花田虎上(若乃花)さんは第66代横綱で元大相撲力士です。1990年代の相撲ブームを支えた人気力士の一人でしたが、当時から公私ともに話題の尽きない人(家族)でした。
ここでは花田虎上さんの結婚・離婚歴をそれぞれの嫁・子供情報とともにまとめ、また長年囁かれる弟・貴乃花との確執についもご紹介しています。
この記事の目次
花田虎上(若乃花)のプロフィール
芸名:花田虎上(はなだまさる)
本名:花田勝
愛称:お兄ちゃん等
出身地:東京都中野区(出生地・東京都杉並区)
生年月日:1971年1月20日
身長:180cm
血液型:B型
花田虎上、引退後は相撲界から離れる
若貴ブームで1990年代の相撲人気を支えた元大相撲力士
四股名:若乃花勝(わかのはな まさる)
初土俵:1988年3月場所
引退:2000年3月場所
最高位:第66代横綱
所属部屋:藤島部屋→二子山部屋
花田虎上さんは1990年代の相撲ブームを牽引した第66代横綱の元大相撲力士で、現在はタレント・実業家などとして活動しています。弟は貴乃花光司(花田光司)。
元大関・貴乃花利彰と女優・藤田紀子さんの間に生まれた花田虎上さんは、1988年3月に初土俵を踏み相撲の道に入りました。同期入門には弟・貴乃花や曙、魁皇などののちの有力力士が多数いたことから「花の六三組」と呼ばれ、花田虎上さん自身もその中の一人として活躍しました。
1990年9月場所で新入幕、1993年9月場所で大関昇進、1998年7月場所で横関昇進を果たし、弟・貴乃花にやや遅れる形になりながらも史上初の兄弟横綱が誕生しました。
ただ当の本人はもともと相撲取りになる気はなく横綱昇進時にも断りという形で引退しようとしていたそうです。(※両親の勧めなどにより、それらは思いとどまっている)
若乃花の横綱時代は怪我による休場や優勝争いしても優勝できず…ということが続き、2000年3月場所にて引退するまで一度も優勝できずに終わり、横綱としての役目が果たせなかったとの評も。引退理由には「体力を補う気力が限界になった」とし、一番の思い出には貴乃花と兄弟横綱になったことをあげています。
引退後は年寄藤島を襲名しましたが、直後の2000年12月には日本相撲協会から退職。
一時期アメリカンフットボール選手を目指したことがありますが、以降はスポーツキャスターなどのタレント転身の他、飲食店経営失敗を経て現在はプロデュースを中心に携わっています。
花田虎上の最初の結婚・離婚…元嫁・花田美恵子との間に子供は4人
花田虎上の最初の嫁・花田美恵子のプロフィール
名前:花田美恵子(はなだみえこ)
旧姓:栗尾美恵子(くりお)
出身地:京都府→東京都
生年月日:1969年3月14日
最終学歴:成城大学
花田虎上との結婚期間:1994年6月〜2007年頃
花田美恵子さんは学生時代からファッション誌「Olive」などにモデルとして登場していましたが、大学卒業を機に日本航空に就職しCAに転身。
そしてCA時代に合コンで花田虎上と知り合い1994年6月に結婚。4人の子供をもうけましたが、2002年から別居し2007年10月に離婚していたことが発覚しました。
離婚後、子供達の親権は花田美恵子さんが持ち、2009年からハワイに移住しています。2012年にはタレント活動を開始し、現在はハワイでヨガインストラクターとしても働いているそう。
現在も独身です。
花田虎上と花田美恵子の離婚原因はW不倫?
離婚原因は不倫?
