2020年に発覚した大手芸能事務所「ワタナベエンターテイメント」大澤剛さんのセクハラ事件。相手のアイドルは西岡健吾さんと言われていますが、セクハラ事件の詳細やLINEの内容、そして現在の様子についてまとめてみました。
この記事の目次
大澤剛の西岡健吾へのセクハラ事件やLINEの内容【ワタナベエンターテイメント】
セクハラ事件、始まりは悩み相談だった
大手芸能事務所「ワタナベエンターテイメント」のセクハラ事件については、被害者となったのは、同事務所に所属するアイドルグループ「MAG!C☆PRINCE」のメンバーであった西岡健吾さんでした。
この事件に関しては、「MAG!C☆PRINCE」内の人間関係に悩んでいた西岡さんが、同ユニットのプロデューサーであり、「ワタナベエンターテイメント」の常務取締役だった大澤剛さんに相談をしたことからスタートしています。
「メンバーともうまくいかず、マネジャーにグループを抜ける相談をしていたら、大澤さんが直接、『俺が管理、教育する』と言ってきて、LINE(の連絡先)を交換しました。最初はマネジャーを含むグループLINEで会話をしていましたが、徐々に個人間でのLINEメッセージが多くなりました。
2018年冬頃から始まったという2人のLINE上のやり取りに対しては、気に入られれば仕事を回して貰えるようになるかもしれないといった打算もあり、大澤さんのノリに西岡さんが一方的に合わせていた部分もあったようですね。
2019年の正月をきっかけにLINE上でのセクハラ暴走が始まった
当初はマネージャーとタレントの関係だった2人の間に異変が起こったのは、2019年の正月のことでした。
東海地方のローカルアイドルとして活躍していた西岡健吾さんが、東京へ遊びに行きたいと漏らしたところ、大澤剛さんが異常に食いついてくる事態が発生したそうですね。
「東京に遊びに行こうと思っていて、そのことを話したら、大澤さんが持っているマンションを使っていいよと。僕が愛用するシャンプー『いち髪』も準備してあげるとか、お寿司をおごってあげるとか、優しい言葉が多かったです。ただバナナの絵文字を使ってきたり、『俺とひっついて寝たい?』とか、かなり露骨な言葉が入ってくるようになった。僕も話を合わせていたのですが、何だかおかしな方向に会話が進んでいきました」
以降は、LINE上で西岡さんに公然とセクハラ発言を連発するようになったという大澤さんでしたが、自制しようと試みていた部分もあったとか。
2019年2月に大澤剛のマンションで一線を越えた
2人が一線を越えてしまったのは、2019年2月28日のことだったと言われております。
その日、「MAG!C☆PRINCE」のMV撮影で神奈川県横浜市に上京していた西岡健吾さんは、仕事が終わると、大澤さんのプライベイト用のタワーマンションへ招待されたそうですね。
その後、室内で大澤さんに卑猥な行動を取られることとなった西岡さんですが、この時の騒動をきっかけに、月13万円だった給料が30万円にアップするといったサプライズもありました。
・アイマスクをつけたまま全裸写真をスマホで撮影された
・アイマスクをつけたまま股間をまさぐられた
・アイマスクをつけたまま大澤剛の性器を舐めさせられた
・ベッドで添い寝をさせられた
ちなみに、「ワタナベエンターテイメント」から支払われる給料は以前のままで、大澤さんが設立した子会社より月17万円の給料が支払われるようになっていたとか。
大澤剛の暴走は止まらずに仕事現場でもセクハラが続いた
一線を越えてしまった後の大澤剛さんについては、西岡健吾さん宛に勃起した股間動画を送り付けるようになったり、移動中のタクシーの中で股間をまさぐって来たりと、完全にタガが外れてしまったかの如き行動が続いていたとか。
そんな大澤さんは、2019年8月上旬になると、「MAG!C☆PRINCE」の宣伝写真撮影中に、西岡さんをスタジオ内のトイレに連れ込んで性的行為を強要するといった暴走を見せてしまいます。
・スタジオトイレ内で下半身裸にさせられた
・大澤剛の性器を太ももにおしつけられた
・性器を大澤剛に舐められた
・唾液をつけた指を尻穴に挿入された
この頃になると、周囲のスタッフはさすがに2人の関係を勘付いていた節もあったようですが、大澤さんはのんきに西岡さん宛にセクハラLINEを送り続けていたようですね。
西岡健吾、「ワタナベエンターテイメント」を退社後に大澤剛を告発した
大澤剛さんからのセクハラ行動の数々に対しては、西岡健吾さんも精神的に参ってしまい、2019年12月に「MAG!C☆PRINCE」を脱退しています。
その後、レギュラー出演していた番組の出演契約満了を持って、2020年3月に「ワタナベエンターテイメント」を退社した西岡さんは、同年の6月に「週刊文春」に一連のセクハラ騒動を告発することになりました。
告発記事の反響は大きく、大澤さんは「ワタナベエンターテイメント」の取締役を解任され、停職処分を受けております。
