東京オリンピック・パラリンピック文化プログラム「MAZEKOZEアイランドツアー」に出演予定だったものの炎上騒動に巻き込まれて辞退した絵本作家ののぶみさんですが、本人が語る過去の経歴に対しては詐称疑惑が浮上しています。
この記事では、絵本作家のぶみさんの本名と年齢などプロフィール、池袋連合などの経歴・逮捕歴と前科、結婚した嫁と子供、東京オリンピック・パラリンピック文化プログラム辞退など炎上騒動、そして現在をまとめました、
この記事の目次
のぶみは「ママがおばけになっちゃった!」でお馴染みの人気絵本作家
のぶみ
出身地:東京都品川区
のぶみさんといえば、日本を代表する人気絵本作家です。
のぶみさんの代表作については、2015年に発売された絵本「ママがおばけになっちゃった!」となります。
発売1年で売上40万部を突破した「ママがおばけになっちゃった!」は、2021年現在では61万部を記録する大ベストセラー作品となっています。
のぶみさんのその他の実績については、「ハローキティ」誕生45周年記念となる絵本「ハローキティのえほん」シリーズの作者を任されていたり、内閣府「子ども・子育て支援新制度」のシンボルマークを手掛けたりしていました。
この記事では、そんなのぶみさんのこれまでの経歴やスキャンダルの他、東京オリンピック・パラリンピック文化プログラム「MAZEKOZEアイランドツアー」降板騒動についてまとめてみました。
のぶみの経歴…本名は斎藤信実で年齢は43歳・「池袋連合」時代は逮捕歴33回のワルだった
のぶみ、実家は教会でいじめられっ子だった
のぶみさんは、本名は斎藤信実と言い、1978年4月4日生まれなため、現在は43歳のアラフォー世代のようですね。
のぶみさんの実家については、東京都品川区にある「西大井教会」であり、両親共に牧師の家系でした。
少年時代ののぶみさんに関しては、小学3年時に「女の子みたいな名前」であることや「実家が教会」であることを理由に激しいいじめを受けることになりました。
そのせいで自殺未遂までするほど精神的に追い詰められたのぶみさんは、中学時代は不登校児だった時期もありました。
その後、何とか高校に進学したのぶみさんですが、今度は一転して不良化してしまい、「池袋連合」という暴走族のリーダーへと成り上がったとか。
のぶみ、「池袋連合」時代は逮捕歴33回のワルだった
「池袋連合」に関しては、中池袋公園を拠点としており、構成員が160~200人もいるような暴走族でした。
そんな巨大組織のリーダーだったのぶみさんの荒れぶりも相当なものがあったらしく、集会中に高速道路で花火を撃ち合ったり、消火器をぶちまけたりしていたそうですね。
当然ながら警察にマークされることとなったのぶみさんは、10代の時点で33回の逮捕歴を誇るようなワルへと成長していました。
そんなのぶみさんが更生したきっかけについては、不良仲間たちと反りが合わなくなったことが大きかったとか。
〈昔は池袋の暴走族のリーダーだった。だけど、当時の仲間はスレてて、仁義に反することばっかりする。だから、ムカついてチームをやめた。その後、ピュアな友人がほしくて通った保育士の専門学校で、絵本を描き始めたんだ
のぶみ、絵本を書き始めた理由は好きな女性の気を惹くためだった
「池袋連合」を離脱後ののぶみさんは、保育士や幼稚園教諭を育成するための学校である「日本児童教育専門学校」へ進学しています。
そんなのぶみさんが絵本作家の道へ進んだきっかけについては、「日本児童教育専門学校」時代の同級生であり片思い相手だった洋子さんが絵本好きだったため、気を惹くために絵本を描き始めたそうですね。
ちなみに、「日本児童教育専門学校」では、認定絵本士の資格を獲得出来るカリキュラムもあり、絵本作りのノウハウを学べる環境でもありました。
しかしながら、後にベストセラー作家となるのぶみさんも当初は絵本作りに大苦戦しており、講師からも酷評の嵐でした。
講師からは「これが一番いけない」と、作品を指さされた。あまりにけなされた時には、ケンカ腰で講師と口論した。イスと教壇を蹴り、黒板を殴って教室を出て行ったこともあった
のぶみ、絵本作家デビューまでの努力が凄すぎた
好きな女性の気を惹くために絵本を勉強し始めたのぶみさんですが、「賞を取ったら付き合っても良い」との洋子さんの言葉を信じてコンテストに応募したところ、あっさりと入賞しています。
その結果、洋子さんと交際することに成功したのぶみさんは、本格的に絵本作家を目指し作品を描いては出版社に持ち込むことになりましたが、色の良い返事はなかったとか。
そのため、地元の「大井図書館」に通い詰めて6000冊の絵本を読破し、売れる作品のメカニズムを研究したりもしたそうですね。
そんなのぶみさんの努力が実る時期は早かったらしく、持ち込み先の出版社の紹介でNHKアニメのオーディションに参加したところ、自身の創作したキャラクターが「おかあさんといっしょ」に採用されたこともありました。
その後ののぶみさんは、1999年に「ぼくとなべお」という作品で絵本作家デビューを飾っております。
のぶみが「池袋連合」だった過去は嘘?…前科は存在しなかった?
