関本雅一のプロフィール

 

 

関本雅一（せきもと・まさかず）さんは、元フジテレビアナウンサーで現在はフリーアナウンサーとして活躍する寺田理恵子さんの再婚相手として知られている男性です。

 

関本雅一さんは、父親に元NEC会長・関本忠弘、母親に成城大学名誉教授・関本まや子を持つ御曹司でした。

 

しかし、関本雅一さんは、寺田理恵子さんとの不倫の末に嫁と子供を捨てて再婚し、父親に勘当されたり、当時勤めていた広告代理店「電通」でクライアントへの3億円もの水増し請求が発覚して懲戒解雇処分にされたりと、いわゆる金持ちのボンボン息子あるいは放蕩息子的な人物として、当時の週刊誌を騒がせました。

 

今回はそんな関本雅一さんについて紹介していきます。

 

 

 

関本雅一の経歴①　電通を懲戒解雇されるまで

 

関本雅一さんは元NEC会長の息子である事や、元フジテレビアナウンサーの寺田理恵子さんと結婚した事などで話題になったとはいえ一般の人物であるため、詳しいプロフィールや経歴が公開されているわけではありません。

 

ただ、当時の週刊誌報道などにより、大まかな経歴が明らかにされているため紹介しておききます。

 

関本雅一さんが広告費の水増し請求などの不正により電通を懲戒解雇されるまでの経歴は以下です。

 

1959年9月20日　元NEC会長・関本忠弘の息子（長男）として誕生

 

• 1975年3月　東京学芸大学附属竹早中学校卒業
• 1978年3月　成城学園高等学校卒業
• 1979年　シャミネード大学ホノルル校（アメリカ・ハワイ）に入学
• 1984年　国際基督教大学に編入学
• 1986年3月　国際基督教大学卒業
• 1986年4月　株式会社電通入社
• 1986年　1度目の結婚
• 1991年　社費留学で南カリフォルニア大学経営大学院修士課程入学
• 1992年　南カリフォルニア大学経営大学院修士課程修了（MBA取得）し電通に復職
• 2000年1月　元嫁と離婚後に寺田理恵子と再婚
• 2000年7月　スズキ自動車に対する広告費の3億円水増し請求が発覚し電通を懲戒解雇

 

関本雅一さんの前嫁との結婚や離婚、寺田理恵子さんとの再婚などについては後述します。

 

 

 

• 関本雅一の経歴②　IT企業数社を設立するもうまくいかず負債を抱え裁判も

• 株式会社電通を懲戒解雇された後、関本雅一さんは再起を図るために起業家の道へと進みました。

 

• 2000年、株式会社ITマーケティングジャパンを設立し同社代表取締役に就任。

 

2001年には関連会社として株式会社ITマーケティングソリューションズを設立し代表取締役に就任しています。

• 2003年には日露IT合同センターを設立し、ゴルバチョフ財団とも契約を結んでいます。

 

2004年には株式会社ITマーケティングヒューマンズ（現在のKCCSキャリアテック株式会社）を新たに設立し、代表取締役に就任。

 

• 事業を拡大したのとは裏腹に経営はあまり上手くいっておらず、関本雅一さんは東京都世田谷区の高級住宅街に構えていた約50坪の敷地に建つ3階建ての自宅豪邸を担保に入れて金融業者から経営資金を調達するなどしていました。

 

そして、2004年中には、金融会社から借金の返済を求める訴訟を起こされています。裁判記録によると、関本雅一さんの債務額は約6500万円だったようです。

 

この裁判では、嫁の寺田理恵子さんも被告となっています。これは、借金のカタとして担保に入れていた豪邸の差し押さえを防ぐために、意図的にその所有名義を寺田理恵子さんに移していたためでした。（「詐害行為」と呼ばれる違法行為）

 

この裁判は関本雅一さんと嫁の寺田理恵子さん側の敗訴に終わり、原告（債権者）に合計で500万円を支払う事で和解しています。

 

 

 

関本雅一の経歴③　実業家として活動を続けるもずっと借金生活だった

 

この裁判騒動後も、関本雅一さんは実業家としての活動を続け、2005年にドリームテクノロジーズ株式会社（現在のトライアイズ）の取締役に就任。

 

• 2006年には、新たにシステム関連会社・株式会社ITマーケティングインテグレーションズを設立し代表取締役に就任しています。

 

• さらに2007年には、株式会社ICTコンサルテーションズを設立し代表取締役に就任し、ITマーケティングインテグレーションズの100パーセント株保有会社である株式会社パックリムホールディングスの代表取締役にも就任しています。

 

