2024年に亡くなられたフリーアナウンサーの小倉智昭さんは、週刊文春により黒い噂が報じられ世間を騒がせたことがありました。
報道の内容は、覚せい剤所持で逮捕された俳優の庄司哲郎さんに対する資金援助疑惑。この騒動に関する情報や真相をまとめてみました。
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小倉智昭さんと庄司哲郎さんのプロフィール
小倉智昭さんのプロフィール

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名前:小倉智昭(おぐら・ともあき)
出身地:東京都練馬区
生年月日:1947年5月25日
身長:173cm
体重:75kg
学歴:獨協大学外国語学部
特技:ゴルフ
幼いころから吃音症に悩まされていたことがきっかけとなり、それを克服するために敢えてしゃべることを仕事にするアナウンサーの道を志したという小倉智昭さん。
アナウンサー試験では、文化放送が一次選考で、フジテレビは最終選考で不合格となり、最終的に東京12チャンネルへアナウンサーとして入社。
高校時代から競馬をしていた経験を活かし「競馬中継」実況アナウンサーとして活躍。「競馬中継なら小倉」とファンをして言わしめるほどの人気実況だったと言われています。
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しかし、早くから頭角を現したこともあり、周囲より早く出世したことが関係者の反感を買ったことや出演番組に関する意見の食い違いにより上層部と衝突を起こしていたようで、フリー転身(後述)を考えていた時期でもあったとされています。
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大橋巨泉さんが「大橋巨泉の日曜競馬ニッポン」をスタートさせるにあたり、小倉さんを起用することを決定。そのスカウトに乗る形で29歳で東京12チャンネルを退社。
しかし、当初は仕事が入らず鳴かず飛ばずの状態で、ご本人の口から「税金なんか当たり前、養育費も公共料金の支払いも滞納が続いた」「質屋と古本屋には本当にお世話になった」というほどの苦しい時代であったと後に語られています。
その後、「小川宏ショー」のリポーターや「アイ・アイゲーム」「世界まるごとHOWマッチ」のナレーションで注目を集め始める一方、ラジオパーソナリティとしても頭角を現し、徐々に持ち前の才能で復活の兆しを見せ始めました。
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ラジオパーソナリティとしての話術が評価され、「キャッチ」「ジョーダンじゃない!?」「どうーなってるの?!」などのメイン司会者を次々と担当。そして、1999年4月にスタートした「情報プレゼンター とくダネ!」では、2021年3月に番組が終了するまで20年以上にわたり司会を務めました。
庄司哲郎さんのプロフィール、父親も画家

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名前:庄司哲郎(しょうじ・てつお)
出身地:東京都
生年月日:1966年12月26日
職業:俳優・画家
俳優として活動する一方、画家としても活動されている庄司哲郎さん。
これまでに数々の映画・ビデオドラマ・テレビ番組に出演されています。
映画では「BE-BOP-HIGHSCHOOL(1994年)」「モーニング刑事」「修羅がゆく」「修羅のみち」「なにわ忠臣蔵」「金曜日のレストラン」などに出演。
ビデオドラマでは「BE-BOP-HIGHSCHOOL Vシネマ第1期(全12作)」「プチ美人の悲劇」「ウルトラマンガイア ガイアよ再び」などに出演。
テレビ番組では「ウルトラマンガイア」「モノクロームの反転」「事件記者 浦上伸介6」などに出演記録が残されています。
俳優として活動する一方で、現在は画家としても活動しています。画家としても活動を始めた理由として、彼の父親である庄司佼さんが肖像画家であったことに影響を受けたということがあるようです。庄司佼さんの写真はありませんでしたが、天才画家の藤田嗣治さんの弟子であると言われています。
父譲りの才能が開花し、コンクールでの受賞歴もあるほど、彼の作品は関係者からも評価されていたと言われています。
AMSC国際美術批評家連盟
認定画家。
スペインプラド美術館芸術家個人会員。グローバルアートマスターグランプリ称号。
エルミタージュ美術館レンブラント正式後継者
認定画家。アムネスティーインターナショナルピーターベネンソン平和貢献賞受賞。
中国西湖芸術博覧会グランプリ。日本芸術家連
盟最優秀肖像画大賞。日本美術評論家大賞。
国際画廊連盟「金獅子賞」毘沙門天総本山御神酒ラベル永久奉納。
国際芸術批評家大賞。その他受賞多数。
現在は削除されていますが、自身のホームページに芸能人の肖像画を載せており、すごく上手いと話題になっていました。小倉智昭さんの肖像画も載せていたようです。
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そんな庄司哲郎さんが2016年に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕されたことで、小倉智昭さんとの関係が明るみに出ることになりました。