美恵子さんの方が2歳年上の姉さん女房でした。合コンで知り合い約半年程度でゴールインしホテルニューオータニで披露宴を行うなどしています。
しかし二人が選んだのは別離の道。
2007年に離婚を発表し、当初の週刊誌報道では花田虎上さん側の不倫が原因と言われました。これは花田美恵子さん側の暴露です。
「女性セブン」によると、花田氏には結婚後も女性問題がついて回り、美恵子さんの中に花田氏への不信が消えることはなかった。結婚から4年後の98年。20歳の女子大生との不倫をはじめ、たびたび女性問題が報じられた。浮気をめぐってのけんかは絶えることがなく、5年前からは別居生活に。12歳を頭に4人の子どもたちの学校行事では仮面夫婦を演じたが、1度壊れた夫婦のきずなが元通りになることはなかった。花田氏は家庭に縛られることを嫌い、自由でいたいとして「(明石家)さんまさんのように生きたい」と、話していたという。
花田美恵子さんは現在でもテレビ出演時に離婚のことを語ることがありますが、女性問題だけではなく、当時執拗に追いかけてくるマスコミの存在やそれに関する夫の無理解などの苦悩があったことを明かしています。
(花田美恵子が若乃花との結婚生活を語る「誰も守ってくれない」)
また(花田美恵子さんが)ブランド好きといったバッシングもありましたが、それについては精神的な不安定さが招いた状態であったためとしています。
(花田美恵子、結婚期間中の散財を語る 「精神的に不安定だと…)
以上のように現在でもいろいろと語っている花田美恵子さんですが、本当の離婚原因はそれだけではありません。
本当の離婚原因はW不倫!
週刊誌で花田虎上さんの不倫を暴露した花田美恵子さんでしたが、その直後別の週刊誌で自身の不貞が報じられてしまいました。
お相手は11歳年下の元俳優・ミュージシャンの青木堅治さんで、彼が美恵子さんとの不倫を週刊誌に暴露。またこの騒動の余波で青木さんは芸能界から引退しています。
青木堅治さんを始め、複数の男性との不倫が報じられた花田美恵子さん。
07年の離婚直後、『週刊現代』(講談社)で11歳年下のミュージシャンで俳優の青木堅治との不倫疑惑が報じられた。同誌では何週かにわたって疑惑を追及したが、美恵子はもともとモデルをしていたホスト風の風貌の青木にメロメロになり、何度も青木と朝まで過ごしたことがあり、不倫が原因で育児放棄していた時期もあったという。
さらには、俳優の伊藤英明に深夜のバーで口移しで酒を飲ませていたことや、テレビ局員と何度もデートしていたことなどが報じられたが、テレビでは過去の不倫話に関する話題は一切NGというお達しが事務所サイドから出ている。
花田虎上の子供は息子1人・娘3人…養育費で花田美恵子が豪遊?
花田虎上・花田美恵子元夫妻に子供は4人!
1996年 第一子男児(長男):将希さん
1997年 第二子女児(長女)
1999年 第三子女児(次女)
2001年 第四子女児(三女)
が生まれています。
2013年に花田美恵子さんが週刊誌に語ったところによると長男はハワイの大学、二女は日本の学校に行っているそうです。
長男は今後、ハワイの大学に進学する予定だという。「長男は、英語をしっかり身につけたいと言っていました。いまはサッカーをやっています。二女は昨夏から一人で日本へ戻りました。『日本の学校へ行きたい』と1人で編入試験のスケジュールを調べ、全部自分で固めてから私に相談してきたんです」
ちなみに花田虎上さんと子供達の交流は、花田美恵子さんによると…。
「うちには父親がいないので、家族で唯一の男になった長男のことが気になります。この先何があっても、子どもたちの父親は虎上さんだけ。だから子どもが会いたいときは会ってもらいたいのですが、この2年は会っていませんね。私の連絡先は変わっていないのですが、彼の新しい連絡先は知らないので、直接連絡を取る術がないんです……」
花田虎上さんによると…。
別れて暮らす子供達は現在ハワイで暮らしているため、もう5年程会っていないと話した。虎上さんは子供は何人?と聞かれたら「6人」と答えており、これは離れて暮らす子供達への愛情表現だと話した。
養育費セレブ?花田美恵子のハワイ豪邸
もともと元夫妻の別荘を、もらった慰謝料などでローンを返済し現在の住宅に。8000万円程度の価値があるとされる150㎡3LDKの物件です。
子供達の養育費でセレブ生活?
