スリーピースのオルタナティブ・ロックバンド「羊文学」が人気を急上昇させています。
この記事では羊文学のメンバーのプロフィールやこれまでの経歴、本名、出身大学や結婚、羊文学としての現在の活躍、旧メンバーの脱退理由が死亡といった噂などについてまとめました。
この記事の目次
- 羊文学は日本のオルタナティブ・スリーピースロックバンド
- 羊文学のメンバープロフィール① 塩塚モエカ(ボーカル・ギター)
- 羊文学のメンバープロフィール② 河西ゆりか(ベース・コーラス)
- 羊文学のメンバープロフィール③ フクダヒロア(ドラム・コーラス)
- 羊文学の元メンバー① しの(元ドラム、2015年脱退)
- 羊文学の元メンバー② わあこ(元ベース、2016年脱退)
- 羊文学のメンバーの本名について
- 羊文学のメンバー・塩塚モエカの出身大学は慶應義塾大学文学部
- 羊文学の他2人の出身大学は非公開で不明
- 羊文学のメンバーの結婚
- 羊文学の現在① アニメ「呪術廻戦」のEDテーマが世界的にヒット
- 羊文学の現在② 初のアジアツアーが成功
- 羊文学の現在③ 横浜アリーナで1万2000人動員のワンマンライブが成功
- 羊文学の現在④ キャリア最大規模の全国ツアーが決定
- 羊文学の元メンバーの脱退理由は死亡という噂が存在するが完全なデマ
- まとめ
羊文学は日本のオルタナティブ・スリーピースロックバンド
「羊文学(ひつじぶんがく)」は、ボーカル・ギターの塩塚モエカ、ベース・コーラスの河西ゆりか、ドラム・コーラスのフクダヒロアのメンバー3人からなるスリーピースのオルタナティブ・ロックバンドで、2020年にメジャーデビューしました。(塩塚モエカさんを中心に結成されたのが2012年、現在のメンバー構成になったのは2017年)
バンドの中心はボーカルとギター、作詞作曲を担当する塩塚モエカさんで、女性らしいのにどこか少年ぽさが入り混じったような心地良くも印象深い声質が魅力的です。
楽曲はコード進行もアレンジも奇をてらわず非常にシンプルなのですが、ソリッドさとメロディックさが巧みに掛け合わされたサウンドはキャッチーやポップといった言葉では表現しきれない強いアート性と奥行きを感じさせます。また、歌詞がとても文学的で、透明感のある世界観をより際立たせています。
アニメ「平家物語」の主題歌「光るとき」、アニメ「呪術廻戦 渋谷事変」のEDテーマ「more than words」をはじめとして多くのヒット曲を持ち、ここ数年でさらに人気を上昇させ注目されています。
羊文学のメンバープロフィール① 塩塚モエカ(ボーカル・ギター)
羊文学・塩塚モエカのプロフィール
本名 :塩塚萌夏(読みは同じ)
生年月日:1996年7月3日
出身地 :東京都西部
身長 :非公開
血液型 :非公開
「羊文学」の中心人物で、ボーカルとギター、作詞作曲を担当しているのが塩塚モエカさんです。
塩塚モエカの「羊文学」結成から現在のメンバー構成になるまでの経歴
塩塚モエカさんは小学生時代は最初、SPEEDに憧れて歌とダンスに興味を持ち、アイドルになりたいと思っていたそうです。
その後、シンガーソングライターのyuiさんが好きになり、中学(女子御三家と呼ばれるうちの1校「女子学院中学」)に進学後にアコースティックギターを買ってもらいギターの練習を始めたそうです。(小学生時代はピアノを習っていた)
そして、中学3年生だった2011年に、コピーバンドとして5人組バンド「羊文学」を結成。当初はサイドギターとサイドボーカルを担当されていたそうです。
その後、塩塚モエカさんは名門私立女子校である「女子学院高校」へ内部進学。高校進学後に本格的にバンド活動をスタートしますが、高校1年生の7月頃にメンバー5人中2人が脱退し3人組バンドになります。
この3人が当時「はいじ」と名乗っていた塩塚モエカさん、ドラムのしのさん、ベースのわあこさんで、現在のスリーピースバンドとしての「羊文学」の原型でした。
塩塚モエカさん、しのさん、わあこさんの3人での羊文学は2015年10月まで活動し、11月には脱退したドラムのしのさんに変わって現在のドラムであるフクダヒロアさんが加入しています。
