代表作「パプワくん」で知られる人気漫画家の柴田亜美さんですが、病気やザクロが原因で全身麻痺に陥ってみたり、美容家転身宣言をしてみたりと、現在までに本業以外で騒がしい話題が多い人物です。
この記事では、柴田亜美さんの私生活の情報などを中心に現在までを詳しくまとめてみました。
この記事の目次
柴田亜美のプロフィール
名前:柴田亜美(しばた あみ)
生年月日:1967年5月24日
出身地:長崎県
最終学歴:武蔵野美術大学卒業
柴田亜美、父親は長崎大学医学部名誉教授で脳外科医の柴田尚武
柴田亜美さんは、長崎大学医学部名誉教授の肩書を持つ脳外科医の柴田尚武さんの長女として、1967年に長崎県に生まれてきています。
柴田さんは、父親がマサチューセッツ工科大学に研究留学した都合上、1970年から1972年にかけて北米暮らしを経験している帰国子女でもありました。
柴田さんは高校時代になると、音楽雑誌「音楽専科」の似顔絵コーナ-に作品を投稿した縁により、同雑誌の別冊となる「8ビート・ギャグ」にて漫画家デビューも飾っています。
とはいえ、兄も銀行マンになったというお堅いお家柄だった柴田さんは、プロ漫画家になるつもりまではなかったため、大学進学と同時に漫画家活動も停滞してしまうことになりました。
柴田亜美、婚約破棄がきっかけとなりプロ漫画家デビュー
武蔵野美術大学を卒業後は、銀座の画廊やリクルートの関連会社で働いていた柴田さんですが、1990年になると、友人から誘われて漫画家活動を再開しています。
柴田さんの漫画家復帰のきっかけとなった媒体は、スクウェア・エニックス(当時エニックス)より発売されていた「ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場」というアンソロジー単行本シリーズでした。
柴田さんは、同アンソロジー・シリーズに「ニセ勇者」という作品を定期掲載し、人気を博すことになりました。
「ニセ勇者」シリーズの成功により、スクウェア・エニックス(エニックス)から月間連載のオファーまで来るようになった柴田さんでしたが、結婚願望も強く将来は専業主婦になることが夢だったそうです。
23歳の時には婚約者となる男性も見つけて父親にも紹介していた柴田さんでしたが、婚約者を30歳の女性に寝取られてしまい結婚は破談。この悲しい出来事がきっかけとなり漫画家デビューすることとなりました。
その後、創刊企画時の『月刊少年ガンガン』から執筆依頼が来るものの、当時はまだプロとしてやっていく気はなく断っていたという。しかし、私生活上で嫌なことがありヤケになっていた時に、渋谷の路上でエニックスの編集者から「漫画を描かないか」と声をかけられ、思わず頷いてしまったことからプロになる決意を固めた(この出来事を柴田は「エニックスナンパ事件」と呼んでいる。
引用:柴田亜美
柴田亜美の代表作は「南国少年パプワくん」…続編もアニメ化大ヒット
プロ漫画家デビュー後の柴田亜美さんは、1991年より「月間少年ガンガン」にて「南国少年パプワくん」の連載を開始しております。
柴田さんにとってはプロデビュー作となった「南国少年パプワくん」ですが、1992年より全42話でアニメ化されるというサプライズが起こり、平均視聴率11.9%を記録するヒット作となりました。
「南国少年パプワくん」のヒットは、「月間少年ガンガン」編集部にとっても予期せぬことだったらしく、当初の連載予定は6話だったという逸話も残っています。
漫画家と会社員の二刀流は困難と判断して、脱サラまでして「南国少年パプワくん」の連載に打ち込んでいた柴田さんでしたが、見事に賭けに勝利したと言えます。
当初は「6話だけ描いて」という依頼だったため、第2話目までは会社に勤めながら描いていた。しかし仕事と漫画家の両立は難しく、また柴田が「編集部は6話で終わらせるつもりがない」と感じたため、作者は会社を辞める決意をする。その意思を会社の上司に相談したところ、「漫画失敗したらいつでも戻って来いよ」という優しい言葉をかけてもらい、感動したとのこと
引用:南国少年パプワくん
柴田さんは、2002年になると同じ「月間少年ガンガン」にて、「南国少年パプワくん」の続編に当たる「PAPUWA」の連載も開始しており、こちらの作品も2003年より全26話でアニメ化されることになりました。