花田美恵子さんはテレビ番組出演に上記の豪邸だけではなく、スーパーでは高い食材を買い込む姿などが放映されています。自身の稼ぎはわずかであるものの、こういった生活ができるのは「前の旦那からの養育費のおかげ」と説明しています。
花田虎上さんから子供達に支払われる養育費は一説には月300万とも、事業がうまくいかなくなって月100万に減額されたなどという話もありましたが、どちらにしろそういったお金でセレブ生活をしていることに非難が殺到。
ただ実際はそんなにもらってないと花田美恵子さんが反論、また今後なくなる養育費のため自身も働きに出る(※2016年からヨガインストラクターの仕事をしている)ことを説明しています。
当初、養育費は300万との報道もあったが、「とんでもない。1人10万円くらいは何とか……という状況です」と彼女は否定する。「彼の事業がうまくいっていないと養育費の減額があったんです。子どもの送り迎えがあるため、家での仕事しかできず、家で現地のフリーペーパーの原稿を書くくらい。でも、それだけでは生活は成り立ちません。だから生活は質素。セレブと言われていたみたいですが、違和感があります。まだまだ子どもに手がかかるので、生きるのに必死ですよ」
離婚慰謝料として提供された自宅は移住後に売却。購入時は3億円豪邸と言われ、売却額は2億5千万円との報道もあったが、これも「そんなにはありません」という。「今はその貯金を切り崩して、子どもたちを学校に行かせている状況です。4人とも大学に行かせるとかなりお金もかかりますし、意外と貯金が底をつくのは早いと思うんです。養育費をいただけるのも子どもたちが二十歳になるまでですし、それまでに仕事を何とかしなければというのは思っていました」
花田虎上の2度目の結婚…再婚した倉実さんとの間に子供は2人
花田虎上、2008年12月に幼稚園教諭の倉実さんと再婚
2008年12月に再婚した9歳年下の倉実夫人
元幼稚園教諭で、現在は夫のマネージャーも兼ねています。2012年頃から夫婦揃ってテレビ出演することもあり、フードコーディネーターの資格を持っている料理上手な美人妻です。
(ネットでは前妻と似ているとの声もありますが…)
花田虎上さんは花田美恵子さんとの婚姻期間中に複数の女性問題がありましたが、倉実さんとは約10か月の交際を経てのゴールインと言われていますので、不倫相手だったわけではなさそうです。
そんな二人の出会いは友達の紹介。結婚にあたっては「守ってあげる」と言われ、倉実さんからの逆プロポーズでした。
虎上さんの友達が、倉実さんの同級生で、友達に紹介してもらって2人は出会ったという。虎上さんの寂しがり屋なところに倉実さんは母性本能をくすぐられたと話した。
倉実さんからの逆プロポーズと同時に夫のマネージャーになること
虎上さんと花田家は連日ワイドショーを賑わす存在だった。
メディアや家庭、すべてのことを1人でやっているのを見て、
虎上さんのことを守りたいと思った
ちなみに2017年2月に週刊誌で”夜遊び”を報じられた花田虎上さんですが、これについて倉実さんは問題なしとしています。
倉実夫人に電話で聞いた。
「いまはもう、夫が都内に行くのは、仕事でだけですからね。そこでの“男の付き合い”を女がとやかく言うものじゃないですよ」
花田虎上と再婚した倉実さんの間に娘が2人誕生
倉実夫人との間に子供は二人!
2010年 第五子女児(四女)百華ちゃん
2014年頃 第六子女児(五女)桃果ちゃん
が誕生しています。
花田美恵子さんとの子供達同様、二人ともパパ似な感じですね。
現在は千葉・富津市の豪邸で家族4人暮らし!
花田虎上さんは夫婦仲・家族仲が良いそうです。
「花田さん夫婦は、本当に仲がいいよ。スーパーでも、よく奥さんと2人で買い物に来てる。毎朝、娘さん2人を車で幼稚園と小学校に送るのも花田さんの役目。家族4人で海岸を散歩するのもよく見るよ」(近所の住人)
「(娘の送迎も)そうなんです。毎朝やってくれてます。家のことは全部やってくれますよ。夫婦仲は、いいですよ(笑)」
花田虎上の家族情報…若貴は父親が違う噂もあった
花田家の華麗なる家系図
花田家はみんな離婚している…離婚家系?
