日本女子卓球界の天才と言われる平野美宇さん。この記事では、平野美宇さんの父親・母親・妹など家族や生い立ち、伊藤美誠と不仲説の真相、そして数々の快挙を成し遂げている経歴について詳しくまとめたのでご紹介します。
この記事の目次
平野美宇のプロフィールと経歴
”第二の愛ちゃん”と呼ばれる卓球女子の平野美宇
平野美宇さんが世間で注目を集めたのは2013年1月に行われた全日本選手権で、友人でライバルの伊藤美誠さんとダブルスを組んで大会最年少勝利を収めて”みうみま”コンビと呼ばれたことに始まります。
女子卓球界の期待の星である平野美宇さん。
卓球女子団体で銅メダルを獲得した2016年のリオデジャネイロ・オリンピックでは悔しくもリザーブとなり出場機会はありませんでした。
しかし、その悔しさをバネにして現在は快挙の連続で破竹の勢いで活躍を続けています。
本名: 平野 美宇(ひらの みう)
愛称: 美宇ちゃん
生年月日: 2000年4月14日
生誕地: 静岡県沼津市
出身地: 山梨県中央市
居住地: 東京都北区
身長: 158cm
体重: 45kg
所属事務所: JOCエリートアカデミー
平野美宇さんが卓球界で頭角を表すきっかけとなったのは、卓球へ情熱をかけていた家族の存在でした。
”第二の愛ちゃん”と呼ばれた幼少期から現在に至るまで、平野美宇さんの家族構成や生い立ちをご紹介していきます。
ちなみに、平野美宇さんの名前の由来は、2000年2月12日から打ち上げられたスペースシャトル・エンデバー号に感動した両親が、「美しい宇宙」から文字を取って名付けられたようです。
平野美宇の生い立ちと家族情報~父親と母親・妹について
平野美宇、母親の影響で卓球を始める
平野美宇は母親と離れたくない一心で卓球を始めた
福原愛さんの卓球を始めた理由も、卓球をしていた10歳年上の兄や家族といつも一緒にいられる方法を考えた時に”卓球を始めること”だったと語っていますが、平野美宇さんも全く同じ動機だったようです。さすが”第二の愛ちゃん”ですね!
福原愛さんが卓球を始めた年齢は3歳9ヶ月ですが、平野美宇さんは3歳5ヶ月と福原愛さんより4ヶ月早く卓球ラケットを握りました。
卓球を幼少期から始めると聞くと、一般的には”母親によるスパルタ英才教育”が思い浮かびますが、平野美宇さんのお母さんは強制しなかったようです。(福原愛さんのお母さんはスパルタでした)
平野美宇さんのお母さんは「平野英才教育研究センター卓球研究部」で卓球の指導者をしていました。
母心としてもちろん娘に卓球をしてもらいたかったには違いありませんが「強制するとしたくなくなる」という子供への教育・指導理念から、平野美宇さん自ら「やりたい」というまで勧めなかったそうです。
平野美宇さんは”いつもお母さんと一緒にいたい!”、”お母さんに褒められたい!”という一心で、卓球を始め厳しい練習を続けることができたといいます。
平野美宇の父・母・妹達も卓球がうまい
平野美宇は大人しくて負けず嫌いだった
平野美宇さんのお母さんによれば、幼少期は普段は大人しくて目立つのを嫌うタイプなのに、卓球を始めると誰よりも負けず嫌いだったようです。負けそうになると泣いてしまうことから”第2の愛ちゃん”と呼ばれるようになりました。
平野美宇さんの家族についてですが、お父さんは平野光正さん、お母さんは平野真理子さん、次女は平野世和さん、三女は平野亜子さんといいます。
平野美宇さんのお母さんはスパルタではなかったものの、生活の面ではかなり厳しい躾をしていたようです。
幼少期から掃除、洗濯、食器の片付けなど、徹底して自分のことは全て自分でできるように平野美宇さんに教えていたようです。
さらに、平野美宇さんは三姉妹の長女のため妹たちの面倒も見なければならなかったため、学生時代は勉強と卓球の練習とこれらのことを並行してやるのは「辛かった時もあった」と語っています。
平野美宇の母・真理子さん
筑波大学女子卓球部の主将だった平野真理子さん
1969年2月1日生まれで平野美宇さんのお父さんと同じ年齢であり筑波大学時代の同級生です。お母さんの平野真理子さんは大学卒業後に中学校の教師として10年教鞭を振るいました。
平野真理子さんは筑波大学時代に女子卓球部の主将として活躍していたそうです。
平野美宇さんのお父さんである光正さんも筑波大学の男子卓球部の主将だったことから、それぞれ主将として交流する内に仲良くなったのが馴れ初めなのかもしれませんね。
そして、平野真理子さんは筑波大学を卒業して中学校の教員となり、10年間教鞭を取ったわけですが、全国教職員卓球大会ではベスト8に入っています。
教師として指導する力と卓球の技術を活かして、「平野英才教育研究センター卓球研究部」を開校し、卓球の指導者として後世の育成に尽力しています。
平野美宇さんのいとこであり、強豪選手の村松雄斗さんを育て、もちろん娘である平野美宇さんを世界で戦えるまでに育て上げました。
天才卓球少女・平野美宇を育てた母の指導法とは?
