小心者のような独特の風貌と幅広い役を演じる高い演技力が光る個性派俳優の温水洋一さん。
その”ぬく”い癒し系の容姿で愛されていますが、結婚していて愛妻家でもあります。
温水洋一さんのこれまでの活躍を生い立ちから詳しくまとめたのでご紹介します。
この記事の目次
温水洋一のプロフィールや経歴
”ケセラセラ”をモットーに生きる癒し系俳優・温水洋一
温水洋一さんと言えば冴えない中年の風貌で基本的にヘタレキャラの印象がありますが、劇団「大人計画」で叩き上げで身につけた演技力は幅広く、小市民からやくざの組長まで演技分ける名俳優です。”ケセラセラ(なるようになる)”をモットーにしている温水洋一さんですが、その俳優人生は本当にその通りだったようです。生い立ちから嫁や子供に至るまで詳しくまとめました。
温水洋一さんのプロフィールはこちら。
本名: 温水 洋一(ぬくみず よういち)
生年月日: 1964年6月19日
出生地: 宮崎県
身長: 165 cm
体重: 不明
血液型: AB型
職業: 俳優
ジャンル: テレビドラマ、映画、舞台
活動期間: 1988年 –
配偶者: あり
引用:Wikipedia – 温水洋一
温水洋一さんは自宅ではとてもリラックスしているようで、趣味もガーデニングに散歩、ドライブとまさに温水洋一さんらしいのんびりとした時間を過ごすのが好きなようです。
温水洋一さんはスポーツではゴルフが好きなようですね。
温水洋一さんは松尾スズキさんや宮藤官九郎さんの所属する劇団「大人計画」を退団していますが、業界でのタブー扱いになっているという。
温水洋一さんの嫁さんと関係があるとも言われていますが、生い立ちから詳しくまとめましたのでご紹介していきましょう。
温水洋一の生い立ち&経歴
元々は消極的で引っ込み思案な性格だった温水洋一
今でこそ気弱な風貌をよそに色々な作品で引っ張りだこな温水洋一さんですが、幼少期から性格は引っ込み思案で心配性だったという。
温水洋一さんは1964年6月19日に宮城県で生まれました。
温水洋一さんの父親は陸上自衛隊の自衛官で、母親は公務員、そして4歳年下の妹がおり4人家族の家庭で育ちました。
子供の頃に温水洋一さんが父親から8ミリビデオカメラで撮影したフィルムはまだ残っているようです。
当時、温水洋一さんは虚弱体質で免疫も低く、猩紅熱にかかったこともあるそうで、心配性で引っ込み思案だったことからひとりで幼稚園に行くこともできなかったそうです。
温水洋一は小学校時代から”ケセラセラ”だった?
温水洋一さんは小学校低学年の頃にいじめられっ子だったようですが、1日をのぞき6年間休まず学校に行っていたようです。
温水洋一さんは都城市立大王小学校に通っていましたが、極度の心配性は治らず、親の帰宅が少し遅いだけでも大声を出して泣いていたそうです。
小学校低学年でいじめられていた温水洋一さんですが、小学校3年生から剣道を習い始めたおかげもあるのかいじめはストップしたようですね。
また、温水洋一さんは卓球クラブにも入っていたそうです。
温水洋一さんは小学校時代は1日しか休まなかったことから虚弱体質は改善されたのでしょう。
温水洋一、高校時代から芸能に目覚める
都城市立小松原中学校から宮崎県立都城西高校に進学した温水洋一さんは、映画や音楽、お笑いなど芸能の世界に興味を持ち始めたようです。
温水洋一さんは現在のハゲ上がった薄毛からは想像もつきませんが、高校時代は髪を伸ばし放題で”ぬらりひょん”、”ぬーぼー”と呼ばれていたそうです。
高校時代に漫才ブームが訪れたことで、温水洋一さんはお笑い芸人を目指して友達とコンビを組み、先生のモノマネや自作コントを作って披露していましたが笑いを取ることができなかったため諦めたようです。
そして温水洋一さんはコミックバンドのボーカルを務め、沢田研二の曲などを歌っていたそうですが、自主映画制作にも励み、監督、脚本、主演のブルース・リー役を演じて「ジャン拳」を撮影し、文化祭で上映していたそうです。
