五十嵐亮太のプロフィール

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五十嵐亮太

生年月日：1979年5月28日

出身：北海道留萌市

身長：178cm

所属：東京ヤクルトスワローズ

活動：プロ野球選手

五十嵐亮太さんは、北海道出身のプロ野球選手です。

プロ入りしてからはずっとリリーフとして活躍し、ヤクルト→メジャー→ソフトバンク→ヤクルトと所属球団を変えてきました。

豪速球が武器で、2004年には当時の日本最高球速の158km/hを3球連続で記録し、「速球王」と言われていました。

ただし、速球派の投手のためかあまりコントロールは良くなく、「ノーコンピッチャー」とも言われ、4連続ボールのフォアボールを出すことがシーズンに10回以上あるのが普通でした。

日本球界復帰後は、以前に比べるとコントロールは安定しましたが、それでも、2014年には4連続押し出しを記録するなど、「やっぱり五十嵐」というところは変わっていません。

甘いマスクの持ち主で、女性ファンも多く、全盛期は「球界のアイドル」的な存在でした。

五十嵐亮太の経歴

五十嵐亮太さんのプロ入り前から現在までの経歴を見ていきましょう。

プロ入り前

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五十嵐亮太さんは小学校時代から軟式野球を始め、中学ではリトル・シニアに所属していました。中学校までのポジションは、なんとファースト。ピッチャーではなかったんです。

千葉県の敬愛学園高校に進学した後は、監督に肩の強さを買われて、ピッチャーに転向。

そこからメキメキと頭角を現し、県内屈指の剛腕投手として高校野球ファンの間では有名でした。

そして、1997年にヤクルトスワローズからドラフト2位で指名され、プロ入りします。

ヤクルトスワローズ時代

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ヤクルトに入団した五十嵐亮太選手は、1年目のルーキー時代は二軍で活躍します。

二軍で参考記録ながら完全試合を達成し、ファーム日本選手権ではルーキーながらMVPに輝きました。

プロ2年目の1999年は途中から一軍に定着し、セットアッパーとしてチームに貢献します。

そして、2004年にチームの守護神だった高津臣吾がメジャーに移籍したことから、抑えに回ることになりました。この年に、当時の日本最速である158km/hを記録しています。

2005年シーズンからは故障がちになり、2006年のシーズンオフにはトミージョン手術を受けることになりました。

手術のリハビリのため、2007年シーズンは出場がありませんでしたが、2008年シーズンから復活し、海外FA権を獲得します。

そして、2009年のシーズンオフに海外FA権を行使することを発表しました。

メジャー時代

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2009年オフにニューヨーク・メッツと2年総額300万ドルの契約をした五十嵐亮太選手は、故障もあり、2010年シーズンは思ったような成績を残すことができませんでした。

その結果、2011年にはメジャーの40人枠に残ることができず、AAAスタートになります。昇格と降格を繰り返しながらも、メジャーで45試合に登板しました。

2011年オフにはメッツとの契約が終わり、パイレーツとマイナー契約を結びます。

2012年のキャンプには招待選手として参加しますが、メジャー契約には至らず、3月末にはブルージェイズに移籍します。

同年、ヤンキースに移籍してメジャーに昇格することはあったものの、定着・活躍することはできず、2012年のシーズンオフには日本球界への復帰が決まりました。

ソフトバンクホークス時代

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2012年11月16日に、五十嵐亮太選手は福岡ソフトバンクホークスと3年、総額6億円で契約したことを発表します。

2013年シーズン前半は日本の野球に馴染めなかったのか、思うような結果を残せませんでしたが、シーズン後半からはクローザーとして活躍し、20試合連続無失点という記録を残します。

2014年はサファテ選手がいたことにより、セットアッパーとして活躍。一時は4人連続押し出しというとんでもないノーコンぶりでしたが、シーズンを通して比較的安定した成績でした。

その後もセットアッパーとして活躍しますが、2018年オフに戦力外となり、自由契約となります。

ヤクルト復帰

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自由契約になった五十嵐亮太選手の獲得に動いたのが、古巣のヤクルトスワローズです。

40歳ながら45試合に登板するなど、ベテランらしい活躍を見せています。

五十嵐亮太が引退瀬戸際から復活できた理由

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五十嵐亮太選手は、メジャーから日本球界に復帰した時の年齢は34歳。

メッツで結果を残せず、2012年シーズンはメジャー球団を渡り歩くことになり、さらにマイナーでのプレーが多かったことから、「五十嵐はもう引退だろう」と言われていました。

実際、ソフトバンクホークスと契約後、シーズンが始まっても結果を残していません。

2013年4月には、自ら進んで二軍落ちを志願しています。

しかしここから見事に復活して、日本の野球にもアジャストしていきます。五十嵐亮太選手がNPBで復活できたのは、ナックルカーブの存在が大きかったと言われています。

ナックルカーブとは、遅めの球速で投手の利き手とは逆の方向に大きく曲がりながら落ちていく変化球です。

五十嵐亮太選手は、このナックルカーブをメジャー時代に習得しています。そして、当時はまだナックルカーブは日本ではメジャーな球種ではなかったので、通用しやすかったんです。

また、ヤクルト時代は速球派でストレートでごり押しするタイプだった五十嵐亮太選手。

ですがメジャーから復帰後、ストレートとフォーク以外に、カーブやスライダ―、ナックルカーブ、カットボールなど複数の球種を交えるようになったのも、復活できた理由かもしれません。

五十嵐亮太の球速は晩年も衰えていないと話題に

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五十嵐亮太は、高校時代は剛腕投手と言われていましたが、高校卒業時の球速はMax144km/hしかありませんでした。