しかし、2007年10月、関本雅一さんは過去に社長を務めていた人材派遣会社から約5600万円を不正に着服したとする業務上横領容疑で逮捕されています。この事件は不起訴となったものの、その後さらに事業は行き詰まり借金は膨らんでいったようです。

 

関本雅一さんは2010年に韓国芸能人のイベント主催などを手掛ける、株式会社パックリムエンターテイメントと、韓国の芸能事務所の日本支社である、株式会社ウエルメイドスターエムジャパンの代表取締役に就任しています。

 

関本雅一さんはIT関連や広告関連だけでなく韓国が絡んだ芸能関係の事業も手掛けながら借金の整理のために頑張っていたようですが、関係者によるとあまり収入は多くはなかったようです。

 

そして、そんな矢先の2012年12月10日に、関本雅一さんは自宅の風呂場で倒れて53歳の若さで死去しました。

 

関本雅一さんの死去や死因については後述します。

 

 

 

関本雅一の結婚①　元嫁とは寺田理恵子との不倫の末に離婚

 

経歴のところでも触れていますが、関本雅一さんは株式会社電通に入社した1986年（26歳か27歳の時）に1度目の結婚をしています。

 

関本雅一さんのこの元嫁については情報がなく詳細は不明なのですが、関本雅一さんの父親の元NEC会長の関本忠弘さん（2007年に没）は、この元嫁と、関本雅一さんとの離婚後に養子縁組しています。

 

これは当時のいくつかの週刊誌でも『関本忠弘前会長が「息子の前妻を養女にした」奇っ怪！』などのタイトルでスキャンダラスに報じられていました。

 

 

 

関本雅一さんの父親の関本忠弘さんが、なぜ関本雅一さんの前嫁と養子縁組したのかの真相は明らかにされていませんが、関本雅一さんが不倫の末に寺田理恵子さんと再婚し、この前嫁や子供を捨てるという非道な行いに対する罪滅ぼしの意味があったのではとの見方が有力のようです。

 

事実、関本忠弘さんは、関本雅一さんの不倫再婚後に激怒して関本雅一さんと親子の縁を切って勘当にしているようなので、自分の遺産を息子ではなくこの前嫁（と孫達）に相続させようとしてこのような行動に出たのではないかとの推測も出ています。

 

 

 

関本雅一の結婚②　元嫁との離婚成立後に寺田理恵子と再婚

 

出典：https://www.sponichi.co.jp/

 

関本雅一さんは、前嫁と離婚した後、不倫関係にあった元フジテレビアナウンサーで人気フリーアナウンサーとして活躍していた寺田理恵子さんと2000年1月に再婚しています。

 

当時は人気フリーアナウンサーと実業界の御曹司との結婚として話題にされましたが、一方で、関本雅一さんが寺田理恵子さんとの不倫関係を経て前嫁と離婚して再婚した事などから「財閥御曹司との略奪婚」などとセンセーショナルに報道されています。

 

ただ、後にテレビ出演した際に、寺田理恵子さんは交際を始めた時には独身だと聞いており、嫁と子供がいると聞いた時にはショックのあまり頭が真っ白になった事を明かしています。

 

不倫関係である事を知って茫然自失の状態となった寺田理恵子さんに対して、関本雅一さんは「待ってくれ、本当に離婚するんだ」などと釈明した事なども明かされています。

 

寺田アナは３７歳のとき、夫と離婚。その１年後、新たな相手と再婚したが、実は当時、彼には妻子がいて週刊誌などに「財閥の御曹司と略奪婚」などと報じられた。　「主人が独身だって言ってたので、奧さんとお子さんがいると聞いたときビックリしてしました。頭が真っ白になるくらいショックを受けて」とぼうぜん自失の寺田アナを、彼は「待ってくれ、本当に離婚するんだ」と説得したという。

 

引用：寺田理恵子　波乱の略奪婚明かす

 

寺田理恵子さんは、1998年に前の夫であるドラマ演出家の落合正幸さんと離婚していますが、ちょうどその頃に当時まだ電通に務めていた関本雅一さんと仕事の関係で知り合っています。

 

関本雅一さんの方からの猛アプローチで交際するようになったとの事ですが、この時に関本雅一さんは結婚していて嫁と子供がいる事を隠して寺田理恵子さんにアプローチをかけていたという事だったようです。

 

ただ、関本雅一さんが結婚していて嫁や子供がいる事がわかった後も、寺田理恵子さんは関係を続けており、意図的な不倫関係であった事は紛れもない事実です。

 

