国内でもさまざまな映画賞を受賞した映画監督・石井裕也さんですが、2018年6月に相楽樹さんと再婚したことが話題になっています。
石井裕也さんと元嫁・満島ひかりさんの結婚や離婚原因、また相楽樹さんとの再婚や子供情報など総まとめしました。
石井裕也のプロフィール
才能あふれる若き映画監督・石井裕也
石井裕也さんは映画『川の底からこんにちは』や『舟を編む』など国際的に高い評価をされた映画の監督を務めてきた才能あふれる若手監督です。
2018年6月に一部スポーツ紙で12歳年下の女優・相楽樹さんとの結婚&妊娠が報じられ話題になっています。
本名: 石井 裕也(いしい ゆうや)
生年月日: 1983年6月21日
出身地: 埼玉県浦和市(現・さいたま市)
職業: 映画監督
ジャンル: 映画
活動期間: 2005年 –
配偶者: 満島ひかり(2010年 – 2016年)、相楽樹(2018年 – )
事務所: ブレス・チャベス事業部
引用:Wikipedia – 石井裕也
石井裕也、母親を7歳で亡くし男手一つで育つ
石井裕也は早くに母を亡くしたことが映画監督に繋がる
石井裕也さんは銀行員の父親と母親、兄がおり、母親は7歳の頃に病気で他界したため父親に育てられました。
そのため、石井裕也さんは幼い頃から人間の死生観について深く考えるようになり、高校生の頃に自分が生きている実感を強く感じられることが映画を撮ることだと気づき映画監督を目指し始めました。
石井裕也さんは大阪芸術大学に進学すると、映画撮影のためのお金を稼ぐためにアルバイトに没頭し映画を作り続けました。
そして、2005年に大阪芸術大学の卒業制作として映画『剥き出しにっぽん』を発表し、「監督第24回そつせい祭グランプリ」を受賞、2007年には「第29回ぴあフィルムフェスティバルグランプリ」も受賞しました。
石井裕也、若くして日本より海外で評価される
若くして世界で評価されてきた石井裕也
その後も日本大学大学院芸術学研究科で映画の勉強を続けた石井裕也さんは当時制作した複数の映画作品が海外でも高い評価を得るなどその才能を早くも開花させました。
石井裕也さんの映画『剥き出しにっぽん』を始めとした『反逆次郎の恋』、『ガール・スパークス』、『ばけもの模様』の4作品は、2008年に第37回ロッテルダム国際映画祭や京都国際学生映画祭、TAMAシネマフォーラム、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭など名だたる映画祭で上映されました。
当時石井裕也さんは日本国内では知られた無名でしたが、海外の映画祭で若手新人映画監督の自主制作映画が特集されるということは異例のことで、各上映チケットは前評判からすべて完売しており4000人を動員しました。
そして、その後石井裕也さんのこれらの映画作品は第32回香港国際映画祭でも上映され、アジア・フィルム・アワードにおいて第1回「エドワード・ヤン記念」アジア新人監督大賞を受賞するなど日本で名前が売れる前に世界で名監督だと認められています。
昔「石井裕也知ってる?俺の弟なんだけど映画撮ってるんだよ。そのうちきっと有名になるから(笑)」と隣で飲んでた男性に言われた事を思い出した。当時は誰やと思ったけど数年後に一人でえーっっ!?マジか!ってなった。
— にょにょんにょ (@_agedas_) 2018年6月21日
石井裕也、映画『舟を編む』で日本アカデミー賞史上最年少受賞
石井裕也の代表作のひとつ『舟を編む』
俳優・松田龍平さんを主演に起用した石井裕也さんの映画『舟を編む』は2013年9月に「第86回アカデミー賞外国語映画部門日本代表作品」に史上最年少となる30歳で選出されました。
本作は第37回日本アカデミー賞において「最優秀作品賞」、「最優秀監督賞」、「芸術選奨新人賞(映画部門)」を始め、国内で名だたる賞を受賞した話題作でした。
作家・三浦しをんさんのベストセラー小説を原作に映画化した作品で、アメリカのアカデミー賞においても日本代表作品として選出されています。
辞書の編集者をユーモラスに描いた『舟を編む』
松田龍平さん演じる主人公の馬締光也は玄武書房に務める変人編集者で、辞書編集部に配属されたことで他の個性的な編集者らとともに辞書の世界にのめりこんでいく姿をユーモラスに描いています。
馬締光也は元々営業部員でしたが、定年退職を目前に控えたベテラン編集者の荒木に目をつけられて辞書編集部に引き抜かれ、社内で「金食い虫」と揶揄される辞書編集部の中で馬締光也は持ち前の言葉への深いこだわりから才能を開花させていきます。
個性的な編集部員のひとり・西岡をオダギリジョーさんが演じ、馬締光也が恋をしてしまう下宿先の娘・林香具矢を宮崎あおいさんが演じています。
2016年10月から12月までテレビアニメ版も放送されました。
石井裕也、20代最後の力作 映画『ぼくたちの家族』
自身の亡き母を重ね合わせた家族を描く作品