子供を天才に育てる極意その1
『強制はせず自ずと興味を引き出す』
平野美宇さんのお母さんは卓球を強制することなく、本物の環境を身近に感じさせることで自然と卓球をしたくなるように仕向けたようです。
平野美宇さんのお母さんは本音では是が非でも卓球を愛娘に教えたいと思っていたと思います。
しかし、そこは敢えて強制することなく、もし平野美宇さんが興味を持たなかったとしても他の道でも応援していたのでしょう。
「強制すれば絶対やりたくなくなる。子供の興味がそこへ行くように本物を身近に置くんです。やりたいと思うような環境を作ることが大事で、食いついてこなければ強制はさせません」
平野美宇さんは2歳の頃から卓球ラケットを持って遊んでいたようで、お母さんの戦略通り3歳5ヶ月の頃には卓球を始めたくなったようです。
また、将来選手として世界へひとりで羽ばたいた時のことを考え、平野美宇さんのおむつが取れない頃からお母さんに自分のことは自分でやるという考え方を徹底して教えられたという。
平野真理子さんの世界戦略は平野美宇さんが生まれた頃から始まっていたようです。
子供を天才に育てる極意その2
『手を差し伸べるのは本当に困った時だけ』
かわいい我が子のこととなるとついつい甘やかして手助けしてしまいがちですが、本当に自立心を育ててあげたいなら、本当に困った時以外は見守ってあげる忍耐力も必要なようです。
平野美宇さんは小学校3年生の頃には一人で自宅のある山梨県中央市から大阪府八尾市にあるミキハウスの練習場に2、3ヶ月に1回は電車で通っていたようです。
その道のりは往復で750キロを越える旅で、まだ9歳程度の小学校3年生だった平野美宇さんには大冒険でしょう。
それでも平野真理子さんは、平野美宇さんが困った状況に陥らない限りは手を差し伸べ無かったといいます。
「手をとって子供に教えたくなるけど、あくまで支援、見守るのが大事。先回りをして手を引っ張ってはいけない。本当に困ったときに手を差し伸べてあげる。さじ加減が難しいのですが」
幼い子供を一人で遠出させるのは親としてもかなり勇気のいる行動ですが、子供を信じるのも自立心を育てるために重要なようです。
この頃に、現コーチでもある元世界ランク5位の陳莉莉さんから指導を受け始めました。
子供を天才に育てる極意その3
『イライラしてもむやみに怒らない』
子供が思い通りの行動をしなかった場合に親が怒りをぶつけても何の解決にもならないばかりか、子供に畏怖心を植え付けるだけ。本当に必要なのは根気よく語りかけて「なぜできないか、駄目なのか」を導き出すことのようです。
子供は何度言っても言うことを聞かない、思い通りの行動をしてくれないものですが、だからといって親が怒りを爆発させて叱っても子供はさらに嫌になってしまいます。
平野美宇さんは子供の頃に試合に負けそうになると試合中から泣いていたようですが、平野真理子さんは根気よく試合中に泣くことがなぜ駄目なのかを諭したといいます。
「こっちもイライラしてしまうこともある。でも、とにかく語りかけようと…。ただ叱るのは(子供にとって)ただの恐怖。なぜ泣いては駄目なのか、理由を語りかけるのが大事。その時は分からなくても、繰り返し。ジグソーパズルのピースは、いつか形になると信じて」
しかし、平野真理子さんは”怒らなかった”わけではなく、厳しくするところは厳しくし、怒るべきところはちゃんと怒ったようです。
子供を天才に育てる極意その4
『悪いことをしたら怒る』
怒らないことが良いのではなく、子供が失敗をした時は語りかけて失敗の理由を分かるように諭し、悪いことをした時は怒ると同時に態度で示したり罰を与えるなどポイントを絞って怒ることが重要なようです。
”怒らない方がいい”と思い込みすぎて、子供が悪いことをした時にも怒らなければ子供は本当に悪いことを覚えることができません。
