「ルフィ」などと名乗り、特殊詐欺や連続強盗の指示を出していたとされる藤田聖也容疑者が話題です。
この記事では藤田聖也容疑者の生い立ちや実家、親などの家族、高校や大学、経歴、イケメンという一部の声や身長、両腕と右足の刺青、結婚や嫁、子供、逮捕と現在についてまとめました。
この記事の目次
- 藤田聖也は特殊詐欺・連続強盗事件の指示役「ルフィ」と疑われる男の1人
- 藤田聖也の生い立ち① 小・中学校時代はサッカー部に所属し空手も
- 藤田聖也の生い立ち② 高校時代は非行に走り暴走族にも所属
- 藤田聖也の生い立ち③ 高校時代については明るい性格などの証言も
- 藤田聖也の実家
- 藤田聖也の両親などの家族
- 藤田聖也の出身高校は函館市内
- 藤田聖也は大学へは進学せずに専門学校へ
- 藤田聖也の経歴① 不動産会社に勤務も横領がバレてクビに
- 藤田聖也の経歴② ススキノの風俗店の従業員として勤務し渡辺優樹と知り合う
- 藤田聖也の経歴③ 渡辺優樹とネット上で女性と会話できる事業を展開
- 藤田聖也の経歴④ 2012年に1000万円の金庫強盗で渡辺優樹と共に逮捕
- 藤田聖也の経歴⑤ 渡辺優樹と特殊詐欺グループを作りフィリピンへ渡る
- 藤田聖也に対してはイケメンという声も
- 藤田聖也の身長は約178cm
- 藤田聖也の刺青
- 藤田聖也の結婚や嫁や子供
- 藤田聖也の逮捕と現在
- まとめ
藤田聖也は特殊詐欺・連続強盗事件の指示役「ルフィ」と疑われる男の1人
藤田聖也(ふじた・としや。逮捕当時38歳)は、2018年から2020年にかけて発生した被害総額60億円とも言われる特殊詐欺事件と、2022年から2023年にかけて発生した連続強盗事件で、フィリピンから「ルフィ」を名乗り、実行犯らに指示を出していたと疑われている容疑者4人のうちの1人です。
この藤田聖也容疑者と、渡辺優樹(逮捕当時38歳)、今村磨人(いまむら・きよと。逮捕当時38歳)、小島智信(当時45歳)の4人が、指示役だと疑われている事件は、2018年11月から2020年6月までに確認されただけでも、少なくとも約2300件被害総額60億円以上ともされる特殊詐欺事件と、2022年から2023年はじめにかけて、関東を中心に14都道府県20件以上発生した連続強盗事件を指します。
現在までにわかっている情報によれば、「ルフィ」を名乗って犯行指示を出していたとされる容疑者4人のうちのリーダー格が渡辺優樹容疑者とされ、藤田聖也容疑者は、特殊詐欺などで警察官や銀行員を装って電話をかける「かけ子」を集めるリクルーターの役割や、犯罪で稼いだ現金を回収する役割を果たしていたとされています。
ここでは、この、通称・ルフィグループの幹部の1人とされる藤田聖也容疑者について現在までに明らかになっている情報をまとめていきます。
藤田聖也の生い立ち① 小・中学校時代はサッカー部に所属し空手も
2018年から2020年にかけての特殊詐欺事件、2022年から2023年にかけての連続強盗事件を起こしたとされる、通称「ルフィグループ」の幹部と見られている藤田聖也容疑者の生い立ちについて、現在までにわかっている内容をまとめていきます。
テレビニュースや新聞などの報道によると、藤田聖也容疑者は1984年の生まれで、北海道の渡島半島南部、函館市から約16kmほどの地点にある七飯町(ななえちょう)の出身で、同町の小学校・中学校を卒業し、その後は函館市内の高校へと進学しているという事です。
藤田容疑者は北海道南部の七飯町で生まれ育ちました。町内の小中学校に通い、その後、函館の高校に進学します。
NHKの取材に応じた同級生によると、小・中学校時代の藤田聖也容疑者は「特に印象に残っていない」、「普通の子」といった印象だったそうです。
藤田容疑者は1984年生まれの38歳。
関係者によりますと七飯町の小、中学校を卒業し、函館市内の高校に進学しました。
小、中学校の同級生の男性は「特に印象に残っていないが、普通の子という感じだったと思う。中学校を卒業して以降のことは全く知らないが、とんでもないことをしたなと驚いています」と話していました。
