大阪の有名日本食料理店「榎本」の店主の榎本正哉被告が準強制性交容疑で逮捕されました。
この記事では榎本正哉被告のプロフィールや経歴、ジョブチューンの出演の有無、結婚した嫁や子供など家族、逮捕された事件の内容と現在開かれている裁判、現在の店の様子などについてまとめました。
この記事の目次
榎本正哉のプロフィール
榎本正哉のプロフィール
生年 :1975年
出身地:大阪府
2022年6月と8月に準強制性交の容疑で大阪府警に逮捕され、その後大阪地検に起訴された事が同年9月に報じられた榎本正哉(えのもと・まさや)被告は、大阪市浪速区の日本料理店「榎本」を経営する料理人です。
榎本正哉さんは、日本料理界の重鎮の1人だる穴見秀生さんに、唯一正式な弟子として認められた人物で、その料理の腕が各界でも評判になっている人物でした。
そんな榎本正哉被告が店主の日本料理店「榎本」は2020年秋にオープンしたばかりの新しいお店でしたが、ミシュランガイドで1つ星を獲得するなど高く評価され、瞬く間に、常時予約2〜3ヶ月待ちという人気店となっています。
榎本正哉被告は腕利きの料理人として各メディアで度々紹介されておりプロフィールは1975年、大阪府生まれと紹介されています。
ここでは、榎本正哉被告のこれまでの経歴や結婚した嫁や子供などの家族情報、逮捕された事件の内容、裁判と現在などについてまとめていきます。
榎本正哉の経歴
榎本正哉被告は、料理人を志し高校在学中に住み込みでの料理の修行を始めました。
有馬温泉の高級料亭旅館「欽山」や大阪心斎橋の懐石料理店「梅市」などの関西の名店で経験を積んだのち、21歳の時に大阪難波の「本湖月(ほんこげつ)」に入店して、大阪を代表する日本料理界の重鎮である穴見秀生さんの元で23年にわたって修行して独立しています。
そして、2020年9月に独立し日本料理店「榎本」をオープンさせています。
榎本正哉被告の店「榎本」は、各線「大国町」から徒歩2分ほどの「大阪府大阪市浪速区戎本町1-7-1シャルム日商104」にあります。現在は榎本正哉被告の逮捕を受けて休業中のようです。
榎本正哉被告の店「榎本」は、おまかせコースが1人「2万2千円(税込)」プラス飲み物代で平均客単価25000円〜30000円という超高級料理店でした。カウンタ6席のみの完全予約制で1日限定2組まで、紹介がなければ新たに予約を取る事は難しい庶民にとってはかなり敷居の高いお店だったようです。
榎本正哉にジョブチューン出演の経歴はなし
インターネット上では、榎本正哉被告とTBSの職業をテーマにしたバラエティ番組「ジョブチューン」が関連づけられて検索されています。
しかし、榎本正哉被告にはジョブチューンに出演した経歴はありません。また、今後ジョブチューンへの出演予定が発表されていたなどの事実も確認できません。
これは、ネット上で榎本正哉被告が今回の事件と逮捕によって話題になった事から、これまでに多くの一流の料理人が審査員として出演しているジョブチューンに、榎本正哉被告も出演していたのではないかと気になった方が多く検索数が増えた結果のようです。
また、今回の逮捕を受けて、ネット上の匿名掲示板などでは「ジョブチューンに出演してから逮捕されればもっと(ネットで炎上するなどして)盛り上がったのに」といった書き込みも確認できるため、それも、榎本正哉被告とジョブチューンが関連付けられる事につながったと思われます。
榎本正哉の家族① 結婚して嫁がいたが離婚
榎本正哉被告の家族についての情報はほとんど何も明かされていません。
ただ、今回の榎本正哉被告の準強制性交容疑での逮捕を報じた一部週刊誌が、榎本正哉被告が客によく、自分が過去に結婚していたが離婚をしている事や子供がいる事などを話していたという証言を紹介しています。
この事から榎本正哉は過去に結婚していて嫁がいた可能性が高いようです。ただ、いつ頃結婚したのかや、元嫁との離婚理由などは明かされておらず不明です。
榎本正哉の家族② 子供は離婚した嫁との間に小学生の息子が1人