柴田亜美の年収や資産…印税で億ションを現金一括購入していた
柴田亜美、「南国少年パプワくん」の印税収入は2億円以上
漫画家として大成功を納めている柴田亜美さんですが、長者番付の漫画家部門などにランクインしたことはないため、全盛期の年収などは不明となっています。
とはいえ、「南国少年パプワくん」の単行本売上が600万部ある柴田さんは、同作が連載されていた1991~1995年間の印税収入だけで2億を超える大金をゲットしていたことが推測出来ます。
その他にも、漫画家として長期連載作品やアニメ化作品を複数持つ柴田さんは、プロ漫画家デビュー以来継続して高収入があったことは確実なように思われます。
・南国少年パプワくん(1991~1995年)全7巻※アニメ化
・自由人HERO(1994~1999年)全12巻
・ジバクくん(1998~2000年)全6巻※アニメ化
・PAPUWA(2002~2008年)全14巻※アニメ化
・カミヨミ(2004~2012年)全15巻
柴田亜美、1億6千万円の3LDK億ションを一括購入
ちなみに柴田亜美さんは、2009年になると、自宅兼作業場として東京・麻布十番にある1億6000万円の高級マンションを現金で一括購入しております。
柴田亜美の豪華マンション
住宅ローンの通りにくいフリーランスの職業柄、マンション購入にはかなりまとまった頭金が必要だったことでしょうから、当時の柴田さんの財力が伺えるエピソードでもあります。
東京・麻布十番にある柴田の自宅兼作業場は、10年前に1億6000万円で購入した3LDKの億ション。締め切り前に徹夜が続いていた柴田は「熟睡しないため」に20年以上使用している“こけし”を枕にし、購入の決め手となった「寝れる広さ」の廊下で10分間の仮眠を取っていた。
柴田亜美、趣味は億ションにプロレスラーを集めたホームパーティ
20代から漫画家として成功を収め続けており、億ションに暮らす柴田亜美さんですが、その生活ぶりはセレブとは真逆の状況と言えます。
漫画執筆のスケジュールが詰まっている時期は、36時間睡眠なしで作業を続けたこともあるという柴田さんは、仕事中に仮眠を取る時は、熟睡して起きられなくことを恐れて廊下でこけしを枕に眠る日々となっています。
そんな柴田さんにとって、唯一の息抜きとなっているのが、月に数回ほど自宅で開催しているホームパーティだそうですね。
元々、大のプロレス好きだという柴田さんは、人気漫画家の特権を活かしてホームパーティにプロレスラーたちを招いており、彼らに手料理を振舞ってガツガツと食べて貰うのがストレス解消方法になっているとか。
柴田亜美が病気で命の危機…ザクロを食べ全身麻痺状態になっていた
柴田亜美さんは、元々ラテックス・アレルギーという天然ゴムが起因となるアレルギー体質の持ち主でした。
そのため、ラテックス・アレルギーと交差反応のあるアボガドやバナナ、クリといった果物が食べられない体質でもあった柴田さんでしたが、ある時、ザクロの実をかぶりついて食べたところ、全身麻痺状態に陥ってしまったことがありました。
柴田さんは「南国少年パプワくん」などで知られる人気漫画家。ある日美容に良いというザクロを食べようとしたが、皮が硬くて手でむけず、思わずかじりつき歯で皮をむしったという。だが、その3時間後に下痢と嘔吐に襲われ、さらに全身麻酔にかかったように、手足に力が入らなくなった。
柴田さんが全身麻痺に陥った原因は、ザクロの実の皮に含まれているペレチエリンという成分が人体にも大変に有害な成分だったことでした。
実は、ザクロの実の皮にはサナダ虫の駆除に使用されるペレチエリンという成分が含まれており、多量に服用したため中毒症状が出たようで、約3時間後に体が動くようになったという。
柴田亜美には1度の結婚歴…離婚原因は多忙によるすれ違いだった
柴田亜美、1993年に造形デザイナーの男性と結婚するも離婚
柴田亜美さんの結婚情報に関しては、1993年に造形デザイナーの男性と結婚したことがありました。
ただし、当時の柴田さんは月間連載を複数掛け持ちしているような売れっ子漫画家であったため、締め切り前ともなれば仕事場へ何日も缶詰しているような状況でした。
そのため、夫婦間のすれ違いなどもかなりあったようで、最終的に2人は離婚してしまうことになりました。
柴田亜美、元旦那との間に子供はいる?