なお、当時の報道によると、関本雅一さんと寺田理恵子さんは、当時で始めたばかりだった、NTTドコモの携帯電話のネット接続サービスである「iモード」を使ってEメールで連絡を取り合いながら愛を育んでいたそうです。

 

関本雅一さんはそのために寺田理恵子さんにiモード機能搭載の最新型の携帯電話をプレゼントした事なども明かされています。

 

 

 

関本雅一の嫁・寺田理恵子のプロフィールや経歴

 

 

関本雅一さんの嫁の寺田理恵子さんは、聖心女子大学を卒業後の1984年にフジテレビに入社し、1985年から国民的人気バラエティ番組だった「オレたちひょうきん族」のアシスタントアナに起用され人気を獲得しました。

 

1986年には「ときめき Lonely Night」という曲でCDデビューするなど、アイドル的な人気を獲得し「元祖アナドル」とも呼ばれています。

 

1989年7月8日、ドラマ演出家の落合正幸さんと結婚を機にフジテレビを退社してフリーアナウンサーとなり、TBS「ビッグモーニング」、フジテレビ「ビッグトゥデイ」、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」など各局の情報・報道番組のアナウンサーやキャスターを担当し活躍しました。

 

結婚翌年の1990年4月25日には子供（娘のゆりえさん）も誕生しましたが、出産と子育て後にフリーアナウンサーに復帰して超売れっ子となって多忙になった事から夫婦間のすれ違いが続くようになり、結婚から5年後の1994年頃から夫婦は別居状態になっています。

 

そして、1998年1月に寺田理恵子さんは落合正幸さんと離婚。2年後の2000年1月に関本雅一さんと再婚し、それを機にアナウンサー業を引退して専業主婦になっています。

 

 

2012年12月、関本雅一さんが亡くなった後はシングルマザーとして2人の娘（前夫との長女のゆりえさんと関本雅一さんとの次女）を育てるため、ベビーシッターを派遣する会社で時給1000円の受付のパートの仕事をしながら、通信教育で心理学やデザイン、書道などを学びながら次のキャリアを探していたそうです。

 

そんな生活を続けていた2014年に、アナウンサーでタレントの生島ヒロシさんと偶然再会し、生島企画室に所属してアナウンサーとしての活動を再会。現在は主にラジオを中心に活躍されています。

 

 

 

関本雅一の子供①　前嫁との息子や娘

 

関本雅一さんの前嫁との間には子供がいる事がわかっていますが、息子なのか娘なのかや人数なども含めてどういった方かは不明です。

 

また、関本雅一さんの前嫁との子供（息子、娘）が何をされているのかもわかっていません。

 

 

 

関本雅一の子供②　再婚した寺田理恵子との間に娘が1人

 

関本雅一さんは寺田理恵子さんとの間に2001年に子供が1人生まれています。

 

関本雅一さんと寺田理恵子さんの子供は娘で、関本雅一さんはこの次女が誕生すると、寺田理恵子さんの連れ子である長女の由里絵さんに冷たく当たるようになり、寺田理恵子さんは本気で離婚も考えた事を明かしています。

 

関本雅一さんにとっては養女である、寺田理恵子さんの連れ子の由里絵さんについては次の見出しで紹介します。

 

 

 

関本雅一の子供③　養女は寺田理恵子の前夫との娘で歌手のゆりえさん

 

 

関本雅一さんにとっては養女にあたる寺田理恵子さんの子供の由里絵さんは、「ゆりえ」の名義でシンガーソングライターとして活躍しています。（デビュー時は藍沢ゆりえ名義で活動）

 

関本雅一さんは、寺田理恵子さんとの間に子供が生まれると、血のつながらない連れ子である由里絵さんに辛く当たるようになったようです。

 

関本雅一さんはゆりえさんが生まれたばかりの次女に触る事すら許さずに、由里絵さんを家族からのけ者にして、自分と寺田理恵子さん、次女の3人だけの旅行を計画するなど、人として信じがたい行動をとっていたようです。

 

こうした扱いを受けた事で、由里絵さんは関本雅一さんに心を閉ざすようになり、寺田理恵子さんは娘のためにと本気で離婚を考えられた事もあったようです。

 

出典：https://i0.wp.com/

 

さらに、時が流れた2009年、由里絵さんがシンガーソングライターとしてデビューする話が進みましたが、関本雅一さんは自分に何も知らされずに歌手デビューの話が進められていた事に激怒し、CDの発売を強引に阻止してしまいます。

 

2010年には、由里絵さんのプロデュースを担当していた高橋陽子さんという方が関本雅一さんを訴える訴訟を起こしています。

 

その後、由里絵さんは「藍沢ゆりえ」名義での歌手デビューを果たし、現在も「ゆりえ」の名義で歌手活動を続けられています。

 