子供時代の引っ込み思案な性格から一転して目立ちたがりになっていた高校時代は、温水洋一さんは生徒会役員選挙に立候補して当選するなど学内では人気があったようです。
そして、高校3年生の頃に温水洋一さんは好きだったクラスのマドンナの坂井さんに演劇に向いていることをアドバイスされたことがきっかけで日本福祉大学在学中に演劇研究会に所属し、劇団「大人計画」に入団しました。
温水 高校時代好きな子に「芝居が向いてると思うから、やってみたら」と言われて、はじめたんです。引っ込み思案なんだけど、人前に出たいと言う気持ちがどこかにあったのでしょうね。
温水洋一、劇団「大人計画」に入団
好きな人の勧めで演劇の世界に入った温水洋一
男が人生を決定づける転機を迎えるときは女性の影響であることはよくある話ですが、温水洋一さんも高校時代の好きな人の助言で人生が決まったようです。
温水洋一さんは高校卒業後に予備校に通い、2浪の末に日本福祉大学社会福祉学部に入学しました。
そして、温水洋一さんは親戚がやっていたフジテレビ前にある中華料理店で住み込みでアルバイトをしていたようですが、フジテレビ職員やタレントも出前を取っていたようで、何度か志村けんに出前を届けたことに感動したそうです。
こうした縁があったのもやはり温水洋一さんは芸能界に入る運命だったのでしょう。
温水洋一さんは『夜のヒットスタジオ』の収録がある日などは、出前のついでに勝手に見学していたそうです。
そして、温水洋一さんは大学の演劇研究会に所属する傍らで、大学3年時あたりから劇団「大人計画」に入団します。
「大人計画」は松尾スズキさんが主宰する劇団で、当時は5人ほどの小劇団からスタートしたようですが、その後、宮藤官九郎さん、阿部サダヲさん、顔田顔彦さんなど人気俳優が入団して大きくなっていきました。
そして温水洋一さんは松尾スズキさんと「鼻と小箱」というコンビを組んで、温水洋一さんにはコアな女性ファンも少なくなかったようでモテていたと言われています。
温水洋一さんと松尾スズキさんの「鼻と小箱」のコント動画。
温水洋一、テレビデビューを果たす
竹中直人との出会いから全国的な知名度を獲得していった温水洋一
温水洋一さんは「大人計画」で出演を重ねる中で、竹中直人さんと出会ったことでバラエティタレントとしてお茶の間で知名度を獲得していくことになります。
温水洋一さんは28、9歳の頃、1994年に竹中直人さんの冠番コント番組『竹中直人の恋のバカンス(テレビ朝日系)』でバラエティ番組初出演を果たします。
温水「いや、その頃はまだ全然です(笑)。僕は『大人計画』や『WAHAHA本舗』の舞台に出てて、その頃は、裸になって奇声を上げたりとか、結構危ないラジカルなお芝居をやってたんです。それを観た竹中さんに声をかけて頂いて、それが縁でテレビに出るようになったんです」
実は温水洋一さんはこの出演以前に1990年に放送された柳葉敏郎さん主演のドラマ『ホットドッグ(TBS系)』でチョイ役で出演し、その翌年には『世にも奇妙な物語(フジテレビ)』などにも出演しています。
しかし、竹中直人さんの番組に出演したことで、テレビ番組の仕事が増えていった温水洋一さんは、1998年に安斎肇さん、村松利史さんらとオフィス「ワン・ツゥ・スリー」を設立。
翌1999年に明石家さんまさんの冠番組『明石家マンション物語(フジテレビ系)』に出演して温水洋一さんは”ぬっくん”と呼ばれるようになり、以降明石家さんまさんと交流が始まったことからテレビ番組やコントライブに呼んでもらえるようになったそうです。
この頃、温水洋一さんは個性派の名脇役俳優としてブレークしました。
温水洋一の「大人計画」時代は貧乏で泥棒も?
温水洋一は貧乏でも下積み時代とは思っていなかった?
