリア・リプニツカヤ、ソチ五輪で史上最年少優勝
ユリア・リプニツカヤ、ソチオリンピックで史上最年少優勝
前年のヨーロッパ選手権に続き、リプニツカヤさんは冬季ソチ五輪の団体戦でオリンピック史上最年少での金メダルを獲得しています。
2014年冬季ソチオリンピックではリプニツカヤさんはSP、FSの両方に出場し、団体戦ではどちらも1位を獲得してロシアの金メダルに大きく貢献しました。
しかし、個人戦は調子を落として転倒などもあったことから優勝候補と言われながらも5位に終わってしまいました。
ロシアの注目株として世界中のメディアがこぞって取材をしたため、リプニツカヤさんはインタビューの時に厳しい口調で批判しています。
そのことが日本でも”強気な性格”として印象づけられましたが、あまりにも取材が過熱しすぎたためロッカールームに盗聴器が仕掛けられたり、リプニツカヤさんの家族や親族にまで執拗な取材が及んだため、リプニツカヤさんは心底メディアにうんざりしていたようです。
ユリア・リプニツカヤ、ソチ五輪後は怪我に悩まされる
ユリア・リプニツカヤの不調は練習のし過ぎもある?
リプニツカヤさんはロシアのフィギュアスケート連盟の元会長から心配されるほど練習の虫として知られていますが、練習中のアクシデントに幾度か見舞われています。
リプニツカヤさんはソチオリンピック後の世界選手権では銀メダルを獲得したものの、その後はそれまでの活躍が嘘のように精彩を欠き、不遇な時期が続きます。
リプニツカヤさんが不調に陥った理由はコーチと馬が合っていないと言われていましたが、リプニツカヤさんはそれを否定しています。
不調の理由は成長期による体格の変化と、古傷の影響があったと言われています。
不遇な時期を重ねてきたリプニツカヤさんは、2015年のロシア選手権ショートプログラムで久しぶりに納得の演技ができたことで珍しく感極まって泣いてしまいました。
渾身の演技を見せたロシア選手権ショートプログラム
不調が続き涙を飲んできたリプニツカヤさんは2015年のロシア選手権で不調を吹き飛ばすような渾身の演技ができたことで感極まって涙してしまいました。
リプニツカヤさんは人前では非常にクールに振舞っているため、人前で嬉しい感情を大きく表現することはありませんでした。
不調の時期には悔し涙を流したことはありましたが、嬉しさのあまり涙したのは2015年のロシア選手権が初めてだったようです。
ショートプログラムが終わった後、リプニツカヤさんは感極まってしまいしばらく顔を上げることができませんでした。
まだフリースケーティングが残っているので総合優勝が決まったわけでもありません。それなのにリプニツカヤさんはまさに優勝が確定したかのような感極まった涙を見せました。
そのリプニツカヤさんの渾身の演技がこちら。
リプニツカヤさんは15歳で出場したソチオリンピックで世界中で脚光を浴びましたが、その時は非常にスレンダーで少女を思わせる華奢な体型でした。
しかし、その後成長期が訪れて体格が著しく変化したため、ジャンプのバランスが崩れたことで不調に陥ってしまいました。
ソチ五輪後のジャパンオープンを欠場した理由のひとつに、靴の新調による調整が遅れたようなので、それまで自信を見せていたジャンプが飛べなくなりリプニツカヤさんは相当な焦りがあったと思います。
しかし、そんな鬱屈した不調を晴らすかのような完璧な演技を2015年のロシア選手権ショートプログラムで見せたことでリプニツカヤさんは感極まって泣いてしまったわけです。
ロシアフィギュアスケート連盟の元会長にも心配されるほどの練習の虫であるリプニツカヤさんですから、成長期という体の変化による自分ではどうしようもない不調にはもどかしい思いが募っていたことでしょう。
生まれ故郷・エカテリンブルクで結果を出せたことも大きかった
リプニツカヤさんが感極まって泣いてしまった理由のひとつには、生まれ故郷であるエカテリンブルクが大会開催地だったこともあるのでしょう。
リプニツカヤさんにとってこのショートプログラムでの演技は、不調を乗り越えた喜びと同時に自身が思い描いた演技ができたことで失っていた自信を取り戻すきっかけとなったことでしょう。
そのためリプニツカヤさんは緊張の糸が緩んでしまったのか、フリースケーティングでは10位と振るわず総合7位で終わってしまいました。
しかし、リプニツカヤさんはその後のロシアカップでは名演を見せ、SP1位、FS3位で総合2位になっていますので、不調を完全に乗り越えたと言っていいでしょう。
再びケガによる不調に苦しむユリア・リプニツカヤ
スポーツ選手にとって怪我はつきものだとはいえ、ようやく不調を脱したかに見えたリプニツカヤさんを待っていたのは古傷の悪化による不調の再来でした。
2015年は自信を取り戻して気持ちよく2016年を迎えたかに見えたリプニツカヤさん。
しかし、グランプリシリーズ初戦となるスケートアメリカでは古傷の悪化によりリプニツカヤさんは欠場しています。
さらにグランプリシリーズ・ロシア大会ではまさかの最下位(12位)に終わりました。
ショートプログラムでは3位でしたが、フリーの途中に足をつってしまい演技が中断。
リプニツカヤさんはコーチに促されるまま最後まで滑り切りましたが、あまりに不本意な事態にリプニツカヤの目には涙が浮かんでいました。
さらに不運なことに、ロシア選手権へ向けて準備をしていたリプニツカヤさんは練習後の帰宅途中に足を滑らせて転倒してしまい、右股関節打撲と仙腸関節炎の怪我を負ってしまい、大会までの復調は無理だと判断し欠場しています。
ユリア・リプニツカヤは性格が悪い?実は”ツンデレ”?
