登山家のアルピニスト野口健さんですが、家族の情報にも注目が集まっています。
この記事では、ハーフでもある野口健さんのの経歴、父・母・兄弟・嫁・娘など家族情報の他、炎上騒動や現在についてまとめてみました。
この記事の目次
野口健のプロフィール…日本人の父親とエジプト人の母親を持つハーフ
野口健(のぐち けん)
生年月日:1973年8月21日
出身地:アメリカ・ボストン
最終学歴:亜細亜大学国際関係学部卒
野口健、外交官をしていた父とエジプト人の母の間に誕生
野口健さんといえば、ネスカフェのCMでもお馴染みな日本を代表するアルピニストとなります。
外交官である父・雅昭さんとエジプト人である母・モナさんの間に生まれた野口さんは、父親の仕事の都合で幼少期をアメリカやサウジアラビアで過ごしており、日本に初めて足を踏み入れたのは4歳の時だったそうですね。
当然ながら、帰国当初は日本語が話せなかったという野口さんは、通っていた幼稚園や小学校で容姿的特徴をからかわれるいじめを受けるなど、色々と大変な思いをしていました。
そんな野口さんに対してモナさんは、「やられたらやり返せ!」と檄を飛ばすエジプト流の子育て術を発揮していたそうで、「可哀想」と慰めてくれることはなかったとか。
でも、泣きながら家に帰ると、アラブ人の母ちゃんは「目には目」「歯には歯」だから「徹底的にやりかえせ」と。そんなことできるわけないのですが、母ちゃんは「相手はひきょうなんだから、何をしてもいい」とも言いました。
野口健、小学校の頃は悪ガキだった
父親の仕事の都合により、小学の途中よりエジプト・カイロに引っ越すこととなった野口健さんですが、この頃にはいじめられっ子から悪ガキへと変貌しており、小学5年時に、空気銃で猫を射殺する騒動を起こしています。
〈空き缶を標的に練習をし、うまく打てるようになると身の回りのものを撃った。内装中の家の電球、走行中の車の窓。空気銃では窓ガラスにヒビが入るだけだったが、車が急ブレーキを踏むと大喜びした。それから標的は生き物へと移った。エジプト人は鳩を食べるので、最初は鳩を撃ってそれを肉屋に売り、そのお金でまた弾を買うということをやっていた。そのうちに空気銃で猫を脅し始めた。 そして、僕は誤って猫の頭を吹き飛ばしてしまったのだ。〉
引用:グレタさん攻撃で炎上した登山家・野口健の過去は事実だった!「15歳のシェルパの娘と“児童婚”して離婚」「猫を空気銃で射殺」
この時ばかりは、さすがに遊び仲間からも咎められたという野口さんは、口喧嘩の最中に興奮して空気銃で友達の足を撃って病院送りにしてしまい、カイロの日本人社会の中で孤立してしまうことになりました。
野口健がアルピニストになった理由…植村直己の本と出会い登山家に
英国時代の野口健さんに関しては、相変わらずやんちゃな癖が治らずに喧嘩ばかりしていた上に、勉強も苦手だったとか。
そのため、立教英国学院の高等部には「仮進級」という形で進学することになった野口さんは、「カリ、カリ」とからかわれたことに腹を立てて先輩を殴ってしまい、1ヶ月間の停学処分を受けることになりました。
停学中は日本に強制帰還させられた野口さんですが、意外なことに父・雅昭さんからは怒られずに、一人旅にも出て頭を冷して来るように促されたそうですね。
当時、私はイエメン大使への異動が決まり、いったん日本に戻っていました。暴れん坊を自宅に閉じ込めておいても、ろくなことはない。「イライラしながら家にいるより、旅に出て、ゆっくり自分の行く末を考えろ」
その後、大阪の親戚の家に身を寄せた野口さんは、関西地方を旅して回っている最中にたまたま立ち寄った本屋にて、冒険家・植村直己の著作「青春を山に賭けて」に出会い、アルピニストを目指すことになりました。
野口健の家族情報…不倫した母親が異父弟を出産していた
野口健、母親の不倫が原因で両親が離婚
カイロ時代の野口健さんは、街中で母・モナさんが父親とは別の男性と腕を組んで歩いている姿を目撃したことまでありました。
母親の不倫相手は、モナさんが「絵の勉強がしたいから」と雇った講師だったそうで、その後妊娠までしてしまったため、弟が生まれて来るまでの間「どっちが父親なんだ?」と野口さんもドギマギしていたそうですね。
「いさむ」と名付けられた野口さんの弟に関しては、結局は不倫相手の子供だったそうで、父・雅昭さんにはまったく似ていなかったとか。