この3人の時代に、羊文学はインディーズでの初のCDも発表し、2016年4月にはオリジナル曲「春」のミュージックビデオも公開。同年7月には、FUJI ROCK FESTIVALのオーディションステージである “ROOKIE A GO-GO”にも出演するなどバンドとして大きく成長しています。
2016年12月、ベースのわあこさんが脱退し、2017年1月に新ベーシストとして河西ゆりかさんが加入。現在の「羊文学」のメンバー編成となりました。
塩塚モエカはバンド以外でも活躍
塩塚モエカさんは「羊文学」での活動以外にも、女優やモデルとしても活躍されています。
塩塚モエカさんは女優としては、2022年公開映画「この日々が凪いだら」、2023年公開映画「almost people」などに出演しています。
モデルとしては、メガネブランドZoffの「Zoff CLASSIC」やデニムジーンズの「LEVI’S」の広告モデルなどを務めています。
羊文学のメンバープロフィール② 河西ゆりか(ベース・コーラス)
羊文学・河西ゆりかのプロフィール
本名 :非公開
生年月日:1997年12月24日
出身地 :東京都西多摩郡
身長 :非公開
血液型 :非公開
「羊文学」のベース・コーラスを担当するメンバーが河西ゆりか(かさい・ゆりか)さんです。
河西ゆりかさんは幼い頃からピアノやエレクトーンを習い、高校進学後にギターを始めバンド活動も始めています。
大学進学後にベースを弾くようになり、ベースのしのさんが抜けて新メンバーをTwitterで募集していた「羊文学」に2017年1月にベーシストとして加入しています。
河西ゆりかさんはベースも骨太かつ疾走感のあるサウンドで評価が高いのですが、何よりもコーラスがかなり上手く、塩塚モエカさんのボーカルを引き立てていて、「羊文学」の音楽を印象付けています。
羊文学のメンバープロフィール③ フクダヒロア(ドラム・コーラス)
羊文学・フクダヒロアのプロフィール
本名 :非公開(過去に福田ひろ名義で活動)
生年月日:1997年9月14日
出身地 :非公開
身長 :非公開
血液型 :非公開
「羊文学」のドラムとコーラスを担当しているのがフクダヒロアさんです。
フクダヒロアさんは父親がバンドでドラムをやっていて自宅にドラムがあり、中学生の頃からドラムを叩くようになったそうです。
フクダヒロアさんはガールズバンド「リーガルリリー」など、いくつかのバンドにサポートドラマーとして参加していました。
2015年にドラムのしのさんが脱退した後、新メンバーを探していた塩塚モエカさんが、「リーガルリリー」の動画でサポートドラマーとして参加していたフクダヒロアさんを見つけ、TwitterのDMで勧誘されたそうです。
フクダヒロアさんもちょうどその当時、サポートだけでなく自分のバンドがやりたいと考えていた事もあり、2015年11月に「羊文学」に加入しています。
フクダヒロアさんはどこか気怠さを感じさせるような特徴的なフォームのドラマーで、ダークトーンかつ緩急をつけたドラムプレイが羊文学の透明感のあるサウンドのアクセントになっています。
羊文学の元メンバー① しの(元ドラム、2015年脱退)
「羊文学」の元メンバーで、ドラムを担当していたのがしのさんです。(上の画像左端)
しのさんは2015年まで羊文学で活動し2015年10月に脱退しています。
羊文学の元メンバー② わあこ(元ベース、2016年脱退)
出典:https://lh6.googleusercontent.com/
「羊文学」の元メンバーで、ベースを担当していたのがわあこさんです。
わあこさんは2016年12月まで活動しています。わあこさんは羊文学がインディーズシーンで注目され始めた頃の、2016年のインディーズCDのリリースやFUJI ROCK FESTIVALのオーディションステージ “ROOKIE A GO-GO”のステージにも参加していますが、その年いっぱいで脱退されています。
羊文学のメンバーの本名について
「羊文学」のメンバーの本名についてですが、はっきり本名がわかっているのはボーカル・ギターの塩塚モエカさんのみです。
― 今は本名?