平野美宇さんも悪いことをした時にはお母さんから厳しく怒られて、その後の態度にも示されるなど”こういうことをしたら駄目だ”ということを覚えてきたようです。
「厳しかったです」。開口一番、平野美は母・真理子さんについてこう語った。服をたたんだり洗濯物を干したり、家事の手伝いは幼少の頃から当たり前にやってきたという。「私生活も、試合のときも厳しかった。私が悪いことをして試合のベンチに入ってくれないこともあったし、妹とけんかをして怒られて、練習場まで1時間歩いていくこともありました」。
また、平野真理子さんは卓球のこと以外でも、誕生日にはケーキを焼いたりたまにキャンプに出かけたりと家族行事を大切にし、料理を教えていたようで、平野家の伝統を教えることで人間としての深みを身につけさせることにも気をつけていたようです。
やはり、天才といえど技術一辺倒になると不幸になるので、人生のバランスは大切だということですね。
平野美宇の父・光正さん
平野美宇の父・光正さんは医者
前述した平野美宇さんのお母さんと共に筑波大学の卓球部主将を務めた父・光正さん。職業はなんと内科医でお医者さんということです。
平野美宇さんのお父さんである光正さんも筑波大学卓球部で主将を務めていました。
そして光正さんは筑波大学を卒業後に宮崎医科大学に入学して医学を学び、内科医になりました。
現在は甲府城南病院の循環器内科に勤めています。内科医の平均年収は1,350万円なので平野家は中々裕福な家庭だとうかがえます。
自宅に卓球の練習部屋を設けることができるくらいなので、スポーツ選手を育てる家庭の根深い悩みでもある度重なる遠征費用も楽に捻出できたと思われます。
それにしても、改めてご両親が筑波大学卓球部の主将だと考えると平野美宇さんはまさにサラブレッドというにふさわしいですね!
平野美宇の祖父・光昭さん
平野美宇の祖父・光昭さんは元山梨大学名誉教授で数学者
平野美宇さんの両親が卓球がうまいことは分かりましたが、実は祖父の光昭さんも元山梨大学名誉教授であり、卓球部顧問も努めていたベテラン卓球選手のようです。
平野美宇さんのお父さんが内科医なら、おじいちゃんは元山梨大学名誉教授ということで、かなり裕福でしっかりした家系だとうかがえますね。
しかも光昭さんは、2016年には名誉ある日本勲章のひとつである瑞宝中綬章を授かっています。
テレビ番組で平野美宇さんが幼少期におじいちゃんと卓球で対決している映像が公開されたようですが、おじいちゃんの球が早すぎて打ち返せず平野美宇さんが泣いていたようです。
平野美宇の妹で次女・世和さんと三女・亜子さん
平野美宇の妹で次女の世和さんも卓球選手
実は平野家に天才卓球少女は平野美宇さんだけではなく次女の世和さんと、三女の亜子さんも全日本選手権で戦う強豪卓球選手なのです。
平野家は三姉妹揃って日本トップクラスの卓球選手に育っていたようです。
平野世和さんも平野亜子さんも卓球全日本選手権に出場しています。
平野三姉妹の次女・世和は1―3で敗れると「地元での全日本は初めて。たくさん応援があったので1つは勝ちたかった」と無念の表情を見せた。2歳から姉・美宇の後を追って卓球を始め、現在は自宅の卓球教室で妹・亜子と共に母の指導を受ける。「中学に入り勉強との両立は大変だけど、しっかり練習して強くなりたい」。姉と同じくフォアハンドからの積極的な攻撃を武器に、さらなる成長を目指す。
監督として姉妹を指導する母・真理子さん(47)は「負けたのは残念だけど、去年1勝しかできなかったこの大会で2勝できたのは、亜子が強くなったということ」と成長に頬を緩めた。平野亜も「美宇ちゃんまではまだまだだけど、来年は表彰台に乗りたい」とキッパリ。
三姉妹揃って表彰台に上がる日もそう遠くないかもしれません。
それどころか、三姉妹揃って東京オリンピックに出場も決して夢ではないかもしれませんね!
