大物歌手の長渕剛さんですが、人気の絶頂期には女優・国生さゆりさんとの不倫騒動が発覚したりと、荒れた私生活を送って来た過去があります。
そんな長渕剛さんの最初の嫁は石野真子さんですが、後に離婚しており、現在は志穂美悦子さんと再婚をして、これまでに息子2人と娘1人をもうけています。
この記事では、長渕剛さんの嫁や子供情報の他、過去の不倫騒動に関してまとめてみました。
この記事の目次
長渕剛のプロフィール
名前:長渕剛（ながぶち つよし）
本名：長渕剛（ながぶち つよし）
出身地：鹿児島県鹿児島市
生年月日：1956年9月７日
身長：173cm
学歴：九州産業大学芸術学部中退
デビュー年：1978年
所属事務所： Office REN
俳優としても大活躍した長渕剛
長渕剛さんといえば、1980年代後半から1990年代前半にかけて、歌手業の他にも役者業でもヒットを連発していた時代があります。
歌手としての長渕さんは、1980年のシングル「順子」のヒットを皮切りに、これまでに2200万枚近いCDセールスを記録しております。
長渕さんの主要ヒット曲に関しては、下記の表をご覧ください。
1位：「しゃぼん玉」110.8万枚（1991年）
2位：「とんぼ」103.5万枚（1988年）
3位：「RUN」99.0万枚（1993年）
4位：「順子」94.2万枚（1980年）
5位：「乾杯」77.4万枚（1988年）
役者としての長渕さんの代表作に関しては、1988年に放映されたドラマ「とんぼ」の小川英二役が挙げられます。
最高視聴率21.8％を記録した「とんぼ」は、長渕さんが歌う同名主題歌「とんぼ」がオリコン週間ランキングで7週1位に輝くなど、社会現象となりました。
長渕剛さんは俳優としても演技力があると評判ですが、意外にもドラマに出始めたきっかけは「金八先生」の名プロデューサーだった柳井満氏の思い付きだったとか・・
「あと1週間でキャストを決めないとマズイ！」という切羽詰まった時期、電車の中で隣の人が読んでいた新聞に長渕剛の（石野真子との）離婚記事が載っていた。
その記事の写真が、離婚するにしてはやけに明るく嬉しそうで、その顔を見て柳井さんはピンときたのだという。演技経験のない長渕は、突然のドラマのオファーに最初は渋っていたようだが、柳井さんの「短い（全6話）から失敗しても全然傷付かないから大丈夫だよ」という、前向きなのか何なのかよく分からない口説き文句で出演を決める。
長渕剛さんはこの出演をきっかけに俳優としての活動を本格化させ、柳井さんプロデュースのドラマ「家族ゲームII」「親子ゲーム」「親子ジグザグ」「とんぼ」に立て続けに主演します。
まさに運命の出会いですね。この出会いがなければ、長渕剛の代表曲「とんぼ」の大ヒットもなかったといわれています。
長渕剛はバツイチ～女優・石野真子とはDVが原因で離婚
長渕剛が最初に結婚した嫁は女優・石野真子
長渕剛さんは、1981年9月に女優の石野真子さん（57）と結婚をしております。
2人の馴れ初めに関しては、1980年に、長渕さんがパーソナリティを務めていたラジオ番組「オールナイトニッポン」に石野さんが出演した際に、長渕さんが口説いたそうですね。
当時の石野さんは、スーパーアイドルというほどの存在ではなかったものの、「狼なんか怖くない」などといったヒット曲にも恵まれ、歌にドラマに活躍をしていた人気アイドルでした。
長渕さんも、歌手デビュー以前から石野さんのファンだったようで、お近づきになるために、ラジオ番組のゲストに石野さんを呼ぶことをスタッフに要請していたとか。
ちなみに、石野さんの出演をセッティングするために奔走していた当時の番組の構成作家が、あの秋元康さんだったなんて逸話まで残っています。
石野真子との離婚原因1 長渕剛のDV
石野真子さんは、長渕剛さんたっての願いにより、結婚前の1981年8月をもって、一旦は芸能界を引退しております。
しかしながら、長渕さん・石野さん夫妻は、結婚早々から長渕さんのDVの噂が流れ始めるなど不穏な雰囲気を漂わせていた挙げ句、1983年3月には石野さんが家を飛び出して別居、同年の5月に離婚という結末を迎えております。
石野は「結婚したらきっぱりと引退します」と明言していて翌８１年６月、テレビ番組で引退を発表。８月に２０歳で引退して、８２年１月にハワイで挙式した。もっとも、挙式の際、長渕が「バカヤロウ」と怒鳴ったと報道されるなど早くから不和がウワサされ、結婚生活は１年余りで破綻した。
