1996年12月に北海道旭川市内の公立中学校で起こった性犯罪事件「旭川女子中学生集団暴行事件」ですが、あまりの内容の悪辣さに事件後四半世紀近くたった今でも注目が集まり続けています。
この記事では、「旭川女子中学生集団暴行事件」の詳細や真相、加害者と被害者や事件現場の現在もまとめました。
この記事の目次
「旭川女子中学生集団暴行事件」とは
「旭川女子中学生集団暴行事件」は、1996年12月に北海道旭川市内にある公立中学校で起こった性犯罪事件となります。
その日、校内で10人の男子生徒に囲まれて男子トイレへ連れ込まれた女子生徒・Aさんは、内6名から体を触られるなどのわいせつ行為をされた後、リーダー格の少年・Bにより強姦をされてしまいました。
事件後、解放されたAさんと友人が泣いている姿をたまたま目撃した教師が警察に通報したため発覚することとなった「旭川女子中学生集団暴行事件」ですが、警察の調査の結果、おぞましすぎる事件の全容が明らかとなっています。
「旭川女子中学生集団暴行事件」の加害者グループ情報…不良軍団だった
「旭川女子中学生集団暴行事件」の加害者グループについては、当時中学3年生だったBを中心とした不良軍団だったそうですね。
元々、事件現場となったC中学校自体が学級崩壊しており、不良少年たちが我が物顔で暴れて回る動物園状態だったと言われております。
特にB軍団は悪質な不良グループだったらしく、他校の生徒との喧嘩はもちろん、校内でカツアゲなども状態化していたとか。
日本における校内暴力全盛期が1970年代後半から1980年代前半くらいの時期だったことを踏まえると、1996年当時のC中学校の状況はいささか時代遅れ過ぎると言えます。
この辺の事情については、加害者グループの中にヤクザや反社系の建築会社社長の息子がおり、後難を恐れて教師たちも手が出せない状況だったとの噂が存在します。
「旭川女子中学生集団暴行事件」の被害者情報…学校でも目立つ美少女だった
「旭川女子中学生集団暴行事件」の被害者については、事件当時中学3年の女子生徒であったAさんでした。
目鼻立ちがはっきりとした小柄な美少女だったと言われているAさんは、明るい性格で勉強も得意な優等生なうえ、友達も多いタイプだったそうですね。
当然ながらAさんに片思いをする男子生徒も多く、クラスのアイドル的存在であったとか。
「旭川女子中学生集団暴行事件」の詳細と真相とは…胸糞の悪すぎる事件だった
旭川女子中学生集団暴行事件、始まりは不良少年Bの失恋だった
「旭川女子中学生集団暴行事件」の始まりについては、AさんやBが中学1年だった1994年まで遡ります。
当時から女子生徒のスカートをめくったりお尻をタッチしたりと、セクハラ行為を続けていたB軍団は、当然ながらAさんにも同様のイタズラを繰り返していたそうですね。
・女子トイレ覗き
・女子生徒のお尻の穴を執拗に狙う指浣腸攻撃
・女子生徒にしつこく絡みパンツを譲って貰い不良仲間に売りつけていた
・言うことを聞かない女子生徒には腹パンなどをして脅していた
そんな中でBがAさんに告白するイベントが起こりますが、セクハラ男子が女子から好かれているわけもなく、あっさりと断られてしまうことになりました。
この時の屈辱感がBを「旭川女子中学生集団暴行事件」に走らせてしまったらしく、以降はAさんへのセクハラ行為がエスカレートして行ったと言われております。
この頃にAさんがB軍団から受けていたセクハラ行為は、集団で囲まれてスカートの中に手を入れられたり、机の中にエロ本を入れられるといった被害があったとか。
旭川女子中学生集団暴行事件、教師の対応のまずさでセクハラがエスカレートした
B軍団からのセクハラに耐え切れなくなったAさんが、一連の出来事を担任教師に相談したのは1994年の秋頃だったと言われております。
とはいえ、相談を受けた担任教師は、B軍団の親にすら問題を報告せずにBたちを口頭注意する程度の対応に留めてしまったそうですね。
担任教師がB軍団の狼藉を大事化しなかった理由については、面倒事を嫌った自己保身丸出しの大人の事情があったことは言うまでもありません。