平野美宇と伊藤美誠の”みうみま”コンビ誕生
長女・平野美宇はやはり天才卓球少女だった
平野美宇さんは2010年1月に9歳9ヶ月で全日本選手権は4種目フルエントリーという最年少記録を打ち立て、さらに翌年には10歳9ヶ月で全日本選手権初勝利を飾り福原愛さんの最年少記録を更新しました。しかし、その10分後にさらに伊藤美誠選手が記録を更新しています。
平野美宇さんと伊藤美誠さんが始めてダブルスを組んだのは2013年1月の全日本選手権からです。
双方ともそれまでの戦績は卓球界の歴史を塗り替え続けるもので、まさに当時12歳の世代ではトップツーがコンビを組み”みうみま”として注目を集めました。
2013年1月の全日本選手権を大会最年少勝利を経験した平野美宇さん&伊藤美誠さんの”みうみま”コンビは、翌2月のITTFワールドツアーカタールオープンにて史上最年少で表彰台を果たします。
その後、様々な大会で快進撃を続けた”みうみま”コンビですが、リオオリンピックで平野美宇さんは悔し涙を飲むことになります。
リオ五輪で日本代表入りできなかった平野美宇
リオ五輪の時点で世界17位、伊藤美誠に代表の座を取られた平野美宇
”みうみま”コンビとして快挙を成し遂げてきた平野美宇さんと伊藤美誠さんですが、リオオリンピックの時点で世界順位順から福原愛さん、石川佳純さんに次いで伊藤美誠さんが代表入したため平野美宇さんは五輪代表から外れてベンチ入りとなってしまいます。
2016年のリオデジャネイロ・オリンピックの代表選考の方法は、世界ランク50位以内の選手を破ったことによるポイント制で評価されたため、日本人選手で4位となった平野美宇さんは日本代表に入れず、リザーブとして代表選手である福原愛さん、石川佳純さん、伊藤美誠さんの練習相手や雑用を務めました。
しかし、2016年1月の全日本選手権では平野美宇さんは伊藤美誠さんをストレートで破り、史上最年少で決勝進出を果たしていたため(決勝で石川佳純さんに敗退)、選考会の中には平野美宇さんを推す声もあったようです。
その時の平野美宇さんと伊藤美誠さんの試合がこちら。完全に平野美宇さんが伊藤美誠さんを圧倒しています。
実力的にはこの頃から伊藤美誠さんより平野美宇さんの方が上だったのかもしれません。
しかし、ルールはルールなのでポイント制に従い、平野美宇さんは代表から外されてしまいました。
しかし、この悔しさをバネに平野美宇さんの驚異的な快進撃が始まります。
平野美宇はリオ五輪以降快挙が続く
驚異的な強さを魅せ続ける平野美宇
リオ五輪で代表の座を逃したのが相当悔しかったのか、平野美宇さんはリオオリンピック直後の大会から目覚しい快挙を達成し続けます。
人は悔しさをバネに努力し、強くなっていくものですが、平野美宇さんはリオオリンピックでの悔しさがそれを物語っているようです。
平野美宇さんは、2016年10月にフィラデルフィアで行われたワールドカップにて、中国勢を除き史上最年少で初優勝を飾りました。
さらに、世界ジュニア選手権では団体で大会6年ぶりとなる優勝。
その翌年2017年1月の全日本選手権には、大会3連覇中の石川佳純さんを破り見事優勝。16歳9ヶ月という大会史上最年少での快挙となりました。
3年後、東京五輪が開かれる東京体育館に高校1年生のおえつが響く。優勝インタビューで平野は「リオに出られず、悔しくて絶対優勝したかった」とむせび泣いた。史上最年少16歳での優勝。勝って泣くのは初めてだった。
平野美宇さんのサーブに対していきなりスマッシュで返してくる超反射による攻撃スタイルに対して、石川佳純さんは後にインタビューで「何が起こったのか分からない」「私たち(24歳世代)からするとありえない」と、平野美宇さんの次元の違いを感じさせる発言をしていたそうです。
平野美宇、リオデジャネイロ五輪金メダリスト・丁寧を破る
平野美宇さんはリオデジャネイロ・オリンピックの金メダリストで、世界ランク1位の中国代表・丁寧選手を破る大金星を上げました!
