世の中には多くの事件がありますが、その中でも衝撃的な事件となりやすいのが性犯罪に関する事件です。
今回は衝撃を与えた性犯罪者ランキングTOP15、また顔の特徴や生い立ちなどを総まとめしました。
どれほど衝撃のある事件だったのか、そして1位はどんな衝撃的な事件なのか見ていきましょう。
この記事の目次
性犯罪事件の衝撃ランキング 第15位~11位
15位「赤坂日枝神社内巫女強姦事件」【廣瀬正周】
2008年に東京都千代田区永田町の赤坂日枝神社内で起こった強姦事件です。
神主の一人息子である廣瀬正周が、自身の性欲を満たすために巫女をレイプしたという非道な事件で、自身の立場を利用して抵抗できないようにしていました。
しかし事件から数カ月たってもなかなか逮捕に至らず、被害者女性は自殺を考えるほどの鬱状態にまで陥ることとなります。
その後2009年5月19日に懲役3年の実刑判決(求刑懲役5年)が下されましたが、東京地方検察庁が起訴に消極的であったことなどから、警察側の問題も指摘された事件でした。
14位「埼玉児童性的虐待事件」【施設職員】
埼玉児童性的虐待事件は2006年8月19日に発覚した性犯罪で、埼玉県の民間児童養護施設で起こりました。
犯人は施設で働いていた女性職員。被害者は施設に入所した10代の少年です。
こちらの施設は虐待などにより親と一緒に住めない子供を預かる場で、閉鎖的な環境であったことから、問題の発覚が遅れたとみられています。
加害者の女性は、2004年から2005年にかけて少年と性的関係を持っており、女性の権力に逆らえず、別の女性保育士や男性指導員さえも協力しているような状態でした。
また同施設で暮らしていた別の少年は、この女性職員との関係を拒んだ際に蹴られたり噛みつかれたりするなどの暴力を受けていたようです。
事件は明るみになったものの、少年は「顔も見たくない。これ以上、思い出すのも嫌」と語っており、刑事告訴に至ることはありませんでした。
13位「女児10人性的暴行事件」【柳本智也】
こちらの事件は、計10人の女児が被害者となった性的暴行事件です。
犯人の柳本智也は、平成28年3月~令和4年7月にかけて犯行をおこなっており、2023年1月19日に強制性交罪などで逮捕されました。
”成人女性だと抵抗されて警察に通報されるかもしれないという考えがあり、小学生の女児を狙った”と語っており、帰宅途中の小学生を狙って犯行を重ねていたことがわかっています。
柳本智也は特定のエリアで女児を物色していたとみられており、集合住宅などで帰宅中の女児を待ち伏せし、「殺すぞ」「刺すぞ」などとカッターナイフを見せつけて脅していたようです。
また犯行中に撮影した動画を複製したとする児童買春・ポルノ禁止法違反容疑、さらに集合住宅で成人女性の部屋に侵入・盗撮したとして迷惑行為防止条例違反容疑などでも追送検されています。
12位「滋賀電車内駅構内連続強姦事件」【植園貴光】
この事件は2006年8月に起こった事件です。
滋賀県の男性解体工が特急車内で、女性会社員の隣に座り「俺はヤクザだ」「逃げると殺す」などと脅し下半身を触るなどしました。それだけではなく、さらに約30分間にわたりトイレに連れ込み強姦しています。
周りにいた乗客も異変に気づくものの「何をジロジロ見ているんだ」などと怒鳴られ、車掌に通報もできなかったそうです。
さらにに同年の12月にも事件を起こしており、普通電車の乗客のいない先頭車両で、女性パート店員を脅し強姦に及び、その直後反対方向の電車で女子大生を脅し駅構内の男子トイレに連れ込み強姦しています。
12月の事件がきっかけで逮捕され8月の事件に関与されていることも明らかになりました。この犯人は前科9犯であり、合計6回服役しており、判決は懲役18年の判決となりました。
電車内という多くの目線がある中での大胆な犯行ということもあり、一時話題になった事件です。
11位「狭山事件」【石川一雄】
埼玉県狭山市で起こった事件で、少女誘拐事件が発生し緊急捜査体制が取られました。
犯人は被害者少女宅に金銭を要求し、身代金受け渡し場所に現れるが取り逃がしてしまいます。
翌日、殺害された少女の遺体が発見されました。カバン、万年筆、腕時計が石川一雄の自供により発見されたことは、犯人しか知り得ない物証として各判決の決め手となりました。
この石川一雄は被差別部落出身で元養豚場勤務の鳶職手伝いで、逮捕後に強盗強姦・強盗殺人・死体遺棄・恐喝未遂・窃盗なども明らかになり起訴されています。