ユリア・リプニツカヤは性格が悪いわけではない
ここまでの内容からリプニツカヤさんの性格がなんとなく想像がつくと思いますが、非常に負けず嫌いであり、かつシャイで素直な性格をしているため態度がクールに見えてしまうようです。
リプニツカヤさんはインタビューなどで誤解を生んでしまうようなコメントをしているため、ネット上では「リプニツカヤは性格が悪い」という説が流れているようです。
リプニツカヤって性格悪いですね
真央ちゃんのことを「テレビで見たのと同じ、特別どうってことない」って言ったらしいですね
真央の凄さが分からないなんて人生損してるよね
試合後は「もっと点でてもいいとおもう」とか言うし
そもそもジャンプでミスったリプがあの稚拙な滑りで真央に勝てる訳ないじゃん
負けて悔しがる糞ガキって応援したくなくなりません?
こうした反応をしている人は少なくないようで、リプニツカヤさんは高慢で他の選手へ敬意が無い子供だと思っています。
しかし、”ちゃんと”リプニツカヤさんを見ている人は、高慢な態度を取っているわけでも性格が悪いわけでもないことはわかっているようです。
テレビに関しての発言は ロシアの別の競技出身のインタビュアーから「シニアの試合に初めて出場してみてどうだった? 浅田真央選手のような 有名な選手とロッカールームで一緒になったでしょ? 緊張しなかった?」と質問されて「浅田選手の姿はテレビで見ている時と同じで (現実感が無かった) 特別に緊張したりはしませんでした」と答えたものです。
リプニツカヤさんが性格が悪いと言っている人たちは、完全に質問へのコメントを取り違えていることがわかります。
リプニツカヤさんのシャイな性格から受け答えが冷たい印象に見えてしまうので、悪い方へ受け取ってしまうのでしょう。
また、リプニツカヤさんは他のインタビューでは尊敬する選手に浅田真央さんを挙げており、上記の質問は尊敬する選手と一緒のロッカールームになって緊張したのかを聞いたものでした。
真央選手が世界一強いと思います。
— 浅田真央~名言集~ (@mao_meigen) 2017年5月11日
特に滑りのなめらかさが綺麗で、尊敬しています。とても大好きな選手です。
byユリア・リプニツカヤ選手
by pic.twitter.com/vb2z5571W7
負けず嫌いなリプニツカヤさんがライバルである浅田真央さんを尊敬し、褒めるのはとても素直で良い性格をしているからなのしょう。
ユリア・リプニツカヤは素直な性格
鈴木明子に尊敬していることを伝えたユリア・リプニツカヤ
鈴木明子さんと同じ大会に出場した時にわざわざ尊敬していることを通訳を通して伝えたことは、リプニツカヤさんの日本での人気が高まったエピソードのひとつに数えられるでしょう。
リプニツカヤさんは29歳で引退した鈴木明子さんと同じ大会に出場した際に、取材陣に「倍の年齢の選手と競うこと」についてコメントを求められました。
リプニツカヤさんはいつものクールな態度で「特に何も」と発言したため、やはり高慢で強気なイメージを視聴者に与えました。
しかし、会見の後にリプニツカヤさんは鈴木明子さんに誤解を招くことを防ぐために、わざわざ通訳を通して以下のように伝えたそうです。
「アキコのことは選手として、とても尊敬しています。たださっきの質問はまったく予想していないことだったので、なんと答えていいのかわからなかったの」
リプニツカヤは、そのことを鈴木に伝えたくてわざわざ通訳を介して呼び止めたのだった。鈴木は大きな目を一層大きく見開き、「そうですか」と嬉しそうに微笑んだ。
リプニツカヤさんは恥ずかしそうに鈴木明子さんに伝えたようで、このエピソードを知った人はリプニツカヤさんのファンになった人も少なくないようです。
リプニツカヤさんはメディアは嫌いなのかもしれませんが、尊敬する選手にはストレートに気持ちを表現するようでとても素直で良い性格をしています。