温水洋一さんはアルバイトをしながら「大人計画」で30歳くらいまで出演しており、テレビの仕事のギャラも安かったため貧乏生活が続いたようですが、役者が楽しかったため当初は職業に据えることは考えていなかったようです。
劇団での活動だけでは収入が無いため、温水洋一さんはアルバイトをしながらCMのオーディションを受けていたようで、5回に1回はチョイ役で出演し多少のギャラは貰っていたようです。
しかし、それでも年収200万円にも満たなかったようで、温水洋一さんの貧乏生活は続きました。
温水洋一、「大人計画」時代は貧乏だった
番組で明かされた温水洋一と久本雅美との意外な関係
温水洋一さんは人に会うことは大好きだったため劇団以外にも色んな人に会っていたようですが、その中に劇団「WAHAHA本舗」を主宰していた久本雅美さんがいたようです。
温水洋一さんは2016年4月15日に放送されたバラエティ番組『ヒルナンデス!(日本テレビ系)』に出演し、「大人計画」時代の貧乏な生活について語りました。
温水洋一さんが「大人計画」に入るきっかけとなったエピソードから始まり、劇団時代に久本雅美さんから仕事に行くための電車賃を借りていたという話もあり、共演者は興味津々に聞いていたようです。
「劇団時代は仕事に行く電車賃を久本雅美に借りていた」というものがあった。共演者も知らなかったらしく、有吉弘行が驚いて「そういうお付き合いがあるんですか?」と聞いたところ、久本雅美が「ホント凄かった、すごくいいやつなんだけど!」と当時のエピソードを語った。朝、彼女の部屋のドアをトントンと叩くので出て見ると温水が立っていた。必死な様子で「姉さん、1万円貸してください!」と言うので貸したという。
温水洋一さんは久本雅美さんから借りた1万円は結局返していないようです。
親しくなったきっかけは久本雅美さんが当時柴田理恵さんらと立ち上げた劇団「WAHAHA本舗」に度々温水洋一さんが観に行っていたらしく、「大人計画」とも交流があったことから仲良くなったそうです。
ちなみに、『ヒルナンデス!』で発表された“ドラマに欠かせない名脇役 TOP10”では温水洋一さんは2位に入っていました。
温水洋一、家賃滞納で泥棒?
年収200万では家賃を滞納することもあった温水洋一
温水洋一さんは貧乏生活で家賃滞納してしまい生涯で一度きりの泥棒に入ったことがあったようです。
「大人計画」は今でこそ芸能界でトップクラスに有名な劇団に成長しましたが、当時は5人程度しかおらず、興行収入も無かったため温水洋一さんは貧乏生活が続いていました。
温水洋一さんは家賃が支払えなくなり滞納した結果、大家さんから締め出されてしまったようです。
しかし、部屋の中には舞台衣装があったため泥棒のように侵入したという。
「家賃を滞納して、大家さんに部屋のドアを紙で糊付けされ、封印されてしまったんです。でも部屋の中にある衣装がどうしても必要だったので、夜中にトイレの小窓から忍び込みました。下北沢の住宅地だったのですが、泥棒に間違えられるんじゃないかと思って、気が気じゃなくて」
これで仮に近隣住民に通報されて警察に逮捕されても住居不法侵入に当たるのかはわかりませんが、温水洋一さんの舞台にかける情熱がわかるエピソードでしょう。
温水洋一さんはどれだけ貧乏でも芝居が面白くて辞められず、役者として食べていけるようになる32歳まではアルバイトをしながら続けていたそうです。
温水洋一、「大人計画」退団の理由は略奪愛?
温水洋一の人生で最大のタブーが「大人計画」退団
温水洋一さんが「大人計画」を退団したのは1994年のことで現在から20年以上前のことですが、芸能界では触れてはならないタブー視されているようです。
温水洋一さんが以前爆笑問題がパーソナリティを務めるラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』にゲスト出演した際に、太田光さんから「大人計画」退団の理由を聞かれたそうです。
太田光さんが探ろうとしても温水洋一さんは最後まで退団理由を語りませんでしたが、業界ではこの話題を振るのはタブーだったという。
太田光さんが後にプロインタビュアーの吉田豪さんとの対談で温水洋一さんの「大人計画」退団の真相がタブーだったことを知らされてびっくりしています。
──温水さんに大人計画の話ばっかり聞き続けてましたけど、あれはやっちゃいけないことみたいなんですよ。
太田 あ、そうなの? なんで?
──どうやらデリケートな感じで大人計画を辞めているっぽくて、でも世間的にはなぜ辞めたか一切伝わってないぐらいの感じなんですよ。だから、みんなそこはイジらないようにイジらないようにしていて。
引用:デイリーニュースオンライン – 吉田豪インタビュー企画:爆笑問題・太田光「ネットは罪、ホントになくなったほうがいい」(1)
温水洋一さんは退団理由について唯一「特に意気込みあって辞めたわけではない」と語っていますが、本人も絶対に語りたくない理由のようです。
そして、太田光さんと吉田豪さんの対談でもトラブルがあって退団したことに触れています。
──普通はトラブルがあったことぐらい知ってると思いますよ!
