映画の舞台挨拶での不機嫌な態度が話題となり、当時盛大なバッシングを浴びた沢尻エリカさん。現在は見事に再びテレビ界に返り咲いています。
沢尻さんの「別に」事件や中山秀征さんとの因縁、最近などについてまとめてみました。
この記事の目次
沢尻エリカのプロフィール
沢尻 エリカ(さわじり・えりか)
本名: 澤尻 エリカ(読み同じ)
別名義: Kaoru Amane・ERIKA
生年月日: 1986年4月8日
出生地: 東京都
身長: 161cm
血液型: A型
活動期間: 2001年 – 2009年9月
2010年3月 –
父親・義勝さんが日本人で母親がアルジェリア系フランス人のハーフで3人兄妹の末っ子。
子供の頃は乗馬やダンス、ピアノを習っており、義勝さんが競走馬を16頭持つ馬主だったことから幼少期は比較的裕福な家庭に育ちましたが、9歳の時に義勝さんは失踪、15歳で家に戻ってきてその年に逝去。さらにその後すぐに次兄を事故で亡くしています。
2002年『フジテレビビジュアルクイーンオブ・ザ・イヤー2002』に選出され、2003年TBS系『ホットマン』で連続テレビドラマに初出演。ローティーン向け雑誌「ニコラ」のモデルなども務めていました。
モデル時代の沢尻エリカ
もともとは天然パーマだという沢尻さん。
演技力には定評があり、現在もドラマや映画などで活躍しています。
沢尻エリカ「別に」事件の動画やその後について
沢尻エリカさんと言えば、2007年に公開された主演映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶時に見せた不機嫌な態度が大きく取り上げられ、世間の反感を買ってしまった事件が有名です。
そんな沢尻の評価を一変させるのが、先述の「別に…」事件。2007年、主演映画『クローズド・ノート』の舞台あいさつに登場した沢尻は、金髪のウィッグにサングラスをのせ、南国柄の奇抜なワンピースに腕組みをして、司会者からの質問に始終、不機嫌そうに「別に…」「特にないです」と返すのみ。事務所の先輩・竹内結子のみならず、会場全体が凍りついた。
『クローズド・ノート』舞台挨拶時の沢尻エリカ
金髪のウィッグに片方の肩の開いたヒョウ柄のドレスと、その奇抜なファッションも話題に。
沢尻さんは当時21歳。舞台に現れたときから腕を組み不機嫌な様子で、司会者に一番思い入れのあるシーンを尋ねられると「特にないです」と一言。
この地点で会場には重い空気が流れたと言いますが、さらに追い打ちをかけるようにあの「別に」発言が飛び出します。
そんな重苦しいムードを察してか、監督の行定勲は撮影現場で沢尻が手作りクッキーを振舞ってくれたという、ほっこりエピソードを披露。それを受けて司会者が「どんな想いでクッキーを焼いたのかだけ、教えていただいていいですか?」と問うと、「別に…」と一蹴。名言誕生の瞬間です。
『クローズド・ノート』舞台挨拶時集合写真
出演者の集合写真でも、沢尻さんは腕を組み仏頂面を崩さず、これには竹内結子さんも苦笑いだったと言います。
一部では、舞台挨拶前に竹内さんが沢尻さんの格好に対し「ギャートルズみたいだね」と言ったことで立腹していたのではと言われていますが、真相はわかっていません。
#沢尻エリカ
— てれびくん (@K4R7AupNj7aQ9EH) November 17, 2019
映画「クローズド・ノート」舞台挨拶
役柄とかけ離れた衣装に金髪のカツラ
司会の富永アナが沢尻に質問してくと無愛想。遂に「別に」
竹内結子さん、隣で大ウケw
看板みんなに持たせて腕組み。
記念撮影終わって退出の時、子役のコの背中を手で押して急かして可哀想だった。怖かったね… pic.twitter.com/JOeSHiuUz1
女優の沢尻エリカ容疑者逮捕
— 土曜の夜はパラダイス (@Dr3uPGGUnHVxIew) November 16, 2019
可愛くて好きだけど
エリカ様といったら
「別に」会見思い出す pic.twitter.com/e4rLzzcdF4
この態度により、沢尻さんは世間で「エリカ様」と呼ばれるようになり、その後謝罪会見を開くも盛大なバッシングを浴びることとなりました。
沢尻エリカの号泣謝罪会見
情報番組内で舞台挨拶時の態度に対し号泣しながら「あのような行動をとってしまったことは申し訳ない」と謝罪。
あることで腹が立っていたが、それについては話せないとしています。
ですが、2010年に「あの謝罪はしたくなかった」と発言しており、再びイメージダウンしています。