また、北海道新聞の2023年2月1日配信の記事(会員限定記事のため引用は控えます)には、小・中学校時代の藤田聖也容疑者はサッカー部に所属し、社交的でムードメーカーだったという同級生の証言が掲載されています。
北海道文化放送の「北海道ニュースUHB」では、中学時代の藤田聖也容疑者がサッカーの他に空手もやっていたとの情報が報じられています。スポーツ万能だったとの事ですが、空手の試合で反則行為をするなど、当時からヤンチャな一面があったという事です。
中学時代はサッカーに空手とスポーツ万能だったという藤田聖也容疑者。空手の試合では反則技をするなど、ヤンチャな一面があったといいます。
藤田聖也の生い立ち② 高校時代は非行に走り暴走族にも所属
出典:https://www.dailyshincho.com/
サタデーステーションは、この藤田容疑者の高校時代の同級生だったという女性に話を聞くことができました。
(藤田容疑者の高校同級生) 「2年を2回やってたはずなんです。留年です、テストか出席日数かどっちかなんですけど。先生にばれないところでコレやってましたから」 Q)なんですか? 「タバコ。みたことあります」
藤田聖也の生い立ち③ 高校時代については明るい性格などの証言も
学校祭の仮装パレードでアニメのヒロイン役に扮し、笑顔で歩いている男子生徒。
高校時代の藤田容疑者です。当時このパレードを一緒に歩いた同級生は…
藤田容疑者の高校の同級生:「藤田はジャスミンの恰好をしました。(性格は)明るかったと思います」
藤田容疑者の高校の同級生:「怖い感じはあったが、結構優しい感じもあったのでみんな話しかけてました。(今回のニュースを聞いて)なんか悲しいです」
藤田聖也の実家
出典:https://news-pctr.c.yimg.jp/
藤田聖也容疑者の実家の場所は明らかにされていませんが、生い立ちのところでも触れたように、藤田聖也容疑者は北海道函館市の北方向、約16kmの場所にある七飯町で、小学校・中学校を卒業し高校卒業まで過ごしています。
広域強盗事件に絡み、警視庁が窃盗容疑で逮捕状を取った道内出身の藤田聖也(としや)容疑者(38)は、渡島管内七飯町で高校卒業まで過ごした。
この事から、少なくとも藤田聖也容疑者が高校生の頃までは、藤田聖也容疑者の実家は北海道七飯町にあったと思われます。
現在も藤田聖也容疑者の実家がこの北海道七飯町にあるのかは不明ですが、藤田聖也容疑者の父親がメディアの取材に応じており、その際に父親は北海道在住と報じられているため、少なくとも現在も藤田聖也容疑者の実家は北海道のどこかだと思われます。
藤田聖也の両親などの家族
藤田聖也容疑者の両親や兄弟などの詳しい家族構成は不明ですが、父親がメディアの取材に応じています。
北海道新聞の取材に、藤田聖也容疑者の父親は、藤田聖也容疑者と最後に連絡を取ったのは2023年から見て12年ほど前で、その時に電話で口論になって以来音信不通になっていた事を明かしています。
父親は「最後に話したのは12年前。電話で口論になり、それ以降、連絡は取っていない」と話した。
また、北海道新聞の記事では、藤田聖也容疑者の父親の、被害者への謝罪の気持ちと、自身の子供である藤田聖也容疑者に対しての感情についての以下の発言が掲載されています。
同容疑者の父親は1日、北海道新聞の取材に「被害者の方に申し訳ない。償いきれない過ちを犯したと自覚し、一生刑務所に入ってもらうしかない」と絞り出すように語った。
藤田聖也容疑者の父親はNHKの取材にも応じており、北海道新聞の取材に対して答えたのとほぼ同一の内容を回答しています。
父親はNHKの取材に対しては、藤田聖也容疑者に対する感情は「怒り」である事も明かしました。
北海道にいる藤田容疑者の父親も取材に応じ、本人とは10年以上連絡を取っていないことを明かしました。「被害者に申し訳ないという思いか」という問いかけに対しては「はい」と答えました。藤田容疑者に望むことについては「どうしてほしいと言っても、どうしようもない」と語り、償ってほしいが償いきれるようなものではなく腹立たしい思いがあると明かしました。