平野美宇さんは2017年4月14日に中国・無錫で行われたアジア選手権の準々決勝で、リオデジャネイロ・オリンピックの金メダリストで、世界ランク1位の中国代表・丁寧選手を3-2で破る大金星を成し遂げました!
2ゲームを先取されてからの逆転劇だったようで、平野美宇さんは国際卓球連盟のサイトでこう語っています。
「去年の私の誕生日には、伊藤美誠選手がリオ五輪予選で丁寧選手に勝っていた。私の誕生日は特別だと思う。忘れられない誕生日になった」
さらに、世界ランク1位の丁寧選手を破り勢いづいた平野美宇さんは、準決勝・決勝とそれぞれ中国勢の朱雨玲選手(世界2位)、陳夢選手(世界5位)を破り、大会最年少かつ日本勢として小山ちれ以降21年ぶりのアジア制覇を果たしました。
平野美宇さんが試合で見せたテンポの早すぎる展開に驚いた海外メディアが”ハリケーン・ヒラノ”というニックネームをつけたほどだったようです。
平野美宇さんのお母さんは「陸上で言うと日本選手がウサイン・ボルトに勝ったようなもの」だとその快挙の凄さを語っています。
この平野美宇さんの度重なる快挙の裏には、リオオリンピックでリザーブとして客観的に選手を分析する機会があったことも大きかったといいます。
平野美宇と伊藤美誠の不仲説の真相
みうみまコンビは解散、さらに不仲?
平野美宇さんと伊藤美誠さんが”みうみま”コンビを解消したことについて番組でのインタビューに答えた際の平野美宇さんのコメントからネット上で不仲説が広がっていたようです。
平野美宇さんは2017年1月28日に行われたイベントに伊藤美誠さんと出演。
”みうみま”コンビが解散したことで、「コンビ解消して寂しいか」という報道陣の質問に対して次のように答えました。
「部屋とかも同じにならないので、まあ今までより仲良くしなくていいかな」
この平野美宇さんの爆弾発言に伊藤美誠さんは「おい!(笑)」とツッコミを入れましたが、この発言がネットでふたりの”不仲説”を巻き起こしています。
番組で公開された幼少期から手をつないでいる姿からは不仲など想像できませんが、平野美宇さんと伊藤美誠さんは本当に不仲なのでしょうか?
ふたりの不仲を探るべく、平野美宇さんのツイッターを拝見してみましたが、下記はイベントで伊藤美誠さんと出演している動画です。
こちらの3人も仲良く出発(๑>◡<๑)#卓球 #アジア選手権 #平野美宇 #伊藤美誠 #早田ひな #みうみまひな #朝早かったから #少々お疲れぎみ pic.twitter.com/kByNXv3w6A
— テレビ東京卓球情報【世界卓球】 (@tvtokyo_tt) 2017年4月7日
早田ひなさんも加わり、平野美宇さんと伊藤美誠さんが仲良く映っています。
しかし、これは仕事上と言えるので営業スマイルの可能性もあります。
こちらは、平野美宇さんと伊藤美誠さんと同じ2000年生まれで同世代の競泳選手、池江璃花子さんと絡んでいるツイート。
集まりたいーーー😢
— 平野美宇 (@414_miu) 2017年4月2日
お互い頑張ろう💗💗 https://t.co/C2umKa7cLF
プライベートなのかはわかりませんが、池江璃花子さんは伊藤美誠さんと会ったことを平野美宇さんに報告し、またミレニアムベイビー世代で集まりたいこと、アジア大会と世界卓球の激励をしています。
それに平野美宇さんもノリノリで集まりたいとリプライしています。
普通に考えたら平野美宇さんと伊藤美誠さんは今もとても仲が良さそうですね。
伊藤美誠さんのツイッターでも平野美宇さんの活躍をリツイートしているので、やはり仲が良いのでしょう。
平野美宇の「仲良くしなくていい」はノロケだった?