沢尻エリカ「別に」事件の真相!中山秀征と9年ぶりに対面し謝罪
「別に」事件前日に番組で中山秀征に同様の態度
実はこの「別に」事件の前日に、中山秀征さんがMCを務めていた『ラジかるッ』という番組に映画のPRで沢尻さんは出演していましたが、すでにこのときにも同様の不機嫌な態度を取っていました。
登場から厳しい表情だった沢尻は、中山の軽妙なトークにも無表情でスタジオは緊迫ムードになったといい、質問コーナーでは視聴者からの「沢尻会は本当にあるんですか」という質問に「ないです」と一言で否定し、鋭いまなざしで無言に。「弱点はなんですか?」との質問には「あっても教えません」と答え、スタジオを凍りつかせたと解説。その翌日の映画の舞台挨拶で「伝説の『別に』発言」があり、大きな話題となったと振り返った。
『ラジかるッ』出演時の沢尻エリカ
にこやかな中山さんに対し、不機嫌なオーラが出てしまっている沢尻さん。
視聴者からは「機嫌悪すぎて見てる方がハラハラした」などの声も。
2014年、中山秀征に7年ぶりに公開謝罪~「別に」事件の真相も激白
その後、沢尻さんは2014年に中山さんの番組にVTR出演。当時の状態を「末期の状態」と語り、「中山さんその節は大変失礼致しました」とあの事件から7年ぶりに公開謝罪しました。
当時について語る沢尻エリカ
沢尻さんは「別に」事件に対し、数年後自分で見てもその態度に引いたと言います。
「中山さんその節は大変失礼致しました」
沢尻さんは当時を振り返り、「いっぱいいっぱいだった」と語っています。
「別に」発言に至った精神状態について問われると「いっぱいいっぱいだったんですよね。『私はこうあるべき』『女優はこうあるべき』みたいな決められた価値観があって『これじゃなきゃダメだ』っていうものがあって、それがパンクしちゃったっていうのが大きな理由の1つです。自分が無理をしていたんです」と説明した。
9年ぶりに中山秀征と対面し直接謝罪
2016年8月21日、沢尻さんは中山さんがMCを務める『シューイチ』に生出演。あの不機嫌出演から、実に9年ぶりに2人は対面を果たしています。
『シューイチ』で9年ぶりに対面
番組では、「ラジかるッ事件」としてフリップで当時のことを説明。
中山秀征に沢尻エリカが直接謝罪
沢尻さんは「あの時代、どこかおかしかった。大変失礼しました」と中山さんに謝罪しました。
この共演の際に中山さんは沢尻さんに「辛い鍋でも食べに行こう」と誘っており、沢尻さんは今年に入りこのことに触れ「行きたいです」とおねだりしたことも話題となりました。
その後、沢尻が『シューイチ』のスタジオに向けて「中山さんご無沙汰しております、またスタジオに遊びに行かせてください」とメッセージを送った。
(略)
沢尻は昨年の対面で中山が「辛い鍋でも食べに行こう」と言ったことを覚えており、今回改めて「まだかな? 行きたいです、よろしくお願いします」とおねだりしたのである。
実は過去にも中山秀征と因縁のあった沢尻エリカ
沢尻エリカを傷つけた因縁の大物Nこと中山秀征
沢尻さんはこの事件以外にも、過去デビューしたばかりのときに中山さんと因縁があったことがわかっています。
沢尻は14年前、中山がMCを務めていた同局系『THE夜もヒッパレ』に出演。その際、中山はほかの女性ゲストの見た目などを褒めていたにも関わらず、沢尻には「君はなんか、そこらへんの小学生みたいだね」とコメントしたという。
スタジオは盛り上がっていたが、「なんで私だけそこらへんの小学生なの!?」とかなり傷ついたそうで、沢尻は「本当にショックで…」と当時の心境を告白。
沢尻エリカ、最近はキャラ変?『さんま御殿』での攻撃的発言に「復活」の声
『さんま御殿』で自身へのネット上の中傷に対し攻撃的発言
最近では「別に」事件のときとは変わり、丸くなった姿を見せることが多くなったという沢尻エリカさんですが、先日出演した『さんま御殿』ではひさしぶりに攻撃的な発言をし、ファンからは「エリカ様復活」と喜びの声があがったようです。
さんま御殿は初出演。MCの明石家さんま(61)が番組冒頭で、かつて世間を騒がせた「別に…」発言について触れると、沢尻は「(私に対する)イメージのレベルがすごく下がっているんです。ちょっと優しくすると“すごい優しい人だ”と。普通に喋っても“あ、しっかり喋るんだ”って…」と恥ずかしそうに語った。