さらに、藤田聖也容疑者の父親は、北海道文化放送のニュース番組の取材に対しては、「息子だと思っていない、会いたくもない」と、かなり怒っている様子で答えています。
藤田容疑者はどんな幼少期だったのか…父親に話しを聞くと。
藤田容疑者の父親:「息子だと思っていない。会いたくもない」
こうした父親の反応を見る限り、藤田聖也容疑者は少なくとも10数年前から家族との関係は上手くいっておらず、家族からは関わりたくない、できれば絶縁したいような存在として見られていた可能性が高いようです。
藤田聖也の出身高校は函館市内
生い立ちのところでも触れているように、藤田聖也容疑者の出身高校は北海道函館市内にある高校だという事です。
父親や知人らによると、藤田容疑者は同町の小中学校を卒業後、函館市内の高校に進学した。
藤田聖也容疑者の高校は特定されていませんが、高校時代の写真ではブレザーではなく学ランを着ているようです。
函館市内の高校で制服が学ランなのは「北海道函館工業高校」(偏差値49)、「北海道函館商業高校」(偏差値49)、「北海道函館稜北高校」(偏差値54)があります。
このうち、北海道函館稜北高校は進学校とされているため可能性は低いように思えます。
あくまでも推測ですが、藤田聖也の出身高校は「北海道函館工業高校」か「北海道函館商業高校」のどちらかの可能性が高いように思われます。
藤田聖也は大学へは進学せずに専門学校へ
藤田聖也容疑者は高校を留年したとはいえ、卒業はしているようです。
「週刊文春」(2023年2月9日号)の記事に、藤田聖也容疑者の父親への取材内容が掲載されていますが、父親によると、藤田聖也は高校卒業後は大学へは進学せず、札幌の専門学校へと進学。
藤田聖也容疑者は札幌の専門学校へ行って一人暮らしを始めてからは、ほとんど七飯町の実家には寄り付かなくなったとも父親は話しています。
なお、藤田聖也がどこの専門学校に通っていたのか、どのようなジャンルの専門学校だったのかは明かされておらず不明です。
なお、この「週刊文春」の記事では、父親は藤田聖也容疑者について「中学時代まではいい子でしたよ」とも話しています。しかし、高校に入学した頃から親の言う事を聞かなくなったとの事です。
そして、今回の逮捕から見て12年前(2011年頃か)に電話で口論になり、それ以来音信不通になったとの事でした。
藤田聖也の経歴① 不動産会社に勤務も横領がバレてクビに
高校卒業後に、札幌の専門学校へと進学した藤田聖也容疑者は、この専門学校をちゃんと卒業しているようです。
東京スポーツなどによると、藤田聖也容疑者は専門学校を卒業後に不動産会社で働き始めるも、会社の金を横領したのがバレて解雇処分になっているようです。
藤田容疑者は専門学校卒業後、不動産会社に勤務するも横領がバレてクビ。
この横領事件については、事件化はされなかったようで逮捕はされていません。
藤田聖也の経歴② ススキノの風俗店の従業員として勤務し渡辺優樹と知り合う
藤田聖也容疑者は、函館市内の高校を1年留年し現役より1年遅れで卒業した後は、七飯町の実家を出て札幌市内の専門学校と進学。一人暮らしをしながら専門学校を卒業後は、不動産会社に勤務するも、横領がバレて解雇になりました。
藤田聖也容疑者はその後は、札幌の繁華街・ススキノの風俗店や飲食店の従業員をしていたとの情報が北海道新聞他複数のメディアから報じられています。
当時の藤田聖也容疑者を知る40代の飲食店経営者の男性が北海道新聞の取材に答えており、それによれば、藤田聖也容疑者は「喧嘩早くて、暴れだすと止まらない」ところがあったそうで、この男性は「危ない感じがして、数年前から関わらないようにしていた」のだそうです。
また、NHKも藤田聖也容疑者がススキノで働いていたとする情報が報じており、この頃に、「ルフィ」を名乗って特殊詐欺や強盗事件の指示を出していたと疑われている4人のうちでもリーダー格とされている渡辺優樹容疑者と知り合ったとの情報も明かされています。
関係者によると藤田容疑者はその後、札幌に出て繁華街のススキノで働いていたとみられ、そこで渡邉優樹容疑者らと出会ったとみられています。
