元乃木坂46の生田絵梨花さんへの演出が厳しいと報じられた宅間孝行さんは、どのような人物なのでしょうか?
宅間孝行さんのプロフィールや大学などの学歴、若い頃からの経歴、大河内奈々子さんとの結婚や離婚、再婚や子供、年収や自宅と脚本家としての評判やブラ紐事件をまとめました。
この記事の目次
宅間孝行は俳優&脚本家&監督
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宅間孝行
生年月日:1970年7月17日
出身:東京都
身長:180cm
所属:テイクオフ
活動:B型
活動:俳優、脚本家、演出家、映画監督
宅間孝行さんは俳優や脚本家、演出家、監督として活動している男性です。
俳優として活動しながら、自身の劇団や演劇プロジェクトを立ち上げ、精力的に活動しています。
宅間孝行さんが主宰しているタクフェスは人気公演で、ファンから支持されていますが、宅間孝行さんの演技指導は非常に厳しいことで知られていて、コンプライアンスが厳しいこのご時世に悪い意味で注目が集まってしまっています。
宅間孝行の学歴:大学中退
宅間孝行さんは東京都出身です。
高校は埼玉県にある早稲田大学の附属高校である早稲田大学本庄高等学院に入学し、大学はそのまま早稲田大学に進学しました。早稲田大学本庄高等学院の偏差値は75!埼玉県トップの高校ですから、宅間孝行さんは非常に優秀な学生だったことがわかります。
早稲田大学に進学した宅間さんでしたが、もともと就職する気はなかったとのこと。ただ、「大学生の身分」は学割などを利用でき便利だという理由で、大学には4年間在籍したそうです。
早稲田大学に4年在籍しつつも中退した宅間。本人は学生だと学割にもなるし楽だからと大学生をエンジョイしたがったが、就職する気はなかったので両親から「お願いだからやめてくれ」と頼まれてしまったらしい。
4年在籍したということは、宅間孝行さんは22歳の時に早稲田大学を中退したんですね。
宅間孝行の経歴
劇団旗揚げの経緯
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宅間孝行さんは4年間在籍した早稲田大学を中退した後、24歳で俳優養成所に入りました。ただ、最初から俳優を真剣に志していたわけではありません。
大学時代に音楽の道に進むことを志していましたが、バンドメンバーが大学卒業と共に就職してバンド活動を辞めてしまい、宙ぶらりんの状態になります。
当時、俳優として成功した人が曲を出すことが多かったため、宅間孝行さんは「とりあえず俳優としてスターにな手からミュージシャンになろう」と考え、俳優養成所に入所したとのこと。
しかし、メンバーが大学卒業と共に就職でバンドを辞めてしまい、とりあえず俳優の養成所に入ることに。当時、大成した俳優が曲を出すことが多く、まずは俳優としてスターになって、ミュージシャンになろうと考えていたそうです(笑)。
しかし、俳優の道はベテラン俳優でもアルバイトをしなければ食べていけないという厳しい現実を知ります。そこで、10年頑張ってモノにならなかったら辞めようと決め、そこからは俳優の道に邁進します。
まずは、自分で劇団を作って、その看板役者になれば良いと考え、1997年に「東京セレソン」を旗揚げし、主宰・座付き作家・演出家・役者になりました。
俳優として
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宅間孝行さんが「10年」というタイムリミットを決めたのは24歳の時ですので、タイムリミットは34歳になります。タイムリミットまであと2年という時、「東京セレソン」の公演を見に来ていたプロデューサーからドラマのオファーが来ました。
宅間さんが出演することになったのは2003年にフジテレビで放送された昼ドラマの「貫太ですッ!」です。このドラマの中で、宅間さんはサブレギュラーの川島隆役を演じました。
そして、共演した石倉三郎さんに「お前はこの世界できっと食っていける」とお墨付きをもらい、そこから少しずつドラマの仕事が来るようになり、さらに脚本家としても仕事をするようになりました。
宅間孝行さんの俳優としての主な作品をご紹介します。
<ドラマ>
・大河ドラマ「新選組!」(2004年)
・タイガー&ドラゴン(2005年)
・今週、妻が浮気します(2007年)