 

寺田理恵子の連れ子で関本雅一の養女のゆりえは俳優の大浦龍宇一と結婚

 

寺田理恵子さんの連れ子で、関本雅一さんの養女で、シンガーソングライターとして活動するゆえ家さんは、2019年3月22日に俳優の大浦龍宇一さんと結婚しています。年齢差は22歳（ゆりえさんが年下）で、歳の差婚として話題にされました。

 

俳優大浦龍宇一（50）が、元フジテレビアナウンサー寺田理恵子（57）の長女でシンガー・ソングライターゆりえ（28）と結婚したことが24日、分かった。22歳差を乗り越え、22日に都内の区役所に結婚届を提出した。

 

引用：大浦龍宇一　寺田理恵子長女ゆりえと22歳差婚

 

ゆりえさんと大浦龍宇一さんは2017年のクリスマス頃に知り合い、2018年5月にコラボライブを開催するにあたって一緒に曲作りをするうちに愛が芽生え2018年3月頃から交際するようになり、交際約1年ほどで結婚を決められたという事です。

 

 

ところが、結婚からわずか3ヶ月半後の2019年7月には、2人が別居しており、ゆりえさんが離婚の意思を固めているとの報道が出ています。

 

今年3月22日に、当時22歳差の“年の差婚”をした、俳優大浦龍宇一（50）とシンガー・ソングライターゆりえ（29）が、別居をしていることが11日、明らかになった。ゆりえは、離婚の意思を固めているという。

ゆりえは元フジテレビのひょうきんアナウンサー寺田理恵子（57）の長女。

 

引用：“22歳差婚”大浦龍宇一とゆりえ、離婚前提に別居

 

報道によると、金銭トラブルなどえお互いの意見が衝突し喧嘩をするようになり別居となったとの事でした。

 

大浦龍宇一さんは「僕は離婚する気持ちは全くありません」とブログに綴っていましたが、ゆりえさんの離婚の意思は固いなどと報じられていました。

 

しかしその後、ゆりえさんと大浦龍宇一さんは和解されたようで、離婚とはならずに現在も結婚生活を続けられているようです。

 

 

 

関本雅一の現在…2012年に53歳の若さで死去

 

関本雅一さんは2012年12月10日に53歳という若さで亡くなられています。

 

元フジテレビアナウンサー・寺田理恵子さん（51才）の夫・関本雅一さん（享年53）の葬儀が昨年12月中旬、都内で行われた。参列者が家族と弟夫婦らごくごくわずかな親族のみ。最近多い密葬にしても、あまりにひっそりとした葬儀だった。それもそのはずで、仕事の関係者、近隣住民、友人らには、葬儀はおろか、その死さえ知らされていなかったという。

 

引用：急死した元フジ寺田理恵子の夫は韓国芸能事務所の日本支社長

 

 

 

関本雅一の死因は大動脈瘤破裂

 

関本雅一さんの死因は一部週刊誌で「大動脈瘤破裂」だった事が、寺田理恵子さんの知人からの証言だとして明かされています。

 

「突然、倒れたため、すぐ病院に運ばれたんですが、大動脈瘤破裂という診断で…。看病の甲斐なく、寺田さんに看取られて、数日後に亡くなったそうです」（寺田さんの知人）

 

引用：急死した元フジ寺田理恵子の夫は韓国芸能事務所の日本支社長

 

 

 

まとめ

 

今回は、フリーアナウンサーの寺田理恵子さんの旦那さんで、元電通社員で実業家だった関本雅一さんについてまとめてみました。

 

関本雅一さんのプロフィールや経歴としては、1959年9月20日　元NEC会長・関本忠弘の息子として生まれ、シャミネード大学ホノルル校を経て国際基督教大学を卒業。

 

卒業後に広告代理店の電通に入社し、社費留学で南カリフォルニア大学経営大学院修士課程を修了しMBAを取得しています。

 

電通入社後に1度目の結婚をし子供も生まれましたが、その後、寺田理恵子さんと知り合って不倫関係になり、離婚後に寺田理恵子さんと再婚。しかしその再婚の直後にクライアントに対して3億円も広告費を水増し請求していた事が発覚して懲戒解雇となります。

 

電通を解雇後は、実業家としてIT企業などを立ち上げますが、経営がうまくいかずに巨額の借金を背負い、その後、2012年に53歳の若さで死去しています。死因は「大動脈瘤破裂」でした。

 

関本雅一さんには前の嫁との間の子供（息子か娘かは不明）と、再婚相手の寺田理恵子さんとの間に娘が生まれています。