元人気フィギュアスケート選手の織田信成さんにモラハラ行為などを訴える裁判を起こされているフィギュアコーチの濱田美栄さんが話題です。
ここでは濱田美栄さんの織田信成さんとのモラハラ裁判や、韓国籍説、若い頃や現役時代の活躍や画像、結婚や子供などについてまとめました。
濱田美栄のプロフィール
濱田美栄のプロフィール
生年月日:1959年10月29日
出身地 :京都府京都市
濱田美栄さんは、宮原知子さん、白岩優奈、紀平梨花さんら、トップ選手達を指導していることで知られる女子フィギュアスケートのコーチです。過去にも本田真凛さんはじめ、太田由希奈さん、木原万莉子さんら、数多くの有名女子フィギュアスケーターを指導した実績を持ち、名コーチとして高い評価を受けています。
濱田美栄の織田信成へのモラハラ疑惑が騒動に
名コーチとしてフィギュアスケート界に実績を残してきた濱田美栄さんでしたが、2020年9月現在、国内を代表する元フィギュアスケート選手・織田信成さんと裁判を争っています。
2019年11月18日、織田信成さんは濱田美栄さんからモラハラ(モラルハラスメント)を受けたとして慰謝料などの損害賠償金1100万円を求める訴訟を起こしたました。
この織田信成さんの訴えに対し、濱田美栄さんは事実ではないと真っ向から反論し、2020年2月に織田信成さんの行為は名誉毀損にあたるとして訴え返し、2020年9月の現在、裁判は泥沼化の様相を見せています。
濱田美栄の織田信成へのモラハラ騒動の発端
織田信成さんは、2017年4月から自身の母校である関西大学のアイススケート部の監督に就任していましたが、2019年9月9日に関西大学側から織田信成さんの監督辞任が発表されました。
関西大学は織田信成さんの監督辞任の理由について「織田信成さんから『(多忙で)監督としての時間が十分に取れない』との申し出があった」と説明しましたが、織田信成さんはこれを事実ではないとして、自身のブログに本当の監督辞任理由を説明する投稿をしました。(以下に一部引用)
多忙を理由に監督を辞任したわけではなく、また関西大学との話し合いの場で「多忙で監督として十分な時間が取れない」とは一言も話していません。
辞めた本当の理由は、リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになり、辞任するまでの3ヶ月間リンクに行く事が出来なくなった事とそれに対する関西大学の対応が誠意あるものに思えなかったからです。
織田信成さんによれば、「嫌がらせやモラハラ行為」によって精神的に追い詰められ体調を崩すようになり、監督を辞任せざるを得ない状況に追い込まれてしまったという事です。
その後、週刊文春が、関大関係者からの証言として、織田信成さんに「嫌がらせやモラハラ行為」をしていたのが関大アイススケート部のコーチの濱田美栄さんであるとする記事を掲載。
「織田さんはスケート部所属の学生の学業がおろそかになっていることを問題視。他のクラブのように、インカレなどの試合出場に成績の基準を設けたほうがいいと主張し、部則を変えようと動いた。そこに立ちはだかったのが、宮原知子や紀平梨花などへの指導で知られる濱田美栄コーチだった。濱田コーチは織田さんに『練習する時間がなくなる』などと反対し、織田さんが挨拶しても無視するようになった」
週刊文春は、濱田美栄さんにも直撃取材を敢行し、その反論コメントも掲載しています。
――挨拶を無視するなどのモラハラ行為は?