ユリア・リプニツカヤはイケメンな性格
ユリア・リプニツカヤは性格がイケメン過ぎて”兄貴”と呼ばれている
リプニツカヤさんはその少女のようなかわいいルックスながら鋭い視線できっぱりと言いたいことを発言するためネットでは「性格がイケメン」「リプニツカヤ兄貴」と一部で言われているようです。
リプニツカヤさんの性格の話題がネットで浮上するきっかけになったのは下記のエピソードのようです。
彼女が突如として人気になったきっかけは、報道番組『news every.』(日本テレビ系)などで報じられた、ショートプラグラム前の公式練習後のインタビューにおける「良い練習ができました メディアが邪魔でしたけど」という発言。これを鋭い目つきで堂々と発言する“サディスティック”ともいえそうな姿勢が即座にネット上で話題となった。
この情報により「リプニツカヤは性格が悪い」という悪評も立ってしまったわけですが、後にリプニツカヤさんが尊敬する選手に羽生結弦さんや浅田真央さんなどを挙げたことから、日本での人気は爆発的に上がったようです。
さらに、彼女が羽生結弦や浅田真央といった日本人選手に日頃から敬意を表しているという情報も広く拡散。
これが“決定打”のようになり、多くの日本人ネットユーザーが彼女に好感を持つようになり、 ついには、「リプニツカヤ兄貴」という呼称まで登場した。
リプニツカヤさんの性格が徐々にわかってくると、ネット上ではクールでツンデレなリプニツカヤさんにハマってしまう人が続出したようです。
リプニツカヤ…なんて性格が悪いんだ…俺のことも罵倒してくれ!!!さあ!!!
— yoshiki muramoto (@murayoshii) 2014年2月24日
ソチオリンピックの日本での最大の収穫はなんといってもリプニツカヤちゃんだと思う。あんなに可愛くて性格キツくてキャラの立ってる娘はそうはいない。CMとか引っ張りだこになるんだろうなぁw
— チャーリー (@charlie_l4u) 2014年2月23日
ツイッターでは日本でのメディア露出が減ったリプニツカヤさんの話題は現在も語られています。
また、リプニツカヤさんの夢は支え続けてくれている母親と一緒に住める家を購入することのようでとても優しい性格をしているようです。
ユリア・リプニツカヤは羽生結弦が大好き
ユリア・リプニツカヤは羽生結弦に本気で惚れていた?
リプニツカヤさんがここまで日本で応援される理由は羽生結弦さんが大好きだからなのでしょう。普段は氷のようにクールなリプニツカヤさんが羽生結弦さんにだけは恋する少女の顔を見せていたため恋の応援をする人も多いようです。
現在の男子フィギュアスケートでは4回転が当たり前になりつつありますが、その先駆けとなった羽生結弦さんとハビエル・フェルナンデスさんはリプニツカヤさんにとってもやはり別格のようです。
リプニツカヤ様の
— リプ子【リプニツカヤ】情報 (@ripuko3) 2017年7月6日
有り難いお言葉
「カロリーナ、男子では
ユズル(羽生)とハビは
いつも私を驚かせる。
彼らの4回転は完全に
クレイジーだから。
とくにユズルはすごい!」https://t.co/LRhbTUT1vT
リプニツカヤさんが羽生結弦さんを心から尊敬していることはインタビューのコメントで伝わりましたが、後にエキシビジョンで羽生結弦さんと一緒に滑るリプニツカヤさんの満面の笑みはまさに恋する少女だったようで話題となりました。
羽生くんとリプちゃん可愛い。 pic.twitter.com/MoSZDkhwT5
— しらだよ (@sakiko_s) 2014年2月22日
リプニツカヤさんは町田樹さんとも一緒に滑っていますが、その時の顔はいつものクールで無表情なままだったためその対比も面白かったようです。
町田選手には真顔なのに対して羽生選手にはデレデレなリプちゃん笑 pic.twitter.com/gT9S13DHqr