太田 そっか、トラブルで辞めてるんだ。スタッフも誰もなんにも疑問を感じてなかったから。そこしか取っ掛かりがないからさ、大人計画ってことしか。
引用:デイリーニュースオンライン – 吉田豪インタビュー企画:爆笑問題・太田光「ネットは罪、ホントになくなったほうがいい」(1)
温水洋一さんが「大人計画」を退団した理由は闇の中ですが、ひとつ言えるのはかなり”やってしまった”事件があったため、「大人計画」の宮藤官九郎さんやコンビまで組んでいた松尾スズキさんとも以降共演が全くできないようですね。
温水洋一は嫁を松尾スズキから略奪していた?
タブーと言われれば知りたくなるのが人というものですが、ネット上で理由の特定が進む中で有力視されているのが”温水洋一略奪愛説”です。
温水洋一さんの嫁さんは「大人計画」を通じて知り合ったと言われており、ネット上では「劇団員だったのでは?」という噂が浮上したようです。
当時、温水洋一さんは「大人計画」に在籍中に松尾スズキさんと「鼻と小箱」というコンビを組んでコントをしていました。
そして、松尾スズキさんが交際していた劇団員を略奪する形で温水洋一さんが彼女を奪ったと噂は発展したようです。
温水洋一さんはそのため「大人計画」に居づらくなり、1994年に退団。そしてその約2年後に松尾スズキさんは自身のファンと交際を始めて1年半の交際の末に1997年に結婚しています。
さらに、奇しくも温水洋一さんも嫁さんと結婚したのが1997年で、時期的なものを考えても”温水洋一略奪愛”はありえないことではないと言われています。
温水洋一の結婚や嫁は?愛妻家のエピソードや子供について
温水洋一は嫁の情報を一切外に出さない
温水洋一さんは番組でもプライベートでも、一切芸能人を嫁に近づけようとしないと言われていますが、それは松尾スズキさんから略奪した経緯があるため気まずいと思っているからなのでしょうか?
温水洋一さんの嫁さんに関するタブーは芸能界はもちろん週刊誌もタブー扱いして追求していないようですね。
そのため4歳年下という以外は一切嫁さんに関する情報が出回っていないようですが、ツイッターでカメラマンの滝本淳助さんが結婚記念写真を公開していました。
温ちゃん、温水洋一さんの結婚記念写真は僕が撮ったんだよ。披露宴のクライマックス、キスシーンのお披露目です!さあ照れずに! pic.twitter.com/UZL3sr33vw
— 滝本淳助 (@takimotonosekai) 2015年8月16日
嫁さんの顔がよく見えませんが、美人のような印象ですね。
温水洋一さんは「大人計画」時代はコアなファンからモテていたそうなので、嫁さんももしかしたらファンのひとりなのかもしれません。
一方で温水洋一さんは嫁さんとのエピソードは隠していないようで、愛妻家な一面を覗かせています。
温水洋一は性格イケメンだった?