犯人である石川一雄は一審では全面的に罪を認めたが、一審の死刑判決後に一転して冤罪を主張、その後、無期懲役刑が確定して石川一雄は服役することとなりました。
この事件については石川一雄が被差別部落の出身であったことから、部落差別との関係を問われ、事件と共に差別に関しても注目が集まり話題となりました。
性犯罪事件の衝撃ランキング 第10位~6位
10位「熊本3歳女児殺害事件」【山口芳寛】
2011年3月に起こった事件で、熊本市内のスーパーで家族で買い物に来ていた3歳女児が1人でトイレに行った後、行方不明になったというものです。当時家族はスーパー中を探し回ったが女児は見つからず警察に通報します。
熊本県警は防犯カメラの映像などから男を特定しますが、男は「スーパーのトイレ個室内で殺害し、リュックサックに入れて運び出した遺体は川に捨てた」と供述します。その供述通り、川近くの排水路で遺体が発見されることとなってしまいました。
この犯人の大学時代の同級生は「新人歓迎会で好きなタイプの女性の話になった時、『小学生ぐらいの女の子』とかが返ってきた」と話しており、家宅捜索では少女の裸などを描いたポルノ漫画が多数押収され、児童ポルノに対する注目も集めた事件となりました。
判決は無期懲役となっています。
9位「座間9遺体事件」【白石隆浩】
座間9人殺害事件は、2017年10月30日に発覚した凶悪事件です。
犯人の白石隆浩が住んでいた神奈川県座間市のアパート室内で、若い女性8人・男性1人の計9人が殺害されており、そのほとんどが金銭目的および性的欲求を満たすためにおこなわれていました。
結果、強盗・強制性交等殺人・死体損壊・死体遺棄罪などの罪に問われ、2021年1月5日に死刑が確定しました。
今回の事件ではSNSを利用してコンタクトをとった女性が多く被害に合っており、Twitterの利用規約が変更されるきっかけにもなっています。
8位「名古屋アベック殺人事件」【小島茂夫・徳丸信久・高志健一・近藤浩之・龍造寺リエ・筒井良枝】
残虐非道な犯行で世間を震撼させた、名古屋アベック殺人事件。
1988年2月23日に愛知県名古屋市で起きた少年犯罪で、カップルふたりがその被害者となりました。
犯人は小島茂夫・徳丸信久・高志健一・近藤浩之・龍造寺リエ・筒井良枝の6人。内5人が未成年でした。
被害者の女性と男性が公園の駐車場に車を止めていたところを犯人グループに襲撃され、男性は気絶するまで全身をめった打ちに。女性は強姦されたあげく、全身にタバコの火を押し付けられ、さらに陰部にシンナーをかけて火を押し付けられるなど、激しいリンチに合います。
その後大ごとになることを恐れた犯人は2人を殺害し、アベックだからという理由で互いの体を抱き合った姿にして、遺体を埋めました。
残虐極まりない犯行から、主犯格の小島茂夫と準主犯格の徳丸信久は、当時未成年でありながら死刑判決に。他4人は懲役刑および5年以上10年以下の不定期刑となりました。
この事件により少年法が見直され、少年への死刑適用問題について大きく議論されるきっかけとなりました。
7位「奈良小1女児殺害事件」【小林薫】
2004年11月、犯人が被害者の携帯電話を使って「娘はもらった」と母親にメールし、そのメールには被害者の画像も添付されていました。
奈良県警察本部は、新聞販売店店員だった男の自宅を家宅捜索し、ランドセル、ジャンパーなどを発見し、誘拐を認めたため逮捕します。
手足にはすり傷があり、この擦り傷は殺害後に意図的につけたものと判明、更に歯も殺害後に数本抜かれていました。
逮捕のきっかけは、女児の携帯電話から男の携帯電話にメール発信がされていたことで、その通信記録から男が割り出されました。男は行きつけのスナックで被害者の画像を店員や客に見せていたこともあったそうです。
さらに男の自宅からは幼児ポルノのビデオ80〜100本や雑誌、盗んだものと見られる女児の下着や衣類が約80枚、およびダッチワイフが押収されており、小児性愛者であったことが判明しています。
この犯人は2013年に大阪拘置所で死刑が執行されました。
小林薫死刑囚の生い立ちや家族!奈良小1女児殺害事件の内容や被害者遺族の現在も総まとめ
6位「阿部定事件」【阿部定】
1936年ととても古い事件でありながら、猟奇的な事件として今でも話題にのぼることがある事件です。