「そんなこと全然無いですよ! 挨拶し忘れたことはあったかもしれないけど」
――織田氏は、「多忙が辞任の理由ではない」と主張している。
「いやいや、元々彼はリンクにいませんよ。今年からではなく初めから。解説者もやってタレントもやって、片手間で監督やるのは大変やと思います」
しかし、この濱田美栄さんの「元々彼はリンクにいませんよ」との言葉に対して、織田信成さんの所属事務所は「織田は芸能活動とリンクでの指導も両立させていた。監督就任後は、休日返上で指導にあたってきた。」と明確に反論しています。
また、これについては織田信成さんも自身のブログにて以下のように反論されています。
私はリンクには行っていましたので、毎月関西大学に提出している指導実績表とともに確認し判断して頂ければと思います。
織田信成が濱田美栄を訴える
2019年11月18日、織田信成さんは、濱田美栄さんに対して慰謝料など損害賠償金1100万円を求めて大阪地裁に提訴しました。
織田信成さんは弁護士とともに記者会見を開き、その席で涙を見せながらモラハラの経緯や、提訴に至った理由などを説明しています。
濱田美栄が織田信成を訴え返し泥沼の様相に
2020年2月、今度は濱田美栄さんの方が、織田信成さんの訴えは事実ではなく、自身の名誉を傷つける不法行為だとして、慰謝料300万円を求めて織田信成さんを逆に訴え返しています。
今回、織田さんが起こした訴訟は濱田さんの名誉を傷つける不法行為だと逆に織田さんを名誉毀損で訴え返したんです。モラハラの事実がないにもかかわらず織田さんが提訴し、それに合わせ記者会見まで行った。それがメディアに大きく取り上げられ、結果として濱田さんに“モラハラコーチ”の印象がついてしまいました。精神的苦痛を受けた慰謝料として、300万円を請求しています
2020年9月の現在も、この濱田美栄さんと織田信成さんのモラハラ騒動は収束の兆しすら見えず、泥沼の様相を呈しているようです。
このモラハラ騒動の真相はいまだ明らかにされていないので、裁判の結果を待つ事になりそうです。
織田信成さんは素晴らしい実績を残した元フィギュア選手であり、タレントとしての人気も非常に高く、フィギュア業界を盛り上げる重要な人物です。一方の濱田美栄さんもコーチとしての実績は申し分なく、多くの一流選手を育成してきました。フィギュアスケート界に大きな影響力を持つこの2人が揉めている事で、現在現役で活躍する選手達にも悪影響が及ぶ可能性があります。早く終息してほしいものです。
濱田美栄には韓国籍説も
元人気フィギュア選手だった織田信成さんとトラブルになっている事も関係してか、匿名掲示板で濱田美栄さんのアンチスレが立つなど、濱田美栄さんに対する否定的な意見がインターネット上で見られるようです。
ネット上では、否定的な意味合いを含めて、濱田美栄さんが韓国籍だという噂が存在するようですが、明確な根拠は示されていません。
濱田美栄さんは伏見区の京都市立藤森中学校に通っていましたが、この京都市伏見区は在日朝鮮人・韓国人が多いと言われている地域である事などが根拠としてあげられているようです。しかし、これは濱田美栄さんが韓国籍だという証拠にはならないでしょう。
そのほかにも、在日韓国人3世で韓国代表としてグランプリシリーズNHK杯に出場するなど、活躍する金彩華さんや、韓国代表の有力選手、ユ・ヨンさんのコーチを濱田美栄さんが務めた事などもこの噂に関係しているようです。
濱田美栄の若い頃や現役時代は?
織田信成さんへのモラハラ疑惑が騒動になっている事で注目されている濱田美栄さんですが、その影響で濱田美栄さんの若い頃や現役時代にも注目が集まっているようです。
濱田美栄さんの若い頃の活躍としては、同志社大学卒業まで現役のフィギュアスケート選手として活躍し、全日本フィギュアスケート選手権10位の成績を残されています。
大学卒業と同時にコーチに転身し、後進の育成に力を注がれてきました。
濱田美栄の若い頃の画像
上は、ドキュメンタリー番組「情熱大陸」で紹介された濱田美栄さんの幼少期の写真です。
上の画像は、1972年の札幌オリンピックの女子フィギュアフリー演技、ジャネット・リン選手の演技を見つめる12歳の濱田美栄さんの画像です。
これは偶然朝日新聞が撮影した写真の背景部分観客席に写り込んだものだったそうです。濱田美栄さんは「ジャネット・リンみたいになりたい」という想いでフィギュアスケートに取り組んでいたという若い頃の逸話も紹介されています。
続いての画像は、現役時代の若い頃の濱田美栄さんの貴重な画像です。
濱田美栄は結婚していて子供も
濱田美栄さんは結婚しており子供が1人いるようです。これは濱田美栄さんの過去のインタビューでの発言から間違い無いです。
平成6年10月に長女を出産したときも、前日までリンクで指導していました。3カ月後に全日本選手権を控えた選手がいて、その子にとっては最後の大会だったんです。後悔を残してほしくなかったので、「代わりの指導者を探そうか」と聞いたら、「待ちます」と言ってくれました。だから、出産から3週間で復帰。全日本の会場で授乳もしました。
濱田美栄さんの子供は女の子で、1994年の10月に誕生したという事で、2020年9月現在は25歳になっているはずです。
濱田美栄さんの子供は2017年3月に大学を卒業されたそうですが、フィギュアスケートはされていなかったようです。
また、濱田美栄さんがいつ結婚したのかや、結婚した旦那さんについての情報などは公開されていません。
まとめ
今回は、元人気フィギュアスケート選手の織田信成さんに対するモラハラ疑惑騒動で注目を集める、フィギュアスケートコーチの濱田美栄さんについてまとめて見ました。
濱田美栄さんは、当時関西大学のアイススケート部の監督を務めていた織田信成さんに対するモラハラ行為をしたとして、織田信成さんから慰謝料などを求める裁判を起こされました。
しかし濱田美栄さんは織田信成さん側の主張を全面的に事実では無いと否定し、逆に名誉毀損で訴え返すなど争う姿勢を見せています。
この裁判は現在も終結しておらず泥沼の様相を見せています。フィギュア界全体のためにも一刻も早い事態の収束を望む声も上がっているようです。