史上初の兄弟横綱となった花田兄弟ですが、そもそも花田家は相撲業界の有力力士を多数輩出した名門。ただ以前から、いろいろと曰くがついてまわります…。
試験に出る pic.twitter.com/y8gGSkFwV6
— プチ鹿島 (@pkashima) December 22, 2018
花田虎上、弟・貴乃花こと花田光司と父親が違う説も浮上
父:初代貴乃花(大関)と若貴兄弟
初代貴乃花は花田虎上さんの父親で師匠でもあります。2005年没。
この父親のもと相撲道に邁進した若貴兄弟ですが、以前から言われる疑惑が”父親違う”説です。
伯父:初代若乃花(第45代横綱)
花田虎上さんにとって伯父にあたる初代若乃花、のちの二子山親方です。いわゆる初代貴乃花(父親)のお兄さんにあたりますが、その年の差が20以上あるため一部では実子疑惑も。
また、それだけではなく花田虎上実父説まであります。それについては貴乃花(弟)が父の葬儀の際に「兄は初代若乃花に似ているし可愛がられていた、何か事情があるのでは」というような意味深発言や、とある相撲評論家が公演でそんな話をしたことが疑惑を広める要因だったとかなんとか…。
輪島(第54代横綱)
また上記の話よりも有名なのが輪島・貴乃花親子説。その顔立ちが似ていたりと一部週刊誌にも報じられた疑惑です。
(輪島は第54代横綱で、北の湖と輪湖時代を築いた元大相撲力士です。しかし引退後、継承した年寄名跡「花籠」を借金の担保にしたことにより無期限謹慎及び降格処分となり相撲界を離れました。)
母:藤田紀子
父親の初代貴乃花とは2001年に離婚しています。
若貴の父親が違う(一部では初代貴乃花との子供はいないとも!)という衝撃的な話は、まことしやかに囁かれていますが、その一番の当事者である母・藤田紀子さんが真相を明かしています。
過去には息子2人の父親が違うという疑惑が一部週刊誌などで報じられたが、「根も葉もない事で、本当にくだらない作り話。最初聞いた時はびっくりしたんですけど、今では怒ることもバカらしいくらい、言い訳もしたくないくらい」と一笑。
疑惑は、次男の貴乃花親方の父親が元横綱の輪島大士氏だというもので、藤田は学生時代から二子山親方と親友だった輪島氏とは「3人で仲良くしてた間柄」と説明。「輪島さん会うたびに、いろんな彼女がいましてね。タイプが全然、私とは違う。輪島さんがもしこのことを耳にしてたら『何バカ言ってんだろう』くらい思ってる」と笑った。
花田虎上と貴乃花との確執…きっかけは優勝決定戦だった
花田虎上、兄弟不仲のきっかけは1995年の兄弟優勝決定戦
花田虎上さんといえば、実弟・貴乃花との確執が以前から言われています。実際に花田虎上さんもそのことについて語っていますので、仲が悪いことに間違いありません。
ある番組で貴乃花親方との“復縁”の可能性について聞かれた虎上氏は「100%ない。だって、弟は頭がおかしくなっちゃったから。親父の葬儀以来、会ってない」と言い放ったという。
あれほど仲の良かった2人の関係に亀裂が入ったのは1995年11月の兄弟優勝決定戦だったともいわれています。
1995年11月場所にて迎えた千秋楽、ともに12勝3敗と並んだ若貴兄弟は勝った方が優勝というこれまた史上初の兄弟優勝決定戦が行われました。結果から言えば、下手投げにて兄・若乃花の勝利・優勝。
ただ動画をご覧になるとわかるかもしれませんが、熱戦というよりもやや拍子抜けするような勝敗の決まり方で、また兄の若乃花はこの時やや優勝から遠ざかっていた時期でもあったため、”八百長”・”片八百長”が疑われる一戦でもあります。
この疑惑については、本人たちの口からも語られます。
兄は「ウチの部屋は八百長が嫌いでしたから、ガチンコです」とキッパリ。ただ、「昔から土俵に上がったら『相手を殺すつもりで行け』と言われていました。弟を殺せますか? 組んだ瞬間、弟に力が入っていないことが分かりました」とも。
