2023年11月23日に発生した「Kアリーナ横浜女性刺傷事件」は、被害者の自作自演だった事が判明しました。
この記事ではKアリーナ女性刺傷事件で当初は被害者と思われていた自作自演の犯人の女性が誰なのかについてや嘘をついた動機、その後や現在などについてまとめました。
この記事の目次
Kアリーナ横浜女性刺傷事件は2023年11月音楽イベントで発生したお騒がせ事件
2023年11月23日17時45分頃、神奈川県横浜市西区のみなとみらいにある音楽施設「Kアリーナ横浜」で、イベントにお客として来場していた女性が腹部を何者かに刺されたとの通報が、施設スタッフからありました。
被害者は40代の女性で、被害者女性はイベント終了後に会場の外に出た際に、自分の腹部に刃物のようなものが刺さっていることに気がついたと説明し、その後、病院に搬送されました。被害者の女性は全治約2週間の軽傷で、25日に退院しています。
イベントスタッフの通報により駆けつけた警察は、傷害事件と見て犯人の行方を追い、鑑識も動員されて大規模な捜査を行なっていました。ところがその後、被害者の女性が「自分でお腹を刺した(刺されたのは嘘)」と自作自演だった事を告白。迷惑極まりないお騒がせ事件としてネットで話題になっています。
なお、Kアリーナ横浜女性刺傷事件が発生した2023年11月23日に行われていたイベントは、MTVが主催する「MTV VMAJ 2023 -THE LIVE-」で、出演者は山下智久さん、韓国グループの「 ASTRO」のメンバーで俳優のチャウヌさん、タイを代表する俳優で歌手のBrightさんらが出演していました。被害者(自作自演犯人)の女性は、この3人いずれかのファンだった可能性が考えられそうです。
Kアリーナ横浜の女性刺傷事件は犯人の目撃情報もなく嘘と判明
出典:https://times-abema.ismcdn.jp/
Kアリーナ横浜の女性刺傷事件は当初は被害者の女性を刺した犯人が逃亡していると見られて、警察による捜査がされていました。
ところが、その後の事情聴取で被害者と見られていた女性が「自分でお腹を刺した」などと誰からに刺されたと嘘をついていた事を供述し始めました。
さらに、犯人の目撃情報もなく、防犯カメラ映像の分析などでも犯人らしき人物が確認できない事などもあって、この女性が自作自演の嘘で起こした騒動であり事件性はないと断定され、11月26日までに警察による捜査は打ち切られました。
23日、横浜市の音楽専用施設の敷地内で腹部から血を流しているのが見つかった女性について、警察は女性が「自分で刺した」と説明したことや、施設の防犯カメラの映像に刃物で襲われる状況が写っていないことから、刺された事実はなく事件ではなかったと発表しました。
Kアリーナ横浜の女性刺傷事件の被害者(自作自演犯人)は大阪の48歳女性
Kアリーナ横浜の女性刺傷事件の被害者(自作自演騒動の犯人)は、これまでの報道などで48歳の大阪府の女性である事がわかっています。
横浜市西区みなとみらいの音楽施設「Kアリーナ横浜」で23日夜、女性(48)が刃物で切られたと通報があった事件で、神奈川県警は26日、女性が事情聴取に対して「自分で刺した」と話し、事件は虚偽だったと明らかにした。
また、女性が当日のイベントには夫と来ていた事なども明かされており、結婚もしている事もわかっています。
県警によると、女性は大阪府在住で、施設で行われた音楽イベントに夫と参加していた。
このKアリーナ女性刺傷事件の被害者(かつ嘘つき犯人)についてのこれ以外の情報は現在の時点ではわかっていません。
Kアリーナ横浜の女性刺傷事件の被害者が自作自演で嘘をついた動機
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Kアリーナ横浜の女性刺傷事件は、当初は何者かの犯人が被害者の48歳女性を突然刺した無差別傷害事件あるいは殺人未遂事件ではないかと見られ、しかも犯人が未だ逃走していると見られたためにネット上でも少し騒ぎになりました。