別の関係者からの情報によると、藤田聖也容疑者と渡辺優樹容疑者は逮捕から見て約20年前からの付き合いだったとの事なので、おそらく、2000年代初め頃(藤田聖也も渡辺優樹も10代後半から20代初めの頃)に知り合ったのだと思われます。
藤田聖也の経歴③ 渡辺優樹とネット上で女性と会話できる事業を展開
藤田聖也容疑者は、渡辺優樹容疑者と知り合った後は2人で組んで怪しいビジネスで金を稼ぐようになったようです。
立場は渡辺優樹容疑者の方が上で、藤田聖也容疑者は子分のような立場だったと言われています。
NHKが、当時の藤田聖也容疑者と渡辺優樹容疑者に仕事に誘われたという男性の取材に成功しています。
この男性によると、当時、藤田聖也容疑者は「宮本聖也」を名乗り、マンションの部屋を拠点に女性とオンラインで会話できるネットサービス事業を展開していたとの事です。
当時の2人を知る男性は、10年以上前に渡邉容疑者から一緒に事業をやらないかと持ちかけられ、札幌市内のマンションに呼ばれたときに藤田容疑者と会ったということです。藤田容疑者は当時、宮本聖也と名乗っていたということです。
2人はマンションの部屋でオンライン上で女性と会話できるサービスを行っていて、関係性については渡邉容疑者のほうが立場が上に感じたといいます。
この他にも、この時期に藤田聖也容疑者と渡辺優樹容疑者は、ロシアの漁船と取引して、中古車と蟹を交換し、その蟹を地元の業者に卸して現金を得るというビジネスを行なっていたとの情報も出ています。
藤田聖也の経歴④ 2012年に1000万円の金庫強盗で渡辺優樹と共に逮捕
藤田聖也容疑者は、2012年に渡辺優樹容疑者と現金1000万円を盗んだ疑いで逮捕されています。
渡辺容疑者と藤田容疑者は、2012年に札幌市中央区の住宅から現金1000万円などを盗んだ疑いで逮捕。
東スポによると、この時に逮捕された事件は金庫強盗だったとの事です。
渡辺容疑者と藤田容疑者は12年、一緒に金庫強盗で逮捕されている。
2012年に札幌市中央区で発生し被害額1000万円の金庫強盗事件というと、お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹さんが渡辺優樹容疑者と共に逮捕された事件と内容がかなり一致しています。
この兼近大樹さんが逮捕された事件では、渡辺優樹容疑者を含めて合計4人が逮捕されているため、藤田聖也容疑者が逮捕された事件と同一の事件の可能性も考えられます。
なお、この事件で兼近大樹さんは不起訴処分となっています。
ちなみに、「藤田聖也」という人物が、2011年に児童買春で、2013年に窃盗(当時12歳の中学1年生だった女子の自転車のかごから、制服やジャージが入ったバックを盗んだ容疑)で逮捕されていますが、ルフィと疑われている藤田聖也容疑者とは年齢が一致せず、これは同姓同名の別人です。
藤田聖也の経歴⑤ 渡辺優樹と特殊詐欺グループを作りフィリピンへ渡る
渡辺優樹容疑者と知り合った後、藤田聖也容疑者は犯罪行為や怪しいビジネスに手を染めるようになっていますが、正確な時期は不明ながらこの頃に渡辺優樹容疑者と特殊詐欺グループを作ったと見られています。
藤田聖也容疑者と渡辺優樹容疑者の特殊詐欺グループは、当初は日本国内を拠点に特殊詐欺を働いていたようですが、他の特殊詐欺グループが摘発され始めた事から、フィリピンへと拠点を移そうと計画したようです。
渡辺容疑者の子分格が藤田容疑者で特殊詐欺グループを作った。今村容疑者は別の犯罪グループ。札幌を拠点にした特殊詐欺グループが摘発されるたびに、ススキノのワルたちは『次はフィリピンに拠点を移そう』という話になっていたそうです」
この頃、藤田聖也容疑者は、中学時代からの友人にフィリピンに渡ろうと考えている事を打ち明けていた事も明らかになっています。
ただ、藤田聖也容疑者はこの友人には特殊詐欺をやっているとは話しておらず、「人材派遣のような仕事」と誤魔化していたと見られます。
(中学時代からの藤田容疑者の友人)「行こうかなみたいな。儲かる、人材派遣みたいな」