11日に放送された『踊る踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に、女優の沢尻エリカが登場。SNS上での中傷コメントについて話が及んだ際、「全然何とも思わないです、全然。『死ねばいいのに』とか(書かれると)『お前が死ねよ』(と思う)」と、攻撃的な発言をしたことで、「エリカ様復活!」「面と向かって罵られたい!」などとファンを興奮させた。
自身の悪口について気にしないのか聞かれ…
中傷に対し「お前が○ねよ」と発言
♥さすがエリカ様
♥お前が死ねよと言った顔が怖かった 皆から拍手浴びてたね。 芸能人達は中傷されてるからよく言った!て感じだったんだろうね。
引用:沢尻エリカ、SNSの悪口に「お前が死ねよ!」と沢尻節炸裂!←「それでこそエリカ様!」…あれ?いい人路線はやめたのねw
最近は丸くなった?明石家さんまからキャラ変にダメ出しも
他にもいろいろなエピソードを語った沢尻さんですが、ほっこり系の話をした際にはさんまさんに「そんなキャラ、違うで」とダメ出しされる場面も。
この日、沢尻は“最近ストレスに感じていること”というテーマに、「最近、パンツがだんだんと減ってきて」と告白、出演者が息をのんでいると「ベッドの裏の隙間に大量にパンツがあって、犯人は飼い犬のチワワでした」というほのぼのエピソードを披露。しかし番組を仕切る明石家さんまんまは、こうした沢尻の“キャラ変”を許さなかった。「そんなキャラ、違うで。イメージ的にはライオンかトラやないと」とダメ出し。
「かつては女王様然とした雰囲気を醸し出し、“エリカ様”と呼ばれるなど、世のドM男性から絶大な支持を集めていた沢尻。しかし30歳の誕生日を迎えた昨年頃から大人の女性を演出するためなのか、すっかりまるくなった姿を見せ、『牙を抜かれたオオカミに魅力なし』『白シャツ姿での清楚アピールが痛々しい』などと、旧来のファンが減少傾向にありました。それだけに、11日の放送では久しぶりにトガッた姿を見せ、『エリカ様、復活!』と歓喜の声が広まっていたようです」(芸能関係者)
業界からも「エリカ様」復活をのぞむ声?
「別に」事件についても謝罪し、因縁の中山秀征さんとも和解した沢尻エリカさん。
現在はキャラも落ち着き、あれだけのバッシングを跳ねのけて再びドラマの主演も務めるなど見事に返り咲いていますが、業界からも「エリカ様」キャラを望む声が出ていると言います。
「現場のスタッフの間では、はやくも沢尻のドラマ代表作『1リットルの涙』をしのぐほど涙を誘う演技がスゴイと評判です。とはいえ、大人しい“白エリカ”に変身した沢尻ではパンチでは話題性が欠ける。再び高飛車な“黒エリカ”に戻って舌禍騒動を起こし、ネットニュースとなれば注目度がUPするのは間違いないのですが‥‥」(前出・スポーツ紙記者)
沢尻エリカ「別に」事件の真相は薬物だった説も浮上
2019年11月16日、沢尻エリカさんが合成麻薬MDMA所持容疑で逮捕されました。MDMA以外に、大麻やコカイン・LSDといった麻薬の使用も認めています。
この薬物逮捕によって、沢尻エリカさん「別に」事件の真相は薬物である疑惑も出てきました。
沢尻エリカさんは10年以上前から薬物を使用していたことを告白しており、「別に」事件のあったクローズドノートの舞台挨拶の時はすでに薬物を使用していた可能性が高そうです。
沢尻エリカさん「別に」事件の時の沢尻さんの目は「薬物中毒者そのもの」「薬物が切れてイライラしていたのではないか」などの声がネットで上がっています。
沢尻の「別に」が竹内結子のせいって流れてくるけど、そんな訳ないだろう。
— uchi (@Sachi02U) November 18, 2019
あの映画の舞台挨拶であの髪型、あの衣装をチョイスしている時点でイカレてる。
あの時点で薬中なのは明白。
沢尻エリカ、「別に」「特にないです」のときダウナー系の薬キメてたんかな
— ポイフル (@fettu_ccine) November 16, 2019
沢尻エリカ「別に」事件の真相をまとめると・・・
ネットでの情報をまとめると、
・沢尻エリカさんは「別に」発言の時にあることに苛立っていた。
・沢尻エリカさんは「別に」発言の前日、確執のある中山秀征さんと共演をしていた。「あることに苛立っていた」とあるが、中山秀征さんとの共演の可能性が高い。
・沢尻エリカさんは「別に」発言の時の精神状態は「いっぱいいっぱい」だった。
・沢尻エリカさんの精神状態がおかしかった原因は薬物使用である可能性もある。
沢尻さんの今後の動向にも注目ですね。