・連続テレビ小説「瞳」(2008年)
・連続テレビ小説「つばさ」(2009年)
・新選組血風録(2011年)
・SPEC〜翔〜(2012年)
・ゴーイング マイ ホーム(2012年)
・ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査ファイル〜(2019年)
<映画>
・同窓会(2008年):主演・監督・脚本
・プリンセス・トヨトミ(2011年)
・くちづけ(2013年)
・劇場版 SPEC〜結〜 爻ノ篇(2013年)
・天外者(2020年)
主役は自身が監督・脚本を担当した映画「同窓会」だけですが、脇役としていろいろな作品に出演していることがわかります。
脚本家や監督として
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宅間孝行さんは脚本家や演出家、監督としても活動しています。
自身が主催する劇団「東京セレソン」では作家や演出家も兼ねていました。最初は専業の作家と演出家が劇団にいたようですが、劇団から離れたことがきっかけで、自分で書き始めることになり、2001年からはサタケミキオ名義で脚本・演出をするようになりました。
サタケミキオ名義で脚本家として活動したのは、俳優としての宅間孝行と区別しておきたいからです。
そして、俳優としてテレビドラマに出演し始めた数年後に、脚本家としてもテレビドラマや映画を手掛けるようになりました。
宅間孝行さんの主な作品はこちらです。
<ドラマ作品>
・アタックNo.1
・花より男子第1期
・花より男子2(リターンズ)
・歌姫
▶スマイル
▶君たちに明日はない
▶新・ミナミの帝王
▶ラスト・ディナー 第4夜「True Heart」
▶間違われちゃった男
▶素晴らしき哉、先生!
<映画作品>
・婦人排球 ママズ・アタック
・僕と彼女の×××
・映画 ヒートアイランド
・映画 花より男子F
▶同窓会
▶愛と誠
▶くちづけ
▶全員、片想い「サムシングブルー」
▶あいあい傘
▶LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て
※▶は宅間孝行名義
「花より男子」は宅間孝行さんの作品なの!?と驚いた人もいるのではないでしょうか。
最初は脚本家としてはサタケミキオ名義で活動していましたが、いつの間にか区別する必要がないほど名前が知られるようになり、2008年からは宅間孝行で統一することになりました。
主宰していた「東京セレソンデラックス」(2001年に東京セレソンから改名)は2012年に解散し、翌年からは「TAKUMA FESTIVAL JAPAN(タクフェス)」を主宰しました。タクフェスは「ライブ」の楽しさを追求した演劇で、話題の俳優を迎えて、人気になっています。
宅間孝行は大河内奈々子と結婚!子供は1人
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宅間孝行さんは、2006年11月27日に女優の大河内奈々子さんと結婚しました。
大河内奈々子さんは15歳の時にセブンティーンの専属モデルになり、1997年ごろからドラマやCMなどに出演するようになります。そして、2004年の昼ドラマ「牡丹と薔薇」で主役のぼたん役を演じ、大ブレイクしました。
宅間孝行さんと大河内奈々子さんの馴れ初めは宅間さんの公演です。2003年に大河内奈々子さんが宅間孝行さん主催の劇団「東京セレソンデラックス」を観劇し、それがきっかけで2人は出会いました。大河内さんが牡丹と薔薇でブレイクする直前ですね。
本格的な交際は2005年11月からとのこと。そして、交際1年で入籍となりました。
2人は3年前、宅間さんの公演で知り合い、昨年の11月27日から交際を始めた。
宅間孝行さんと大河内奈々子さんは、結婚後にTBSドラマ「歌姫」で共演しました。この歌姫は「東京セレソンデラックス」の作品を原作にしていて、宅間孝行さんが脚本を担当し、大河内奈々子さんは「小日向泉」でレギュラー出演しています。
宅間孝行と大河内奈々子の間に子供は1人
宅間孝行さんは大河内奈々子さんとの間に寅之輔くんという名前の男の子がいます。結婚して約2年後の2008年9月4日に誕生しました。
宅間孝行は自宅転居後に離婚したが子供で揉めた?
