2020年8月に発生した「暴走ポルシェ湾岸追突事故」の犯人・彦田嘉之に注目が集まっています。
ここでは彦田嘉之の生い立ちや家族、自宅や会社「彦田商事」の住所、事故の瞬間を捉えたドライブレコーダー映像や、事故時にどれだけの速度が出ていたのかの解析などについてまとめました。
この記事の目次
彦田嘉之(ポルシェ暴走事故犯人)の起こした事故の概要
彦田嘉之は、2020年8月2日の午前8時頃に、神奈川県川崎市川崎区扇島の湾岸高速(首都高速湾岸線)で発生したポルシェ暴走追突事故の犯人です。
彦田嘉之の起こしたポルシェ暴走追突事故は、彦田嘉之(当時50歳)の運転する猛スピードで走行するポルシェ「911GT2RS」が、前方を走っていたトヨタ「bB」に追突し、「bB」に乗っていた内山仁さん(当時70歳)と、その妻・内山美由紀さん(当時63歳)が死亡した事故です。
妻の内山美由紀さんは追突の衝撃で車外に投げ出されて死亡。夫の内山仁さんは、運転席で意識不明の状態で発見されましたが、その後死亡が確認されました。
なお、暴走ポルシェを運転していた彦田嘉之は無傷、ポルシェ助手席に乗っていた彦田嘉之の息子と見られる男性も軽傷を負ったのみでした。
川崎市川崎区扇島の首都高速湾岸線で2日午前8時ごろ、高級車ポルシェが乗用車に追突する事故があり、乗用車の夫婦が死亡した。神奈川県警高速隊は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、ポルシェを運転していた会社役員彦田嘉之容疑者(50)=東京都江戸川区=を現行犯逮捕した。
彦田嘉之は警察の調べに対して「スピード出しすぎちゃった」、「100キロ以上出ていたのは間違いない」などと話しているようです。身勝手な運転により2人の命を奪ったにも関わらずこのように軽いノリで説明し、映像を見る限り明らかに時速200キロ近く出ていたにも関わらず「100キロ以上」という曖昧な表現をしているところにも批判が集まっています。
なお、事故現場にブレーキ痕はなかったという事です。
彦田嘉之(ポルシェ暴走事故犯人)の生い立ちや顔写真
言語道断な暴走事故を起こした、暴走ポルシェ運転手・彦田嘉之の生い立ちにも注目が集まっています。
事故後に出版された週刊文春が、彦田嘉之の生い立ちについて書いていたので紹介します。
文春の記事によれば、彦田嘉之は東京都江戸川区葛西地区の裕福な家に生まれた3人兄弟の長男で、小学6年生の頃に他の裕福な家の子供が持っていた腕時計を盗んで問題になった事があるそうです。この事件が原因になり、地元の中学にはいきづらくなって少し離れた中学に通っていたとも書かれています。
彦田嘉之は高校卒業後に自動車整備会社に就職し、その後父親の経営する会社の役員となってガソリンスタンドの経営を任されていたという事でした。
さらに、文春は彦田嘉之が過去にも危ない運転を繰り返していた事も書いています。彦田嘉之の若い頃の遊び仲間によれば、彦田はこれまでにも何度も人を轢きかけるような危ない運転をしており、高校時代には無免許運転で自損事故を起こしているとの事。
また、この男性によれば、彦田嘉之は中学時代に牛乳の空き瓶に花火の火薬を詰めて爆弾を作ろうとして失敗して破裂させ、その時に片手の指2本を欠損しているため自動車のハンドル操作が下手だという事でした。
この生い立ちが事実だとすれば、彦田嘉之が子供時代から危険な人物だったという事でしょう。
この他、ネット上には「彦田嘉之がかなり両親に甘やかされて育ち、欲しい物はなんでも買ってもらえた」という子供時代の生い立ちが彦田嘉之を知る知人からの情報として出ているようです。
彦田嘉之(ポルシェ暴走事故犯人)の家族【父親・母親・弟・祖父】
彦田嘉之の家族にも注目が集まっています。