しかしその真相は、被害者だと思われた48歳女性が「誰かに刺された」と嘘をついて騒いだために起きた自作自演の迷惑騒動でした。
ではなぜ、この当初被害者と思われた嘘つきの犯人である48歳女性がこのような騒動を起こしたのか、その動機にも関心が集まっています。
この自作自演をした犯人である女性は、警察の事情聴取に「自分の中で悩みがあった」などと供述しているとの事です。
「自宅から持ってきた包丁で腹部を刺した。悩みがあった」と述べているという。
この事から、この自作自演の犯人である女性は、何らかの悩みを抱えており、それが動機に関連していると見られています。ただ、悩みがあるから自分の腹を刺すというのは、現在までにわかっている情報だけではよく意味がわかりません。
したがって、この女性が嘘をついて自作自演の迷惑騒動を起こした動機は推測するしかありません。
この女性は自分の腹を刺している事から自傷行為をしているという事になりますが、軽傷だったという報道もあり、そもそも刃物を腹に刺したまま外に出られたという事実から、それほど深く腹に刺したわけでないと推測されます。
しかも大規模イベントで大勢の人がいる状況で誰かに刺されたと騒いでいる事から、この女性は自殺をしようとしたわけではなく、周囲の気を引いて注目されたいというのが動機となってこのような行動をとった可能性が最も高いのではないかと推測されます。
また、事件のあったイベントには、山下智久さん、チャウヌさん(ASTRO)、Brightさんらアイドル的な女性人気が非常に高い方々が出演していました。この事から、ネット上ではこの自作自演の犯人の女性の動機は、自身が執着しているいずれかの出演者の気を引いて心配してもらい、あわよくば何らかの接触を図ろうとした事ではないかとの見方も浮上しています。
Kアリーナで女性が刺された事件が自作自演だったわけだけど、まさか「アタシが刺されたってなったら出演してた山Pがお見舞いに来てくれるかも‼」ってのが動機じゃあねーだろーな。
— bakubaku (@tadabakubaku) November 26, 2023
Kアリーナの自作自演事件。自分の腹を刺して騒ぎを起こせば推しに近づけるとでも思ったのかな。それぐらいしか理由が見つからん。
— かつを (@zizou_42) November 26, 2023
えっ、Kアリーナのあの事件って自作自演やったの!!??
— みち (@michi_B_BB) November 26, 2023
刺傷事件が自作自演というのもかなり怖いけど、その動機が更に怖くて理解できひん。
私もオタクやけど、推しに心配されたいからってそこまでしない。幾ら何でも。
歪んだ愛というかもう狂ってるよ。>RT×2
ネット上では、Kアリーナ横浜の自作自演をした犯人の動機が、推しに心配されたかったからとの説がさも事実のように拡散されています。確かにありそうな話ではありますが、あくまでも憶測なので注意しましょう。
また、この他にも動機として、「いつも退場時に混雑するKアリーナ横浜から早く帰りたかったため、嘘をついて救急搬送されたかったのでは」といった推測も見られます。自分の腹を刺すというエキセントリックな行動をとる女性なのでこれも意外とありえるのかもしれません。
Kアリーナ横浜の女性刺傷事件のその後…自作自演がSNSでトレンド入り
Kアリーナ横浜の女性刺傷事件のその後、事件の真相が被害者だと思われた48歳女性の自作自演だった事がわかると、事件発生直後よりもネット上で大きな話題となり、一時は「自作自演」が「X(旧Twitter)」でトレンド入りしています。
横浜市西区の音楽専用施設「Kアリーナ横浜」で負傷した女性の被害申告が虚偽だったと報じられた件をめぐって26日、X(旧ツイッター)の国内トレンドワードで「自作自演」が1位になった。