小倉智昭さんの庄司哲郎さんへの資金援助疑惑
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第1の文春砲「小倉智昭さんによる資金援助疑惑」
2016年9月発売の雑誌「週刊文春(文藝春秋)」の中で報じられた、フリーアナウンサーの小倉智昭さんと俳優・画家の庄司哲郎さんの「ただならぬ」関係。
同誌によると、小倉さんはかつて同じ事務所に所属していた庄司さんのアーティストとしての才能に惚れ込み、庄司さんの描いた絵画の購入を名目として、度々資金援助を行ってきたと伝えられています。
1回につき50万円の金額を手渡すこともあったそうで、結果的にそのお金が庄司さんが覚せい剤を購入するための資金に充てられていたことから、週刊文春では小倉さんを「資金源」として断定。
この報道に関して、小倉さんは後に自身の番組内で「資金源と書かれるのだけは納得がいきません!」と強い口調で反論されています。
「(8月25日に)『30号の龍の絵を描いたから』と言うので、駐車場で受け渡ししたんですね。彼は号4万円ぐらいの画家ですから、通常だったら100万円以上するんでしょうが、そこまで出せませんので30万だけあげて別れました。僕は彼を世に出したいという思いでずっと応援してきたんですが、それが覚醒剤の資金源って言われてしまって、すごくつらいです。資金源と書かれるのだけは納得いきませんでした」
第2の文春砲「小倉智昭さんが送った証拠メール」
上記のような反論を受けた週刊文春は、さらなる報道を展開。
2013年2月に小倉さんが庄司さんに送ったとされる証拠メールを掲載し、庄司さんへの送金額が国税調査で問題視され査察が入ったことや、1億円もの追徴課税が課されたことなどを報じました。
同誌では、追徴課税の金額から推測される、小倉さんから庄司さんへの資金援助総額は、実に2億5,000万円にも上るとの報道もされています。
小倉さんが送ったメールの内容は次のとおりです。
〈とくにあなたへの送金が長く、額も相当になるため、あなたの所得にする、との見解でした。そうなると、過去の所得税、地方税、重加算税、延滞税など、多額の請求があなたに行きます。(中略)その結果、あなたへの分を含め、およそ一億の納付請求の通知が届きました〉(小倉から庄司へのメール)
小倉智昭さんと庄司哲郎さんの気になる騒動の真相は?
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第2の文春砲で明らかとなった、小倉智昭さんから庄司哲郎さんに送ったとされるメールの内容。しかし、この報道についても、後に自身の番組内で釈明をされていました。
「あれはそもそも作り話。庄司を驚かせるために打ったメール。そろそろ金を返せと言いたかった。」
ただ、さすがにこの言い訳は苦しすぎると考える視聴者が多かったようで、ネット上ではとんでもない噂まで流れる事態となりました。その噂というのがこちらです。
何より気になるのは、文春が試算した同容疑者への送金額の合計が2.5億円という点だ。仮にタニマチだったとしても、この金額は異様。
社会部記者は「文春報道が出た直後、庄司容疑者を知るコワモテの芸能関係者は『実は小倉はシャブの元締め。庄司は指示されただけにすぎない』という話を流していましたが、現時点では裏が取れていない。
当局は小倉はシャブ絡みでは捜査対象外と明言している」と話す。
引用:(2ページ目)「キャスターとして致命的」小倉智昭ついに「とくダネ!」降板か? シャブ逮捕俳優・庄司哲郎との“ただならぬ関係”
さすがに、小倉さんがシャブ(覚せい剤)の元締めであった可能性は無いだろうと思いますが、このような噂が出てしまったことで、朝の顔として情報番組で司会を務めていた小倉さんのイメージは悪化してしまったと言わざるを得ません。
「とくダネ!」がこの騒動で一気に打ち切りに向けて動き始めたとも言われていました。
ただ、もし本当にご自身が語っているように「(資金援助ではなく)単なる絵画の対価」としての金銭授受でしかないのであれば、小倉さんの抱く無念は相当なものであったと思われます。
小倉智昭さんと庄司哲郎さんの現在
庄司哲郎さんに執行猶予つきの有罪判決

出典:https://tocana.jp/
2016年8月に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された庄司哲郎さんは、覚せい剤を使用したことを認め、尿検査でも陽性反応が出たといいます。
しかし、起訴後に否認に転じ、自分を脅していたストーカー女にハメられたとして、部屋で覚せい剤が見つかったことや体内に覚せい剤があった事実は認めたものの、吸引はしていないと無罪を主張しました。
しかし、庄司さんの無罪を立証する真相は明かされず、2017年3月に庄司さんに執行猶予つきの有罪判決が言い渡されました。
庄司さんは2018年に2月に取材に応じ、小倉さんから金銭的な援助を受けていたのは事実であるものの、「薬物の資金源なんてとんでもない」と語りました。
庄司さんは、すべては住んでいたアパートの隣の骨董店に出入りしていたクスリの常習者である女性の策略であったのではないかと話しています。
この女性に薬物を勧められたもののずっと拒絶していたため、そのことで逆恨みした女性が、点数稼ぎに走る麻取と結託して庄司さんを犯罪者に仕立て上げたとしか考えられないと語っていました。