彦田嘉之が暴走運転したポルシェ「911GT2RS」は、価格相場約4000万円という超高級外車ですが、彦田嘉之がこうした車を所有できたのは、その家族が地元の大地主だったからのようです。
彦田嘉之の家族は、かつては農家や海苔の養殖を生業としていた一族で、嘉之の祖父の代に土地を売って莫大な財産を得たそうです。
彦田嘉之の父親は彦田正夫、母親は資産家の家から嫁いできたという彦田富枝で、元「ミス江戸川区」との事。両親含む家族全員が車好きで、実家母屋の向かいにあった50坪ほどのガレージには高級車が何台も並んでいたと言います。
ちなみに、彦田嘉之の実家は江戸川区東葛西地区に立つ庭園付きの大豪邸だそうです。
彦田嘉之の家族や弟のコメントにも批判が集まる
なんの罪もない2人の命を理不尽に奪った彦田嘉之ですが、その事故後に彦田嘉之の家族が出したコメントにも批判が集まっています。
事故後、彦田嘉之の家族は「本当に申し訳ないことをした。」と謝罪しつつも「あおり運転をするタイプではない、スピードを出しすぎてコントロールできなくなったのではないか?」と彦田嘉之を擁護するかのようなコメントを出しました。
また、彦田嘉之の弟も「兄は普段から気の荒いほうではなく安全運転する方でした」などと普段の彦田嘉之は暴走運転はしないとでも言いたげなコメントを出しています。
しかしネット上には、普段湾岸高速を走っているトラックドライバー達からの証言が次々と上がってきており、彦田嘉之が普段から暴走を繰り返していた事や、後方から煽られたといった声が多く見られるのです。
この事から、彦田嘉之の家族は嘘をついて彦田嘉之を擁護しようとしているとして批判が起こっています。
彦田嘉之(ポルシェ暴走事故犯人)の会社は「彦田商事」
事故の報道時、犯人の彦田嘉之の肩書きは「会社役員」と報じられていました。
その後ネット上では、彦田義彦が役員を務める会社は、家族経営の会社「彦田商事株式会社」である事が判明しています。
この「彦田商事株式会社」はガソリンスタンドを経営しており、その住所は「東京都江戸川区南葛西2-1-4」です。
「彦田商事株式会社」の登記情報を見てみると、取締役は彦田正夫、彦田富枝、彦田嘉之、彦田和紀の4人で、監査役が彦田春光という事で家族経営だったようです。
ネットの情報では、彦田正夫と彦田富枝が夫婦で、彦田嘉之の両親だと言われています。また、彦田和紀は本人のものと思われるフェイスブックが発見されており、その情報によれば2020年8月時点で33歳となっており、彦田嘉之の息子ではないかとも言われていますが、真偽不明です。
過去の彦田商事株式会社へのクレーム書き込みが注目されている
また、こちらもネットのみの情報になりますが、2018年11月にこの「彦田商事株式会社」へのクレームが書き込まれています。クレーム主は「彦田商事株式会社」の経営するガソリンスタンド付近で自転車で走行中の事故にあった人物でした。
この人物はこの事故で怪我を負い、警察の立会いのもとで救急車の到着を待っていたところ、突然ガソリンスタンドから「彦田商事の社長」が出てきて、「あなたは自転車の方?」と尋ねてきたのだそうです。
この人物が「はいそうですけど何か?」と答えると、この「彦田商事の社長」は「ここは暴走自転車が多いから、自転車は轢かれてしまえばいい」と言い放ち、ガソリンスタンドの中へと戻っていったという事でした。
あくまでもネット上のみの情報であり、この「彦田商事の社長」が彦田嘉之である確証もありませんが、そのサイコパス性を感じるような身勝手な言い分から、この「彦田商事の社長」は、彦田嘉之で間違いないのではないかとの見方がネット上で広がっています。
彦田嘉之(ポルシェ暴走事故犯人)の自宅の住所は?