その後のB軍団は、セクハラが発覚した際に懲罰を受けなかったことに増長し、Aさんを裸にして視姦するようになった他、胸やお尻まで揉むようになりました。
旭川女子中学生集団暴行事件、1995年夏に被害者が強姦をされていた
「旭川女子中学生集団暴行事件」では、1995年の夏にAさんがB宅に連れ込まれてBより強姦されるといった事件も勃発しています。
この事件はすぐに不良仲間たちにもバレてしまったそうで、「1人だけ抜け駆けしてずるい!」と周囲から詰め寄られたBは、以降はAさんに不良仲間たちに口淫することを強要したそうですね。
最早凶悪性犯罪者集団へと変貌してしまったB軍団でしたが、良心の呵責などは一切なかったらしく、Aさんを呼び出すと公園や橋の下で口淫させる毎日でした。
1995年秋になるとますます増長したB軍団は、今度は校内でもAさんに口淫をさせる大胆すぎる行動に出たと言われております。
当然ながら、B軍団のAさんへの狼藉ぶりは教師も目撃していたそうですが、不良少年たちからの報復を恐れて黙認していたとか。
旭川女子中学生集団暴行事件、フィクションを超えた凄惨な現実が展開されていた
「旭川女子中学生集団暴行事件」では、校内で繰り広げられる性犯罪行為を教師たちが黙認してしまったことから、B軍団の行動はどんどん過激化していったそうですね。
中学3年に進級すると、B軍団より陰毛をカミソリで全部剃らされた挙句、下着をつけずに学校へ登校することを強制させられたAさんは、毎朝男子トイレに呼び出されて言いつけを守っているかどうかをチェックをされていたとも言われております。
Aさんに対する鬼畜行為はどんどんエスカレートして行き、B軍団のメンバーの自宅でストリップを強制させられたり、公園のトイレで浣腸器具を使った排泄行為を強要させられたうえに、排泄シーンを写真撮影されたことまであったそうでね。
B軍団のその他の鬼畜エピソードについては、下記をご覧ください。
・挨拶代わりにAの後頭部にグーパンチを入れる行為が日常化していた。
・校内でAを見つけると、一般生徒の前で「シャブシャブ~♪ヤリマン~♪シャウエッセ~ン♪」と歌い、からかい続けた。
・自分たちの小便をペットボトルに入れてAに飲ませた。
・Aに小便をペットボトルに貯めるように命令して学校に持って来させた挙句、クラスの男子生徒に臭いを嗅がせた。
・Aのお尻に「たれぱんだ」の落書きをした後、火のついたタバコを尻穴に入れてお尻フリフリする芸を強要した。
・カツアゲした男子生徒たちの口を封じるために、Aの胸や陰部をさわらせて「カツアゲをバラしたらお前らの性犯罪を親にバラす!」と脅していた。
「旭川女子中学生集団暴行事件」で被害者が無抵抗だった理由
被害者の尊厳を無視した凶行が繰り広げられた「旭川女子中学生集団暴行事件」ですが、Aさんがここまで無抵抗状態になってしまった背景には、B軍団からの脅迫が影響していました。
大胆すぎる行動の割に、自分たちの犯罪が表沙汰になることを心配していたB軍団は、「学校に来なかったり警察にバラしたら、家に家をつけたりお前の母親を強姦してやる!」とAさんを脅しつけていたと言われております。
そのため、B軍団の性犯罪に遭い続ける日々ながらも、Aさんは学校を休むことも出来なかったとか。
またB軍団は、Aさんに抵抗する気力を失わさせるために、校舎2階のスペースに設置されていた(中が空洞になっている)六角椅子の中に、Aさんを閉じ込めるイジメを何度も繰り返していたそうですね。
ちなみに、六角椅子の中に閉じ込められたAさんは、発狂したかの如く泣き叫びながら周囲に助けを求めていたとの証言まで存在します。
この六角椅子イジメは、Aさんにとってトラウマになっており、B軍団が「六角椅子に閉じ込めてやる!」と脅迫するだけで泣き出してしまうほど精神的に追い詰められていました。
そんな脅迫と虐待を使い分けて服従させたAさんの姿を見て、Bは「俺らはマインドコントロールの天才」と笑っていたとのエピソードまで存在するようですね。
「旭川女子中学生集団暴行事件」のその後…民事裁判沙汰となった
「旭川女子中学生集団暴行事件」のその後については、事件発覚後はさしものB軍団も逮捕の憂き目となり、3人が少年院へ送致された他、6人が試験観察処分、1人が保護観察処分を受けています。