平野美宇さんがイベントで発言した「(伊藤美誠さんと)仲良くしなくていい」発言は、それまで長年仲良くしてきたため「そろそろいいかな」という親友ならではのノロケだったのでしょう。
ということで、平野美宇さんと伊藤美誠さんの”みうみま”コンビは相変わらず仲が良いという結論にたどり着きました。
平野美宇はアイドルオタクでジャニヲタ
平野美宇は生粋のアイドルオタク!
かねてから豪語していますが、平野美宇さんは熱心なアイドルオタクを明かしており、特に乃木坂46の西野七瀬さん(2018年卒業)推しで、ジャニーズグループ・Hey! Say! JUMPの伊野尾慧さんの大ファンのようです。
アイドル好きがかなり周知された感のある平野美宇さん。
そのアイドルオタクぶりが明らかとなったのは、2017年4月22日に放送されたスポーツニュース番組『Going! Sports&News』に平野美宇さんが出演した時のことのようです。
同番組で海外メディアから取材を受けるシーンで、平野美宇さんはファンから好きな歌手を聞かれて歌って欲しいとお願いされます。
そこで平野美宇さんが挙げた歌手が『乃木坂46』で、「ガールズルール」を照れながらも披露。
特に西野七瀬さんや白石麻衣さんが好きで、2014年頃にファッション誌で観てファンになったようです。
さらに、『ももいろクローバーZ』の「いくぜっ!怪盗少女」もダンス付きでノリノリで披露。
www。 pic.twitter.com/aMdZjqkkNw
— 藤T (@fujit_1014) 2017年4月22日
また、欅坂46(櫻坂46に改名)も好きなようで48シリーズより46シリーズが好きだと言われています。
平野美宇さんはかなりのアイドルマニアのようで、SKE48の後藤楽々さん(2019年卒業)が平野美宇さんを応援するツイートをした時にその片鱗を覗かせています。
後藤は2016年総選挙で圏外(100位以下)だった、決して全国的認知度が高くないメンバー。平野が触れた「前のめり」とは、7期生の後藤が14年に初めてSKE選抜入りした記念すべきシングル曲の表題。いかに平野が筋金入りの“アイドル好き”であるかが如実に表れたやりとりだ。
世界トップクラスの卓球選手である平野美宇さんは、趣味のアイドルオタクでもかなり入れ込んでいるようですね!
平野美宇はHey!Say!JUMPの伊野尾慧のファン
伊野尾慧ファンを敵に回してしまった平野美宇
平野美宇さんはかねてから伊野尾慧さんのファンを公言していましたが、番組共演で対面し伊野尾慧ファンを激怒させてしまったようです。
平野美宇さんは2017年6月放送の『天才!志村どうぶつ園』に出演。
同番組にはHey!Say!JUMPの伊野尾慧さんがレギュラー出演していますので、ファンを公言してから早くもご対面が決まったことになります。
出典:https://pbs.twimg.com/
伊野尾慧との共演を果たした平野美宇
ネット上では伊野尾慧ファンが平野美宇さんに対してきついバッシングを浴びせていました。
「平野選手のツイッターには伊野尾ファンからの心ない言葉が殺到。『世界レベルの人間だからって一般人と何が違うんだよ』といったイチャモンが多数、投稿されています。しかし世界レベルの選手とはいえ女子高生がアイドルを好きになるのはむしろ自然なこと。しかも番組放送前から叩かれていることで、『さすがに気の毒』と同情の声も数多く寄せられています」
伊野尾慧さんやジャニーズアイドルのファンにとっては、どうあがいてもほぼ対面することができないのに平野美宇さんがファンを公言しただけで簡単に実現したことに腹を立てているようです。
なんで伊野尾くんがめざましでる日に平野美宇のニュースやってんのまじ不快
— さ や か 🍑 (@Nissy_Kei_Daiki) 2017年5月31日
なんで平野美宇が志村どうぶつ園にでるのがそんなにいやかって…?