プロ入り後はウェイトトレーニングなどで、1年目で149km/hに上がり、2年目には154km/hに球速がアップします。

そこからさらに球速を上げ、2004年、当時の日本最高球速である158kmをマークしました。

158km/ｈが出たことで、球場全体がどよめいているのがよく分かります。

当然、日本史上初の160km/hへの期待がかかりましたが、2006年オフにトミージョン手術を受けることになり、球速160km/hへの夢はお預けとなります。

トミージョン手術を受けると球速が下がる選手もいる中、五十嵐亮太選手は球速を落とさず、復帰した2008年シーズンには球速157km/hを記録します。

アメリカに渡ってからも球速はアップし、2012年シーズンにはAAAで99mph（約159km/h）を出しました。

日本球界に復帰してからは、年齢もありますし、球速よりも投球術やコントロールに重きを置いたプレースタイルに変わったことから、以前のような球速は出なくなりました。

ですが、40歳を超えてからも、2019年シーズンには151km/hをマークするなど、まだまだ速球派としても勝負できる球速を保っています。

40歳になっても150km/hを出せるのは、体のケアを怠っていないからとのことです。

五十嵐亮太の成績や年俸の推移

五十嵐亮太の成績

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五十嵐亮太さんの成績を一覧にしてまとめました。

NPBでの通算成績を見てみましょう。

思ったよりも、セーブ数は少ないですね。中継ぎでの活躍が目立ちます。

2004年には、最優秀救援投手（セーブ王）に輝きました。

五十嵐亮太の年俸

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五十嵐亮太選手の年俸の推移はこちらです。

生涯獲得年俸は27億9900万円で、さらにプロ入り時の契約金は6000万円ですから、プロ野球選手としての全年俸は28億5900万円となります。

五十嵐亮太選手のすごいところは、2018年に最高年俸に到達しているところです。2018年は五十嵐選手は39歳。プロ野球選手が39歳で最高年俸というのはかなり異例ですよね。

メジャー帰りで高年俸を貰うケースは多いですが、五十嵐亮太選手はメジャー帰りで2億円、1度1億5000万円に下がるものの、そこから3億5000万円、3億6000万円とアップしています。

球速だけを見ると、五十嵐選手の全盛期は2000年代（20代）と言えます。

ですが、投球全体・安定感などを考えると、全盛期はソフトバンクホークス時代、つまり30代半ば～30代後半に全盛期を迎えていると言う人もいるくらいです。

年俸を見ると、「五十嵐亮太の全盛期は30代後半説」もあながち間違いではないかもしれません。

ソフトバンクホークスは高年俸の球団ですが、それでも戦力にならない投手に3億6000万円は出さないですから。

五十嵐亮太は若い頃キムタクに似ていたことでも有名　

五十嵐亮太選手は20代の頃は、若い女性ファンに大人気でした。というのも、SMAPのキムタクに似ていると評判だったからです。

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実は、五十嵐亮太投手は若い頃はロン毛だったんです。

髪の毛をなびかせたイケメンが、150km/ｈ超を投げ込んでいるなら、人気が出ないわけがありません。

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どうでしょうか？確かに、キムタクに似ていると言えば似ているかもしれませんね。

ユニフォーム姿が一番カッコいいですが、私服姿もなかなかのイケメンです。髪型を見ると、本人もキムタクを意識していたのかもしれません。

出典：twitter.com

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「球界のキムタク」と呼ばれて、若い女子から人気が高かった五十嵐亮太選手ですが、フジテレビの「ジャンクSPORTS」に出演した時には、次のようなエピソードを披露しています。

妻と買い物に行った際、他人とエスカレーターですれ違うときに「（横にいるのが）静香（工藤静香）じゃない!」と言われた

 

引用：五十嵐亮太 – Wikipedia

さすがにこのエピソードは盛ってる感はありますが、それでもイケメンでおしゃれで、笑顔が爽やかで、アスリートでがっしりマッチョであれば、カッコよく見えることは間違いありません。

五十嵐亮太が結婚した嫁・子供とは

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五十嵐亮太さんの結婚した嫁や子供の情報を調べてみました。

五十嵐亮太さんは2002年、神崎織江さんと結婚しています。

神崎織江さんは、横浜ベイスターズのマスコットガールをしていた女性です。マスコットガールとはチアリーダーのようなものですね。

敵チームのマスコットガールとは言え、ある意味、職場結婚のようなものです。

お子さんは2003年に長女、2007年に長男が誕生しています。

五十嵐亮太の現在【2020年シーズンをもって引退】

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五十嵐亮太さんは、2020年はヤクルトに所属していました。

2018年オフにソフトバンクホークスから戦力外通告を受けましたが、古巣のヤクルトに移籍しています。

2019年の年俸は2000万円でしたが、2019年は45試合で登板し、防御率は2.98とまずまずの成績を残しました。2020年は年俸が4000万円に上がっています。

そして、五十嵐亮太選手は日米通算1000登板を目指すことを宣言していました。

2019年シーズン終了時点で日米通算905登板ですから、順調に行って、あと2シーズン。年齢的なことを考えると、あと3シーズンはかかると思います。

それまで現役にこだわると思われていましたが、2020年、開幕直前でコンディションによる不良で一軍から離れ、今季限りの現役引退を決断しました。

まとめ

五十嵐亮太選手のプロフィールや経歴、球速、成績や年俸の推移、引退瀬戸際からの復活、キムタク似の噂、結婚した嫁や子供、現在をまとめましたが、いかがでしたか？

五十嵐亮太選手は2020年シーズンをもって引退となります。長い間、お疲れさまでした。