業界最大手の芸能プロダクション「株式会社ワタナベエンターテインメント」の常務取締役である大澤剛氏(47)が、自身がプロデュースした若手男性アイドルに対し、約1年間にわたって、セクシャルハラスメントに及んでいた問題を受け、6月11日(木)、同社は大澤氏を役員から解任し、停職処分としたことがわかった。
大澤剛の経歴…元自動車会社勤務で家族は?【顔写真有り】
大澤剛、「ワタナベエンターテイメント」の剛腕広報だった
「ワタナベエンターテイメント」を舞台にして起こったセクハラ事件の加害者となった大澤剛さんについては、2020年6月当時47歳の男性だったそうで、小柄ながらもスタイリッシュな印象が強いイケメンでした。
静岡県出身の大澤さんは、浜松北高校を卒業後は神奈川県内の大学に進学し、いったんは自動会社に就職したそうですね。
その後、1998年に「ワタナベエンターテイメント」に転職した大澤さんは、剛腕広報として評価を高め、周囲からは「ナベプロNo2」との異名を持つ実力者へと上り詰めました。
黒髪長髪メガネの優男ふうの外見ですが、業界でも有名なイケイケの豪腕広報。事務所タレントのスキャンダル対応は特に有名で、芸能界の表にも裏にも精通しています。大澤さんといえば、強気の交渉術が有名です。記者に何度も電話をかけたりしてタレントの致命傷ネタを“骨折”程度にうまくまとめる。業界での影響力もミキさんの次に大きく、『ナベプロナンバー2』と周囲から言われています。
引用:《約束のキスしたからね》芸能プロ最大手「ワタナベエンタ常務」が所属アイドルと“わいせつセクハラ”1年――2020上半期BEST5
ワンマン気質なため、内外に敵が多いと言われていた大澤さんですが、アイドルの柏木由紀さんや俳優の志尊淳さんを育て上げるなど、「ナベプロNo2」の異名にも納得の実績があったとか。
大澤剛、実は既婚者だった
大澤剛さんに関しては、セクハラ事件後のマスコミの取材により、既婚者であり妻がいたことが明らかになっています。
とはいえ、家族は事件とは無関係なため、年齢や職業といった個人情報などは不明となっているようですね。
西岡健吾の経歴…幼少期からアイドル好きだった
西岡健吾(にしおか けんご)
生年月日:1997年10月22日
出身地:愛知県/静岡県
「ワタナベエンターテイメント」を舞台にして起こったセクハラ事件の被害者となる西岡健吾さんについては、幼少期からジャニーズやハロープロジェクトに憧れていたアイドル好きな少年だったそうですね。
そんな西岡さんは、高校在学中に「ワタナベエンターテイメント」とCBCテレビが合同主催したオーディションを受けると、2000人を超える応募者の中から東海地方を拠点とするアイドルグループ「MAG!C☆PRINCE」のメンバーに選ばれることになりました。
2015年にCDデビューを果たした「MAG!C☆PRINCE」に関しては、西岡さん在籍時には、「SUMMER LOVE」や「Try Again」といったシングルがオリコンチャート1位に輝くなど、ローカルアイドルながらも抜群の人気を誇っていました。
また、西岡さん個人では、情報番組「PON!」にお天気お兄さんとしてレギュラー出演をしていた時期もありました。
大澤剛と西岡健吾の現在
大澤剛はナベプロを退社していた
大澤剛さんの現在については、「ワタナベエンターテイメント」の社長である渡辺ミキさんの寵愛を受けていたため、ほとぼりが冷めたら現場復帰するのではないかとの噂もありました。
しかしながら、2020年7月になると、大澤さんは「ワタナベエンターテイメント」を退社してしまっているため、将来的に芸能界に復帰するにしても0からのやり直しになりそうです。
西岡健吾、フリーランスのアイドルとして活躍していた
西岡健吾さんの現在については、「ワタナベエンターテイメント」を退社後はフリーランスのアイドルとして活動を続けています。
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— 🔰西岡健吾(ごんち)【Kengo Nishioka】🔰 (@kengo_gonchi) August 16, 2020
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西岡さんは、その他にも自身のグッズを販売する「ごんちSHOP」も経営しているようで、アイドルと実業家の二足の草鞋を履いている状態となります。
ちなみに、西岡さんのグッズについては、ソールドアウトが続出するなど売上は好調のようです。
大澤剛の西岡健吾へのセクハラ事件についてまとめると…
「ワタナベエンターテイメント」のセクハラ事件については、加害者の大澤剛さんは芸能界から去った一方で、被害者の西岡健吾さんは現在もアイドル活動を継続中ということになります。
西岡さんの今後の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。