被害者と思われた女性の嘘が発覚した後、SNS、ネットの匿名掲示板、ウェブニュースのコメント欄などでは、「人騒がせすぎる」、「よく自分の腹を刺せるな」、「精神的に病んでいる女性だったのでは?」などのコメントが多く書き込まれていたのが現在も確認できます。
【一転】「Kアリーナ横浜」騒動はウソ ケガした女性「自分で刺した」
— ステイ・D@NIKKE【進撃の楽園】 (@stay_d_NIKKE) November 26, 2023
とのニュース
自作自演だったというオチ
自分で自分を刺す覚悟すごすぎるけど
動機はなんなのだろうか
謎が深い事件
続報を待とう
pic.twitter.com/cHDw9GZwBf
他に多く見られたのが「刃物を簡単に会場に持ち込めるとかセキュリティ管理はどうなってんだ」、「刃物を持ち込んでいた事自体が怖い」といった反応でした。
また、一部日本好きな海外勢の中には、このニュースを聞いて「現在も日本には切腹の文化がある、クールだ」などといった、少し趣旨を勘違いした意見を投稿している向きも見られるようです。
ただその後、この嘘の自作自演で世間を騒がせ、警察の業務を妨害した自作自演の犯人の女性がどうなったのかについては特に報道は出ていません。
Kアリーナ横浜の女性刺傷事件の被害者(自作自演犯人)の現在
Kアリーナ横浜の女性刺傷事件で、「誰かに腹を刺された」と嘘をつき、その後自作自演である事が発覚した犯人の女性ですが、上でも触れているようにその後、逮捕されたといった報道は現在の時点では出ていません。
仮にこのKアリーナ自作自演騒動の女性が逮捕される場合は、軽犯罪法違反(虚偽の犯罪の事実を公務員に申告する行為)か、偽計業務妨害罪の容疑となる可能性などが考えられます。
ただ、現在までに明らかになっている情報を見る限りは、この犯人の女性は精神を相当に病んでいる可能性が高いように思われるので、逮捕は見送られるか、あるいは逮捕されたとしても不起訴処分となる可能性が高いと思われます。
警察の業務を妨害したという点(加えてこのケースでは、警察の業務を妨害するのが目的ではないため、悪質性は低いと判断される可能性が高い)以外に、これといった被害が出ていない事もあるため、おそらく特にお咎めなく事件は収束していく可能性が高そうです。
しかし、この女性は当初「誰かに刺された」と嘘の申告しているため、もし、仮にそのまま嘘をつき続けていた場合、全く関係のない誰かが犯人扱いされてネットで晒し上げられたり、最悪の場合冤罪を生み出していた可能性も考えられます。そうした意味で悪質だとしてネットではこの女性を批判する声は現在も多いです。
まとめ
今回は、2023年11月23日に発生し、26日に被害者が嘘をついた自作自演だった事が発覚してネットで話題にされた「Kアリーナ横浜女性刺傷事件」についてまとめてみました。
Kアリーナ横浜女性刺傷事件は、大阪府から音楽イベントに訪れた48歳女性が、イベント終了後に腹を刺されたと申告し、スタッフが通報した事で発覚しました。しかしその後、被害者と思われた女性が「自分で腹を刺した」と真相を告白したため、自作自演のお騒がせ騒動であった事が判明しネットで話題になったという経緯でした。
自分の腹を刺してまで嘘をついて、Kアリーナ横浜女性刺傷事件の騒ぎを起こした犯人ですが、その動機については「自分の中で悩みがあった」と供述しているとの事で、何か精神的な理由があったと見られています。
ネットでは、その動機を「(出演していた)山Pに心配されたかったのでは?」、「混雑するKアリーナから早く出るために救急搬送されたかったのでは?」などの推測が出ましたが、現在の時点では正確な動機はわかっていません。
その後、被害者であり犯人でもあるこの48歳女性は、救急搬送されたものの、全治2週間の軽傷で2日後には退院しています。この嘘つきの現在については不明ですが、精神的に疾患がある可能性も考えられ、逮捕されたり起訴されたりする可能性は低いように思われます。