破天荒な過去を持つ絵本作家として注目を集めているのぶみさんですが、実は「暴走族の元リーダーだった」との経歴が詐称ではないかとの疑惑も存在します。
大体、池袋連合が本当にのぶみ氏が言ってたような大規模な集団なら、「は?お前ら池袋連合知らないとかマジ?あの頃○○(地名など)で●●(何らかのジャーゴン)って言ったら絶対池袋連合だからヤバいって言われてたの知らんの?お前ら全員地方出身バレたな(笑)」みたいなイキリが出てくるはずなのよ
— 九曜 (@navagraha_) August 7, 2021
のぶみさんに経歴詐称疑惑が浮上した理由については、同時代の東京の有名アウトローである瓜田純士さんや石元太一さんですら「池袋連合」の存在を知らないことが原因でした。
そのため、のぶみさんの元不良との経歴に対しては、「メディアからの注目を集めるためのホラだったのではないか?」との疑惑がネット上でも強まっている状況です。
のぶみは度々炎上騒動を起こしていた…熱烈なアンチの多い絵本作家だった
のぶみの炎上騒動① 代表作の内容にケチをつけられていた
のぶみさんは、ネット界隈で最も炎上した絵本作家の1人となっています。
のぶみさんの最初の炎上騒動については、代表作である「ママがおばけになっちゃった!」の内容について批判の声があったそうですね。
「ママがおばけになっちゃった」は泣けると話題ですが、小学生の時に母親が死んでしまう恐怖を味わった我が家の娘たちは「ママがいないと困るでしょ?って子ども脅迫してるよね。これ読まれたらトラウマになるどころか思春期あたりでメンタル病むよ。親を信用出来なくなるよ。最低」と言ってますよ。
— 蔀 (@shito_min) December 12, 2015
とはいえ、「ママがおばけになっちゃった!」は韓国でも翻訳版が発売されるほど好評な一面もあるため、ネット上の批判はやや過剰反応と言えるのかもしれませんね。
のぶみの炎上騒動② 作詞をしても炎上した
のぶみさんは、横山だいすけさんに提供した作詞の内容が炎上したこともありました。
「『あたしおかあさんだから』はのぶみ氏が作詞を手掛け、だいすけお兄さんがネット配信番組で歌った曲です。『あたしおかあさんだから』というフレーズを14回つかい、子育てのためにネイルも仕事も、遊びも全部やめると宣言するお母さんのことを描いた曲でした。これが『母親に自己犠牲を強いている』『ワンオペ育児賛歌だ』と批判され、ネットで大炎上したのです」
この炎上騒動に対しては、のぶみさんもFacebook上で「全国の母親から体験談を募集して作った物」と反論していますが、それでも批判の声が止むことがなかったため、こちらのコメントを削除する羽目になりました。
のぶみの炎上騒動③ インスタの発言でも炎上していた
のぶみさんは、SNS上の失言で炎上するといった王道の炎上騒動まで経験しています。
また、自身のインスタグラムには「帝王切開でうまれるのも くもの上で自分で決めるみたい」「病気のマルを選ぶ子は 神さまと病気をもって産まれても 耐えられるママをえらぶそうだ」(原文ママ)などとつづっており、これも炎上。こうした投稿は、今は削除されている。
一見するとネットで炎上してばかりに見えるのぶみさんですが、主宰するワークショップや活動を手伝ってくれるボランティアもいるなど、支持者も多い文化人でした。
のぶみの結婚情報…嫁とは専門学校時代からの付き合いで子供は2人
のぶみさんの結婚情報に関しては、実は洋子さんとそのまま交際を続けており、2004年に結婚しています。
2人の間には、2005年に長男・勘太郎さんが、2008年に長女・杏さんが生まれるなど子宝にも恵まれたそうですね。
ちなみに、デビュー作の「ぼくとなべお」が2万部のヒットとなったのぶみさんですが、以降はスランプに陥っていました。
しかしながら、勘太郎くんのために描いた絵本「しんかんくん うちにくる」シリーズが累計で20万部のヒットになるなど、子供たちの存在が再起へ繋がることになりました。
