「Anitube」とは海外で運用されている動画サイトであり、取り扱っている動画が全てアニメとなっていますが、最近になってAnitubeが見れなくなっているようです。
今回は、Anitubeが見れない閉鎖理由や、Anitubeの代わりとなるサイトについてまとめました。
動画再生サイト「Anitube」とは
Anitubeは動画再生サイト
「Anitube」はアニメの動画再生サイト
Anitubeとは、海外のサーバーから運用している動画サイトのことで、このサイトで取り扱っている動画は全てアニメとなっています。見る方法としては、Anitube内でストリーミング再生して視聴する形になります。(※アニメをダウンロードするサイトではありません)
アップロードされているアニメのタイトルは全てローマ字表記で書かれているのが特徴です。
しかし、サイト自体は日本語で案内されているので英語が分からない人でも安心して使用できます。
アップロードされたアニメについてですが、アップロードした者は「違法」に当たりますが、ストリーミング再生して見ている分に関しては特に罰せられる事はないとのことです。
(2018年4月25日現時点)
Anitubeの良さは、さまざまな動画サイトの、いまはもう消されたアニメなども発掘することができるということで、アニメ好きにはかなり重宝しているサイトです。しかし画質はそこまでよくないというのがデメリットです。
「Anitube」が見れない!閉鎖理由について
どうして見れなくなったの?
Anitubeは、「無料」でアニメが見られるということで便利なサイトとして、多くのアニメ好きな方が愛用していましたが、いま現在「Anitubeが見れない!」という状態になっています。
「Anitube」閉鎖理由…日本政府が不正海賊版サイトを遮断要請
実は今までこのような海賊版サイトは野放し状態だったこともあり、日本政府がサイトアクセスをプロバイダー業者に対し接続しないよう遮断要請しました。
政府は13日、知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議で、悪質な海賊版サイトの著作権侵害が著しいなどとして、漫画村など三つのサイトについて、プロバイダーに接続遮断を促す緊急対策を決定。これに対し、法的な根拠はなく、通信の秘密や検閲の禁止を定めた憲法に抵触するなどの懸念の声が出ている
日本政府の標的となったのは、海賊版サイトの「漫画村」・「MioMio動画」・「Anitube」の3サイト。
しかし、この遮断要請に法的根拠はなく、一部では憲法に抵触する可能性もあり、政府の決定を懸念する声も上がっています。
この3つのサイトは事実上閉鎖に追い込まれています。
政府は国内に拠点を置くインターネット接続業者(プロバイダー)に対し、ネット上で漫画や雑誌を無料で読めるようにしている海賊版サイトへの接続を遮断する措置(サイトブロッキング)を実施するよう要請する調整に入った。月内にも犯罪対策閣僚会議を開催し、正式決定する見通し。
三つの海賊版サイトの具体名を挙げ、接続業者に要請する予定。うち2サイトは中国など他国で行政指導や捜査当局の摘発を受けたにもかかわらず、日本国内からアクセスすると閲覧できる状況が続いている。
「Anitube」以外のサイトブロッキングされたサイト① 漫画村
「漫画村」が騒動の発端!
漫画村の危険&見れない閉鎖の理由!代わりのサイト/アプリ11選まとめ
騒動の発端となったのが、この「漫画村」です。漫画村は、このサイトに掲載されている漫画の量が大量で、有名作品や話題作品などが掲載されていて、なおかつ「無料」で読むことができるのです。
さらに驚きなのは、「漫画村」ということで漫画だけかと思えば、それだけにとどまらず小説や実用書、ビジネス書、写真集なども掲載されていました。
漫画村は4月17日をもって閉鎖に追い込まれています。
「Anitube」以外のサイトブロッキングされたサイト② MioMio動画
「MioMio動画」も!