— リプニツカヤ♡応援bot (@figure_lip) 2017年7月6日
ツイッターではリプニツカヤさんと羽生結弦さん、町田樹さんの三角関係をネタにする人も。
リプニツカヤ「羽生くんとペアでもっと一緒に踊りたかったのに!」
— テレビ大好き!フルカワです。 (@nontv2010) 2014年2月23日
町田樹「リプちゃん、ごめん、僕と最初にペアになったばっかりに…」
高橋大輔「気にすんなよ、樹のエアギターかっこ良かったって!」#女子フィギュア pic.twitter.com/zrOHJTHcnL
羽生結弦さんの元へまるで抱きつきに行くかのように両手を広げて駆け寄るリプニツカヤさん。
羽生結弦の元へ駆け寄るユリア・リプニツカヤ
リプニツカヤさんは背中を向けているため表情はわかりませんが「ユヅル~!」と満面の笑みで駆け寄っているのでしょう。
ユリア・リプニツカヤより3歳年上の羽生結弦
リプニツカヤさんの頭をポンポンと撫でてあげる羽生結弦さん。多くのファンはふたりにくっついて欲しいと思っていたようです。
ユリア・リプニツカヤの腰に手を回す羽生結弦
もう彼氏彼女の関係でも不思議ではないほどの仲の良さを見せるリプニツカヤさんと羽生結弦さん。日本の王子とロシアの妖精が交際となればもっと盛り上がったと思いますが…。
ツーショットでも仲の良さを見せる二人ですが、残念ながらリプニツカヤさんと羽生結弦さんが交際をしているという情報は流れることはありませんでした。
それどころか、リプニツカヤさんは成長期と怪我による不調期間に来日できず羽生結弦さんとも長らく会えなかったことで精神ストレスも大きかったと言われています。
ユリア・リプニツカヤ、羽生結弦と破局で傷心?
ユリア・リプニツカヤの不調のひとつは失恋だった?
誰が見ても明らかに羽生結弦さんが大好きだったリプニツカヤさん。ずっと世界の第一線で活躍が続けられれば必然的に羽生結弦さんと会う機会も多かったと思いますが、不調に陥ったリプニツカヤさんは会う機会も作れず演技も散々と精神的なストレスは相当なものがあったと言われているようです。
羽生結弦さんはソチ五輪後に負傷に加えて尿膜管遺残症のため一定期間療養しましたが、その間にリプニツカヤさんは会えなかったため破局したと言われています。
「リプニツカヤは羽生のことが大好きで、ソチ五輪のときに羽生がリプニツカヤの腰に手を回している写真が撮影されていたほどです。ところが、羽生はソチ五輪後に膝を傷めたり、腰痛になったり、練習中に選手と激突して顎と頭を10針を縫う怪我を負って療養したこともあった。リプニツカヤはそのあいだ羽生に全く会うことができず、事実上ふられた形になったのです」
とはいえ、さすがにこれはメディアの勝手な憶測でしょう。
そもそもリプニツカヤさんが本気で羽生結弦さんとの交際を望んでいたなら、そんな一定期間会えないだけで破局だと考えて落ち込むなんてことにはならないでしょう。
この報道をしたメディアはさらに「現在は羽生結弦に興味がない」と書いていますが、2017年現在もリプニツカヤさんは羽生結弦さんのインスタグラムにいいねしているようです。
リプちゃんが超久々に羽生さんの写真にいいねしてて泣く
— チャキ (@chimayu0909) 2017年6月25日
ㅤ pic.twitter.com/Lt69YamcXM
しかし、ファンにとっては逆にそれがもの悲しいようですね。
もうリプニツカヤさんと羽生結弦さんが結ばれるチャンスは来ないのでしょうか?
また羽生くんとリプちゃんが一緒にいるところを拝める日はくるのだろうか…きてほしいな🙏✨
— 🐇らび🐇 (@pajuna82) 2017年6月26日
ふたりの交際を望んでいたファンには衝撃の事実ですが、ソチ五輪で羽生結弦さんと仲睦まじいツーショットを見せたリプニツカヤさんはその後彼氏ができていたようです。
ユリア・リプニツカヤが美しくなったのは彼氏の存在?
ユリア・リプニツカヤには彼氏がいた!