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息子のために2011年に東京から神奈川県逗子市に引っ越しました。子育てするために、広い自宅が欲しかったそうです。逗子なら東京にも通いやすいですし、自然もあって子育てには最適な場所ですから。
ただ、この逗子に引っ越した直後に、宅間孝行さんと大河内奈々子さんの間に亀裂が入ります。
そして、2012年5月7日に離婚しました。離婚原因は価値観や考え方のズレです。
昨年11月に神奈川県内へ転居後、生活への考え方や価値観にズレが生じ始めたという。話し合いを続けた末、4月に離婚を選択した。
ただ、ネット上の噂では宅間孝行さんが浮気をしたのでは?とも言われています。
息子の親権は大河内奈々子さんが持ち、宅間孝行さんは養育費を出すという形での離婚でした。
離婚後に揉めた!?
宅間孝行さんは大河内奈々子さんと2012年に離婚しましたが、離婚後にかなり揉めたようです。
宅間はまた、「離婚する時は全然大変じゃなかった。スッスといった」と述べ、特に難航しかったことを明かした。しかし、「3カ月後くらいからいろいろもめまして」と話し、その理由について「毎週、子供に会わせてくれるという条件だった。いつでも会いたい時に会わせてくれるという条件だった。それが途中から変わった」と述べた。
双方、弁護士を入れて話し合っているとのことですから、ただのケンカレベルではなく、本格的に揉めたようです。
親権は大河内奈々子さんが持つ形で離婚したのに、実際は会わせてもらえないというのは、やはり離婚原因は宅間孝行さん側にあった可能性が高いですね。
しかし、2014年ごろには、子供に頻繁に会っていると話していたようですので、この「子供に会えなくて揉める」という状態は解決したようです。
宅間孝行の再婚:嫁は一般女性
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宅間孝行さんは2012年に女優の大河内奈々子さんと離婚しましたが、2018年12月31日に一般女性と再婚しています。
奥様は入籍時にすでに妊娠していて、「2019年春に出産予定」とのことでしたので、妊娠6ヶ月での入籍だったようです。
宅間孝行の子供は2人
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宅間孝行さんの子供は2人です。1人目は大河内奈々子さんとの子供で、2人目が現在の嫁との子供です。
宅間さんは子煩悩なようで、タクフェスの「晩餐」は、宅間さんが息子に会いたいという気持ちから生まれた作品とのことです。
息子に会いたいという気持ちがすごくあったので、作る時に僕がお父さん役の高槻純二(今回は永井大)で、60年後から大きくなった息子が会いに来るという設定にしたんですね。息子に、お父さんはこんなにも僕のことを愛してくれてたんだということを分かってほしいなと。
引用:宅間孝行×入山杏奈 対談、タクフェス10周年『晩餐』はともに「人生とリンクした作品」ーー入山のメキシコ在住話も | SPICE – エンタメ特化型情報メディア スパイス
息子さんは2024年で高校生になり、大河内奈々子さんのSNSに後ろ姿で登場していました。
宅間孝行さんと大河内奈々子さんの子供なら、間違いなくイケメンですよね。
宅間孝行は年収は?
宅間孝行さんの年収は不明です。
宅間孝行さんとしては「俳優・宅間孝行」の活動を重視したいと話していました。
だから今の僕のいちばんの目標は、俳優・宅間孝行として満足のいく仕事をすること。どうか応援してください(笑)
ただ、俳優業による収入よりも脚本家としての収入の方が多いようです。
「花より男子」や「素晴らしき哉、先生!」など脚本家として高い評価を得ていますし、宅間孝行さんの演出・脚本のタクフェスは毎年人気になっていますから。一方で、俳優としての活動は続けていますが、メインキャスト・有名作品への出演はあまりありません。
だから、宅間孝行さんの年収の内訳は脚本・演出>>>俳優となるようです。
宅間孝行さん主催の「東京セレソンデラックス」はドラマや映画で映像化されているものも多いですから、やはり脚本家としての収入の方が多いと言えるでしょう。
宅間孝行の脚本家・演出家としての評判は?厳しい?
宅間孝行さんの脚本や演出はファンから高評価を得ていますが、その一方であまり良くない評判も聞こ得てきています。宅間孝行さんの脚本家・演出家としての評判を見ていきましょう。
女優に手を出すタイプ?