「どこから出てきたと思いますか? ヌンチャクの筒の中の空洞ですよ。まるで最初からそこにあるのがわかっていたかのようでした。しかも中に入っていた薬物も0.01グラム以下というごくわずかな量だったんです。麻取の人間と結託した誰かが仕込んだとしか思えません。『こんなの捏造だろ』と訴えても聞き入れてもらえませんでした。その後の尿検査でも、その場で検査せず、また採取した尿に封をすることなく、どこかに持って行って『陽性反応が出たぞ』ですからね。どこかで“混入”されてもわかりませんよ。また、取調べでは芸能の仕事についてはいっさい黙秘していたのに、逮捕から1週間足らずで『週刊文春』に記事が出たのはおかしい。捜査当局のリークとしか思えません」
引用:https://www.asagei.com/excerpt/99161
無罪とはならなかったものの、庄司さんは婚約者であるパートナーや俳優仲間に支えてもらい救われたようで、小倉さんからは「私は庄司を信じている」というメールをもらったことも明かしていました。
小倉智昭さんががん闘病の末に死去

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2016年に庄司哲郎さんとの関係が取り沙汰され「とくダネ!」の打ち切り説も流れましたが、番組が打ち切られることはなく、小倉智昭さんも降板などすることなくその後も出演を続けていました。
しかし、小倉さんは庄司さんに関する報道の数ヶ月前に初期の膀胱がんであることを公表していました。
2018年には膀胱全摘出の手術を受けるなど闘病をしながら「とくダネ!」への出演を続けていましたが、2021年3月に番組の放送が終了。小倉さんも帯番組の総合司会を勇退しています。
同年10月にはがんが肺に転移し「ステージ4」の状態であることを公表しましたが、抗がん剤治療を受けながら度々メディアに出演するなどして仕事をこなしていました。
そして、小倉さんは8年間にわたる闘病生活の末、2024年12月に都内の自宅で息を引き取りました。77歳でした。
小倉さんの訃報を受けて、「とくダネ!」の後番組の「めざまし8」では、かつての共演者たちが小倉さんへの想いを語り、その死を悼みました。
笠井アナは小倉さんが亡くなる2日前の7日に電話したことを明かし「非常に弱々しく、この電話が最後になるかもしれないと思った」と目を潤ませた。「“私は小倉さんの一番弟子です。ありがとうございました”と伝え、小倉さんから“僕の方こそ”と言ってくださった」と最後のやりとりを明かした。佐々木アナも涙を流しながら「本当に大きくて、温かくて、大好きな方です。受け取ったものが大きすぎて、何もお返しできないままでした」としのんだ。
引用:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/12/11/kiji/20241210s000413H4372000c.html#goog_rewarded
庄司哲郎さんも自身のSNSで小倉さんへの想いを綴りました。
この騒動後も2人の交流は続いていたようで、訃報を受けた庄司は「なんとなく予感がしたからこの前連絡したんだよな…。兄貴…マジかよ。知り合って30年。何枚絵描いた?俺が死んだら庄司が描いた肖像画を遺影にしてくれと言ってあるから頼むと言ってたな…。色々あったよ。兄貴とは、マジギレした事もあったよ。俺の親父代わりだった。癌になった時一番最初に俺に電話して来たよな…。マジか…。ちょっとダメージでかいな。切れそうだわ…くそっ!」と率直な思いを告白。
続けて「引退したら庄司に絵を習ってのんびりするか?なんて言ってたな…。俺の絵を世界一コレクションしてるのが小倉さんだよ。親父の絵を含め。ありがとう」と小倉さんの生前の言葉を回想し、感謝を記した。
引用:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/12/10/kiji/20241210s000413H4190000c.html
また、庄司さんは、シンガーソングライター伊丹哲也さんのニューアルバムのデモ音源を小倉さんに聴かせ、「元気になったら伊丹さんに会わせてくれ」などと言われたことが、庄司さんにとって最後の小倉さんの言葉になったことを明かしていました。
「伊丹哲也! 『街が泣いてた』の伊丹哲也か? 俺と誕生日一緒かー。じゃあ、伊丹哲也に俺が元気になるまで、庄司のことはバトンタッチだな。元気になったら伊丹さん、会わせてくれな。一緒にご飯食べよう。伊丹さんによろしく伝えてくれな、庄司!」
引用:https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/327060
まとめ
フリーアナウンサーの小倉智昭さんにまつわる資金援助疑惑についてまとめてみました。
小倉さんは、覚せい剤で逮捕された庄司哲郎さんとの関係について「絵の才能を高く評価して、絵を買うなどして応援してきた」と説明していました。金銭のやりとりもあくまでも「絵の対価」であったと釈明しています。
庄司さんは、自身の逮捕は冤罪だったと主張しており、小倉さんから受けていた資金援助が薬物のの資金源になっていたという報道についても「とんでもない」と発言しています。
小倉さんと庄司さんの関係は世間を大きく騒がせましたが、2人はその後も交流を続け、小倉さんが亡くなるまでその関係は続いていたようです。