長渕さんのDVの噂はどうやら本当だったようで、石野さんは、キッチンで鼻歌を歌いながら料理をしていただけで頬を叩かれるほどの理不尽な暴力に悩まされることになっていたとか。
石野真子との離婚原因2 嫁姑問題
長渕剛さん・石野真子さん夫妻の離婚に関しては、DV問題の他に嫁姑間の確執などにも原因があったと言われております。
長渕さんからの要請により芸能界を引退した石野さんですが、当時はまだ20歳という若さでした。
当然ながら、芸能界引退に対する深い考えや決意があったわけでもなく、いざ引退してみると、石野さんの中には芸能活動に対する未練が残り続けていたようですね。
そんな石野さんの態度を長渕さん以上に快く思っていなかったのが、姑にあたるマス子さんだったようで、そういった方面から嫁姑問題が発生してしまったとか。
一言で言うと、長渕家と石野さんでは相性が悪かったというオチとなった離婚劇だったと言えます。
離婚後は芸能界復帰を果たした石野さんですが、女優業をメインに活動をし、大河ドラマ「いのち」や映画「ハチ公物語」など数々の人気作品に出演しております。
長渕剛の再婚相手は女優の志穂美悦子
1987年 女優・志穂美悦子と再婚した長渕剛
石野真子さんとの離婚後の長渕剛さんですが、1987年8月に女優の志穂美悦子さんと再婚しております。
志穂美さんといえば、かつて千葉真一さんが主催していたジャパンアクションクラブの秘蔵っ子女優として、1970年代から1980年代にかけて一世を風靡した女優です。
幼少期から空手を習っていたため、空手の有段者という武闘派女優でもあった志穂美さんは、吹き替えなしで全スタントシーンをこなす本格派アクション女優として、その名声を高めていきました。
女優として役幅が広かった志穂美さんは、アクション映画やドラマ以外にも「熱中時代」や「三男三女婿一匹シリーズ」といった学園ドラマやホームドラマでも活躍をしております。
そんな志穂美さんと長渕さんの馴れ初めに関しては、1986年に放映されたドラマ「親子ゲーム」での共演がきっかけで、交際・結婚に至ったそうですね。
「親子ゲーム」では長渕さんが主人公・矢坂保役を担当し、志穂美さんがヒロイン・三石加代役を演じることになりましたが、撮影中に怪我をした志穂美さんの付き添いで長渕さんも一緒に病院に向かったことをきっかけに、親密な間柄へと発展をしたとか。
きっかけはＴＢＳのドラマ「親子ゲーム」でラーメン屋夫婦を演じたこと。
ドラマでは２人の演じる壮絶な夫婦ゲンカが売り物となっていたが、８６年６月、撮影中に志穂美が骨折するアクシデントが起きる。２人が口論からもみ合いとなるシーンで、志穂美の手がテーブルにぶつかり、左手小指の付け根が真っ二つに折れてしまったのだ。そして、病院に向かう志穂美に長渕が付き添ったことが付き合うきっかけになったというから何が幸いするか分からない
結婚を機に芸能界を引退した志穂美悦子
長渕剛さんとの結婚後の志穂美悦子さんですが、ドラマや映画に大活躍していた売れっ子女優の身なれど、一旦は芸能界を引退しています。
志穂美さんが、30代前半という女優として脂の乗っている時期に芸能界を離れた背景には、石野真子さんの時同様に、長渕さんの家庭観が関係してきているのは言うまでもないでしょうね。
ちなみに、長渕さん・志穂美さん夫妻に関しては、実はできちゃった結婚だったようで、結婚翌年の1988年3月17日には長女・文音さんが生まれております。
出産後の志穂美さんですが、子育ての傍ら、長渕さんの個人事務所である「Office REN」の社長なども務めていたようですね。
現在の志穂美さんに関しては、フラワーアーティストとして活躍する他、時折テレビ番組やイベントに出演するなど、芸能活動を再開しています。
長渕剛に一発蹴りをお見舞いした志穂美悦子
長渕剛さんは、夫婦喧嘩をしたら志穂美悦子さんに返り討ちにされてKOされたなんて逸話も残っています。
長渕は自身のラジオ番組で、リスナーからの「夫婦ゲンカはしないんですか？」の質問にこう答えている。
「できるかよ、だって拳にタコができているんだぜ。ちょっと口論になると『あなた、ビルの5階から飛べる？』と言ってくるんだから」
それでも激情家の長渕ゆえに、つい夫人に手を出してしまった。その瞬間、志穂美の後ろ回し蹴りが見事に長渕の首筋にヒット。志穂美の師である千葉真一は、その直後に電話をもらったと小堺一機の番組で明かした。
「悦子から泣きながら『どうしよう、長渕を殺しちゃったかもしれない』って言われたんだ」