ソチ五輪の時は華奢な少女というイメージだったリプニツカヤさんも年を重ねて19歳となった現在、大人の色香を持つ女性に成長していました。そしてその影にはなんと彼氏がいたようです。
リプニツカヤさんにとって羽生結弦さんとの淡き恋はすでに過去のものになっているのかもしれません。
2017年現在、19歳のリプニツカヤさんはとても色気のある大人の女性に成長しています。
大人びたユリア・リプニツカヤ
ソチ五輪の少女の顔から大人の女性の雰囲気を纏い始めたリプニツカヤさん。
グラマラスになったユリア・リプニツカヤ
少女の体つきからふくよかさを増して大人の女性っぽくなったリプニツカヤさん。
演技中も色っぽさが増したユリア・リプニツカヤ
体つきがしっかりしたことからソチ五輪の頃とはまた違った迫力を身につけたリプニツカヤさん。
たとえ不調でもやはりリプニツカヤさんはロシアの妖精としては現在も代表格でしょう。
そして、リプニツカヤさんが交際していると思われる男性もロシアのフィギュアスケート選手でした。
彼氏はロシアのフィギュア選手・ウラジスラフ・タラセンコ?
リプニツカヤさんとお忍びで大会を見に来ていると思われる男性は、ロシアのフィギュアスケート選手のウラジスラフ・タラセンコさんでした。ふたりは交際しているのかどうかはわかりませんが、限りなくカップルの空気を漂わせています。
かなり距離が近いふたりはやはりカップル?
リプニツカヤさんとウラジスラフ・タラセンコさんがかなり近い距離で話しています。これはどう見ても友人の距離ではなくカップルのそれでしょう。
現在のリプニツカヤさんの彼氏は限りなくウラジスラフ・タラセンコさんだということが分かりました。
羽生結弦さんとはタイプの違う、かなりがっしりした男っぽいウラジスラフ・タラセンコさん。
やはりロシア美女のリプニツカヤさんにはこうした男性が似合いますね。
ユリア・リプニツカヤが劣化で引退の噂が立つ
一部で流れるユリア・リプニツカヤ”劣化説”
現在のユリア・リプニツカヤさんを見る限り劣化したようには見えませんが、それでもソチ五輪の頃から確実に太ったのは事実でしょう。そのため”劣化して引退”という噂が囁かれ始めました。
リプニツカヤさんはソチ五輪後に成長期が訪れて体型が著しく変わったことでバランスが崩れ、不調に陥ったのは事実としてあるようです。
「細くてもバランスのいい体型だったのに、いまでは腕も体もガッシリして、かなり体が重そうなのです。演技中でもそれは顕著で、明らかに体重増が負担になっています。いまでは羽生のことも全く興味がないようです」(スケート雑誌編集者)
そして、再びメディアでリプニツカヤさんを目にするようになると当時と比べてふくよかになっていたため「太った」という噂がネット上で流れました。
しかし、引退説の原因は太ったことにあるのではなく、リプニツカヤさん本人が引退を決めかけていたことがあったのです。
タチアナ・タラソワさん(浅田真央さんのコーチだった)によれば15歳でソチ五輪にて脚光を浴びた後、体格の変化や古傷の悪化などにより不調が続いた際に、リプニツカヤさんは引退を考えていたという。
その後、リプニツカヤさんは引退を考え直して不調と向き合うことを選択しましたが、ついに引退を発表しました。
ユリア・リプニツカヤが引退を正式発表
引退が囁かれていたリプニツカヤさんが2017年9月10日に引退を正式発表しました。
一時期は太ったと言われていたリプニツカヤさんですが、その後は拒食症に陥っていたそうです。
28日に明らかになった、2014年ソチ五輪フィギュア団体金メダリスト、ユリア・リプニツカヤ(19)の電撃引退。ロシアの国営通信社はリプニツカヤの母の言葉として、「拒食症の治療後、4月にロシアフィギュアスケート連盟に引退を伝えた」と報じた。
フィギュアスケーターは体重が軽いほど有利と言われており、食事制限が大変といわれています。『痩せなければ』という義務感が強迫観念となり、精神的に追い詰められてしまうこともあるようです。
リプニツカヤさんが太った時にメディアからバッシングもされており、それが相当精神的負担となってしまったようですね。精神的負担が原因で引退の道を選んだようです。
引退後は大学進学を発表しています。
ユリア・リプニツカヤについてまとめると…
2014年の冬季ソチオリンピックで一躍脚光を浴びるも、その後不調に悩まされ続けてきたリプニツカヤさんについてまとめてきました。
リプニツカヤさんは怪我や拒食症に悩まされ、最終的に引退の道を選んでしまいましたが、彼女が残した功績は素晴らしいものがあります。
リプニツカヤさんは、今後は大学へ進学するそうですが、一般人の女性として幸せな生活を送ってほしいですね。