2020年、ロックバンド「ヒステリックブルー(Hysteric Blue)」の元ギタリスト・二階堂直樹が、強制わいせつ致傷容疑で逮捕され話題となりました。
ここでは、二階堂直樹の出身などのプロフィールや、出身地や甲府市の住所、過去にも性犯罪で逮捕され実刑判決を受けていた前科についてや現在についてまとめました。
この記事の目次
二階堂直樹(元ヒステリックブルーのナオキ)が強制わいせつ致傷容疑で逮捕
出典:https://twitter.com/stonkamsaru/status/1308710706989072384/photo/1
1999年のNHK紅白歌合戦にも出演した人気ロックバンド「ヒステリックブルー(Hysteric Blue)」の元ギタリスト・二階堂直樹が、2020年9月23日に強制わいせつ致傷容疑で埼玉県警朝霞署に逮捕されました。
報道によれば、二階堂直樹は同年7月6日深夜午前2時過ぎ、埼玉県朝霞市北原二丁目の第七小学校横の路上で、帰宅途中だった20代女性にわいせつ目的で近づいて背後から口を塞ぎ、女性が声を上げて抵抗したためもみ合いになり、そのまま押し倒して女性の右腕肘あたりに怪我を負わせたという事です。
二階堂直樹は事件直前に現場付近のラーメン屋で酒を飲んでおり、酔っ払って被害女性の後をつけ犯行に及んだとの事。
二階堂直樹は犯行後現場から逃走し、同年7月11日に弁護士を伴って警察署に出頭し自首しています。二階堂直樹は警察の取り調べに「体を触りたかった」などと供述していたようです。
二階堂直樹(元ヒステリックブルーのナオキ)の出身などプロフィール
二階堂直樹は大阪府大阪市出身で、19歳だった1998年10月にボーカルのTama、ドラムのたくやとの3人組ロックバンド「ヒステリックブルー(Hysteric Blue)」としてメジャーデビューしました。二階堂直樹は「ヒステリックブルー」では「ナオキ」の名義で活動し、リーダー、ギターを担当していました。
「ヒステリックブルー」は、1999年1月にリリースした2ndシングル「春〜spring〜」の大ヒットでブレイクし、同年末のNHK紅白歌合戦にも出場しました。
しかしその後、2001年にナオキ(二階堂直樹)は自殺未遂をするなどし、それも関係してか「ヒステリックブルー」は2003年9月に活動を休止、しばらく後に再結成する予定だったようですが、二階堂直樹が2004年3月に強姦・強制わいせつ容疑で1度目の逮捕をされ、それが原因で解散しています。この二階堂直樹の前科については後述します。
二階堂直樹(元ヒステリックブルーのナオキ)は自首後に山梨県甲府市に移住
二階堂直樹の逮捕時の住所が山梨県甲府市である事を各メディアが報じていました。中でも産経新聞は「山梨県甲府市朝気」であるとしています。
埼玉県警朝霞署は23日、強制わいせつ致傷の疑いで、解散した人気バンド「Hysteric Blue(ヒステリック・ブルー)」の元ギタリストで自営業、二階堂直樹容疑者(41)=甲府市朝気=を逮捕した。
二階堂直樹はこの住所の家に、強制わいせつ致傷での自首した約1ヶ月後の2020年8月初頭頃に引っ越してきたようです。二階堂直樹は「蒼井」という偽名を使って生活しており、20代前半くらいの内縁の妻と同居していたそうです。
交流があったという近所の住人によれば、二階堂直樹はとても人当たりがよく、屋根を修理する建築関係の仕事をしていたそうです。「台風の被害にあった家の屋根を修理するために全国を転々としている」と説明していたのだとか。
また、二階堂直樹の内縁の妻だという20代前半の女性は、美容師をしており、近所の子供の髪の毛を切ってあげたり、庭で友達とバーベキューをしている姿も見られ、引っ越してから約1ヶ月の間には近隣とのトラブルは一切なかったという事でした。
この山梨県甲府市の住所に強制わいせつ事件での自首後に引っ越してきたというのが本当であれば、二階堂直樹が一体何を考えて周辺住人と交流を持っていたのかが気になります。起訴され逮捕される事はないと踏んでいたのか開き直っていたのかはわかりませんが、どうしても違和感を抱いてしまいます。
二階堂直樹(元ヒステリックブルーのナオキ)には強姦・強制わいせつの前科あり
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ここまででも既に触れていますが、実は二階堂直樹は今回の強制わいせつ致死傷容疑での逮捕から約16年前の2004年3月4日に、建造物侵入及び強制わいせつ容疑で逮捕され、裁判を経て2006年6月に強姦・強制わいせつの罪で懲役12年の実刑判決を受けて山形刑務所に服役していました。
当時の報道や裁判記録によれば、この前科での二階堂直樹の被害にあったのは女子高生を含む9名もの若い女性でした。
その犯行内容はにわかには信じがたいほど卑劣なもので、路上で押し倒しわいせつ行為に及ぶ、マンションの共用通路に侵入して住人の女性を襲う、路上で背後から女性を襲い、局部をまさぐって淫部を口に咥えさせるなどしたようです。