この事件は仲居であった阿部定が1936年5月に東京市荒川区尾久の待合で、性交中に愛人の男性を扼殺し、局部を切り取ったという事件です。
局部を切り取るという事件の猟奇性から、事件発覚後及び阿部定逮捕後に号外が出される程となりました。
裁判の結果、事件は痴情の末と判定され、阿部定は懲役6年の判決を受けて服役します。
釈放後、サラリーマンの男性と結婚するも、男性が自分の妻が阿部定だと知ったことが原因で破局してしまったそうです。
その後阿部定は1971年に置き手紙を残して失踪し、以後消息不明となってしまいました。
性犯罪事件の衝撃ランキング 第5位~1位
5位「おせんころがし殺人事件」【栗田源蔵】
おせんころがしとは千葉県小湊町(現在の鴨川市)にある岸壁で母子3人が1人の男に強姦され殺害された事件です。また、この事件の同一犯人の起こした合計8人の連続殺人事件の通称でもあります。
1948年、ヤミ商売のブローカーとして生計を立てていた栗田源蔵が、三角関係のもつれから静岡県において交際女性を2人とも殺害するという事件を起こします。
さらに1951年8月、栃木県で子供を寝かしつけようとしていた主婦を強姦しながら絞殺した揚句、死姦する事件を起こします。
そして、同年10月には行方不明になった夫を探すために駅に降り立った母子4名を誘い出し、長男と長女を断崖絶壁の「おせんころがし」にて投げ落とした挙句、主婦を強姦して背中に背負っていた次女ごと投げ落としており、その残虐性から、死刑判決をうけています。
幼い子供を殺している上に死姦という性癖があるあたりも多くの注目を集める事件となりました。
4位「北海道・東京連続少女監禁事件」【小林泰剛】
「監禁王子」という言葉を聞けば思い出す人も多いのではないでしょうか?
この事件は2001年、9月に札幌市内で知り合った無職の女性を自宅に連れ込んで2週間にわたり監禁し、ペット用の首輪を付けたり、「ご主人様」と呼ぶよう命令していたというものです。
女性は解放された後に警察へ被害届を提出し、北海道警察は監禁致傷容疑で男を逮捕。
被害者との示談は判決前に成立しており、男に対して懲役3年・執行猶予5年の判決が下されました。
「監禁王子」は執行猶予期間中に東京に転居、そこで知り合った兵庫県出身の少女と交際を始め、2004年2月に少女を脅迫して上京させたうえで都内のマンションやホテルで3ヶ月強にわたり北海道での第一事件の際と同様にペット用の首輪を付けて監禁します。
そこでは女性に「オレは病気だから捕まらないんだ」と主張しますが、警視庁は2005年5月に男を監禁致傷容疑で逮捕します。
「監禁王子」は他にも2003年から2004年にかけ、3人の女性を監禁していたことも明らかになりました。
「監禁王子」は、青森県五所川原市の資産家の家庭に生まれ、裕福な家庭環境で育ったそうです。
当時アダルトゲームに熱中していたものの、母親を亡くしたことで大きな精神的ショックを受け、家出同然に実家を離れ一人暮らしを始め、周囲には「ハーレムを作る」と呟いていたそうです。
そしてこの事件のキーワードとも言える「監禁王子」ですが、これは事件の報道の際に、犯人の整った顔立ちをしていたことからネット上でつけられたあだ名です。
3位「北関東連続幼女誘拐殺人事件」
1979年以降、4件の女児誘拐殺人事件と関連が疑われる1件の女児連れ去り事件が栃木県と群馬県の県境、半径20キロ以内で発生し、これら5事件全てが未解決事件となっており、これら全てを含めて「北関東連続幼女誘拐殺人事件」と言われています。
この中には足利事件も含まれているのですが、足利事件では犯人を逮捕するものの、後に冤罪として無罪が確定しています。
この足利事件の被疑者とされていた男性は1991年に逮捕されているのですが、身柄拘束中であるにも関わらず、その5年後に類似事件の「太田市パチンコ店女児連れ去り事件」が発生してしまいます。
そこから足利事件の解決が不自然であるとされ、逮捕された男性が冤罪の可能性があるとしてテレビ番組などでも大々的に取り上げられます。
そこで、DNA型再鑑定が実施されたところ真犯人と男性のDNA型は一致せず釈放となりました。
ご存知ですか?「北関東連続幼女誘拐殺人事件」。渡良瀬川を挟んで幼女2人の遺体発見。冤罪「足利事件」の現場が左手。対岸でもう1人…。なんと半径10キロ圏で5人の幼女が事件に巻き込まれ、今も未解決。 pic.twitter.com/mzNtY99Hb1