上でも触れているように、榎本正哉被告には離婚した嫁との間に小学生の子供が1人いるようです。この子供は息子である事も明かされていて、話のニュアンスとしては現在はあまり会えない状況にある様子が窺えます。
容疑者は客によく自身の身の上話もしていて、その中で
「離婚していて、小学生になる息子が一人いる。会いたい」
と話していたとも。守る家族がいる身でなぜこのような卑劣な犯行に走ったのか。
引用:ミシュラン掲載の“一つ星”日本料理店『榎本』店主が準強制性交などの疑いで逮捕、起訴 女性客2人に睡眠薬を飲ませ…他にも「記憶がない」という常連客も
榎本正哉の起こした事件の内容
榎本正哉被告の起こした準強制性交容疑で逮捕された事件の内容を見ていきます。
報道によると、榎本正哉被告は、2021年12月下旬と2022年2月下旬頃に、それぞれ来店した女性客2名に対して、睡眠薬など薬物を混ぜた酒を飲ませて酩酊状態にし、抵抗できないようにした上で店内で性的暴行に及んだという事です。
捜査関係者などによると、榎本容疑者は昨年12月下旬の夜、自身が経営する同区戎本町1丁目の店内で、睡眠薬を混ぜた酒などを女性客に飲ませて抵抗できない状態にし、店内で性的暴行をした疑いがある。これとは別に今年2月下旬の夜にも、別の女性客に同様の手口で性的暴行をした疑いがある。
榎本正哉の被害に遭ったとするAさんとその知人Bさんの証言
同様の被害にあった女性Aさん(起訴された2件の被害者とは別の女性)と、その知人の男子Bさんの証言によると、被害にあったのはAさんの3回目か4回目の来店時だったそうです。
Aさんはその日、榎本正哉被告から勧められた日本酒か焼酎かを飲んだ後、急に意識が朦朧として眠くなり、すぐに身体も動かせないほどぐったりとしてしまったそうです。
横にいた客もカウンターに突っ伏して眠ってしまい、Aさんもそのまま意識を失ってしまったのだそうです。
目を覚ました時には、カウンター席からは見えない店の奥にあるベッドで、横には榎本正哉さんが横にいたのだそうです。Aさんは被害にあった事を認識し警察に相談しようか悩んでいたところ、榎本正哉被告が準強制性交の容疑で逮捕された事を報道で知ったという事です。
このAさんの知人のBさんは男性ですが、ある時、男性の知人に頼まれて「榎本」に予約の電話を入れたそうなのですが、こちらが男性ばかりだとわかると、榎本正哉被告は「ずっと予約でいっぱい」と断ってきたそうです。
Bさんの周りでは「女性客を多く入れて物色しているのではないか」と噂になっていたのだとか。
そして、Bさんは2022年7月に予約の電話を入れた際に、店のスタッフから「店主(榎本正哉被告)が逮捕されて営業ができない」という話を聞いたそうです。
「食べログ」のクチコミに意味深なレビューも
出典:https://livedoor.sp.blogimg.jp/
榎本正哉被告が逮捕される前、「榎本」はグルメレビューサイト「食べログ」に登録され、来店した客から高評価を得て数多くの口コミが投稿されていました。
その口コミの中には、榎本で提供されたお酒を飲んだ後に、何故か楽しくてたまらなくなり笑いが止まらなくなり、榎本正哉被告にしきりに泊まって行くように勧められたというものや、「意識を飛ばした」、「最後の記憶がない」といったレビューが数多く確認できました。
当時は、訪れたお客は榎本での時間が楽しすぎて酒を飲みすぎたというニュアンスで好意的な意味でこうしたレビューを投稿していたようですが、逮捕報道以降は、実際には榎本正哉被告に飲み物の中に何か入れられていたためだったのではないかという疑いを呼んでいます。
エンジンかかった後半は貴重な日本酒の連続に溺れてしまって箸が転んでも笑っちゃう女子学生に全員が大変身。ゲラゲラ大爆笑の連続でした。翌日思い返せば一体ナニが面白かったのか、まったく謎。とにかく楽しかった。大将は帰るな、泊まってけ、とありがたく何度も引き止めて下さる。人生のすべてのウサが吹き飛んでしまいます。でもやっぱりみんなに聞きたいな。なんであんなに笑ったん?