また、B軍団の親たちは「旭川女子中学生集団暴行事件」の示談金として、Aさん一家に860万円を支払うことになりました。
とはいえ、B軍団の親の中には、「Aさんにも落ち度があったのではないか?」と主張する不届き者もいたと言われております。
当然ながら、事態をここまで悪化させた元凶である学校側も女子生徒やその両親から訴えられることになったそうですね。
1998年4月、女子生徒と両親は「学校側が不適切な対処を行っていた」として、旭川市と教師の給料を負担している北海道を相手に慰謝料などを求め、総額4430万円の損害賠償を求める訴訟を旭川地方裁判所に起こした。
こちらの民事裁判でももちろん勝訴したAさん一家でしたが、北海道や旭川市から受け取った慰謝料はわずか200万円でした。
この辺の事情については、裁判を担当した旭川地方裁判所より事件全体の慰謝料が1000万円相当と認定されたうえに、B軍団の親たちから受け取った示談金分まで差し引かれてしまったそうですね。
Aさんが受けた心身のダメージをあまりに軽視した旭川地方裁判所の判断に対しては、ネット上でも怒りの声があがっています。
18番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です 2020/05/10(日) 12:44:17.30ID:OXfHCb+A0
人間の尊厳が安く見積もられ過ぎてる
加害者は死ぬまで刑務所にいれておくべきだし、揉み消した教員にも同様の処分を下すべきだろ
裁判所も端金で被害者を黙らせようとするなよ
30番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です 2020/05/10(日) 14:28:48.14ID:YIjdvHBlr
日本の場合、損害賠償が他所から貰ってたらその分減額されるんだよな
アメリカみたいに制裁金とか課せればいいのに
「旭川女子中学生集団暴行事件」に対するネットの感想
「旭川女子中学生集団暴行事件」に関しては、あまりに凄惨すぎる事件内容からフィクション説を展開するネットユーザーまで出現しています。
とはいえ、多くのネットユーザーたちは現実と向き合っており、日本を代表する胸糞の悪い事件として「旭川女子中学生集団暴行事件」を語り継がれている状況となっております。
23少年法により名無し2016/03/12(土) 00:28:21.45ID:uytcp9dh0
結構えげつない暴力も浴びてたんだな
被害者死ななかっただけでしてることはコンクリ事件と変わらんな64少年法により名無し2016/06/24(金) 18:07:32.64ID:S/tVNJIh0
不謹慎かなぁと思うけどちょっとだけ思ったこと誰でもスマホ持ってる今じゃ無くて良かった
撮影されて拡散されてたらそれこそ立ち直れないよね
「旭川女子中学生集団暴行事件」の加害者と被害者の現在…事件現場となった中学校は廃校していた
「旭川女子中学生集団暴行事件」の現在については、事件の舞台となったC中学校は、少子化による統廃合の波に飲み込まれて現存していないとの噂が存在します。
また、加害者グループの中には更生出来なかった人間も多く、殺人未遂罪や殺人罪で逮捕されたり、逆に事件に巻き込まれて殺害されてしまった者までいたとの伝聞があるようですね。
被害者であるAさんに関しては、その後登校拒否状態に陥ることもなく、中学を無事卒業して高校に進学していたとの後追い記事が存在しているとか。
その後のAさんの消息については不明となっていますが、少年犯罪関連の後日談記事の中で、「旭川女子中学生集団暴行事件」の被害者が自殺したとの話題もないため、現在は社会人として平穏に暮らしているものと思われます。
「旭川女子中学生集団暴行事件」についてまとめてみると…
「旭川女子中学生集団暴行事件」については、被害者の命が助かったことがせめてもの救いとなる胸糞の悪すぎる事件となります。
今後このような事件が起こらないことを祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。