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) 2018年4月30日
2位「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」【宮崎勤】
この事件は4歳から7歳という低い年齢の女児が被害者となった点からも話題になった事件です。
犯人は犯行声明を新聞社に送り付ける・野焼きされた被害者の遺骨を遺族に送りつけるなど、異常で残虐性も高いことから戦後日本犯罪史上にて初めてプロファイリングの導入が検討された事件でもあります。
最終的には1989年7月にこの事件の犯人である宮崎勤が別件のわいせつ事件を起こしているところを被害者の父親に取り押さえられ、現行犯で逮捕されたことで終息します。
宮崎勤は自室に5,763本もの実写ドラマなどを撮影したビデオテープ所有しており、このビデオを分析するために74名の捜査員と50台のビデオデッキを動員しています。
また、宮崎勤はは公判の中で「犯行は覚めない夢の中でやった」「ネズミ人間が現れた」「俺の車とビデオを返せ」など、不可解な発言を繰り返していることからも注目が集まる事件となりました。
1988年の東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件以降から、ずっとオタクへの偏見・差別は今に至るまで続いてるもんなぁ。
— マサキ (@masaki_pepsiman) 2018年5月24日
ついでに言うと、宮崎勤が所持していた漫画・アニメはコレクションの中のごく一部でしかなかったわけで……https://t.co/HjVdVrTd0T
1位「女子高生コンクリート詰め殺人事件」
やはり性犯罪史上最も衝撃を与えた事件はこの事件でしょう。当時はその残虐性からメディアでも多く語られることがなく、そのことから現在では都市伝説のようにも語られている事件となっています。
この事件は1988年11月、不良少年グループが通りすがりの女子高生を拉致し輪姦したという事件で、少年らは少女を40日以上にわたって監禁し、集団で暴行、強姦を行い、最終的には少女に集団リンチを加えて死亡させ、遺体をコンクリート詰めにし、東京湾に遺棄したというものです。
その暴行の中には陰部にマッチの軸木を挿入して火をつける、足首にライターの火を押し付けて火傷を負わせる、少女を全裸にしてディスコの曲に合わせて裸踊りさせる、自慰行為を強要する、少女の顔にマジックペンで髭を描き笑いものにする、少女の陰部に鉄筋を挿入する、肛門にガラス瓶を挿入するなど、残虐性が高いものが多いのです。
他にもにシンナーを吸引させてウイスキー、焼酎などの酒を一気飲みさせたり、夜中の寒い空の中少女を半裸でベランダに出して牛乳や水などを多量に飲またり、などしながら暴行を重ね、最終的には「もう殺して」などと哀願することもあったそうです。
この事件は被害者の遺体が発見されたことから事件が発覚しますが、加害者が全て少年であったこと、犯罪内容が重大・悪質であったこと、犯行期間も長期におよび、少女が監禁されていることに気づいていた周囲の人間も被害者を救わなかったことなどの点で社会に大きな衝撃を与えます。
さらに事件は長く語られ、当時少年であった加害者が大人になり釈放されてからどのように生活しているか?という点はネット上では語られることが多いです。
また、その加害者の一人は釈放されて大人になってからもオレオレ詐欺で逮捕されており、その点もネット上などでは大きく話題になりました。
いつもこの事件を考えると一人の人間を更生させるのは傲慢な事ではないかと思います。
— 山原 義人 (@nqh56495) 2018年5月30日
少年院でいくら本を読んだり写経したりしても過去の罪はけして消えません。社会の目も犯歴を知ればそのような目で見るのが当然です。
それを受け入れて生きるしかないですね。https://t.co/rWtnyOZKgE
この事件の犯人は今は出所してのうのうと結婚し子供まで居る始末
— 蒼吐 (@souto1643) 2018年5月30日
あなたは人として、本当に許せますか?
「女子高生コンクリート詰め殺人事件」日本犯罪史上最悪レベルの事件 https://t.co/ezrRWGfDsa @ YouTubeさんから
女子高生コンクリート詰め殺人事件|犯人の現在や被害者の詳細まとめ
性犯罪者に共通する特徴とは?