その犯行ぶりは極悪の一言に尽きる。逮捕の直接の原因となった路上で女性を押し倒した事件を筆頭に、マンションに侵入しての強制わいせつ、路上で背後から口を塞いで胸や局部をまさぐったり陰部をくわえさせるなど、バンド解散から数カ月の間に起こした事件の数は10を超える。ターゲットは10代から20代の若い女性が多く、同一の女子高生が4度襲われたケースまで含まれていた。
被害者の1人の女子高生は、二階堂直樹にナイフを突きつけられ「騒いだら殺すぞ」などと脅されて強姦された挙句写真を撮られ、さらにその写真をネタにして脅され合計で4度も二階堂直樹から強姦を受けたという事でした。
しかも、この前科での犯行に及んだ2003年当時、二階堂直樹は妻と結婚したばかりの新婚であり、しかも妻のお腹には子供がいました。
二階堂直樹は裁判で「妻が妊娠中で性交渉ができなかったので犯行に及んだ」事などを理由に減刑を求めていましたが、むしろ、お腹に子供がいてこれから父親になろうとしている人間が10代から20代の女性をターゲットに強姦や強制わいせつに及ぶ事自体が許しがたい事です。
当然ながら、二階堂直樹は、結婚していた妻とはこの裁判後に離婚しています。
二階堂直樹はその後満期で刑期を務め2016年に出所しています。二階堂直樹はその服役中に、性犯罪の治療のための通称「R3」というプログラムを受講し、キリスト教を信仰する事で更生した事などを綴った獄中手記が月刊誌「創」に掲載されています。
しかし実際には全く更生などしておらず、二階堂直樹は出所から4年後に再び強制わいせつ事件を起こし逮捕されました。性犯罪者は再犯率が非常に高いと言われていますが、まさにその通りになってしまいました。過去の前科や今回の事件で被害にあった女性達の怒りは想像を絶するものではないかと思います。
しかも、ネットでは、二階堂直樹が2016年に出所して以降、フェミニストを装って活動していたという事が判明しています。二階堂直樹はTwitter上で「@maggy_xyz」というアカウントで活動しており一部の方々によって性犯罪者として逮捕歴のある二階堂直樹である事が特定されていました。
元ヒステリックブルーの二階堂直樹(赤松直樹)が逮捕されました。
— 風清しゅうき 性・恋愛・結婚 考察 (@syuki_eb) September 23, 2020
私達はこの男が出所後にTwitterで「性犯罪は男性全体の責任」と主張し多くのフェミニストから絶賛されていた事を知っていました。
そしてあらゆる手段を尽くして注意喚起を行いましたが、今回の事件を防ぐことができず本当に残念です。 https://t.co/i3V0GSkQxX
Vtuberとかを叩いてた自称フェミニストのMaggy、正体が連続強姦で捕まった元ヒステリックブルーのナオキとバレた瞬間鍵かけて草 pic.twitter.com/qklQQmn9cB
— 優勝請負人bot (@SpecialOne_Mou) September 9, 2019
二階堂直樹(元ヒステリックブルーのナオキ)の現在~実刑判決が下る
上の画像は二階堂直樹容疑者が2017年6月の共謀罪法案に反対する抗議集会に参加した時に撮影された画像です。この画像が、現在までに確認されている二階堂直樹容疑者の最新の顔写真になります。
2020年9月の事件に関しては、強制わいせつ未遂として罪に問われることになりました。
公判で二階堂直樹の弁護側は「女性の胸に一瞬だけ触ったが意図していなかった」とし、県迷惑防止条例違反罪の適用を主張していました。しかし犯行時に二階堂直樹が女性の口をふさいでいることや、自身のかばんを路上に置いていることが判明したため、裁判官は「ある程度の時間、継続して胸を触ろうとしたことが推認できる」と判断。
そして2021年11月、「被害者の精神的苦痛は大きい」として二階堂直樹に懲役1年2ヵ月の実刑判決が下されました。
11月24日、さいたま地裁は「ヒステリックブルー」の元メンバー・二階堂直樹被告(42)が強制わいせつ未遂の罪に問われた裁判で、懲役1年2カ月の実刑判決を言い渡した。二階堂被告は昨年7月、埼玉県朝霞市の路上で、当時23歳の女性に対し、背後から手で口をふさぎ胸を触ろうとしたとして、強制わいせつ未遂の罪に問われていた。
これまで何度も性犯罪を繰り返してきた二階堂直樹。「ヒステリックブルー」のメンバーとして脚光を浴びていた頃からは想像もできない転落ぶりを見せていますが、今度こそ本当に更生してもらいたいものです。
まとめ
今回は、2020年9月23日に強制わいせつ致傷容疑で逮捕された、ロックバンド「ヒステリックブルー」の元ギタリスト・二階堂直樹についてまとめてみました。
二階堂直樹は、2004年にも9人もの女性に対して強姦・強制わいせつを行い、懲役12年の実刑判決を受けており、出所後は山梨県甲府市で内縁の妻の女性と暮らしていましたが、わずか4年での再逮捕となりました。
ネット上では二階堂直樹が、前回の出所後にフェミニストを装って活動し、女性とのオフ会を繰り返していた事なども明らかにされており、この下衆な男への怒りが高まっていました。二階堂直樹には心から反省し真っ当な人生を歩んでくれることを願います。