柴田亜美さん夫妻の離婚時期については、本人が特に詳細時期をカミングアウトしていないため不明となっておりますが、柴田さんが漫画家として忙しすぎた都合上、子供などは生まれていないようです。
柴田亜美の現在…アウト×デラックス出演で面白すぎる漫画家として話題
柴田亜美、「アウト×デラックス」で披露したやさぐれ私生活が大反響
2019年4月25日、柴田亜美さんは人気バラエティ番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に出演し、漫画執筆途中にこけしを枕にして廊下の床に大の字になって仮眠を取り始める様子や、レモンサワー片手に酔っぱらいながらプロレス観戦する様子などを紹介。
OA後はツイッター上で「柴田亜美」がトレンドにランクインするほど話題となりました。
柴田氏といえば累計発行部数600万部以上の漫画「南国少年パプワくん」を代表作に持つ売れっ子漫画家で、現在51歳・独身。番組では、そんな柴田氏の自宅「パプア御殿」の億ションを訪問。日々の仕事や生活の様子に密着した。
柴田亜美先生出てる回のアウトデラックスみてんだけどめちゃくちゃおもしろくてお腹いたいwww
— いちょ (@ichoicho_) April 29, 2019
柴田亜美先生出演のアウトデラックス見てるんだけど、柴田先生めっちゃやばいwwwwww面白すぎwwwwwwww
— 七海は息子ズと合戦中 (@tatsuki773) May 6, 2019
柴田亜美が出てる回のアウトデラックス面白すぎる
— かお (@akem_kaa) May 1, 2019
柴田亜美、美容家に転身していた時期もあった
近年は美魔女漫画家としても有名になっている柴田亜美さんですが、若々しさの秘訣はもちろん日々の努力にありました。
39歳の時にホルモンバランスが崩れて激太りしてしまった柴田さんは、以降は食事療法やパーソナルトレーナーをつけた筋トレによりナイスバディに戻り、2014年にはダイエット本を出版したこともあります。
その後は通っていたジムにて、ボディセラピストの小林雄祐さんにマッサージを受けた際に、長年苦しんでいた右肋の痛みや顔の歪みが改善したという衝撃体験をした柴田さんは、2016年11月に美容サロン「ボディオートクチュールami」をオープンします。
柴田亜美についてまとめると…
・柴田亜美は2009年に1億6千万円の億ションを現金一括購入した
・柴田亜美は1993年に造形デザイナーの男性と結婚、その後離婚している
・柴田亜美は『アウト×デラックス』で披露したやさぐれた私生活が面白すぎると話題となった
持ち前の知的好奇心の旺盛さのせいか、本業以外での話題も多い柴田亜美さんですが、色々な失敗を重ねながらも充実した日々を送っている模様です。
柴田さんの漫画家としてのより一層の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。