温水洋一さんは容姿は冴えない風貌ですが、「大人計画」劇団員だった当時はモテていたと同じ劇団員からの証言もあるようで、イケメンなエピソードもあります。
「大人計画」時代にお金が無かった温水洋一さんは、当時彼女だった嫁さんに井上陽水さんの名曲「夢の中へ」を替え歌にしてプレゼントするなど、なかなかイケメンなアプローチを使っているそうです。
嫁さんとの新婚旅行は河口湖というのも、お金が無かった当時のリアルな情景が思い浮かぶようです。
ドライブ好きな温水洋一さんはよく嫁さんとドライブに行くそうで、ある時一方通行の道で迷ってしまい、暴走族の集会に突っ込んでしまったというエピソードは温水洋一さんらしいですね。
そんな温水洋一さんは嫁さんから「せっかち」だと言われているようです。
現在もとても仲良しな夫婦で、温水洋一さんの嫁さんはどんなに朝が早くても朝食を作ってくれて、毎朝必ず一緒に嫁さんと会話をしながら朝食を食べているそうです。
3日に1回は嫁さんとスーパーで買い物をするのも温水洋一さんの楽しみのひとつのようですね。
ネットでは息子がいるといった情報がたまにありますが子供には恵まれていないようです。
温水洋一にまつわる個性的なエピソード集
個性的な温水洋一には個性的なエピソードが多い
名脇役として様々なドラマや映画に出演して活躍している温水洋一さんですが、個性的だからこそ温水洋一さんにしかできない仕事のオファーもあるようです。
仕事以外での温水洋一さんらしいエピソードとしては、飛行機内でとなりの酔っ払いが吸っていたタバコが温水洋一さんの股間に転がってきて、慌てふためいた温水洋一さんの股間に酔っ払いがビールをぶっかけたそうです。
他にも、女性専用車両だと気づかずに乗ってしまったことや、スポーツジムによく行くものの体を鍛えずにプールで浮いているのが好きなど温水洋一さんらしさを普段から爆発させています。
ここからは温水洋一さんの仕事上での面白かったり、意外だったりするエピソードをご紹介します。
温水洋一、ヒップホップグループ「大田クルー」に参加
「大田クルー」の曲「マハラジャスーパースター」に出演している温水洋一
1999年から2010年まで活動していたヒップホップグループ「大田クルー」の曲「マハラジャスーパースター」に”大田クルーと温水洋一”の名義で参加しています。
「大田クルー」のセカンドシングルとしてリリースされた「マハラジャスーパースター」のPVで、温水洋一さんは竹中直人さん、江頭2:50さんらと一緒に出演しています。
そして、温水洋一さんは途中から「大田クルー」に合流してダンスを披露。温水洋一さんのキャリアで唯一アーティストとのコラボレーションになっています。
出演のきっかけは「大田クルー」が元々温水洋一さんの大ファンだったようで、の出演の熱烈なオファーを受けて出演したそうです。
「大田クルーと温水洋一」の曲「マハラジャスーパースター」PV動画がこちら。
情けないサラリーマンのシンボル的な温水洋一さんはかなりハマり役ですね。
名脇役・温水洋一は2本の主演作がある
温水洋一、名脇役と同時に主演も張れるスター?
温水洋一さんは『ヒルナンデス!』の特集”ドラマに欠かせない名脇役 TOP10”で2位だったほど名脇役のイメージですが、実は2本の主演作がありました。
温水洋一さんが始めて主演した作品は、2013年10月12日に公開された映画『アブダクティ』で、「ブエノスアイレス国際ファンタジック映画祭」の監督賞・脚本賞、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭の準グランプリに輝くなど非常に話題性を呼んだ作品です。
同作品で主演を務めた温水洋一さんの役どころは、借金を抱えて家族に見捨てられ、全ての希望を失った中年男で、まさにうってつけの役だったと言えるでしょう。
誘拐されてコンテナに監禁され、1700キロにおよぶ海上輸送をされる中で、作中ほぼコンテナという異色の空間で演じきった温水洋一さんの演技力の高さに称賛が集まりました。
温水洋一さんの主演作映画『アブダクティ』の予告動画がこちら。
監督を務めた山口雄大さんは2016年に公開された映画『珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-』でも温水洋一さんを”最強の格闘家役”で起用しています。
また、温水洋一さんはインターネット公開およびDVD作品『ザ・プロローグ ぬくみ~ず7』でも主演を務めています。
この作品ははじめから温水洋一さんを素材に企画された作品ですが、気弱な俳優や伝説の殺し屋、侍など7つの短編ストーリーの序盤のみが収録されているようです。
そして、7つの短編から人気投票で1位を獲得したストーリーだけが完結作として制作されるという異色の映画になっています。
どのストーリーもかなりぶっ飛んでいる感じですが、人気投票の結果1位に輝いたのは『北京飯店』でした。
確かに、ハリウッドや香港アクション映画さながらに二丁拳銃で殺戮しまくる温水洋一さんなんて過去に見たことがないので納得の1位でしょう。
温水洋一出演の「Suck a Stew Dry」PVが話題に
人生を諦めたサラリーマン役ならやはり温水洋一
温水洋一さんは完全に”疲れきったサラリーマン”の象徴的存在だと認められているようで、男性4人組みのロックバンド「Suck a Stew Dry(現・THURSDAY’S YOUTH)」のPVに出演しました。
温水洋一さんは2015年9月9日にリリースされた「Suck a Stew Dry」のミニアルバム『Wake me up!』のCDジャケット写真とPV出演に起用されて当時話題を呼びました。
タイトルトラックでもある「ウェイクミーアップ」のPVに出演した温水洋一さんですが、一度は人生を諦めたしがないサラリーマンが廃れた町工場を立て直すために立ち上がるストーリーを演じました。
CDジャケットが温水洋一さんでインパクトがあったことからツイッターを中心にネットで話題を呼びました。
温水洋一さんが出演した「ウェイクミーアップ」のPV動画がこちら。
やはりこういう疲れたサラリーマン役をさせたら温水洋一さんの右に出る者はいませんね。
温水洋一、キレやすい性格?