「親父が帰ってきて、父といさむの目とか鼻とか爪とか、パーツの共通点を頑張って探すんですけど、どこにもない。その瞬間に僕は違うと確信するんです。親父がいっつも喜んで抱っこしてるのを、心の中で『親父は(その子の)親父じゃないんだよ』って」
そのため、当初はいさむさんを可愛がっていた雅昭さんも妻の不貞に気が付く羽目になり、小学6年の時にモナさんが弟を連れて家を出て行き、両親の離婚が成立したそうですね。
両親の離婚後の野口さんは、カイロの日本人学校から英国にある立教英国学院の小等部に転校することとなり、小学生の身の上で寮暮らしを経験することになりました。
野口健、高校2年の時に父親が日本人女性と再婚
前述の通り、母親の不倫のせいで異父弟が生まれるなど、かなり複雑な家庭に育った野口健さんですが、1990年に父・雅昭さんが再婚した結果、容子さんという継母まで出来ることになりました。
高校2年時に、突如として新しい母親が出来る立場となった野口さんですが、外交官夫人として常に雅昭さんをサポートし続けた義母対しては尊敬の念を抱いているようで、2006年に容子さんが癌で病死した際には、愛情たっぷりの追悼文をブログにアップしています。
野口健、兄はイラン在住の商社マン
兄の哲也さん(写真左)
野口健さんの兄弟については、5歳年上の商社マンでイラン在住の兄・哲也さんもいます。
その他にも、異父弟となるいさむさんもいる野口さんですが、母・モナさんが再婚し妹も作っているため、気が付けば4人兄弟の次男になってしまっているようですね。
再婚後のモナさんに関しては、またもや夫とは不仲になってしまい離婚してしまったため、経済的には苦労することになりました。
そのため、異父弟妹の大学進学費用などは、当時既にアルピニストとして有名になっていた野口さんが援助することになったとか。
野口健の結婚・離婚歴…現在の嫁は日本人の加藤靖子さん
野口健の嫁① 15歳のシェルパの娘と児童婚
野口健さんは、大学生アルピニストとして活動していた1995年2月になると、ネパール人のペンハー・ラムさんと結婚しています。
ラムさんはメラ・ピーク登山のために雇ったシェルパの娘だったそうで、ラムさんが英語が出来なかったせいで会話などは通じなかったものの、野口さんが一目惚れをしてしまったそうですね。
ラムさんの父親の了解を得て現地で結婚式を挙げた2人ですが、実家に事後連絡したところ、ラムさんの年齢が15歳だったことで義母・容子さんの大反対にあった他、ネパールの法律に引っかかることまで発覚したため、正式な結婚は断念し別居生活を選択することになりました。
野口氏が日本の実家に電話を入れると、母親と大喧嘩になったという。日本大使館で「ネパールでは15歳以下とは結婚できない」と告げられた野口氏は、ラムをカトマンズの親戚の家へ預けて帰国。〈彼女には学費も含め、毎月4万円の送金をすることにした〉という。
引用:グレタさん攻撃で炎上した登山家・野口健の過去は事実だった!「15歳のシェルパの娘と“児童婚”して離婚」「猫を空気銃で射殺」
その後も、数ヶ月置きにネパールに出かけ妻に会っていた野口さんでしたが、都会であるカトマンズでの暮らしに慣れてどんどんケバくなるラムさんの姿に失望した他、男性の影も見え隠れするようになったため、2年ほどで別れてしまったそうですね。
ちなみに、ネパールの法律上では結婚してしなかった2人となりますが、ラムさんの父親や親族を招いて結婚式まで挙げていた手前、慰謝料などはきっちり取られてしまったとか。
離婚後のラムさんについては、慰謝料などを元手に実業家に転身しており、飲食店を何店舗も経営するなど成功を掴んでいます。
野口健の嫁② 加藤靖子
野口健さんは、2003年7月に一般女性の加藤靖子さんと結婚しています。
2人の馴れ初めについては、2013年1月頃に、野口さんがノンフィクションライターの一志治夫さんの自宅に顔を出したところ、親戚である加藤さんと出会うこととなったようですね。
出会って半年足らずでの急転直下の結婚劇となった2人ですが、世界を飛び回る野口さんの都合上、交際期間中は月に1度の頻度でしか会えない状況が続いていたとか。
仙台市で生活していた彼女と月に一度会えるか会えないかという環境のなかで、交際を続けてきました。しかもその間にエベレスト遠征が重なり、互いの距離は決して近いものではありませんでした。しかし、それだけに一緒に過ごせる限られた時間を大切にしてきました。その思いが確かなものとなり、入籍致しました。
引用:結婚のご報告!