長渕さんの身長は173cmと決して小さくはない体格だけに、女性である志穂美さんに失神KOさせられてしまったことは相当にショックだったようで、この一件以降長渕さんは体を鍛え始め、現在のようなマッチョ体形になったと言われておりますね。
長渕剛の歴代愛人たち～国生さゆりとの不倫時に薬物で逮捕も
女優・清水美沙との不倫説はデマだった
大物アーティストの常ではありますが、長渕剛さんは過去に女性問題で大騒動を巻き起こした過去があります。
長渕さんに不倫の噂が流れ始めたのは、1991年頃からとなります。
当初流れていた不倫説は、1991年に放映されたドラマ「しゃぼん玉」で共演していた女優の清水美沙さん（47）との熱愛説だったわけですが、これに関してはどうやら周囲の勘違いというオチだったようですね。
長渕さんの本当の不倫相手だったのは、「しゃぼん玉」でもう1人のヒロイン役を務めていた女優の国生さゆりさん（51）だったようで、1993年に放映された長渕さんの主演ドラマ「RUN」でも2人は共演を果たすことになりました。
国生さゆりの元旦那に逮捕歴！結婚と離婚＆彼氏遍歴を総まとめ
国生さゆりとの不倫中に逮捕された長渕剛
長渕剛さんと国生さゆりさんの不倫騒動ですが、双方に家庭を壊すつもりまではない火遊びといった関係だったようですね。
本来ならば、世間の関心が薄れた頃に破局という形で終わっていたはずの2人の不倫劇だったのでしょうが、1995年1月に長渕さんが大麻取締法違反で逮捕されてしまったことで、世間の大注目を集める形となってしまいました。
長渕さんの逮捕後は、不倫相手だった国生さんも大麻使用を疑われ、警察に呼び出しを受けて尿検査を強いられるなどと散々な目にあっております。
国生さんが警察で受けた薬物検査の結果は、当然ながら陰性と無実を証明するものでしたが、それで世間の疑いが晴れるということはなく、国生さんは今後の芸能生活の継続のために、晒し者になる覚悟で釈明の記者会見を開くことになりました。
特に大きな騒動になったのが国生との関係です。長渕は国生と不倫中の95年に大麻取締法違反で逮捕されましたが、国生はわざわざ記者会見を開いて、長渕との関係は認めるものの、薬物には無関係であると主張する異例の説明をしました。
ここまでの大騒動となったものの、最終的には証拠不十分で不起訴処分となった長渕さんは、同年の10月にはシングル「友よ」をリリースし、30万枚以上を売り上るヒットを記録しています。
さらには、同年の11月から全国9都市を回る全国ツアーまで実施し、ツアーのファイナルには東京ドーム公演まで成功させるなど、大スキャンダルの後も健在ぶりを見せつけることに成功した長渕さん。
しかしながら、役者業ではイメージダウンによる仕事への悪影響は避けられず、以降は俳優活動の縮小を余儀なくされました。
モデル・冨永愛との不倫疑惑も
長渕剛さんには、2015年に、モデルの冨永愛さん（35）との不倫疑惑騒動も起こりました。
冨永愛の現在と消えた理由！彼氏や二股＆長渕剛との不倫騒動など総まとめ
長渕さんと富永さんは、東日本大震災の復興支援関連のイベントで知り合い、交流を深めていきます。
以降は家族ぐるみの付き合いとなった2人は、2014年には富永さんの舞台を長渕さんが総合プロデュースするなど、公私ともに親密な間柄となっていたとか。
アンダーグラウンドは22日、冨永愛の自身初となる自叙伝「Ai 愛なんて 大っ嫌い」の出版を記念して、独り舞台「Ai 愛なんて 大っ嫌い」を公演した。同舞台は2014年に冨永と師弟関係を結んだ長渕剛による総合プロデュース。長渕は、自身のコンサートでは総合的な演出を手掛けるが、音楽以外のエンターテイメントを演出するのは初めて。
「舞台に向けての体力トレーニングということで、2人は昨年夏に長渕の故郷・鹿児島でトレーニング合宿を行いました。冨永の小学生になる息子も引き入れて、長渕が懇意にしている空手道場に入会させたりしています。長渕のほうも、妻に冨永を紹介して公認の仲のようです」（舞台関係者）
そんな2人に不倫疑惑が生じたのは、長渕さんと富永さんがお互いの自宅を頻繁に行き来する姿を週刊誌記者に目撃され、怪しまれることとなってしまったせいとなります。
「週刊文春」記者により「不倫疑惑」を突撃取材をされた際には、志穂美悦子さんが入院中で不在の長渕邸に仲良く帰宅する途中だったようで、怪しすぎる行動があったことは確かな2人。
しかしながら、「週刊文春」記者に対して長渕さんは、「彼女を女性としては見ていない」と不倫疑惑をきっぱり否定しております。