兄弟対決から10年が経過した05年6月の「スーパーモーニング」(テレビ朝日系)の番組上、貴乃花は漫画家のやくみつる氏の質問に「片八百長」を事実上認めたとも言える発言を行ったのだ。
やく「軋轢の原点は、ハタ目に見てもちょっと力が入っていない一番に見えたが、あそこだったのか」
貴乃花「それは間違いじゃあないですね」
すかさず、他の出演者が畳みかける。
「(あの一番が兄との)相撲観の差を決定するに至ったのか」
貴乃花「そうですね。私の至らなさだと思っています」
引用:週刊アサヒ芸能「創刊60年の騒然男女」スポーツ界「波乱のウラ舞台」<相撲篇/葬られた「確執」>(2)「若貴絶縁」を決定づけた親方の「わかってるな」命令
母親の藤田紀子さんは、以前からこの疑惑の一戦について噂されている若貴兄弟の父親の言動(貴乃花に負けるように言ったこと)について、興味深い言及をしています。
母が重要証言。前日に親方(故二子山親方=元大関・初代貴ノ花=兄弟の父で紀子の元夫)が弟に話をしに行ったことを告白。司会者から「兄に優勝を譲るように親方が話したのか?」と質問されると、長い沈黙の末、「直接そういう言い方はしないでしょうけど、『分かってるな』というようなことを言ったのではないか」と語った。
以上のような当事者たちの話から見ても積極的なものではなかったとしても、それらしき思いが働いたのかな…と思わせますね。
花田虎上さんの方も、兄弟の確執が始まったきっかけにこの兄弟優勝決定戦をあげています。
「決定的なきっかけは95年の11月場所。史上初の兄弟優勝決定戦に僕が勝ったことでした。正直、負けたいくらいでしたが、結局、勝ってしまった。以来、弟の中に『しこり』のようなものが生まれ、事あるごとに向こうから突っかかってくるようになったんです。僕としては、何も含むところはなかったんですが……。でも、(弟から)今もう一度話そうと言われてもウェルカムではないですね」
またその後に若貴の父親が亡くなった時に六億円とも言われる遺産相続(部屋、別荘、宿舎、年寄株、功労金など)でもめ、結局兄の花田虎上さんが遺産放棄を表明しましたが、これらのことにより二人にさらに深い溝ができたとも言われます。
ただそれ以外にも、若貴兄弟にはいろいろな曰くが付いて回ります。
花田虎上の弟・貴乃花の洗脳騒動
貴乃花の洗脳騒動
これは、まだ若貴が現役時代の1996年に父親である初代若乃花(当時二子山親方)が「(貴乃花が)大阪の整体師に洗脳されている」といったことが発端。
その頃より貴乃花は兄・若乃花を公然と批判したり、家族とも疎遠状態になったと言われます。
ただ母親・藤田紀子さんによると「洗脳」というのはメディアによる誘導尋問的なものであったこと、また実際に貴乃花がその整体師にいろいろな面で信頼を寄せていたことも明かしています。
藤田は「ちょうどその頃、歌手のグループの方が洗脳騒動でテレビがにぎわっていたので、親方の単独インタビューを取りたいと。私はお茶を出したら部屋を出ちゃったのですが、インタビューした人が『洗脳されてますね』と言ったら『そうですね』と言っちゃった。翌日(テレビを見て)分かった」と、誘導尋問的に「洗脳」という言葉を使ってしまったと説明した。
母親として、おかみとしてこの騒動をどう受け止めたかと聞かれた藤田は「(整体師は)私も信頼しておりました」と言うが、治療の際、待合室のカーテン越しに、相撲の取口を指導している声が聞こえたことから「困ったな、そこまで先生にお願いしてないんだけど」と困惑していたことを振り返っていた。
若貴父親違う説を信じ切っていた弟・貴乃花
若貴の確執だけではない!親子絶縁状態も。
上で紹介していますが、若貴の”父親違う説”。これは若貴兄弟だけではなく、親子絶縁状態に繋がったといわれます。
藤田紀子さんのコメントより。
2人の子どもは相撲界入りとともに親の手を離れ、他の弟子とともに部屋暮らしを始めた。「2人の耳に入ったんですね。嫌みで言われたこともあったでしょうし…。お兄ちゃんは冗談で受け流したでしょうけど、弟は性格から真に受けたようで、40いくつになった今でも…」と、現貴乃花親方との不和の原因を明かした。