「MioMIo動画」とは、中国版の無料動画共有サイトになります。アニメ・コミックス・ゲーム関連などさまざまなコンテンツがあるのが特徴です。
動画を見ている視聴者のコメントが画面を横に流れる(ニコニコ動画のような)ので「弾幕網」というネーミングがついています。
「MioMIo動画」は設立が2012年7月なので比較的新しいサイトになります。
中国版のサイトですが、一部の表記には日本語化されているので日本人でも使用できる作りとなっていました。
現在MioMio動画はサイトにアクセスは可能ですが、動画配信は完全中止と実質閉鎖状態で、番組の情報のみ提供するサイトと化しています。
「Anitube」はドメインを移行して復活していた?
Anitubeが閉鎖後にドメイン移行し復活?
実はサーバーがダウンし、そのまま閉鎖されたと思われていたAnitubeですが、Anitube(http://www.anitube.biz/)はドメインを移行させ復活しているとTwitter上では話題となっています。
しかし、実はよく調べたところ、Anitubeの本家サイト(http://anitube.se/)閉鎖後に復活したのではなく、サイト開設日を確認したところ、2016年7月11日であったことが判明。
つまり、元々あったAnitubeの類似サイトだったようです。その他にもAnitubeの類似サイトは多数あり、AnitubeX(https://www.anitubex.net/)Anitube Brasil(https://anitubebrasil.net/)などが存在します。
気になるコンテンツの充実ぶりですが、こちらの後継サイトといわれるAnitube(http://www.anitube.biz)も閉鎖した本家と同様に作品は豊富に視聴可能で、ナルトやワンピース、ドラゴンボール超などの人気シリーズ作品が視聴できます。
なお、後述で詳しい説明をしますが、ウィルスの危険性も指摘されているため、Anitube類似サイトへのリンクははずしてあります。
本家サイトがなくなった代わりに、類似サイトで視聴する方も多いようですが安全性が確認できないサイトへのアクセスはやめておきましょう!
今後はこちらのサイトも閉鎖の対象となってくるかもしれません。動向に注目ですね!
アニチューブって復活してたんですねhttps://t.co/6xHdPsIbDf
— なっつんくん 国取りを始める (@N__Requiem) April 25, 2018
別に漫画村やアニチューブ見てる人に偏見はないです#AniTube
世間ではanitubeアクセスできない><
— hryshtk (@hryshtk) April 25, 2018
みたいになってるけど別ドメインでアクセスできるぞhttps://t.co/OFlQG6sYzi
「Anitube」類似サイトの危険性
現在、ツイッター上ではAnitube類似サイトの危険性を指摘する声も多数寄せられています。
記事を更新しました。「 新しいAnitube「https://t.co/eeEIAbf93X」にはマイニングウイルスが入っています。注意しましょう。」 https://t.co/ph4kcXd6iu #Anitube
— 9ketsuki (@9ketsuki_cheat) April 16, 2018
AniTube実はまだあるんだよ…https://t.co/40nhsyEFMV
— .瀧=たき. (@_taki_dayo_) April 19, 2018
ウイルスに感染する可能性大
使用する時は自己責任
どうもこのサイトには「マイニングスクリプト」が仕込まれているとの声も・・・・
一部では改善されていると紹介しているサイトもありましたが、諦めて他のサイトを使うのが無難です。
「Anitube」政府のサイトブロッキングに対するネット上の声
「Anitube」のアクセスのほとんどは日本からだったそうで、愛用者からは悲鳴やショックなどの声の他、「違法だから規制賛成」と海賊版サイトの排除を喜ぶ声など賛否両論のようです。
Anitube見れないとかないわ、
— じょんそんげん (@vHr80ZTuVtXT6Xv) 2018年4月16日
規制厳しくなってるから他のサイトもアップ率も低下してるし
ショックでしかない
有料で見るかって言われたら見ないし、閉鎖しても売上にならない、むしろマイナスだと思うからやめて欲しいわ、もっと他のことして、政府…
Anitube見れないとかないわ、
— じょんそんげん (@vHr80ZTuVtXT6Xv) 2018年4月16日
規制厳しくなってるから他のサイトもアップ率も低下してるし
ショックでしかない
有料で見るかって言われたら見ないし、閉鎖しても売上にならない、むしろマイナスだと思うからやめて欲しいわ、もっと他のことして、政府…
やっとanitubeに規制かかったか(^^;
— ココ_(:3」 ∠)_ (@coco_desuyo123) 2018年4月13日
いいね😋
anitubeも規制対象かぁ
— Mr.HOUND31 (@mr_hound31) 2018年4月14日
規制賛成だぜ?そりゃ違法だしな
ただ中高生のアニメオタクは減るだろうな
何故なら、自分の部屋にテレビがない子供はアニメが見れなくなるからだ
俺の部屋にはテレビが無かったから座敷でガルパン見てたけど親父が来てアニメなんて観るなと、勝手に回された経験がある
視聴者にはありがたいですが、漫画家や作成者にとっては「地獄」のサイトだったようですね。
Anitubeの代わりとなる無料おすすめサイト10選
Anitubeはドメインを移行し復活していますが、今後閉鎖の可能性あります。
ここでは無料で視聴可能で、しかも画質なども良いサイトをご紹介したいと思います!!