その後も杏さんの一言をきっかけにアイデアが浮かんだ絵本「あたし、パパとけっこんする!」がヒットとなるなど、のぶみさんの快進撃は続いています。
のぶみのその後…東京オリンピックの文化プログラムを辞退していた
2021年に開催された東京オリンピックでは、キャンセルカルチャーが猛威を振るうこととなり、開閉会式の音楽担当だった小山田圭吾さんが過去の障碍者いじめ問題で辞任に追い込まれるなど、トラブル続きのイベントとなりました。
そんな物々しい雰囲気が漂っていた東京オリンピックでは、日本を代表する文化人として文化プログラム「MAZEKOZEアイランドツアー」に参加する予定だったのぶみさんもキャンセルカルチャーの標的とされました。
ちなみに、この時の騒動で問題視されたのぶみさんの過去の言動については、「中学時代に黒板消しのクリーナーの後ろに3か月間隠して腐らせた牛乳を教師に飲ませた」といった武勇伝でした。
#のぶみ氏のパラリンピック文化プログラム参加に反対します
— chocolat. (@chocolat_psyder) July 20, 2021
ヤバイ要素がとにかく多すぎて何がヤバイとか1つに絞れないくらいヤバイんだけど、この「腐った牛乳を教師に飲ませる武勇伝」の文章の酷さは小山田圭吾の暴行・虐待自慢に匹敵すると思う。 pic.twitter.com/IzCGrFbDBW
とはいえ、良く考えると腐った牛乳の悪臭に関しては飲む前に気が付きそうなだけに、この武勇伝自体がのぶみさんお得意のホラ話だったように思われます。
しかしながら、自ら吹聴していた武勇伝に対して今更言い訳の出来る状況でもなかったため、東京オリンピック開幕直前となった2021年7月20日になると、のぶみさんは「MAZEKOZEアイランドツアー」への参加を辞退しています。
のぶみの現在…不倫疑惑が浮上していた
「MAZEKOZEアイランドツアー」を辞退後ののぶみさんに関しては、「週刊文春」により不倫疑惑が告発されています。
「週刊文春」記事によると、2012年頃に震災ボランティアとして被災地巡りをしていたのぶみさんは、都内在住の自営業の40代女性・Aさんと知り合い、不倫関係に陥っていたそうですね。
「私がのぶみさんと出会ったのは2012年、のぶみさんが震災ボランティアとして東北地方の被災地を巡っていたときでした。のぶみさんは当時、ワークショップを頻繁に開催していて、被災地にも無料で出向いていた。講演会をしたり、子どもたちに向けて絵本を読み聞かせたり、子どもたちと一緒に遊ぶといったボランティア活動をしていました。私も、イベントのための道具を準備したりして、のぶみさんのお手伝いをしていました。彼の本のレビューを書くこともありました」
引用:《相手女性が告発》絵本作家・のぶみ氏が“復興ボランティア不倫”「NHKの仕事の後はきまって私の家にきました」 #2
2人の関係については、のぶみさん的にはセフレに近い扱いだったようで、NHKとの仕事の打ち合わせ帰りにAさんのマンションに立ち寄り、情事を楽しんでは自宅に帰宅するといった繰り返しでした。
そんな2人の関係は当然ながら長続きはせずに、のぶみさんが過去の不倫相手だった元看護師で現裏方スタッフの女性・Bさんとよりを戻したことで半年程度で破局してしまったとか。
しかしながら、Aさんをあくまで都合の良い女として扱っていたのぶみさんは、自身から別れ話を持ち出したのにも関わらず、肉体関係は続けることを要求するなどメチャクチャな状況でもありました。
そのため、Aさんの側からのぶみさんを拒絶することでようやく関係を打ち切れたそうですね。
のぶみについてまとめてみると…
のぶみさんに関しては、日本を代表する人気絵本作家である一方でネットの炎上騒動に縁が深い状況が続いていることになります。
絵本作家は母親を相手にした商売だけに、のぶみさんが不倫疑惑騒動を乗り越えてヒットを飛ばせるかどうかに注目が集まっている状況と言えます。