宅間孝行さんは脚本家・演出家として活動する時、女優に手を出すタイプのようです。
宅間さんの書く脚本のヒロインは、彼の理想像そのものなんです。そのせいか、舞台終了後に手を出された女優さんは大勢いました。
大河内奈々子さんと離婚した時も、離婚原因は宅間孝行さんの不倫だったという噂もありました。また、女優の多部未華子さんと熱愛報道が出たこともあります。
しかし、2014年には、多部が広尾の高級住宅街で18歳年上の俳優・宅間孝行とタクシーに乗り込む姿を写真誌にキャッチされ、熱愛騒動となったことも。
宅間孝行さんは才能溢れる人ですし、180cmの長身イケメンですから、女優さんが宅間孝行さんに惹かれるのは当然のことかもしれません。
演出は厳しい
宅間孝行さんの演出は非常に厳しいです。タクフェスに出演する俳優陣も、みんな宅間孝行さんの演出が厳しいと聞いて覚悟して来るようです。宅間孝行さん自身も、「僕の演出は厳しい」とラジオなどで話していました。
宅間さんの舞台に出演した飯豊まりえさんは、「初顔合わせは地獄だった」と話しています。
宅間が、「みんな、宅間対策で結束しているんだと思う」と厳しい稽古で知られる自己を分析すると、「それはありましたね」と即答する飯島。
ただ、「厳しい」という範囲を超えることもあるようです。
まず、気に食わないと男女問わず平気で手を上げる。それこそ頭を殴られたり腹を蹴り飛ばされたりなんて日常茶飯事で、ケガを負ってしまい舞台を降板するハメになった役者さんは何人もいました。
引用:大河内奈々子、離婚原因は夫・宅間孝行の「女優に手を出す」悪癖か(2012/05/12 11:45)|サイゾーウーマン
ケガをするほど暴力を振るわれる稽古は、このコンプライアンスが厳しい時代だとアウトになりそうですが・・・。現在は暴力はないけれど、演出は厳しいのかもしれません。
宅間孝行のブラ紐事件とは?
宅間孝行さんは2024年8月から元乃木坂46の女優・生田絵梨花主演の「素晴らしき哉、先生!」の脚本・演出を手がけました。
この「素晴らしき哉、先生!」の中で、「ブラ紐事件」が勃発したと週刊文春が報じました。
ブラ紐事件とは、生田絵梨花さんが演じている時に、動きの激しいシーンでブラジャーの肩紐が出てしまったことがあり、それを衣装担当者が直したら、宅間孝行さんが激高したとのこと。
宅間監督は、「動き回っているんだからそれくらい出るだろ」と、キャストやスタッフの前で衣装担当を十分ほど叱責し続けた。
引用:(2ページ目)「俺の作品だ!」ドラマ撮影中の生田絵梨花(27)も凍り付いた怒声監督の“ブラ紐事件”《「素晴らしき哉、先生!」で初主演》 | 文春オンライン
宅間孝行さんはブラ紐が出るくらいのリアル感・臨場感を出したかったけれど、衣装担当者は女優の生田絵梨花さんを気遣って行動をしたことで、意見が対立したものと思われます。
宅間孝行さんなりのこだわり・演出があって、ブラ紐にこだわったものと思われますが、このご時世、テレビの地上波で、しかも深夜ではなく夜10時放送のドラマで、ブラ紐が出るのは・・・。衣装担当者がブラ紐を直そうとするのは当然かもしれません。
ちなみに、宅間孝行さんが「素晴らしき哉、先生!」の撮影中に激怒したのはこのブラ紐事件だけではないようなので、やはり「演出が厳しい」という評判は真実のようですね。
宅間孝行のまとめ
宅間孝行さんのプロフィールや大学などの学歴、経歴や大河内奈々子さんとの結婚や離婚、子供と再婚、自宅や年収、脚本家・演出家としての厳しいという評判やブラ紐事件をまとめました。
宅間孝行さんの演出は厳しいけれど、才能があることは間違いありません。このご時世だと、行き過ぎた厳しさはNGなのかもしれませんが、今後も素晴らしい作品を生み出し続けてほしいですね。