「Anitube」の代わりとなるサイト① KissAnime
すべてが無料のアニメサイト!
「KissAnime(キスアニメ)」とは世界最大と言われる海賊版アニメサイトで、放送終了のアニメや、放送中のアニメなどをすべて無料で見ることができます。
画質も自由に調整できるようになっていて、720pや1080pの高画質で配信しています。通信速度も速いうえにリンク切れすることもなく、また日本語にも対応しているので、見たいアニメも簡単に見つけることができるので、アニメ好きにとっては最高のサイトです。
ただ、違法アップロードなどが原因で、度々閉鎖されたことがあるのが難点ですね。
「Anitube」の代わりとなるサイト② Anime44
こちらのサイトは登録をせずに視聴が出来るサイト。Anitubeユーザーも多く利用しているようです。
アニメのジャンルも多岐にわたり、子供向けから恋愛ものまで幅広く視聴できます。
「Anitube」の代わりとなるサイト③ Anime Planet
アニメの作品数が一番豊富でおすすめなのがAnime Planetです。
このサイトは海外では一番有名なサイトでもあり、お気に入りのアニメが見つけやすいのも特徴です。
海外アニメも豊富に配信されており、色々なジャンルのアニメを楽しめます。
「Anitube」の代わりとなるサイト④~⑩
その他にも無料で楽しめるサイトは多数存在します。
・animeflv(公式サイト:https://animeflv.net/)
・9Anime.to(公式サイト:https://www4.9anime.is/)
・Ani.me(公式サイト:https://ani.me/)
・GoGoAnime(公式サイト:http://gogoanime.bz/)
・アニメ動画倉庫.com(公式サイト:http://anime.dougasouko.com/)
・まんが日本昔ばなし動画(公式サイト:http://nipponmukasibanasi.seesaa.net/)
・AnimeSeason(公式サイト:http://www.animeseason.com/)
※私的使用を目的とする場合であれば、現行法では刑事処罰されることはありません。
違法なファイルを第三者に提供したり、故意にダウンロードしなければ、違法にはあたりません。
また、安心安全に見たい方は有料のサイトやアプリで楽しみましょう!
- ・Amazonプライムビデオ(300円-年会費3,900円-)
- ・ニコニコ動画(500円)
- ・U-NEXT(1990円)
- ・dアニメストア(400円)
- ・hulu(933円)
- ・ビデオマーケット(980円)
その他にも大手配信サイトのGYAOなども作品数は少ないですが無料で楽しむことができます。
まとめ
・「Anitube」の復活サイトと呼ばれるサイトは複数存在するが、危険性を指摘する声も多い。
・「Anitube」の代わりとなるサイトとして「Anime Planet」「Kiss Anime」などがある。
Anitubeが見れなくなったいま、代わりとなるサイトも多く、まだまだ無料で見れるサイトも多くあるようでしたが、そのうちまた規制が掛かってしまうので、心配な方はこれを機に有料サイトで安心安全に見るのも手かもしれませんね!