引用:ミシュラン“一つ星”店主が客に睡眠薬飲ませ暴行か 事件発覚前の『食べログ』レビューが恐怖すぎて話題「人生のウサが吹き飛ぶ」
こうした書き込み内容を見ると、榎本正哉被告は睡眠薬だけでなく、何か別の薬物も入れていたのではないかという疑いも浮上しています。
なお、榎本正哉被告の逮捕を受けて、「榎本」は「食べログ」の登録から削除されており、現在はこうしたレビューの内容を確認する事はできません。(画像のキャプチャーなどはネットで確認可能)
「榎本」の奥には小部屋があり酔った客をそこで介抱していたとの証言も
「榎本」の常連客の証言によると、榎本のお店の奥には小部屋があり、榎本正哉被告はお客さんにお酒を飲ませて酔いつぶすと、その奥の小部屋で介抱するようにしていたのだそうです。
この常連客は、榎本正哉被告が女性客を介抱する中で、睡眠薬を使った犯行を思いついたのではないかとも推測しているようです。
自分が飲むことももちろん、お客さんにもどんどん飲ませるんです。18時~19時くらいに入って、終電を超えるまで飲まされる日もありました。当然、酔ってつぶれるお客さんも出てくる。店内は6席ほどしかないんですが、実は奥に小部屋があって。酔っぱらったお客さんはそこで寝かせて介抱するんですよ。もしかしたらそういった中で、何らかの形で味をしめて、事件のように睡眠薬を使ったものを思いついたのかもしれません
榎本正哉の裁判は2022年10月13日はじまり被告は起訴事実を認める
榎本正哉被告の初公判は2022年10月11日に大阪地裁で開かれており、榎本正哉被告は起訴内容を「間違いありません」と認めたという事です。
女性客に睡眠薬を飲ませて性的暴行を加えたとして、2件の準強制性交等の罪に問われた大阪市浪速区の日本料理店主、榎本正哉被告(47)の初公判が11日、大阪地裁であった。うち1件が審理され、榎本被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
榎本正哉被告の裁判は現在も続いており、今後の裁判の中で事件の詳細な内容が明らかにされてくるものと思われます。
榎本正哉の現在…経営していた日本料理店「榎本」は臨時休業中
現在、榎本正哉被告の裁判が開かれており、榎本正哉被告は勾留されている状態だと思われます。
榎本正哉被告の店「榎本」の入り口には現在、「店長榎本の一身上の都合によりしばらくの間、休業させていただきます 榎本」と書かれた貼り紙がしてあり、臨時休業状態となっているとの事です。
弁護士の見立てによると、榎本正哉被告の裁判での検察側の求刑は懲役12年〜15年が見込まれるという事です。いずれにしても裁判はまだしばらくかかると思われ、「榎本」が営業を再開する事はかなり難しそうです。
まとめ
今回は、大阪の有名日本料理店「榎本」の店主で、2022年6月と8月に準強制性交の容疑で大阪府警に逮捕された、和食料理人の榎本正哉被告についてまとめてみました。
榎本正哉被告のプロフィールは、1975年大阪府生まれで、日本料理界の重鎮である穴見秀生さんが唯一正式な弟子と認めたほどの腕の良い料理人で、高校生の頃から住み込みで有名和食店で経験を積み、大阪の名店「本湖月」での23年にわたる修行を経て、2020年9月に独立して和食料理店「榎本」をオープンさせた経歴を持ちます。
榎本正哉被告の家族については、過去に結婚していて嫁がいたが現在は離婚しており、その元嫁との間に小学生になる子供(息子)が1人いる事などが判明しています。
榎本正哉被告が逮捕された事件は、来店した女性客に睡眠薬入りのお酒を飲ませて酩酊状態にした上で性的暴行を加えるという卑劣な内容で、現在は大阪地裁で裁判が開かれている最中です。