— 🐑『MARIN』🐑 (@HSJ_MARIN_0830) 2017年5月25日
ただ単に、平野美宇がとびっこだからw
同じとびっことして本人に会えるなんてうらやましすぎるし、そりゃいややw
伊野尾くんに会えるんやったら正直もうライブ来るなっていいたいけど
あーつらっ。
とはいえ、日本人として女子卓球界で快挙をいくつも成し遂げた平野美宇さんに対するご褒美のようなものだったのでしょう。
平野美宇が東京オリンピックで銀メダルを獲得
出典:https://news.yahoo.co.jp/
初のオリンピックでメダルを獲得
リオオリンピックでは苦汁を飲んだ平野美宇さんですが、2021年1月に東京オリンピックの代表選手に内定したことが発表されました。
東京オリンピックでは、石川佳純さん、伊藤美誠さんとともに卓球女子団体に出場。
順調に勝ち進み、準決勝では香港を相手に日本が2連勝し、第3試合で平野美宇さんが相手選手をストレートで破り決勝進出を決めました。決勝では中国に0-3で敗れたものの、見事銀メダルを獲得しました。
試合後、平野美宇さんは「銀メダルを獲ることができて凄く嬉しい。コロナ禍で試合ができたことにまず感謝して、楽しく戦えたので凄く幸せなオリンピックでした」と語っています。
自宅のテレビで観戦していたという平野美宇さんの母親・真理子さんは、リモート取材に応じ「母親としてすごく最高な幸せな時間を過ごさせてくれた。ありがとう」と、夢の舞台で力を出し切った美宇さんに労いの言葉を送っていました。
競技期間中、真理子さんは同市の自宅でテレビの前から声援を送った。試合前「団体金メダルへの挑戦ができるのは世界でたった6人。その6人の中に美宇はいるんだよ。最高に幸せな時間を楽しんでおいで」と伝えると「はいっ。がんばります。楽しんできます」と返ってきたという。
「頂点あり、どん底あり。卓球を離れてしまうと覚悟したときがあったくらい……」と真理子さんは振り返る。「この5年は美宇を強くした5年間だったんじゃないか。人間としての強さを本当に成長させてくれた機会だったなと、試合を見ていてとてもいい経験ができたなって思いました」と目を細めた。
平野美宇のかわいい&かっこいい画像を紹介
ネット上でかわいいと評判の平野美宇
アイドルオタクの平野美宇さんは自身もAKBグループのアイドルのようなかわいい容姿に憧れているのでしょう。
平野美宇とコーチ・劉潔がかわいいと評判!
平野美宇さんのコーチを務めた劉潔さんとのツーショットがかわいいとネットで評判になっていました。
平野美宇、絵になるかわいい瞬間
平野美宇さんはこの斜めからのショットが一番かわいいようですね!
平野美宇のかわいいへそチラ
平野美宇さんはよく試合中にへそチラをしていてかわいいと言われています。一方で「いやらしい」とか「わざと」だというアンチの声もあるようですが…。
SNOWで撮影した平野美宇のかわいい画像
アイドルと言っても分からないくらいかわいい平野美宇さんのSNOWの画像。
出典:https://news.yahoo.co.jp/
大人っぽくなったと話題の平野美宇
大人の女性へと成長を遂げている平野美宇さん。東京オリンピックでは、卓球の技術だけでなく美しさも国内外で話題を集めました。
平野美宇についてまとめると…
日本女子卓球界のホープで数々の快挙を成し遂げ続けている平野美宇さんについて、家族や生い立ち、アイドルオタクの詳細についてご紹介してきました。
元々は幼馴染で”みうみま”コンビとして注目されてきた伊藤美誠さんの方が強かったようですが、リオオリンピック前後から平野美宇さんは開眼したかのような驚異的な強さを見せつけています。
これは卓球本場中国で転戦を重ねて修行したことで、中国レベルにテクニックが追いついてきたことを平野美宇さんは語っています。
今や日本で試合しても球がスローモーションに見えているというから恐ろしいですね!
今後のさらなる活躍が楽しみです!