温水洋一、実は意外と短期だったことが坂上忍により暴露される
2012年4月7日から2015年3月28日まで放送された『ぶらぶらサタデー(フジテレビ)』内のコーナー「タカトシ&温水の路線バスの旅」のレギュラーだった温水洋一さんですが、ゲストに坂上忍さんを招いた時に”キレやすい性格”だったことを暴露されてしまいました。
「ぶらぶらサタデー タカトシ温水の路線バスの旅 ぶらサタ流・開運ルート~南房総編~」で、ゲストとして出演した坂上忍さんは温水洋一さんと共演しましたが、過去にドラマで共演した時にキレていたエピソードを暴露しました。
温水洋一さんはその容貌から温和で優しいイメージがありますし、本人も「人に文句を言うのは苦手」と語るほど血の気の無さを語るほど揉め事は嫌いだという。
しかし、坂上忍さんとドラマ共演した時に、現場に坂上忍さんが早めに到着し、スタッフの間では温水洋一さん待ちという空気が流れていたそうです。
そして現場に到着した温水洋一さんは”温水さん待ち”の空気に小キレしてしまったそうです。
そして、温水はとうとう「なんで俺待ちみたいになってるんだ!俺はちゃんと用意してるんだ!」と声を荒げたという。坂上は「この人、小ギレするのよ」と楽しそうに暴露。
すると、温水は「『温水さん待ちです』って(言われて)行ったら、もう坂上くんとかがニヤニヤしながら現場にいて。ズルいんですよ!」と反論していた。
しかし、こうしたエピソードも温水洋一さんらしく、ある意味美味しいネタになっていますね。
温水洋一、女性からのクレームが面白い
映画『騒音』で明かした温水洋一が受けたクレームが面白い
温水洋一さんにしかありえない女性からのクレームに映画『騒音』で共演した関根勤さんや飯尾和樹さんも笑わずにはいられなかったようです。
関根勤さんが監督を務めた映画『騒音』の舞台挨拶で、温水洋一さんは自身が女性から受けたクレームについて明かしました。
そのクレームとは、トイレの”温水”ボタンを見るたびに、押すと温水洋一さんが出てくるのではないかと疑心暗鬼に駆られてしまうというもので、温水ボタンを押せなくなったそうです。
一緒に登壇していた関根勤さんや飯尾和樹さんもこのエピソードを聞いてしまって意識してしまうと笑っていたようです。
”温水”の表記は結構あると思うのであまり意識しすぎるのは危険ですね。
温水洋一、監督にいじめられる
温水洋一はベテラン俳優なのにセリフ覚え・滑舌が悪い?