(森永記者)「藤田はどういう人?」
(中学時代からの藤田容疑者の友人)「そういうこと(犯罪を)をするようなタイプではない。ただ話に乗っちゃうタイプ。友達がこんなことやるとは考えられない、悲しいですね」
そして、渡辺優樹容疑者と共にフィリピンに渡った藤田聖也容疑者は、拠点として廃ホテルを確保し、多数の「飛ばし携帯」を現地で調達し、遠隔で日本国内での特殊詐欺を行い始めたようです。
この頃に、小島智信容疑者や今村磨人容疑者もグループに加わったと見られています。2019年11月に特殊詐欺に関わった日本人36名が一斉に摘発されましたが、このグループを率いていたのが渡辺優樹容疑者や藤田聖也容疑者でした。
時期ははっきりしないが、渡辺・藤田容疑者はフィリピンに渡り、アジトとして廃ホテルと多数の“飛ばし携帯”を用意し、小島容疑者とともに特殊詐欺グループとして遠隔で特殊詐欺を行った。その後、今村容疑者もフィリピンに渡り、合流したとみられる。アジトは19年、フィリピン当局に摘発され、日本人の“掛け子”36人が身柄拘束された。
「掛け子」の36名が摘発された時、渡辺優樹容疑者と藤田聖也容疑者、小島智信容疑者、今村磨人容疑者(指示役「ルフィ」と疑われる4人)は拠点にはおらず、逃亡しますが、その後フィリピン当局によって逮捕され、マニラ近郊の入管施設「ビクタン収容所」で拘束されました。
しかし、結果として「ビクタン収容所」で再合流を果たした4人は、再び収容所内から特殊詐欺を働くようになり、2022年からは連続強盗事件までも起こすようになりました。
そして、藤田聖也はフィリピン政府から警視庁に引き渡され、2023年2月7日に日本に強制送還されました。
藤田聖也に対してはイケメンという声も
特殊詐欺、連続強盗事件の指示役「ルフィ」と疑われている4人の中でも、藤田聖也がイケメンだという声がネット上で見られるようです。
いくつかのネット上の匿名掲示板で「藤田聖也ってイケメンでは?」などのタイトルのスレッドが建てられているのが確認できます。
藤田聖也容疑者がイケメンかどうかは人それぞれの感想なのでどうでも良いですが、ネット上ではイケメンという声に同意する声もある一方で、「犯罪者をイケメンなどと褒めるのは不謹慎」などと批判的な声も多いようです。
いずれにしても、藤田聖也容疑者が日本に強制送還された時に流されたマスク姿の映像を見て「イケメン」という印象をもった方が多いようで、マスクを外した顔写真については「そこまでイケメン」ではない「他の3人と比べればイケメンだが、平均的な顔」など、イケメンだと騒ぐほどではないという意見が優勢となっています。
藤田聖也の身長は約178cm
出典:https://www.dailyshincho.com/
イケメンなどという声が一部から上がっている藤田聖也容疑者ですが、身長が気になるという声もあるようです。
藤田聖也容疑者がフィリピンの収容所に拘束された際に撮影されたマグショットから、藤田聖也容疑者の身長は約「178cm」である事がわかります。
上のマグショット画像の背景の横線は身長がわかるようにするためのもので、藤田聖也容疑者はちょうど178cmを微妙に超えたあたりの身長である事がわかります。(6フィート10を示す点線の横に「1.78」と記載されており、これは1メートル78を表している)
藤田聖也の刺青
出典:https://www.nikkansports.com/
藤田聖也容疑者がフィリピンから強制送還された際の映像で、藤田聖也容疑者の両腕の肘の少し上の辺りまでと、右足の膝から下に刺青が彫られている事が確認できる点も話題になっています。
藤田聖也容疑者については過去に暴力団組織に所属していたといった経歴などは現在のところ出ておらず、どういった経緯で刺青が入れられたのかは不明です。
藤田聖也容疑者の刺青の図柄がはっきりわかるような画像は現在のところありませんが、右足に彫られている刺青は髑髏がモチーフになっているように見え、和彫りではなくタトゥーのように見えます。
藤田聖也の結婚や嫁や子供