花田虎上と弟・貴乃花の正反対な性格
以上のように、さまざまな出来事があった花田家は、それにより兄弟の確執など世間を賑わす格好のワイドショーネタにもなりました。
ただ若貴兄弟に関して言えば、その確執の根底にはその正反対とも言える性格も少なからず影響したのかもしれません。
自由人?花田虎上さん
女性問題が多く、テレビ出演時の様子もざっくばらん。現役引退後の動向を見ても、のちのち親方になるかと思いきや、アメフト転身・タレント・実業家など実に自由人な感じです。
ガチンコ・貴乃花親方
現在、日馬富士問題などでその言動が注目を集めますが、貴乃花の相撲道そのものとも言える、妥協を許さぬガチンコ精神。これについては母親の藤田紀子さんが「(貴乃花は)これと決めたら揺るがない」と話すほどです。
1995年の疑惑の兄弟優勝決定戦などのきっかけがあり、別離していたった二人。もともと花田虎上さんは「弟が世の中で一番好き」と話していたといいますし、一般的に考えても血を分けた兄弟の確執には物悲しさを感じます。
ただ2005年の父親の葬儀以降、会ってもいないとする若貴兄弟の今後の修復は、やはり難しそうです。
花田虎上さんは弟との確執を”寂しい”気持ちがあるとしながらも”後悔はない”と話しました。
「別れというのは、自分の道がそれぞれできたので、別れていく。僕はお兄ちゃんとして寂しい気持ちもあるけど、彼は彼の人生があるし、僕の歩む道だから。その人は関係ないということになれば、やはり縁を切らないと。もう一緒にいられないので、僕は自分の道を進んでいきます」
弟と絶縁したことに後悔は?と問われると「ない、ない、ない、ない。ないよ」と即答し「僕、ちょっと女性ぽいので、別れたら同じ空気も吸いたくないという考え方。あまりネガティブに考えないように表立ってはしている」と続けた。
花田虎上と貴乃花が和解へ?…貴乃花がテレビ番組で突然の雪解け宣言
花田虎上、弟・貴乃花の引退決断には反対と明言【2018年9月】
日本相撲協会に退職届を提出した貴乃花親方
2018年9月25日、花田虎上さんの弟の貴乃花親方が日本相撲協会に退職届を提出。“平成の大横綱”貴乃花の電撃引退に世間は衝撃を受けました。
これを受けて花田虎上さんが、テレビ番組で胸の内を語りました。
若乃花は弟の決断に「常にいろいろ計算をして考えている。ただ単にかたくなな人間ではなくて、辞めてから柔軟な人間になっていければ変わってくると思うんですけど。でも、そこが貴乃花の魅力なので難しいところですよね」とコメント。「本人も入りたくないし、5つの一門も入れたくない。それがこの結果(引退)になった」と推測した。
引用:花田虎上 弟・貴親方の引退決断に「辞めたら終わり。協会に残った方がいい」
花田虎上さんは、貴乃花が協会を辞めることには反対と明言。弟の行く末を本当に心配してるようです。
「(引退の決断を)支持する支持しないじゃなくて、協会には残っていた方がいい。自分で器用だと思っているかもしれないけど、そんなに器用じゃない」と語った。
花田虎上が弟・貴乃花に和解を提案し話題に【2018年9月】
またテレビ番組では、長らく絶縁状態にある2人の関係についても言及。弟・貴乃花の引退を機に旅行にでも行きたいと兄弟仲を修復したいと明かしています。
長らくの確執が伝えられている兄弟の関係については「私も話してもらえないですし。(貴乃花親方は)何かあると、話さなくなる。敵と認識されると、敵なので…。もう結構連絡は取ってないですね。僕は争いごとは好きじゃないので、兄弟仲良く仕事すればいい生活もできるし、いいことなんですけどね」と苦笑した。
今後については「(協会に)戻ってほしいですけど、もう離れるとは思う」としながらも「僕はもう、番組でも何でも、2人旅でもって思ってます」と最後は弟との夢の共演にラブコールを送っていた。