塩塚 そうです。「はいじ」っていうのは昔からのあだ名で、中学校のときにブログをやってたんですけど、そこでつながった友達とはずっとあだ名で呼び合ってたので……若気の至りです(笑)。
塩塚モエカさんの本名は「塩塚萌夏(読みは同じ)」で、これは塩塚もえかさんが大学生時代に大学内の新聞で紹介された際に明かされています。
他のメンバー2人の本名は非公開ですが、ベースの河西ゆりかさんは本名ではないかと言われています。(ただし、「ゆりか」は漢字ではないかと言われている)
また、ドラムのフクダヒロアさんは過去に「福田ひろ」の名前で活動されていた時期があり、苗字は「福田」が本名で、下の名前の本名も「ひろ」がつく名前ではないかと推測されています。
羊文学のメンバー・塩塚モエカの出身大学は慶應義塾大学文学部
出典:https://instagram.fngo7-1.fna.fbcdn.net/
「羊文学」の中心メンバーである塩塚モエカさんの出身大学は「慶應義塾大学」の文学部(美学美術史専攻)です。(最新の偏差値は65)
日吉キャンパスは塾生会館。地下に潜ればそこはミュージシャンたちの巣窟である。大きなギターケースを背負って現れたその人こそ、塩塚萌夏さんだ。
塩塚モエカさんは慶應義塾大学時代は軽音楽サークルに入って活動されていたそうです。また、大学時代はミニシアターでアルバイトをしていたそうです。
塩塚モエカさんは2020年3月に慶應義塾大学を卒業されています。
塩塚モエカさんは大学卒業後は一時就職をし会社員をしていたそうですが、ルールに縛られる事に疑問を抱き、1年ほどで退職されたそうです。
この塩塚モエカさんが働いていたのが「電通」ではないかという噂があるようですが、証拠は示されておらず真偽不明です。
羊文学の他2人の出身大学は非公開で不明
「羊文学」のメンバーのうち、塩塚モエカさん以外の2人の出身大学は公開されておらず不明です。
ただ、河西ゆりかさんの大学に関しては、Subsp.のドラム・西岡昇之さんが以下のような投稿をしている事から「成蹊大学」ではないかと言われています。
羊文学のBa.のゆりかが
— 西岡 昇之 (@blackstone0713) April 25, 2018
同じ大学、同じ学年、同じ学部、同じ部活
ですね
羊文学とthe shes goneをよろしくお願いします(ㅅ´ ˘ `)オネガイ
明日羊文学のゆりかと大学でいつも一緒にやってるギター2人とメタルやるよ
— 西岡 昇之 (@blackstone0713) April 8, 2018
吉祥寺シルバーエレファントにて
the shes goneと羊文学のコラボが見れるのは成蹊大学軽音楽部だけ! https://t.co/UDVDpoqJdh
羊文学のメンバーの結婚
「羊文学」のメンバーの結婚もネット上でよく検索されているようです。
特にボーカル・ギターの塩塚モエカさんの結婚について検索されているようですが、塩塚モエカさんが2024年4月現在の時点では結婚はされておらず独身です。
塩塚モエカさんは最近は特に結婚について言及されていませんが、2016年〜2018年にかけてX(当時はTwitter)で何度か結婚について発言されていました。
それによれば、塩塚モエカさんは結婚するのであれば「ハンバートハンバート」(日本の夫婦デュオ)のような夫婦になりたいのだそうです。
こんなわたしじゃ結婚できるかわからないけどハンバートハンバートみたいな夫婦になりたい
— m (@moekashiotsuka) November 25, 2016
塩塚モエカさんは、結婚するのなら音楽を一緒にできるような男性が良いという気持ちがあるのかも知れません。
塩塚モエカさんは過去に付き合っては別れ、またよりを戻してを3回繰り返した元彼氏がいるそうで、その方は出会った頃はバンドでドラムを叩いていた方だったという事です。
でもひとりだけ、別れたあともずっと仲が良くて、高校生、大学生、社会人って節目ごとに3回付き合った人がいるんです。ちょっと変わってたんですよね。宇宙とか民族とか宗教とか、万物を深く知ろうとする人で。出会った頃はバンドでドラムを叩いていて、実験的なメタルとか、不思議な音楽をたくさん聴いていました。
羊文学の現在① アニメ「呪術廻戦」のEDテーマが世界的にヒット
「羊文学」は現在はさらに人気を上げており、かなり勢いがあります。
羊文学の人気と知名度を飛躍的に押し上げたのは、2022年のテレビアニメ「平家物語」のOPテーマ「光るとき」と2023年のテレビアニメ「呪術廻戦 渋谷事変」のEDテーマ「more than words」でした。
日本のテレビアニメは海外でも注目されており、そのタイアップ曲はストリーミング再生回数を大きく伸ばす事が多いです。