石井裕也さんは大学時代から多くの家族の絆を描いた作品を制作してきましたが、2014年の映画『ぼくたちの家族』では病気で亡くした自身の母に重ね合わせ、余命宣告された母を救おうと奮闘する家族の姿を描きました。
石井裕也さんは前作『舟を編む』が世界中で絶賛されましたが、20代最後の作品として原点に立ち返り家族の愛について全力で制作に臨みました。
この作品は石井裕也さんが7歳で病死した母親を元にしたものではなく、早見和真さんの実体験に基づく小説を原作にした作品ですが、石井裕也さんは亡き母への想いを作品に込めたことでしょう。
同作品は「第6回TAMA映画賞最優秀作品賞」を始めとした数々の賞を受賞して国内外で高い評価を得て、香港での上映が決まると台湾、韓国など世界13ヵ国から上映のオファーが来ました。
原作の早見和真さんが2008年に母親が病気により余命宣告され、「母が亡くなった後に執筆をしては美談になる」という理由から母親の闘病中に連載を開始し、母親、父親共に応援していましたが5年後に他界してしまいました。
本作は脳腫瘍により余命宣告をされた母親・玲子が認知症も発症する中で家族に対して本音をぶちまけるようになり、それまでの普通で平穏な家庭が絶望の淵に立たされるところから、家族の絆の再生を目指して奮闘する家族の姿を描いています。
主演を務めた妻夫木聡さんを始め、池松壮亮さんなど役者陣の名演も高く評価されており、国内外の著名人から大絶賛された作品となりました。
石井裕也の元嫁は満島ひかり~離婚原因は子供が出来なかったこと?
石井裕也、映画『川の底からこんにちは』で満島ひかりと出会う
史上最年少でブルーリボン賞を受賞した石井裕也
元嫁・満島ひかりさんと出会った映画『川の底からこんにちは』は2009年の第19回PFFスカラシップ向けの作品として制作されました。
この作品は第60回ベルリン国際映画祭に正式出品され、「モントリオールファンタジア映画祭作品賞」を受賞しました。
そして国内においては初めての興業デビューを果たした作品となり、「第53回ブルーリボン賞監督賞」を史上最年少となる28歳で受賞しました。
この作品はぴあフィルムフェスティバルでグランプリを受賞した『君と歩こう』と同時制作されていたもので、満島ひかりさんも「モントリオールファンタジア映画祭最優秀女優賞」を受賞しています。
石井裕也監督がぴあフィルムフェスティバルでグランプリをとったとき、これほど監督になると思ってなかった。すごい。
— ころろん (@koro08232017) 2018年6月27日
派遣OLがシジミ工場経営に乗り出す『川の底からこんにちは』
派遣のOLをしていた満島ひかりさん演じる佐和子が父親の病気をきっかけに実家のしじみ工場を継ぐことになり奮闘するなかで人間的成長をする姿を描いた作品です。
この作品の主演女優を選ぶに当たって満島ひかりさんは脚本を読んで気に入ってしまい「私を選ばないと損しますよ~」と石井裕也さんに直談判していたことを明かしています。
また、石井裕也さんはこの作品はそれまでの海外で先行評価されていたこともあり、「日本の観客に観てもらいたい」と語っています。
石井裕也、満島ひかりとの離婚原因は子供?永山絢斗との浮気?
石井裕也さんは満島ひかりさんと1年の交際期間を経て2010年10月に結婚しましたが、2016年の年明け(2015年年末とも)に離婚しています。
離婚理由として公式発表では価値観の違いといっていましたが、実際は石井裕也さんが子供を望んでいたようで、それも原因の一旦のようです。
また、2015年年末に離婚していますが、実際は長く別居状態だったそうで、2015年9月には俳優の永山絢斗さんと食事しているところを目撃されています。
しかし、交際に至ったのは離婚成立後のようで、実際は報道されているような不倫関係ではなかったようです。
本当の離婚理由は当人同士にしかわかりませんが、結婚後の満島ひかりさんは大ブレイク、その一方で「俺なんかだめだ」と石井裕也さんが愚痴ってばかりだったともいわれています。
「石井さんは、自らのオリジナル脚本で映画を撮りたいという思いを持つ映画監督なんです。しかし、彼が監督を務めた’14年の映画『バンクーバーの朝日』は、原作がある映画でした。『舟を編む』に続いてまたも“原作モノ”映画のオファー、ということに石井さんは不満だったようです」
そして『バンクーバーの朝日』は興行的にも奮わなかった。
「それ以降、石井監督は何かイヤなことがあるたびに『バンクーバーの呪いだな』とボヤいていたそうです。当時の不満を引きずっているのでしょう」
「満島さんは、初対面の監督に対しても『私を使わなきゃ損しますよ!』というくらい“男勝り”の性格の持ち主。それだけに石井監督の女々しいボヤキに嫌気が差したのでしょう。満島さんの方から三行半をつきつけたと聞いています」
満島ひかりさんとしては、これが一番の離婚の決め手になったのかもしれませんね。
石井裕也、相楽樹とできちゃった再婚を発表!!