以降は２人の不倫騒動の続報もなかったことから、後ろめたいことがないからこそ、大胆な行動を取っていただけというオチだったようですね。
長渕剛の現在～子供が全員二世芸能人に
長女・文音（あやね）は女優として活躍
長渕剛さん・志穂美悦子さん夫妻には、現在まで３人の子供が生まれております。
第一子となる長女・文音（あやね）さん（30）は、明治学院大学国際学部在学中の2008年に、女優デビューを果たしています。
文音さんの女優デビュー作に関しては、映画「三本木農業高校、馬術部」の主演・菊池香苗役という華々しいものでした。
文音さんは、同映画で日本アカデミー賞の新人俳優賞まで獲得しており、母親譲りの女優としての才能を発揮することになりました。
以降の文音さんは、単位取得に苦しみ大学の卒業が2012年3月までズレてしまうなど、学業と女優業の両立に苦しむことになった他、2012年9月より1年半ほどアメリカ・NYへ演劇留学をしていた都合などから、女優としてはしばらく一線から姿を消すことになります。
演劇留学からの帰国後は、映画を中心に活動を再開。2018年の文音さんは、既に「ばあちゃんロード（主演作）」と「おみおくり」の２本の映画に出演することが決定しております。
長男はラッパーのWA航RU
長渕剛さん・志穂美悦子さん夫妻には、1989年2月に第二子となる長男・航さんも生まれております。
航さんは幼少期より極真空手を習っており、小学時代には全国大会での優勝を経験していたりします。
その後も航さんの空手の実力は順調に伸びていっていたようで、高校１年時には高校中量級の部で全国３位に輝くなど、母親譲りの格闘センスを発揮していたようですね。
本来ならば、そのまま格闘家への進路を取っても良さそうな実績を持っている航さんですが、実際のところは「WA航RU」という名義で、現在はインディーズの音楽シーンでラッパーとなっているとか。
次男はアーティストのReN
長渕剛さん・志穂美悦子さん夫妻には、1994年2月に、第三子となる次男・蓮さんも生まれております。
元々は、レーサーを目指していた蓮さんでしたが、レース中の怪我により引退を余儀なくされ、2015年からは新たな夢であるアーティストを目指し、歌手「ReN」としてリスタートをしています。
2006年からレーシングカートでキャリアを積み、12年にはフォーミュラ・ピロータ・チャイナで四輪デビュー。中国を中心にフォーミュラのキャリアを積んだほか、FCJにも参戦し、トヨタの育成プログラムにも名を連ねていた。
一方で、GAZOO Racing 86/BRZ Raceにもエナジードリンクのロックスターのサポートを得て2013年から参戦。慣れないハコの動きにも少しずつ対応していたが、14年第4戦の練習走行中に雨の中クラッシュ。腰椎に損傷を負ってしまった。
アーティストとなった蓮さんの音楽性ですが、人気ロックバンド「ONE OK ROCK」のTakaさんが絶賛するなど、音楽業界内でもかなり評価が高いようですね。
「音楽活動をやる上で背中を後押してくれたのが『ＯＮＥ ＯＫ ＲＯＣＫ』（以下ワンオク）のＴａｋａです。偶然知り合いだったそうで、Ｔａｋａにデモテープを聞かせたところ『これ、いいじゃん！』と大絶賛。当時、ＴａｋａはＲｅＮの父親が長渕と知らなかったようですが（笑い）。そこで『ワンオク』のオープニングアクトに抜てきされたのが大きいでしょうね」
その他にも、レーサー時代の2012年に人気YouTuberであるHIKAKINさんの動画にゲスト出演した縁から、定期的に一緒に食事に行くなど、HIKAKINさんと友人関係にあるという蓮さん。
アーティストとしてのブレイクはいまだ叶っておりませんが、大注目の若手歌手だと言えますね。
まとめ
・長渕剛はドラマ共演をきっかけに1987年8月に女優の志穂美悦子と再婚した。
・長渕剛には子供が3人。全員二世芸能人で長女・文音は女優、長男・航は「WA航RU」名義のラッパー、次男は歌手の「ReN」である。
・長渕剛はドラマ共演をきっかけに国生さゆりと不倫関係となり、1995年1月に長渕が大麻取締法違反で逮捕された際も、一緒に尿検査を受けている。
ちなみに、長渕剛さんの３人の子供たちですが、父親のことは尊敬しているようですね。
女性問題では色々とあった長渕さんでしたが、家庭では良きパパとして子供たちを可愛がっていたということなのでしょうね。
長渕さんの子供たちの今後の芸能界での活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。