このような衝撃を与える性犯罪を起こす犯人にはやはり共通点があるようで、基本的には普段はおとなしくてまじめなタイプが多いとされています。
特に内向型なタイプは犯罪に走る傾向が多いのだそうです。
とは言え、これだけの特徴では犯罪者でなくても当てはまる点があるでしょう。他にもいくつかの特徴があります。
性犯罪者の特徴① 自分が優秀だと思っている
自己主張が強かったり、自己陶酔するタイプは性犯罪者に多いです。このタイプは人を支配したり、征服したりすることで快感を得るので、特に女児に手を出すタイプには普段では大人しくしているものの、子供の前で強く出てしまうというタイプが多いです。
性犯罪者の特徴② 人に依存する
人に依存するタイプの場合は自分が人に愛されているかどうかが気になってしまうタイプとも言えます。人に愛されていると感じれば落ち着いていられるのですが、愛されていないという状態では悲観的になり、ヒステリックな行動に走ってしまうこともあるのです。
性犯罪者の特徴③ 言動や行動が幼稚
特に性犯罪者に多く見られるのはこの特徴でしょう。自身の年齢より年齢差のある年下の異性などに興味を示したり女性的なものが好きなものが多かったり、さらにはほしいものを我慢できなかったりなどするタイプです。
性犯罪者の顔の特徴とは?
犯罪者は非犯罪者に比べてバリエーションに富んでいる?
性犯罪者の性格的な特徴などもありますが、実は顔にも特徴があると言われています。あくまで性犯罪ではないものの、犯罪者の顔には特徴があるという研究もすすめられているようです。
顔の特徴として、犯罪者は非犯罪者と比べて鼻の先と唇の両端を結ぶ角度が平均19.6%小さく、上唇の曲率が平均23.4%大きい。また、左右の目頭の間隔は犯罪者が5.6%狭かったということがわかりました。
さらに興味深い点があります。犯罪者は人口に占める割合が低いにも関わらず、犯罪者の顔の特徴は非犯罪者のそれに比べてバラエティーに富んでいる、ということもわかりました。
しかし、顔の特徴で犯罪者がハッキリと判別することが出来るというわけではなく、顔の特徴が犯罪者に近い人が犯罪を犯すのか?それとも、犯罪を犯してから人の顔が変化していくのか?
という部分も焦点となっています。
人の顔は感情や生活によって変わるものとも言われていますし「性格は顔に出る」なんて言葉もあるので、もしかしたら顔の特徴と犯罪者には何かしらの関係があるかもしれません。
性犯罪者の生い立ちによる関連性
性犯罪者の80%以上が虐待やいじめを受けていた
顔や性格などの特徴、さらに生い立ちなども共通するものがあるといわれています。
やはり多く言われているのが幼少期に何かしらの精神的ショックを受けたり、いわゆる普通の生活を送れることが出来なかった場合は性犯罪や何かしらの犯罪を起こしてしまうことが多いです。
日本では加害者本人と家族を別個の人間として見ずに、「犯罪者を生み出した家族」と見る傾向が強いようだ。加害者が既婚者なら妻が、未婚、または事件を機に離婚した場合は両親が、連帯責任を負わされるかのように同一視され、過酷な状況に置かれる。これはどの犯罪にもいえることだが、“性”に関する犯罪となると白眼視の度合いはさらに強まる。
引用:「育てられ方」と性犯罪は相関関係があるのか | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
ただ実際に過去の調査では幼少期に何かしらのアクションがあった人が性犯罪を犯しやすいというデータも出ています。
「海外では疫学調査されていて、性犯罪者の80%以上が、幼少期に何かしらの性的虐待や親からの虐待、または陰惨な激しいイジメにあっているとデータで報告されています。“男の子がトイレで大人に性器を触られた”“性交渉を目の当たりにしてしまった”“露出狂に遭遇した”なども立派な性的虐待です。」
こういったことを踏まえると、やはり幼い頃の生い立ちなどは全く関連していないとは言いがたいでしょう。
性犯罪者の事件や犯人の特徴について総まとめすると…
・犯罪者の顔の特徴は非犯罪者のそれに比べてバラエティーに富んでいる
いくつかの性犯罪を紹介しましたが、今回紹介した以外でも性犯罪はいくつもあります。
また、犯人が捕まっていないものなどもあるのです。性犯罪者の特徴が全てその通りというわけではありませんが、このような調査が進んでいき、性犯罪が減ることを願います。