石井裕也、12歳年下の女優・相良樹との結婚と妊娠を同時発表
石井裕也、自身の作品の女優・相楽樹と再婚
2018年6月に一部スポーツ紙が石井裕也さんと12歳年下の相楽樹さんとの結婚&妊娠が報じられて話題になっています。
石井裕也さんと相楽樹さんは2018年春には婚姻届を提出して再婚していたようで、相楽樹さんはすでに安定期に入っていることから年内の出産を控えていると報じられました。
相楽樹さんは2016年のNHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロイン演じる高畑充希さんの妹役で出演し、『酔わないウメッシュ』のCMなどでも好評を博し「昭和顔」と呼ばれてブレークした今後が期待される女優でした。
相楽樹さんは自身のオフィシャルブログで石井裕也さんとの結婚について以下のようにコメントしていたようです。
報道を受けて相楽はブログを更新し、「私事ではございますが、この度石井裕也さんと入籍いたしました」と報告。
さらに、「新しい命も授かることができ、現在は穏やかな日々を過ごしております」と妊娠を認め、「これからの人生を彼と共に過ごし、家庭を守っていきたいと思います」などとつづっていた。
石井裕也さんは元嫁・満島ひかりさんと離婚した際には「女優は気が強くて懲り懲り」と周囲に語っていたようですが、相楽樹さんは満島ひかりさんよりもおしとやかな女性のようです。
石井裕也さんは自身の作品女優との結婚が続き羨む声も多いようですが、監督と女優の熱愛、結婚は決して少なくありません。
石井裕也、嫁・相楽樹に結婚条件として「女優引退」を要求?
石井裕也は相楽樹とドラマ『乱反射』で知り合った
石井裕也さんが相楽樹さんと知り合ったのはまだ公開されていないドラマ『乱反射』のオーディションからで、2017年8月頃から熱愛していたと言われています。
このドラマはテレビ朝日系の名古屋のロカール局・メ~テレの開局55周年記念となるドラマ『乱反射』で妻夫木聡さんや井上真央さんが主演していましたが、現在までに放送の予定は立っていないようです。
その理由として考えられるのが、石井裕也さんが相楽樹さんとの結婚に当たって相楽樹さんの事務所と話し合いをした際に、すでに妊娠させていることがわかったため事務所は激怒したようです。
「石井監督は16年、満島ひかりと離婚していますが、『週刊女性』の取材によると、失敗の原因は彼女が結婚後も仕事を続けたことだと思っているらしく、相楽に『女優をやめろ』と迫ったそうです。そのため、相楽の事務所サイドは、相楽や石井監督を交えて、何度も話し合いを続けたそうですが、その最中に妊娠が発覚。さすがに事務所の人間もブチギレ状態にあるようです」
その関係でドラマが御蔵入りの危機にあるのかは不明ですが、相楽樹さんが家庭に入り女優としての仕事をセーブすると言っていることから非常にナイーブな状態にあるようです。
石井裕也さんが元嫁・満島ひかりさんと離婚してしまった理由は、満島ひかりさんは結婚してからも家庭に入らずに女優業を続けたため石井裕也さんの望んだ家庭の形ではなかったことが大きいようです。
しかし、相楽樹さんは妊娠していることもあり、石井裕也さんの望み通り家庭に入ることをブログで発表しており、しばらくは女優業を休業する方向で考えているようです。
相楽樹さんは育児が一段落すれば女優業に戻ってくると思いますが、現在の様子では離婚の心配もないのかもしれません。
石井裕也について総まとめすると…
・石井裕也と満島ひかりの離婚原因は諸説あるが、愚痴っぽい石井裕也に嫌気がさしたとみられている。
・石井裕也は相良樹は2018年春にできちゃった結婚をした。
・石井裕也は結婚を機に相良樹に「女優引退要求」をしたといわれ、また、突然の妊娠に嫁の所属事務所は大激怒している。
大学時代から世界的評価を得て、『川の底からこんにちは』『舟を編む』『ぼくたちの家族』などで高い評価を得てきた映画監督・石井裕也さんについて総まとめしてきました。
石井裕也さんの映画監督としての才能は7歳で亡くした母親への想いが大きいと思いますが、誰よりも家族の暖かさを求めた石井裕也さんは相楽樹さんという伴侶を得て幸せを手にしたのでしょうか。
嫁となった相楽樹さんは年内には第一子の出産を控えているようなので、石井裕也さんや相楽樹さんの影響を受けて子役デビューを果たす日が来るかもしれませんね。