野口健に子供が1人…娘の絵子がかわいいと話題に
野口健さんには、2004年2月になると、長女・絵子さんも誕生しております。中学より英国にある立教英国院に留学している絵子さんですが、高校はニュージーランドにある学校に通っているそうですね。
野口さんと一緒に4歳の頃から登山を始めている絵子さんは、現在は学業の傍らに父子で世界の高峰を登頂するプロジェクトに挑んでおり、テレビCMデビューなども飾っています。
プライベートでも仲良し父子である2人は、周囲から恋人と間違えられることも少なくない状況だとか。
ちなみに親子に見えないですか?ネパールで何人もの日本人トレッカーに会いましたが、かなりの確率でボクの彼女と勘違いされた娘殿。現地人にも。ある日本人トレッカーはジーと遠くから冷めた目で見てくるので「娘です!」と伝えたら安心した表情で話しかけてくれましたが。約30歳離れているのにね〜。 pic.twitter.com/0iZTLwwM4u
— 野口健 (@kennoguchi0821) May 5, 2019
テレビに出まくっている娘の絵子さん
将来はタレントになりたいのかも知れませんね
最近では『メレンゲの気持ち』『踊るさんま御殿』などのバラエティ番組にも頻繁に出演しており、かわいいと話題になっているようです。
野口健の自宅は山梨県の古民家…嫁とは長年にわたり別居婚していた
加藤靖子さんとの結婚後の野口健さんですが、東京で暮らす加藤さんに対して野口さんは千葉の別宅で暮らす別居婚状態が続いており、長女・絵子さんは妻側の家で育っていました。
野口さんが妻とあえて別居婚をする理由については、お互いに常に新鮮な関係でいたいという理想のためだとか。
近年の野口さんは山梨県に転居、「富士山と東京の間に自宅をかまえたい」という長年の願望を叶えるために山梨県大月市内にある築250年の古民家を購入し、600万円かけてリフォームして暮らしているそうです。
そんな野口さんの気ままな生き方に対しては、ネット上でも共感の声が多い状況となります。
野口健氏の気持ちわかるなぁ。友達にもいるし。私も別居婚がいい。
— ねこりーぬ・ねこりん(withみかりん) (@nekoriniya) June 3, 2019
いつも一緒にいるの疲れるし基本一人で自由にしてたい。じゃあ結婚するなって?ってか夫婦ってこうあるべきって決めつけの押し付けはやめよう。
野口健の現在…グレタさんへの皮肉ツイートが炎上し話題に
野口健さんは、2019年12月に、環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんへの皮肉ツイートをしたところ、「子供相手に大人げない!」と炎上騒動に巻き込まれることになりました。
野口さんといえば、富士山やエベレスト清掃登山を長年続けるなど、日本を代表する環境活動家の1人でした。
そんな野口さんが、グレタさんを揶揄するツイートを投稿した真意には、グレタさんのバランス感覚を失った主張が広まることで、環境問題に対する大衆の共感が薄れていくことを危惧する想いがあったようですね。
過激な言葉でスピーチをすればインパクトもあり、注目もされるでしょう。しかし、その手法がいつまでも通用するものでもありませんし、時に反感も買うでしょう。共感を得られなければ、活動の輪は広がりません
しかし、野口健さんはグレタさんへの皮肉ツイートを謝罪。グレタさんに謝罪をした背景には、過去の児童婚していたことを暴露されたことが大きいようです。
グレタさんに対するメッセージを皮肉のみで呟いた僕自身の浅はかさを痛感させられています。あの皮肉ツイートは悪文であり卑怯。意見があるならば誠実さを持ってちゃんと意見すべき。自分の性格の悪さが滲み出でてしまいました。46にもなって皮肉のみでツイートしてしまった自分が愚かでした。
— 野口健 (@kennoguchi0821) December 18, 2019
登山家の野口健氏がネパール人の15歳の少女と結婚した話ってキモすぎる
— ゴカボウ (@gokaboudon) December 14, 2019
・言葉が通じず本人の意思確認もない
・彼女の親に言って結婚した
・ネパールはアジアの最貧国で少女の児童買春、強制結婚、児童婚が問題になってる
・その後会うことなく2年ご離婚
ロリコン親父が少女としたかっただけでしょう?
野口健についてまとめると…
・野口健には兄と異父弟妹がおり、大学進学費用などを援助していた
・野口健は大学生の時に15歳のシェルパの娘と児童婚をしていた過去があった
・野口健は2003年7月に日本人女性と結婚、2004年2月に娘・絵子が誕生した
・野口健は山梨県にある古民家に1人暮らししており、長年にわたり別居婚を選択していることが話題となっている
・野口健は2019年12月に環境活動家・グレタさんへの皮肉ツイートが炎上し、謝罪する騒動にまで発展した
ツィッターで予期せぬ炎上騒動に巻き込まれてしまった野口健さんですが、以降もテレビ番組などには普通に出演しており、干される心配などはないようですね。
野口さんの今後のより一層の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。