羊文学の場合、特に「呪術廻戦」とタイアップした「more than words」は2024年2月の時点でストリーミング再生回数6000万回を突破するなど世界的なヒットを記録しています。
昨年9月リリースのテレビアニメ「呪術廻戦」第2期「渋谷事変」のエンディング(ED)テーマ「more than words」が、自身最大のヒットを記録した男女3人組バンド・羊文学。ストリーミングの再生回数は6000万回を突破。
羊文学の現在② 初のアジアツアーが成功
「光るとき」、「more than words」のヒットで海外でも知名度を上げた「羊文学」は、2024年3月から4月にかけて、韓国ソウル、中国北京、上海、台湾台北、タイバンコクなどアジア7カ所をまわる初のアジアツアー「羊文学 Hitsujibungaku ASIA TOUR 2024」を開催し成功させています。
このアジアツアーは全公演チケット完売を達成した事で追加公演が決定しており、2024年7月からシンガポール、クアラルンプール、マニラ、香港の4カ所での公演が発表されています。
羊文学の現在③ 横浜アリーナで1万2000人動員のワンマンライブが成功
「羊文学」は現在、かなり勢いがあり、ライブの動員数も飛躍的に増やしています。
2024年4月21日、羊文学はワンマンライブ「羊文学 LIVE 2024 “III”」を開催。チケットは販売開始からわずか3分で完売し、キャリア最大となる1万2000人を動員して成功させています。
3人組バンド「羊文学」が21日、横浜アリーナで「羊文学LIVE2024”Ⅲ”」と題したライブを行い、これまでの公演で最大規模の1万2000人を動員した。
引用:羊文学、横浜アリーナで自己最大1万2000人ライブ 塩塚モエカは感極まり涙「絶対にこの日を忘れないって思いました」」
羊文学の現在④ キャリア最大規模の全国ツアーが決定
「羊文学」は、キャリア最大規模の全国ツアーの開催を発表しています。
開催は2024年8月から10月にかけてで、チケット販売はファンクラブ会員向けが2024年4月21日から、オフィシャル先行予約が4月29日からと発表されています。
羊文学が新規全国ツアーおよびアジアツアー追加公演の開催を発表した。
全国ツアーはバンド史上最大規模のツアーとなり、8月30日の宮城・SENDAI GIGSから10月2日の東京・東京ガーデンシアターまで全12公演が予定されている。
羊文学の元メンバーの脱退理由は死亡という噂が存在するが完全なデマ
「羊文学」は当初は塩塚モエカさんを含む5人のメンバーでスタートしましたが、現在は塩塚モエカさんを除く4人が脱退し、新たにフクダヒロアさんと河西ゆりかさんが加入してのスリーピースバンドとなっています。
羊文学の旧メンバーの脱退理由について、どういうわけか、メンバーが死亡したのが脱退の理由という噂が存在するようです。
結論から言って、羊文学の旧メンバーが死亡したという事実は存在せず、完全なデマ情報です。
羊文学はメンバーが高校生の頃に本格的に活動をスタートさせた事もあり、旧メンバーの脱退の理由は受験勉強のためや進路のため、学業を優先するためといった真っ当なもので、死亡はもちろんの事、契約上のトラブルや喧嘩別れなどのネガティブな脱退理由も存在しません。
まとめ
今回は、現在注目度を急上昇させているスリーピースのオルタナティブ・ロックバンド「羊文学」についてまとめてみました。
羊文学の現在のメンバーは、作詞作曲も担当するボーカル・ギターの塩塚モエカさんと、ベース・コーラスの河西ゆりかさん、ドラム・コーラスのフクダヒロアさんの3人で、透明感とソリッドなオルタナロックサウンドを巧みに融合させた印象深い楽曲を多数生み出し人気を上昇させています。
羊文学のメンバーのうち本名をはっきりと公表しているのは、ボーカル・ギターの塩塚モエカさん(本名:塩塚萌夏)のみで他2名の本名は非公開となってます。(ただし、いずれも本名を少し変えただけの名義で活動していると見られている)
羊文学のメンバーのうち、塩塚モエカさんは慶應義塾大学文学部卒業である事がわかっています。他2人のメンバーの大学は明らかにされておらず不明です。
羊文学のメンバーの結婚にも関心が集まっているようですが、2024年4月現在の時点ではメンバーで結婚をしている人はいません。
また、脱退した羊文学の旧メンバーが死亡したといった噂が存在しますが、旧メンバーの脱退理由は受験や進路、学業を優先したいといった至極真っ当なもので、ネガティブな脱退理由は存在しません。
現在、羊文学は人気をさらに上げており、1万2000人規模のワンマンライブや全国ツアー、アジアツアーなどを次々と成功させ、これからの更なる飛躍への期待も高まっています。