2016年1月のベッキー×ゲス極川谷不倫騒動によりその取材力の高さを世間に知らしめた雑誌・週刊文春。スクープによる衝撃の大きさから「文春砲」と称される同誌の報道ですが、ベッキー不倫騒動から半年を経た今も同誌の勢いは全く衰えていません。
文春砲が次なるターゲットとしてスクープを報じたのが、長年に渡って「朝の顔」として情報番組の司会を担当しているフリーアナウンサーの小倉智昭氏。
報道の内容は、覚せい剤所持で逮捕された俳優の庄司哲郎氏に対する資金援助疑惑とされています。今回の騒動に関する情報を以下にまとめてみました。
騒動の渦中にある2人のプロフィール
小倉智昭さんのプロフィール
出典:http://blogc.fujitv.co.jp/
名前:小倉智昭(おぐら・ともあき)
出身地:東京都練馬区
生年月日:1947年5月25日
身長:173cm
体重:75kg
学歴:獨協大学外国語学部
特技:ゴルフ
幼いころから吃音症に悩まされていたことがきっかけとなり、それを克服するために敢えてしゃべることを仕事にするアナウンサーの道を志したという小倉智昭さん。
アナウンサー試験では、文化放送が一次選考で、フジテレビは最終選考で不合格となり、最終的に東京12チャンネルへアナウンサーとして入社。
高校時代から競馬をしていた経験を活かし「競馬中継」実況アナウンサーとして活躍。「競馬中継なら小倉」とファンをして言わしめるほどの人気実況だったと言われています。
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しかし、早くから頭角を現したこともあり、周囲より早く出世したことが関係者の反感を買ったことや出演番組に関する意見の食い違いにより上層部と衝突を起こしていたようで、フリー転身(後述)を考えていた時期でもあったとされています。
出典:http://www.sankei.com/
大橋巨泉さんが「大橋巨泉の日曜競馬ニッポン」をスタートさせるにあたり、小倉さんを起用することを決定。そのスカウトに乗る形で29歳で東京12チャンネルを退社。
しかし、当初は仕事が入らず鳴かず飛ばずの状態で、ご本人の口から「税金なんか当たり前、養育費も公共料金の支払いも滞納が続いた」「質屋と古本屋には本当にお世話になった」というほどの苦しい時代であったと後に語られています。
その後、「小川宏ショー」のリポーターや「アイ・アイゲーム」「世界まるごとHOWマッチ」のナレーションで注目を集め始める一方、ラジオパーソナリティとしても頭角を現し、徐々に持ち前の才能で復活の兆しを見せ始めました。
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ラジオパーソナリティとしての話術が評価され、「キャッチ」「ジョーダンじゃない!?」「どうーなってるの?!」などのメイン司会者を次々と担当。そして、1999年4月にスタートした「情報プレゼンター とくダネ!」で司会者としての地位を確立し、現在に至っています。
庄司哲郎さんのプロフィール、父親も画家
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名前:庄司哲郎(しょうじ・てつお)
出身地:東京都
生年月日:1966年12月26日
職業:俳優・画家
俳優として活動する一方、画家としても活動されている庄司哲郎さん。
これまでに数々の映画・ビデオドラマ・テレビ番組に出演されています。
映画では「BE-BOP-HIGHSCHOOL(1994年)」「モーニング刑事」「修羅がゆく」「修羅のみち」「なにわ忠臣蔵」「金曜日のレストラン」などに出演。
ビデオドラマでは「BE-BOP-HIGHSCHOOL Vシネマ第1期(全12作)」「プチ美人の悲劇」「ウルトラマンガイア ガイアよ再び」などに出演。
テレビ番組では「ウルトラマンガイア」「モノクロームの反転」「事件記者 浦上伸介6」などに出演記録が残されています。
俳優として活動する一方で、現在は画家としても活動しています。画家としても活動を始めた理由として、彼の父親である庄司佼さんが肖像画家であったことに影響を受けたということがあるようです。庄司佼さんの写真はありませんでしたが、天才画家の藤田嗣治さんの弟子であると言われています。
父譲りの才能が開花し、コンクールでの受賞歴もあるほど、彼の作品は関係者からも評価されていたと言われています。
AMSC国際美術批評家連盟
認定画家。
スペインプラド美術館芸術家個人会員。グローバルアートマスターグランプリ称号。
エルミタージュ美術館レンブラント正式後継者
認定画家。アムネスティーインターナショナルピーターベネンソン平和貢献賞受賞。
中国西湖芸術博覧会グランプリ。日本芸術家連
盟最優秀肖像画大賞。日本美術評論家大賞。
国際画廊連盟「金獅子賞」毘沙門天総本山御神酒ラベル永久奉納。
国際芸術批評家大賞。その他受賞多数。
現在は削除されていますが、自身のホームページ(http://www.geocities.jp/bjshoi_art/)に芸能人の肖像画を載せており、すごく上手いと話題になっています。騒動となっている小倉智昭さんの肖像画も載せていたようです。