インターネット上では、危険人物・彦田嘉之への警戒心からか、自宅の特定作業も続けられているようです。
現在のところ、彦田嘉之の自宅住所特定はされていませんが、警察関係者の証言として自宅住所は「東京都江戸川区南葛西7丁目」である事や、週刊文春の記事の情報などから、彦田嘉之の自宅は家族の所有管理するマンションだという事などが明らかになっているため、彦田嘉之の正確な自宅住所が特定されるのも時間の問題かもしれません。
彦田嘉之(ポルシェ暴走事故犯人)の起こした事故のドライブレコーダー映像
彦田嘉之の運転する暴走ポルシェが、被害者の乗用車に追突した瞬間のドライブレコーダー映像がネット上に上がっています。衝撃的な映像なので視聴にはご注意ください。
また、下の画像は事故後に撮影されたもので、大破した「bB」を覗き込む彦田嘉之という事です。
こちらの画像は、「bB」の方のドライブレコーダーの記録を消去しているところなどと噂されていますが、これはさすがにネット上の憶測に過ぎないので間に受けない方が良いでしょう。
ただ、目撃者の証言によれば彦田嘉之はこの時、異常に見えるほど冷静な様子で「bB」の車内の覗き込んで何事か声をかけていたそうで、1人が車外に飛び出すほどの大事故を起こしておきながら、全く動揺している様子が見られなかったそうです。
この点からも彦田嘉之には強いサイコパス性を感じます。
さらに下の画像は、同乗していた彦田嘉之の息子(と見られている)の画像だそうです。
こちらの画像についても、息子がドライブレコーダーの記録を消そうとしているところなどと噂されているようです。
最近ではドライブレコーダーの映像が重要な証拠になることが周知されてきたため、この身勝手な運転の内容などから見ても、彦田嘉之とその息子ならドライブレコーダーを盗んで証拠隠滅を図る事も十分にあり得るとしてこうした噂が拡散されているようです。
彦田嘉之(ポルシェ暴走事故犯人)が事故時に出していた速度は?
上で紹介したドライブレコーダーの映像を見てもわかるように、彦田嘉之の運転するポルシェは凄まじい速度で「bB」に追突しています。
ネット上ではこの事故の瞬間に彦田嘉之がどれだけの速度を出していたのかについても話題になっています。ネット上では彦田嘉之は少なくとも時速200キロ近い速度を出していた事は間違いないと見られています。
下の動画では、元交通鑑識警察官の見解として、この時ポルシェは時速250キロから時速300キロ近くの速度が出ていたのではないかと言っています。
この動画の説明から見ても、これがかなり真実に近いのではないかと思われます。
また、彦田嘉之はこの事故時助手席に息子を乗せていたとの情報も出ていますが、これが事実であれば、息子を乗せて、法定速度の3倍という速度を出すという犯罪まがいの行為をしている事自体がもはや正気の人間ではないと感じます。
今後行われる彦田嘉之の裁判にも注目が集まっており、できる限りの厳罰が下されることを望む声が多くあがっています。
まとめ
今回は、2020年8月に発生した言語道断な自動車事故(暴走ポルシェ自動車事故)を起こした犯人・彦田嘉之についてまとめてみました。
ポルシェを暴走させて前方を走行していたトヨタ「bB」に追突し乗っていた夫婦の命を理不尽に奪った彦田嘉之は、東京都江戸川区葛西地区の大地主の裕福な家族の長男として生まれた生い立ちを持ちます。
彦田嘉之は甘やかされ育ったと言われ、小学生時代には同級生の腕時計を盗む、中学時代には爆弾製造に失敗して指を欠損する、高校時代には無免許運転で人を轢きかけ自損事故も起こすという典型的危険人物だった事などもその後の週刊誌報道などで明らかにされています。
彦田嘉之が役員を務める会社は「彦田商事株式会社」で江戸川区南葛西にてガソリンスタンドを経営しているようです。また、彦田嘉之の自宅は、家族が管理するマンションで住所は「江戸川区南葛西7丁目」と見られています。
ドライブレコーダー映像などから解析して、彦田嘉之は事故の瞬間時速250キロから時速300キロ近くもの凄まじい速度を出していたと見られており、多くの批判が集まっています。
今後、開かれる彦田嘉之の裁判にも注目が集まっており、厳罰を望む声が多くあがっています。