やっぱりなんだかんだ言っても兄弟だな。若ノ花さんの言葉に思いやりと心配が感じられる。でも若ノ花さんの言う通り、頑なで一本気なところ、貴乃花親方の最大の魅力なんだよなぁ。https://t.co/4ztVZr3q6d
— 木戸章之 (@Akiyukisixoh) September 26, 2018
貴乃花光司が親方退職。一本気な気性には好感を持つが、それでも不可解だ。父である先代・ 貴ノ花=二子山親方が亡くなったとき兄・若乃花=花田虎上を「相撲界を去った者」として喪主を認めなかった。あれほど激しく兄を指弾したにも拘わらず日本相撲協会の辞めっぷりがアッサリしすぎていないか。
— 白髭 (@white198305) September 26, 2018
花田虎上、貴乃花の突然の和解希望宣言に胸中を吐露【2019年3月】
2019年3月21日、長く絶縁状態だった弟で元貴乃花・花田光司さんが日本テレビ『ザ・発言X 勝負の1日』に出演。母親・藤田紀子さんと兄・花田虎上さんへ和解を呼びかけ話題となりました。
番組で貴乃花氏は、長く絶縁状態だった母で女優の藤田紀子(71)について「(藤田とこれから)心一つになれればな、と思います」と述べた。さらに、藤田、花田と再会する気持ちはあるのか?という問いに「はい」と即答。「まず気持ちを伝えて、これからゆっくり…。今までできなかった時代を過ごしていきたい」と和解を望んだ。
これに対し、花田虎上さんが自身のブログを更新。突然の雪解け宣言に「当惑している」と動揺を隠せない胸の内をつづっています。
花田氏は「いつか」と題したブログで「ほんの半年前まで私が出演する番組には写真は疎か名前を使うことさえできませんでした。ほんの三ヶ月前まで今後も会うことはないと言われていました」とした上で、弟が再会する意志を明かしたことに「そのような中、急変した現状に当惑しています。私は大人になって兄弟喧嘩をした覚えはありません。人との争いごとが苦手なのでこれまでの嵐のような状況にも受け身で過ごしてきました」とつづった。
さらに「私の願いは、母がずっと大切に思っている弟と笑顔で逢えることです。これはそう遠くない現実だと感じ嬉しく思っています。ただ、絡み合った糸を解くにはまだ時間がかかりそうです。それぞれに精進して、いつか心交わす。そんな人生の後半が送れるようにと願います」と思いを明かし「私共の今後を温かく見守って頂けますようお願い申し上げます。いつか逢える日を楽しみに日々邁進して参ります」とつづっていた。
引用:花田虎上氏、絶縁状態の弟・元貴乃花親方からの和解呼びかけに「私の願いは母がずっと大切に思っている弟と笑顔で逢えることです」
貴乃花さん お母さんとお兄ちゃんと和解できるといいね。
— Nobu (@NStardustn1) March 21, 2019
私は兄弟2人でテレ東の旅番組に出てくれることを期待しちゃうわ!
昨日の貴乃花への呟き、、
— 食卓の闘魂 (@EZ5BtLa1xYwdObs) March 21, 2019
若乃花さんの
ブログを読んで、
『当惑してる』
そりゃそうだ。
だって元から若乃花さんは
喧嘩なんてしてないし
常に弟思いの人なんだから
それを一方的に嫌って
和解したい。
Twitterで仲直りとか
簡単に言うが
そう簡単にはいかない。
きれいごとで
誤魔化しても違う
花田虎上についてまとめると…
・花田虎上は1994年にCAをしていた花田(旧姓:栗尾)美恵子と結婚するも、2007年10月に離婚していたことが発覚した。
・花田虎上と花田美恵子の間に子供は(息子1人、娘3人)4人おり、離婚後にハワイに移住した。
・花田虎上は2008年に幼稚園教諭の倉実さんと再婚。子供は娘が2人いる。
・花田虎上は長きにわたり貴乃花と絶縁状態が続いていたが、2019年3月に貴乃花から和解する意向を明かした。
最近の相撲の騒動で貴乃花さんの兄である花田虎上(若乃花)さんが再び注目されていますが、現在は幸せな家庭を築いているようです。今後の活躍に期待したいですね。