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小倉智昭さんの庄司哲郎さんへの資金援助疑惑
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第1の文春砲「小倉智昭さんによる資金援助疑惑」
今月1日発売の雑誌「週刊文春(文藝春秋)」の中で報じられた、フリーアナウンサーの小倉智昭さんと俳優・画家の庄司哲郎さんの「ただならぬ」関係。
同誌によると、小倉さんはかつて同じ事務所に所属していた庄司さんのアーティストとしての才能に惚れ込み、庄司さんの描いた絵画の購入を名目として、度々資金援助を行ってきたと伝えられています。
1回につき50万円の金額を手渡すこともあったそうで、結果的にそのお金が庄司さんが覚せい剤を購入するための資金に充てられていたことから、週刊文春では小倉さんを「資金源」として断定。
この報道に関して、小倉さんは後に自身の番組内で「資金源と書かれるのだけは納得がいきません!」と強い口調で反論されています。
「(8月25日に)『30号の龍の絵を描いたから』と言うので、駐車場で受け渡ししたんですね。彼は号4万円ぐらいの画家ですから、通常だったら100万円以上するんでしょうが、そこまで出せませんので30万だけあげて別れました。僕は彼を世に出したいという思いでずっと応援してきたんですが、それが覚醒剤の資金源って言われてしまって、すごくつらいです。資金源と書かれるのだけは納得いきませんでした」
第2の文春砲「小倉智昭さんが送った証拠メール」
上記のような反論を受けた週刊文春は、今月8日発売の同誌の中でさらなる報道を展開。
2013年2月に小倉さんが庄司さんに送ったとされる証拠メールを掲載し、庄司さんへの送金額が国税調査で問題視され査察が入ったことや、1億円もの追徴課税が課されたことなどを報じました。
同誌では、追徴課税の金額から推測される、小倉さんから庄司さんへの資金援助総額は、実に2億5,000万円にも上るとの報道もされています。
小倉さんが送ったメールの内容は次のとおりです。
〈とくにあなたへの送金が長く、額も相当になるため、あなたの所得にする、との見解でした。そうなると、過去の所得税、地方税、重加算税、延滞税など、多額の請求があなたに行きます。(中略)その結果、あなたへの分を含め、およそ一億の納付請求の通知が届きました〉(小倉から庄司へのメール)
気になる騒動の真相は?
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第2の文春砲で明らかとなった、小倉智昭さんから庄司哲郎さんに送ったとされるメールの内容。しかし、この報道についても、後に自身の番組内で釈明をされていました。
「あれはそもそも作り話。庄司を驚かせるために打ったメール。そろそろ金を返せと言いたかった。」
ただ、さすがにこの言い訳は苦しすぎると考える視聴者が多かったようで、ネット上ではまことしやかな噂まで流れる事態となっています。その噂というのがこちらです。
何より気になるのは、文春が試算した同容疑者への送金額の合計が2.5億円という点だ。仮にタニマチだったとしても、この金額は異様。
社会部記者は「文春報道が出た直後、庄司容疑者を知るコワモテの芸能関係者は『実は小倉はシャブの元締め。庄司は指示されただけにすぎない』という話を流していましたが、現時点では裏が取れていない。
当局は小倉はシャブ絡みでは捜査対象外と明言している」と話す。
引用:(2ページ目)「キャスターとして致命的」小倉智昭ついに「とくダネ!」降板か? シャブ逮捕俳優・庄司哲郎との“ただならぬ関係”
さすがに、小倉さんがシャブ(覚せい剤)の元締めである可能性は無いだろうと思いますが、このような噂が出てしまった時点で彼が今後もこれまでと同様に、朝の顔として情報番組で司会を勤めていくのはイメージ的にかなり難しくなったと言わざるを得ません。
真相は今後の報道や法定で明らかとなると思われますが、この報道以前から打ち切りも噂されていた「情報プレゼンター とくダネ!」が今回の騒動で一気に打ち切りに向けて動き始めることは容易に想像されます。
もし本当にご自身が語っているように「(資金援助ではなく)単なる絵画の対価」としての金銭授受でしかないのであれば、小倉さんの抱く無念は相当なものと思われます。
長年に渡り、人気司会者として活躍してこられた方なだけに、いち視聴者としても、彼が潔白であることを信じたいと思いますが、真相は誰のみぞ知ると言った状態です。
まとめ
17年もの長きに渡って「朝の顔」として、テレビ番組「情報プレゼンター とくダネ!」の司会を務めているフリーアナウンサーの小倉智昭さんにまつわる資金援助疑惑についてまとめてみました。
彼が果たして白なのか黒なのか、真相は未だ分かっていない状態ですが、これまでの週刊文春による報道や過去の騒動の結末を見る限り、確かな証拠が揃ってから事件を報じてきた週刊文春の側に分があるように思います。
近いうちに事件の真相は法定で明らかとされることでしょう。
さらなる続報に期待ですね。