映画『次郎長三国志』の撮影で、温水洋一さんは一番の見せ所でなかなかOKが出ずに苦しんだようで、初日舞台挨拶で監督に罰ゲームを仕掛けられたようです。
2008年9月20日に公開された映画『次郎長三国志』の初日舞台挨拶に、監督であるマキノ雅彦(津川雅彦)さん、主演の中井貴一さん、そしてキャスト陣の温水洋一さんや鈴木京香さん、近藤芳正さんなどが登壇しました。
全員映画と同じく次郎長一家の和装姿で登場して、森の石松役を務めた温水洋一さんが仁義を切って観客を沸かせました。
温水洋一さんに仁義を切らせたのはマキノ雅彦さんが罰ゲームを課していたようで、その理由は同映画の撮影中にありました。
同映画の一番の見せ場の撮影で、マキノ雅彦さんは温水洋一さんに「一発で行こう」と声を掛けていたそうですが、温水洋一さんはなんと15テイクしてもNGで日が暮れようとしていたようです。
すでにカラスも鳴く頃になり、中井貴一さんがカンペを提案。
カメラから見えない中井貴一さんの胸にカンペを貼って望むもこれもNGに終わってしまった温水洋一さん。
結局、撮影中に監督のOKが出るセリフは一回も言えなかったようですが、初日舞台挨拶で完璧に言うことができ「セリフをトチらずに言えたぞ!」とマキノ雅彦さんからツッコミを入れられた温水洋一さんは申し訳なさそうに苦笑いをしていたそうです。
温水洋一、自宅では「ゴロニャン」になる
猫が大好きな温水洋一
温水洋一は大の猫好きで、庭に来る野良猫に餌を与え、日頃から出かけるときはマタタビの実を持ち歩いて野良猫にあげているそうです。
そんな猫好きで知られる温水洋一さんのためにきたオファーがオリジナルDVD『ぬくぬく』への出演依頼でした。
漫画『ぬくぬく 猫のしまと山田さん』を映像化した作品で、愛する妻に先立たれた主人公の山田さんが愛猫の”しま”と穏やかに生きる心温まるストーリーです。
温水 そうですね、猫をじゃらしたりするシーンは普段やっていたように遊びました。監督からは「台本の流れはあるけれど、基本的に自由に、自然体でやってください」と言われて。でも、僕は家だと猫に「ゴロニャン」ってなっちゃうんですが、人前では絶対見せない姿なので……。自然体で猫に接するのは恥ずかしかったですね。
引用:ここにテキストを入力(URL変更も忘れずに)
猫好きの温水洋一さんは「大人計画」時代に友人から貰い受けた猫を飼っていたことがあるようですが、家を空けることが多かったため自由に出入りできるように窓を開放していたそうです。
すると、愛猫は頻繁に近所のアパートに行くようになり、ある日そのアパートに住む女性が愛猫に首輪をつけて飼ってしまったという。
温水洋一さんはとても悲しかったそうですが、貧乏暇なしで満足に育ててあげられない自分よりは、その女性に飼われた方が愛猫が幸せになると思い黙って手放したそうです。
なんとも切ないエピソードですが、温水洋一さんはまた猫を飼いたいと思っているようですね。
温水洋一はいつからハゲた?2歳~現在までの変遷
温水洋一 2歳。当然まだハゲず
温水洋一さんが『徹子の部屋』に出演した時に公開された2歳の頃の写真です。奥にはお母さんがいます。
温水洋一 18歳。毛量最盛期でフサフサ
高校時代の温水洋一さんは毛の量としては最盛期でしょう。ハゲの始まる気配は全くありません。高校時代はロン毛だったり茶髪だったりしたそうなので頭皮へのダメージは酷かったのかもしれません。
温水洋一 25歳。ついにハゲ始める
温水洋一さんが生え際が後退し始めてハゲが始まったのはどうやら25歳前後のようですね。
温水洋一 26歳。1年でかなり生え際が後退
もうすでに現在の温水洋一さんが出来始めつつあります。25歳からたったの1年でこれほどハゲが進行してしまったのならこれ以降は加速していくでしょう。
温水洋一 31歳。かなり現在の印象に近づく
もう誰が見ても温水洋一さんだと答えられるレベルにまでハゲが進行しました。あともうひと押しですね。
温水洋一 34歳。『踊る大捜査線 THE MOVIE』で現在の印象に近づく
温水洋一さんは1998年に公開された映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』に出演しましたが、この時にはすでに現在の印象を手に入れつつあったようです。
温水洋一 38歳。なかなかしぶとい頭頂部
30代に突入して温水洋一さんは現在の印象に近づいたものの、頭頂部の髪の毛がなかなか減らずにキープし続るようです。
温水洋一 44歳。しぶとく生き残っているバーコード
温水洋一さんのハゲは40代に入ると毛量が減り始め現在の印象に王手をかけています。
現在の温水洋一が完成
温水洋一さんの現在の印象は52歳の頃には完成していたようです。これだけハゲが生きる俳優もなかなかいないでしょう。
温水洋一についてまとめると…
劇団「大人計画」の初期から活躍し、その後テレビで名脇役の個性派俳優として不動の地位を手に入れた温水洋一さんについてまとめてきました。
温水洋一さんの嫁さんについてはほぼ情報がありませんでしたが、業界に流れる”触れてはいけないタブー”が気になりますね。
社会に負けた情けないサラリーマンを演じさせたら温水洋一さんの右に出る者はおらず、それは今後も譲らないでしょう。
嫁さんとの間に子供はもうけなかったようですが、今の温水洋一さんの収入なら愛猫に満足な暮らしを提供できると思いますのでぜひ猫御殿にして欲しいですね。