藤田聖也容疑者は、父親の証言などから過去に結婚していた事がわかっています。
その後は札幌で暮らし、結婚もしていたという。
藤田聖也容疑者の結婚の時期や嫁がどのような女性かなどは明らかになっておらず不明です。また、この嫁との間に子供がいるといった情報は出ていません。
また、父親の話ぶりからすると、藤田聖也容疑者はこの嫁とは既に離婚していると思われます。
ネットでは、藤田聖也容疑者がこれまでに3度結婚しているという情報も確認できますが、こちらは真偽不明の情報です。
藤田聖也の逮捕と現在
特殊詐欺事件・連続強盗事件の指示役「ルフィ」ではないかと疑われ逮捕状が出ていた藤田聖也容疑者は、2023年2月7日の午前8時15分頃に、フィリピン政府から、日本から派遣された警視庁の捜査員に引き渡されました。
そして、藤田聖也容疑者は、同時に引き渡された今村磨人容疑者と共に、移送中の航空機の中で特殊詐欺事件に関連する窃盗容疑で逮捕されました。
その後、藤田聖也容疑者らは、同日14時半頃に成田空港に到着し、警視庁渋谷警察署に身柄を移されています。
関東など各地で相次いだ強盗事件を巡り、フィリピンから身柄の引き渡しを受けた今村磨人(38)、藤田聖也(38)両容疑者を乗せた旅客機が7日午後2時半過ぎ、成田空港に到着した。両容疑者は移送中の機内で、特殊詐欺に関与したとする窃盗容疑で警視庁に逮捕された。
渋谷警察に移送された後の藤田聖也容疑者の現在の様子は、2023年2月11日の時点では明らかにされていませんが、既に取り調べが始まっていると思われます。今後は検察に送られるはずですが、藤田聖也容疑者らが、逮捕容疑である窃盗罪だけでなく、強盗や殺人などの容疑で起訴されるのかどうかにも注目が集まっています。
まとめ
今回は、2018年から2020年にかけて発生した、2300件以上被害総額60億円以上に上る特殊詐欺事件と、2022年から2023年にかけて発生した連続強盗事件で、フィリピンから「ルフィ」などと名乗って遠隔で実行犯に指示を出していたと疑われている4人の男のうち1人・藤田聖也容疑者についてまとめてみました。
藤田聖也容疑者の生い立ちについては、北海道函館市から約16km北にある七飯町で1984年に生まれ、七飯町内の小学校・中学校を経て、函館市内の高校を卒業している事がわかっています。
藤田聖也容疑者は、中学時代はサッカーや空手をやっていて、多少ヤンチャではあるものの普通の少年だったという事でしたが、高校進学後に不良化し、暴走族にも加わるようになって2年生の時には1年留年しています。ただ、高校時代はまだ明るい性格で周囲からも特に悪い印象は持たれていなかったようです。
藤田聖也の高校卒業後の経歴については、大学には進学せずに札幌の専門学校へ進学しています。この時に七飯町の実家の親元を離れて一人暮らしを始めています。父親によると、高校を出てからはほとんど音信不通で実家には寄り付かなくなったとの事です。
専門学校を卒業後は、一時不動産会社で働いていたようですが、会社の金を横領したのがバレて解雇されています。
その後は、ススキノの風俗店や飲食店で働いて生活していたようですが、この頃に「ルフィ」のリーダー格とされる渡辺優樹容疑者と知り合い、怪しげなビジネスや犯罪行為に手を染めるようになったようです。
渡辺優樹容疑者と特殊詐欺グループを作った後に、摘発を逃れるためにフィリピンへと渡り、特殊詐欺事件や連続強盗事件を遠隔で引き起こし、そしてついに今回の逮捕に至ったという経緯でした。
藤田聖也容疑者は過去に結婚していた事もわかっていますが、嫁や子供など詳しい事はわかっていません。
ネット上ではイケメンといった声もあり、身長(178cm)などへの興味も集まっているようです。
また、両腕と右足の刺青にも注目されていますが、どのような経緯で彫られたものかはわかっていません。
藤田聖也容疑者は、2023年2月7日にフィリピンから日本に強制送還され、特殊詐欺などに関わる窃盗容疑で逮捕されています。現在は渋谷警察署で取り調べを受けていると思われますが、2月11日の現在の時点では新たな情報は発表されていません。